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2008-10-25 Subway Silence / Giovanca (’08)

「現在進行形の渋谷系サウンド」なんていうセンスの悪いキャッチコピーはおいといて、内容としては確かにいい意味で90年代を思わせる。どの曲もほんのりファンキーでメロディアス。特に"Joyride"におけるサビのメロの美しさといったらもう。しかし(プロデュースの)ベニー・シングスってこんなによかったかー。ちょっと聞きなおしてみよう。[soul/r&b/pops]

Dirk_DigglerDirk_Diggler 2008/10/26 05:55 美人でビックリするよねこの人(元モデルらしい)。去年出たソロ作「ベニーズ・アット・ホーム」はジョヴァンカさんとのデュエット曲なども収録されていて凄く良いです。

third_stonethird_stone 2008/10/26 20:38 うん、持ってるんだけど、あんまりピンとこなかったんだよねー。ジョヴァンカとのデュエット曲はすごく好き。個人的に女声が好きってのもあるんだろうな。

geckogecko 2009/11/03 01:28 キャッチコピーセンスの悪ぅ〜大柴っ♪

2008-08-23 There it is ! / Lionel Hampton (’72)

ビッグバンドジャズで有名な御仁ですが、こんなソウルジャズも残してるんですな。なんつったってレーベルはブランズウィックですから。そして、プロデュースはユージン・レコードと。ヴィブラフォンの響きはクールなんだけど、楽曲はメジャー調が多くラウンジ的な温かみがあります。 [souljazz]

tanouxtanoux 2008/08/23 15:21 えーっ、こんなの出してたんだ。知らなかったです。
ロイ・エアーズのノーザン・ソウル版みたいな感じですか?
ヴォーカル曲はないの?

third_stonethird_stone 2008/08/24 02:38 ロイ・エアーズとは全然雰囲気違いますねえ。それこそブランズウィックの諸作のほうが感じは似てるかも。ヴォーカルはないです。コーラス程度なら入ってますけど。

miximixi 2009/10/06 10:43 驚愕の事実!!ほんとにアツイ♪

2008-07-22 The Fish That Saved Pittsburgh / Thom Bell (’79)

トム・ベルが手がけたサントラなんですが、ほとんどフィリー・コンピですわ。下手な説明をするよりもメンツを見てもらったほうがソウルファンには説得力があるでしょう。フィリス・ハイマン、シルヴァーズ、スピナーズ、フランキー・ビヴァリー、フォー・トップス、そしてウィリアム・ハート(exデルフォニックス)のソロ名義!うーむ、すげえレア。トム・ベルなので曲も聴きやすいし激オススメ。でもあんまり売ってない。再発しろ再発![soul/soundtrack]

tanouxtanoux 2008/07/22 04:39 うわ、これ欲しい。存在は知ってたけど、初めてジャケットを確認しました。
権利関係が分散してるので、CD化は難しいだろうと思います。レコードで見つけたら「買い」の方がいいかも。

third_stonethird_stone 2008/07/22 23:06 ですねー。でもきっと高騰してますよ。

2008-07-20 A Piece of the Action / Mavis Staples (’77)

メイヴィス・ステイプルズというと、どうしてもステイプル・シンガーズ=STAXのイメージがありますが、これはCurtomから出てます。となれば、プロデュースは当然カーティス・メイフィールド。もともと南部の音は洗練されていないことが多く、それほど好みではないのですが、声自体はディープなのも好きなので、この取り合わせは絶好。ファンク系の楽曲にメイヴィスの声がドはまり。ちなみに一応サントラなんですが、普通にソロアルバムとして楽しめます。(今回は久々にソウル用語がいっぱいでした!)[soul/soundtrack]

2008-07-19 Natalie / Natalie Cole (’76)

言わずと知れたナット・キング・コールの娘。90年代の"Unforgettable"の大ヒットの印象が強いですが、ジャズ/ソウルを愛する人間としてはデビュー時の70年代作品群は見逃せないところ。どの曲も粒ぞろいですが、やっぱり冒頭の"Mr.Melody"が突出して素晴らしいです。だてに有名曲じゃないわな。→試聴。ついでに同曲の岩崎宏美バージョンはこちら。やっぱこの人すげえな…。[jazz/soul]

2008-07-18 Midnight Rain / Urszula Dudziak (’77)

ポーランドの女性ジャズボーカリスト。目つき怖い。日本ではあまり知名度がないようですが、海外では誰もが知ってる、かどうかは全然知りません。聴き所はやっぱりスキャットですね。半ば変態的な高音スキャットとか悶絶しそうになります。曲自体はファンキーでフュージョニック(造語)。かっこいいです。ドラムはスティーブ・ガッド。[jazz/fusion]

