「市議としての資質や倫理性がまるでない」、「そしてそのことを本人がまるでわかっていない」矢野穂積・朝木直子両「市議」


請願潰し裁判関連の記事は、Tomatotic-jellyさんなた5963さんがリンクをまとめてくれています(追記:凪論〈東村山市請願潰し裁判について思う〉も参照)。紹介議員である佐藤・薄井両市議の報告もアップされました。


お2人が、そして他の傍聴者も共通して指摘しているのは、矢野「市議」が質問にまともに答えようとしない(答えられない)ということですね。まあ、批判されるとすぐに何も言えなくなって、
いちいち説明のいらないお話です
説明は不要だ
説明がいらない話だ
いまさらいうまでもありません
諸君らのそのレベルでは理解は不能だ、引っ込んでなさい!

などと捨て台詞をかまして逃げてしまう人ですから、驚くようなことでもありませんが。しかし、さすがの矢野「市議」でも、裁判官に向かってこんな台詞は吐けませんよね(ちなみに裁判官から直接質問されたのは矢野「市議」だけだったらしい)。尋問調書の公開を楽しみに待ちたいと思います。


そういえば、なぜか思い出してしまったのですが、こんな妖怪もいましたね。



裁判の経過についてもなるべく早いうちに[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/97.html:title=まとめWiki]に掲載したいと思っていますが、とりあえず、〈[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/98.html:title=請願潰し裁判:原告側(矢野穂積・朝木直子両「市議」)の主張]〉として「東村山市民新聞」関連ページと訴状を載せておきました。私も忘れてましたが、これ、途中で[http://usuimasayoshi.blog98.fc2.com/blog-entry-172.html:title=訴えの変更]が申し立てられてるんですよね。


また、これも「東村山市民新聞」関連ページのまとめをやってるうちに思い出したことですが、証人尋問ではネットの匿名性をさんざん批判したという矢野「市議」は、管理人のコテハンすらわからない超匿名ブログをこんなふうに絶賛し続けています。



これの経緯については2008年4月4日付〈[http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20080404/p1:title=そういえば スーパーハッカー どうなった]〉参照。「実在者他人の名誉を傷つけ権利を侵害する『ネット族』に対しては、市民新聞は厳しく批判し、あらゆる方法を駆使して斗います」と書いていたのを、瀬戸サンたちが暴れ出したら「・・・一部の『ネット族』に対しては、・・・」に修正しちゃうし([http://d.hatena.ne.jp/three_sparrows/20080831/p1:title=2008年8月31日付更新])、本当にご都合主義の塊のような男です。いずれについても、[http://www2.atwiki.jp/kusanonemaze/pages/98.html:title=まとめWiki]の方で注記しておきました。


おっと、もちろんMIDNIGHT MESSENGERについても忘れるわけにはいきませんね。エアフォース〈[http://pullman.blog117.fc2.com/blog-category-8.html:title=名刺広告強要事件]〉参照。

  • 第4回:匿名性につけ込んだ矢野・朝木の誹謗中傷の実態
  • 第5回:「MIDNIGHT MESSENGER」の正体は?
  • 第6回:誹謗中傷という「反論」


ついでに、これも何度か触れてきたことですが(2008年4月26日付〈議員の品格〉、同9月21日付〈ご都合主義的ネット観まで同じの“草の根ゼリー”グループ〉など)、「草の根」がかつてこんなことを言っていた件も、この機会にあらためて振り返っておきましょう。


〔前略〕
その意味では、匿名という点は別として、インターネットで、積極的に発言している皆さんの意識と通じるものがあるように思います。公明党の浜四津議員が、インターネットの「掲示板」について、規制をすべきであるかのような発言を国会でしたのは、全体主義体質の集団は、インターネットの「掲示板」の批判精神が許せないからだということをはっきりと証明しています。あの危険な「盗聴法」を推進する理由が彼らには、あるのです。


