3羽の雀の日記 RSSフィード

2009-03-25

真実究明には近づかなかった『東村山の闇』事件控訴審判決


25日に『東村山の闇』事件の控訴審判決が言い渡されたようで(地裁判決はまとめWikiを参照)、「東村山市民新聞」はさっそく次のような見出しを掲げて大喜びです(3月26日付)。


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対チバ(「東村山の闇」)訴訟、東京高裁で逆転勝訴判決!

(09.03.25)↓「蛮勇な高裁7民1.29判決」を実質全面否定し、矢野・朝木議員が完勝。「万引き苦に自殺」説、空中分解!

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「創価問題新聞」事件と一括して〈訴訟1〉のところに書いてありますが、別の裁判です。また、千葉さんの名前がカタカナで表記してある理由は謎ですが、クロダイくんが千葉さんの写真に「チバー」などと落書きして訴えられていますので、エールでも送っているのでしょうか。


そのクロダイくんにも早速連絡が行ったようで、「見ているこっちが恥ずかしい」ほどの喜びようを見せています(文末資料参照)*1。記事の上の方では、矢野・朝木両「市議」を敗訴させた裁判官について、あいかわらず根拠も示さず、


「『結論ありき』で真実を捻じ曲げる」

「理由を示さず極めて不合理な事実認定をする」

「訴訟指揮があまりに理解不能」


などと述べていますが、このように密に連絡をとりあっているところを見ると、やはり矢野・朝木両「市議」も、裁判官の独立を脅かそうとするこのような動きを積極的に支援していると見てよいのでしょう。


それはともかく、本件判決についてはまだ全文が明らかになっていませんが、WAW〈【著書】市議の著書めぐる損賠請求控訴審、元副署長が逆転敗訴〉で判決内容が比較的詳しく報じられています。


それによると、今回の判決では、


「転落死が自殺であることや、女性市議が窃盗被疑事件の犯人ではないことをうかがわせる証拠があると信ずるについて相当の理由がないとはいえない

「(『東村山の闇』は)あくまでそれなりの根拠を示して警察と捜査の責任者であった元副署長の捜査や広報のあり方を批判するものであるから、これが人身攻撃に当たり、意見や論評の域を逸脱したものとは認められない」


という認定が行なわれ、『東村山の闇』の記述は名誉毀損には至らないとされたもののようです(太字はWAWの記事では赤字)。事実認定という観点からはいささか腰の引けた表現で、当然のことながら、矢野・朝木両「市議」の主張の真実性が認められたわけではないことに注意が必要でしょう。


なおかつ、千葉さんの主張について詳細に検討した形跡も見られないようです。とりわけ、


「(上腕部の)変色部分は長方形であり、指でできる類円形ではない

「(飛び降りたことを否定した)女性市議の発言は、飛び降りてしまったことを、おおっぴらにしたくない、特に議員という立場の人の心理が働いたことによる

靴の捜査のため事務所や自宅の立ち入りをしようとしたが市議らに拒否された」(2008年8月24日付〈朝木明代市議転落死事件の「最大の謎」〉も参照)


といった点について十分な審理が尽くされたのでなければ、本来の目的である(はずの)真実究明からはほど遠い判決と言わざるを得ません。まして、「『万引き苦に自殺』説、空中分解!」と言えるような内容ではないように思われます。


これが審理不尽等による上告受理の根拠になるかどうかはわかりませんが、双方の主張を詳細に検討した上で「本件転落死が殺人事件であると認めることは到底でき〔ない〕」等の結論に至った1・29東京高裁判決に比べれば、判決の重みは大きく異なります。したがって、今回の判決によって1・29東京高裁判決が「実質全面否定」されたというのは、意図的かどうかはともかく、明らかな誤読・誤宣伝と言えるでしょう。


判決全文が明らかになったらまたあらためて検討しようと思いますが、これまでの千葉さん関連の裁判については、〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証(4)(千葉さん関連裁判)を参照。


〔この記事は3月26日のお昼ごろアップしたものです。〕


【資料】矢野・朝木両「市議」逆転勝訴の報に接し、見ているこっちが恥ずかしいほど下品に喜ぶクロダイくん

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◆おまけ  「おめでと〜ございます!!」


訴訟乱発の千葉英司、まぁ〜た敗訴!!

また懲りずに負けちゃったのぉ? 何敗目ですか?


しかも、矢野穂積朝木直子の両市議に

いつもどおりの「完全敗訴」です。ああ、哀れ。

ああ、無残。 見ているこっちが恥ずかしい。


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平成20年(ネ)第2748号 損害賠償請求控訴事件

(原審・東京地方裁判所 平成16年(ワ)21628号)


控訴人(被告)矢野穂積、朝木直子

被控訴人(原告)千葉英司


平成21年3月25日判決言渡


主文 1 原判決中控訴人ら敗訴部分を取り消す。

   2 被控訴人の請求をいずれも棄却する。

   3 訴訟費用は、第1、第2審とも被控訴人の負担とする。

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当然の結果です。カルト判事がいなければ、

まっとうな裁判が行われます。

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*1瀬戸サンは、やる気がないのか何なのか、「東村山市民新聞」の見出しのHTMLソースをそのまま貼り付けたと思われる「速報!」で済ませている。