2008-07-16 Pedrophilia / Busy P (’08)

Ed Bangerの主催の人です。最近はフレンチエレクトロも食傷気味かなあ、と思っていたところにこの強烈な一発!かなりヒップホップ寄りなんですよ。いや、むしろヒップホップサイドの人がエレクトロを取り入れたくらいの感じ。これは停滞気味のフレンチエレクトロにとって新機軸と見ていいのでは。[electro/hiphop]

2008-07-13 Madame Claude / Serge Gainsbourg (’77)

ファンクはアメリカの黒人だけのものではない。とはいえ、まさかこんなところにまで侵食していたのは意外といえば意外。有名どころだし。HMVには"フレンチ・フュージョン"と書いてあるが、それも間違いではないな。どっちかというと、当時流行したブラックスプロイテーション・ムービーおよびそのサントラの影響だとは思うが。[soundtrack/jazzfunk]

2008-07-12 S.T. / Lovesmith (’81)

ソウルファンには"UNDER MY WINGS"で有名なSMITH CONNECTIONが名前を変えて81年にモータウンからリリースした盤です。どうやらリイシューするようですね。めちゃめちゃ内容良いので、これは絶対に買いです。画像をクリックするとHMVの予約ページに飛びます。ちなみに、他のレビューもamazonなどで扱いがあるものに関してはリンクがはってありますので有効活用してください。(アフィリエイト厨だと思われるとアレですが…)[soul]

2008-07-11 S.T. / Klaus Nomi (’81)

この方についていろいろ調べていくうちに、大きな誤解をしていたことに気がつきました。ニューウェーブというフォーマットがこの風貌を作り出したかのような記載をしましたが、クラウス・ノミクラウス・ノミ自身が作り上げた偶像であって、あくまで孤高の存在であったのです。確かによく考えてみると、典型的なニューウェーブとはちょっと違うし。この動画を見てください。"Total Eclipse"のライブ映像ですが、途中二人のダンサーが加わり、そして去っていく場面は芸術そのもの。お腹がよじれて涙が止まりません。ちなみに、この格好は彼なりにロボットや歌舞伎などを解釈して表現した姿であるとのこと。[newwave]

2008-07-10 Simple Man / Klaus Nomi (’82)

エイズで急逝したおっさんがドイツ語訛りの変な英語でうたうオペラ・ロック(ロック・オペラではない)。マシナリーな8ビートが80年代っぽくていいねえ。しかしまあ、これこそがいわゆるニューウェーブなんだろうけど、ほんとにどうしちゃったの、そのメイクと髪型は…。あーもうこっち見んな!!怖いよ!!とりあえずニコ動面白いので見たらいいと思うよ。→これ。これ見た後から「シンプルマン」が「チンポロマン」にしか聞こえなくなった。[newwave]

2008-07-09 Mirror of My Mind / Ryo Kawasaki (’79)

日本人によるジャズの流れでもう一枚。ギタリスト川崎燎のサウダージ感が気持ちいいフュージョン名盤。フュージョン…うーん、フュージョンなんだろうけど、その単語から軽薄な内容を想像されてしまうのは本意じゃないです。お洒落でスムーズで気持ちいいんだけど案外深みのある演奏だと思いますよ。ハーヴィー・メイソンマイケル・ブレッカーアンソニー・ジャクソン。[brazil/fusion/jazz]

2008-07-08 Drum Method / TAKESHI INOMATA & SOUND L.T.D. (’72)

日本産ジャズの懐の深さは結構知られるところですが、ジャズファンクもいいものがたくさんあります。これはその最たるもの。もともとドラム教則用らしいんだけど、教則でこんなジャズファンクを使うかっつう話で、まったく素晴らしいセンスですね。ちなみにアマゾンにはありませんが、去年CD化されてます。早くも廃盤ぽいですが。[jazzfunk]

2008-07-07 S.T. / Rudy Love & the Love Family (’76)

とてもいいファンク。"Shake your tail feathers"が素晴らしすぎるよ。これ、全然知らなかったんだけど、調べたらそこそこ知られた盤みたい。くそぉ、なんか悔しいな。俺の知らないところにまだまだこんな好盤が眠ってるとは。1枚の名盤に出会うために100枚のカス盤を通過しなきゃいけないのは苦行そのものだけど、こういう出会いがある以上どうしても音楽聴くのをやめられないんだよなあ。[funk]

2008-07-06 Predator / Manu Kenton (’08)

普段は70年代のソウルとかジャズがどうのと言ってるくせに、ときどきこういう脈絡のない浮気をしてしまうんですね。別に事前情報をもってたわけでもないんですが、この出会いには何かの縁があったのでしょうか。すごくハードでミニマルなんですが、これが噂のハードミニマルってやつですか?どうなんですか?すいませんね、全然詳しくないんですよ、てくのとか。でもこれはとても面白い。3拍子面白い。ボンゲボンゲと打つキックが陶酔的。[techno]

