3羽の雀の日記 RSSフィード

2009-06-24

瀬戸弘幸/槇泰智(まき・やすとも)は誰の犬か? ※追記


上の記事で書いたように、瀬戸サンの〈アンチブログを「創価学会の犬」と認定〉については気が向いたらまた後で触れるつもりですが、とりあえず、ガソリン代水増し請求問題について簡単な調べ物をしてみたので報告しておきます。


昨日付の記事で触れた通り、本件については

「問題発覚後、公費を返還したのは、自民28人、民主16人、公明14人、無所属2人(落選者を含む)」

「過大請求した陣営のうち、今回も出馬を予定するのは、自民23人、民主7人、公明12人の計42人」

という状況があるわけですが、瀬戸サンは、「なぜ特定政党の特定議員だけを『犯罪者・詐欺師』呼ばわりするのか」という疑問にはまったく応えていません。


後藤雄一都議(行革110番)の報告によれば(平成21年6月19日の日記を参照)、問題を指摘されたほとんどの候補者は平成19年末までにガソリン代を返還していたものの、十数名は返還に応じませんでした。そこで後藤都議が平成20年1月に刑事告発をしたところ、うち12名が平成20年末までに返還したという経緯があります。


それでは、その12名はどの政党に所属していたのでしょうか。後藤都議が公開している資料と、東京都選挙管理委員会による開票結果報告を照らし合わせて調べてみました。


自民 三宅しげき(世田谷区)

自民 田代博嗣(世田谷区)

自民 稲葉眞一(板橋区)

自民 鈴木一光(葛飾区)

自民 中屋文隆(文京区)

自民 高木 啓(北区)

自民 高橋信博(小平市)

自民 石森たかゆき(八王子市)

自民 臼井 孝(西多摩)


民主 泉谷 剛(豊島区)

民主 宮崎匡功(西多摩)

民主 小鮒将人(青梅市)


自民が9名、民主が3名、公明は0。ますます疑問が募ってきますね?



【追記】(6月25日)

本件について、「ウンコ先生」から「創価の犬認定先生」に降格した瀬戸サンは次のように述べています(太字は原文ママ)。たぶん私のこの記事への反応でしょう。


(1)公明党だけでなく、他の政党の議員もやっているのに、なぜ高倉都議だけを追及しているのか。

☆ 先ず公明党の議員だけを追及して悪いのか?

☆ 槇さんは中野区にお住まいだ。地元の都議の不祥事を問題にすることが、何かやってはいけない事なのか?

(2)不正請求の追及にあたっての詐欺師・犯罪者呼ばわりは誹謗中傷ではないのか。

☆事実を示し自らの意見を表明している。誰もがやれることではない、議員という特権を有する者が不正行為に加担していると信じたからこそ、自らの見解を書いて言っているに過ぎません。


公明党の議員だけを追及して悪いとは言いませんし、地元の都議の不祥事を問題にすることも「やってはいけない事」ではありません。しかし、そのやり方がいささか問題ではないかと言っているのですよ。


まず、自民党や民主党の都議もガソリン代の水増し請求をやっていたことにまったく触れず、なおかつ、これまでやること(刑事告発や都選管への抗議等)もやらずに都議選直前のこの時期に騒ぎ出すのでは、その動機の純粋性や公益性を疑われてもしかたがない。瀬戸サン自身が、

「これも全ては千葉英司氏と宇留嶋ライターが民事事件で告訴したことが、その理由の一つとなっていることは間違いありません。売られた喧嘩は買わねばならない。当然と言えば当然のことです」

6月19日付エントリー

などと私怨をむき出しにした後では、なおさらです。


また、「詐欺師・犯罪者」呼ばわりは「自らの意見を表明している」という限度を超えています。そもそも、凪さんが〈元中野区議会議員選挙候補者槇泰智氏が維新政党・新風副代表瀬戸弘幸氏に強烈な皮肉〉で指摘しているように、“刑事告訴されていなければ、あるいは有罪判決を受けていなければ問題ない”というのが瀬戸サンのスタンスではなかったのでしょうか。高倉都議側から提出された書面には「警察からも検察からも事情すら聞かれたことはない」と書いてあるそうですが、瀬戸サンも、洋品店襲撃事件に関して、「実際に東村山署からそのことで呼ばれた人は誰もいません」と書いていましたね。


やはり凪さんが指摘しているように、

「過大請求した燃料費を返還したからといっても責任は免れません」

などの表現に留めていれば、名誉毀損で告訴されることはなかったでしょう。あるいは、「本来なら詐欺罪が適用されてもおかしくないケースではないでしょうか」ぐらいまでならセーフだったかもしれません。それを一足飛びに「「詐欺師・犯罪者」」と言ってしまっては、論評の域を超えていると判断される可能性がきわめて高い。同じことを矢野「市議」が言われたら、ほぼ確実に提訴しているでしょう。


そもそも、槇自身がブログに掲載しているビラ街宣の内容を見る限り、高倉都議が水増し請求分を(平成19年末までに)返還したことには何ら触れておらず、「詐取しました」などと、そのまま自分の懐に収めたような表現をしています。これでは、政治的目的で事実を歪めて公表していると判断されてもやむを得ませんし、裁判でも勝ち目はないでしょう。


そして、瀬戸サンはわかっていてあえて触れないのだと思いますが、問題はガソリン代の水増し請求に関わる件だけではありません。これもすでになた5963さんが指摘していることですが、これについてはいずれまた。