インターネットで積極的に発言している皆さんの批判精神が許せない「全体主義体質の集団」は、いまや次のようにネット規制の強化を主張するとともに、実際に、隙あらば市民を法廷に引きずり出そうとしている、というわけです。


 以上の経過から、本紙は、「怪文書配布類似行為」によって名誉毀損等を繰り返す「違法ネット政治オタク集団」であると断定し、厳しく追及していくことを指摘しておきます。
 なお、韓国では今年7月からは規制を強化して、1日の訪問者数が10万人以上のポータルサイトとニュースサイトでは実名を確認してからでないと何も書き込めなくするという法律が施行される段階になっていますが、日本でも、事後に投稿者の不法行為責任がきちんと追及できる法制を確立すべき時代に入っているといえます。


そうそう、矢野「市議」がインターネット上の『東村山市民新聞』上での言論活動は、『市議としての公務たる議員活動』ではありませんし、一般私人としての言論活動であることは明らかですなどと逃げを打ってることについても、ちょっとつっこんでおこうと思っていたのでした。まず、薄井市議は次のようにつっこんでいます。

 つまりホームページ「東村山市民新聞」に掲載されている文章は、一般私人である矢野穂積氏および朝木直子氏の言論活動であって、市議会議員としてのモノではないのだという。そんな主張が今さら通ると考えているのだろうか? すでに政治ビラ「東村山市民新聞」では「発行人・矢野議員」「編集長 朝木直子」という記述があり、それぞれの議員報酬会計報告が記載されている。明らかに市議会議員としての言論活動のビラであり、そのビラの欄外にはホームページ「東村山市民新聞」のアドレスも明記されている。誰が見ても、私人ではなく市議会議員である矢野穂積氏と朝木直子氏の言論活動と思うだろう。
 だからこそ市民は「問題あり」と主張しているのだ。今さら「一般私人としての言論活動」とは、まさに単なる言い訳しか見えない。
(薄井市議ブログ〈請願裁判で提出した矢野穂積議員の陳述書〉)


その通りなのですが、同時に、矢野「市議」は上記主張のすぐ後で〈3.被告薄井の市議としての資質と倫理性〉という項目を設け、「市議としての公務たる議員活動」とはまったく関係ない部分で薄井市議を批判して、
「少なくとも教育の分野をも担当する公人たる市議として被告薄井は市議としてとるべき最低限の態度(倫理性)や注意義務を負担しています」
と述べています。どうしてこう、やることなすこと矛盾だらけなのでしょうね。


現在、矢野「市議」は生活文教委員会に所属して教育分野をも担当しており、朝木「市議」は厚生委員会に所属して保育分野をも担当しています。その意味で、両「市議」は「市議としてとるべき最低限の態度(倫理性)や注意義務を負担して」いるはずなのですが、実際の行状を見ていると、「市議としての資質や倫理性がまるでない人物だということ、そしてそのことを本人がまるでわかっていないのだと実感」させられますね。


批判されたら、「公選による公職者たる原告矢野」などと特権意識を丸出しにして裁判(「柳原滋雄コラム日記」裁判)を起こすのですから、なおさらです。請願潰し裁判では厳しい判決を期待したいものです。


【追記】
りゅうさんが次のように書いている件ですが。

★どうしてこんなに長い時間かかったのかなあ・・・と思ってたんですけど、きっと請願人に訴訟を起こす議員なんて今までいなかったんでしょうね。
前例がないから、今回の裁判でしっかり審理して、ちゃんとした判例として残るものにしたかったのかな? 裁判官は。


いやあ、裁判の内容とか裁判官の姿勢は関係ないと思います。矢野・朝木両「市議」がらみの裁判は、たとえばゼリーグループ関係者の裁判に比べるとかなり長くかかるのが一般的ですから、両「市議」がそういう訴訟活動をしていると考えるのが妥当でしょう。そういえばクロダイくんも、「証拠は順を追って出していきます」と言って裁判官から怒られたんでしたっけ。被告側準備書面の提出期限(13日)は過ぎましたが、ちゃんとしたものを出したんですかね。