2008-07-05 S.T. / Robson Jorge & Lincoln Olivetti (’83)

ファンキーブラジリアンフュージョンポップってことでいいですか、これ。ほぼインストなのに、こんなにポップって凄いことですよ。そのへんてのは自分の目指すひとつの方向なので、とても参考になります。ダサくなるぎりぎり一歩手前のメロディアスっぷりに痺れっぱなし。この人たちブラジリアンファンク周辺では有名みたいなので、ちょっと他の作品も追ってみたいなあ。どれもレアで、現状コンピとかでしか聴けなそうだけど。[brazil/funk]

2008-07-04 Black Rose / Hil St. Soul (’08)

良質のR&Bという表現がしっくりきます。音の広がりも気持ちよくてすごくいいアルバムなんだけど、特徴らしい特徴がないから売るほうは売りにくいんだろうなとか邪推してみたり。無理やりにでもキャッチフレーズとか作るのは案外意味があることだと思います。[r&b]

tanouxtanoux 2008/07/04 22:33 うん、キャッチフレーズは大事だと思います。呑み込まれてイメージが固定されてしまうおそれもあるけれど、それはアーティストの頑張り次第だし。
取りあえず何か作ってあげるといいのにね。僕もこのアルバム好きですよ。
(あと、クインシーのCDがあるとわかって嬉しい…別エントリーの話だけど)

third_stonethird_stone 2008/07/05 01:29 紹介をみると、ザンビア出身ロンドン育ち、現在はUSを拠点に活動とか、実にどうでもいいことしか書いてませんからね。もったいない。

2008-07-03 Blossom Dearie / Blossom Dearie (’59)

ゆるふわジャズ週間は終わり!なんて言っておきながら、これを聴いたらあっという間に再燃してしまいました。再燃つうか消えてなかったみたい。世間じゃカマトトボイスなどと言われてるので、アニメ声優のような声で歌うのかと思ってましたが、割と普通でしたね。アイドル歌謡とかを聴いてるから普通に思えるだけかもしれません。しかしなあ、こういうストレートなジャズを聴いてほんわかするようになったというのは、つまりオヤジになったということなんだろうか。ジャズはジャズでも攻撃的なのは全く聴く気が起きないから、きっと疲れてるんだな。[jazz]

2008-07-02 Jamalca / Ahmad Jamal (’74)

50年代から活躍し、現在も現役ということでべらぼうな数の作品がありますが、レアグルーブもしくはヒップホップ世代として取り上げるべきは、当然エレピを中心にフューチュアした70年代のジャズファンク期ということになろうかと。個人的に生涯のフェイバリットだと思っている"Misdemeanor"(→試聴)のほか、"Ghetto Child"(→試聴)、"M*a*s*h Theme"(→試聴)など大名曲が目白押し。それにしても、こんなに気軽にYouTubeで試聴できるなんて、なんていい時代になったんだろう。まあ、とにかくものすごいアルバムだと思います。無人島に持っていく10枚の中に入るな。なんとかCD化されないもんだろうか。[jazzfunk]

2008-07-01 Body Heat / Quincy Jones (’74)

せっかくクインシーを紹介したんでこれも。メロウ大魔神であるところのリオン・ウェアが参加していることでも知られていますが、実にウォームで体から力が抜けていくような気分になります。フレージングやアレンジは明らかにファンクの曲でさえメロウに聴こえてしまうのはサウンドデザインの手腕か、それとも俺の主観か先入観か。どっちにしても、それだけメロウソウルの象徴的アルバムだってことは間違いないですわ。名曲"If ever lose this heaven"は絶対に聴いておくべき。→youtube(音悪し)[soul]


※そういえば過去にもクインシーのレビューをしてたのでリンク貼っておきます。

MELLOW MADNESS(’75)

SOUNDS...AND STUFF LIKE THAT!!(’78)

2008-06-30 I Heard That / Quincy Jones (’76)

70年代中期〜81年までのクインシー・ジョーンズ作品は全てメロウソウルファンが泣いて喜ぶような素晴らしいものばかり。「You've Got It Bad Girl('73)」「Body Heat ('74)」「Mellow Madness('75)」「Sounds... And Stuff Like That!('78)」「The Dude('81)」 どれも名盤すぎるくらい名盤ですなあ。この中で、今回のアルバムだけ唯一CD化されてないのですが、それは多分このアルバムの構成が変だからでしょう。2枚組で、1枚は新録、1枚はベストという変則技。ただ、新録の曲のほうは上述のアルバムたちに負けず劣らず素晴らしい内容となっております。なので、ベストのほうがかぶるから余分だと思っても、LP見つけたら買わないともったいないですよ。[soul]

tanouxtanoux 2008/07/02 13:48 知らなかった! ただのベスト盤だと思ってました。
CD出たら買います。新録の1枚だけCD化すればいいのに。。。

third_stonethird_stone 2008/07/02 15:50 CDにはならないでしょう、きっと。

tanouxtanoux 2008/07/02 21:34 えーっ。じゃあ、ジンジャーさんが持ってるLPを譲ってください。
あ、新録の1枚だけでいいです。

third_stonethird_stone 2008/07/02 22:54 盤面に直接宛名を書いて裸で郵送してやる!

tanouxtanoux 2008/07/03 00:08 ホントにやりそうな気がするので、ちゃんと自分で買います(笑)。

区員恣意徐恩頭区員恣意徐恩頭 2008/07/03 13:04 国内盤で一度、CD化されてますよ。

http://www2c.airnet.ne.jp/stevie/QUINCY%20JONES/QUINCY%20JONES.html

私も持ってますので間違いなくCD、存在してます。

third_stonethird_stone 2008/07/03 17:51 うお!情報ありがとうございます。そうか…CD化されてましたか。

2008-06-29 Sunflower / Milt Jackson (’73)

ゆるふわ愛されジャズ週間もそろそろ終わりだな。さすがに飽きた!で、最後はこの作品。ジャケも美しいがサウンドも美しい。結局CTIになるんだな。メンツ豪華ですよ。ハービー・ハンコックフレディ・ハバードロン・カーター、ビリー・コブハム。[jazz]

2008-06-28 Explorations / Bill Evans (’61)

ポール・デスモンドの流れで大人っぽい優美なジャズを聴きたい、ということで引っ張り出したのがビル・エヴァンス。これもまた名盤の誉れ高い一枚ですね。この人のピアノはリリカルで優しくはありますが、こう、隙がないんですなあ。薄いガラスのようなイメージ。当時としては新しいスタイルだった、コードから解放された自由なモード奏法がそのリリシズム自体を表現してるといえます。誤解を恐れずに大胆な説明をしてしまうと、和音であるコードってのは、ある意味太くもっさりしてるわけだ。だけど単音主体のモードってのは、どうしても浮遊感や脆さ、はかなさが前面に出てくる。いわば点描画のようなサウンドなんですね。[jazz]

2008-06-27 The Incredible Jazz Guitar Of / Wes Montgomery (’60)

モダンジャズに関しては昨日も書いたとおり、これまであまりピンとこなかったんです。勉強のために名盤といわれているものを一気に買って聴いた時期もありましたが、結局大半は売ってしまいました。いつかはこういうジャズが聴きたい時期が来るのは分かってたのにな。何で売ってしまったか。まあ、それでも何枚かは手元に残しておいたのですが、そのうちの一枚がこれ。文句なしの名盤。ウェスを語る上ではオクターブ奏法がどうのとかよく言われますが、ギター弾かない人はよく分からんですよね。いいじゃんね、かっこいいんだからそれで。どの曲も痺れますが、個人的にはやっぱり初っ端の"AIREGIN"かなー。なんつうか、ジャズの難解さよりも勢いやグルーブが勝っているアルバムのような気がするのです。[jazz]

2008-06-25 Pure Desmond / Paul Desmond (’74)

昨日からの流れで4ビートジャズが聴きたくて仕方ない病に。しかし、実は50年代のモダンジャズとかはあまりピンとこなくてスルーしてきた分野なのでほとんど手持ちがない…。で、探したら結局またCTIになった。ひたすらに優しくて心地よい。このアルバムを言い表すとしたら、もうそれにつきるよね。主役であるアルトサックスの音色もさることながら、準主役ともいえるEd Bickertのギターのサウンドがたまらなく気持ちいい。自分の中でジャズといえば先鋭的で攻撃的なものという意識が強かったのだが、このへんのスムーズでメロウな4ビートがここまでしっくりくるとは。新たな発見といえるな。[jazz]

Dirk_DigglerDirk_Diggler 2008/06/26 02:06 CTIのアナログは「本当に大衆に受け入れられてたんだろうな」っていうのがユニオンなどの中古価格でよくわかります(盤にもよるけど、たいがい500〜1000円の範囲で買える)。このアルバムも何度か手に取って躊躇してました。今度買います。凄くためになるのでもっとこの辺のレビューをよろしくお願い致します!

third_stonethird_stone 2008/06/27 02:08 先日の再開以降は「人に紹介する」というスタンスではなく「名盤とわたし」みたいなほとんど自分語りに終止してるので、レビューといえるシロモノではないんですけどね。がんばります。