3羽の雀の日記 RSSフィード

2012-06-04

「きっつい右翼」紹介発言をとことんスルーして企業恫喝を擁護する一方、白昼堂々と路上で老人を集団暴行する在特会(在日特権を許さない市民の会)関係者【追記あり】


明日(6月5日)から東村山市議会6月定例会が始まりますが、東村山市民新聞では相変わらず「最終更新日」が黙々と修正されるばかりです*1。なお、どうでもいい話ではありますが、5月30日付の修正以来、日付の後に「年」という反転文字が置かれています。



一方、新宿では在特会がまたやらかしてくれました。


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「うるせーよ、お前!」と野次を飛ばした老人に自称桜井誠・在特会長が「もういっぺん言ってみろ!」と詰め寄るのと同時に、集団で老人を押し倒し、足蹴にし、拡声器で怒鳴りつけたりしています。わざわざ追いかけて老人の顔を殴りつけた者までいる。


自称桜井は「こいつが突然つっこんできたんですよ!」と直後に弁明していますが、完全に口からでまかせであり、白昼公然と行なわれた犯罪行為というほかありません(追記〔6月10日〕:なお、本件に関する自称桜井の醜悪な弁明はTogetter【在特会】新宿ルミネ前集団暴行事件について「じじいが悪い」「私は手も足も出してない」とひたすら責任逃れに走る自称桜井誠会長(6・8)を参照)。老人が怪我をしていれば傷害罪、怪我をしていなくても暴行罪が成立しますし、暴力行為等処罰法1条(「団体若ハ多衆ノ威力ヲ示シ、団体若ハ多衆ヲ仮装シテ威力ヲ示シ又ハ兇器ヲ示シ若ハ数人共同シテ刑法(明治四十年法律第四十五号)第二百八条〔暴行罪〕・・・ノ罪ヲ犯シタル者ハ三年以下ノ懲役又ハ三十万円以下ノ罰金ニ処ス」)が適用されても不思議ではない事件です。


しかも、2009年9月28日付〈矢野・朝木両「市議」が東村山市に呼び込んだ連中の暴力的自警団体質〉やまとめWiki〈自称「行動する(社会)運動」の襲撃事件等〉でもまとめてあるように、彼らがこの手の蛮行に及んだのは一度や二度ではありません。さらに、吉本興業東京本部から新宿駅へ移動するまでの間にもひと悶着起きていたことが参加者から報告されています。新宿警察署のホームページには「治安の光は新宿から」と書いてありますが、この事件がこのままおとがめなしで終わるようなら、このスローガンもただの笑えない冗談で終わるでしょう(なお、自称桜井会長は別の暴行事件疑惑で警視庁蒲田署に被害届も出されている*2


ついでながら、自称桜井会長は街宣の際*3、ルミネ前での客引きが東京都迷惑行為等防止条例に違反すると何の根拠もなく主張していましたが、それを言うなら、しばしば通行人に集団でつっかかる在特会&その仲間たちに対してこそ、

「何人も、公共の場所又は公共の乗物において、多数でうろつき、又はたむろして、通行人、入場者、乗客等の公衆に対し、いいがかりをつけ、すごみ、暴力団・・・の威力を示す等不安を覚えさせるような言動をしてはならない」

という同条例の規定(5条2項、罰則は6月以下の懲役または50万円以下の罰金)が適用されるべきですね。


さて、6月9日(土)には大阪で、こんな自称桜井会長が指揮をとる「反日企業ロート製薬 徹底糾弾」デモが行なわれる予定です。大阪府警も厳戒態勢で臨む必要があると思われますが、その前段として、6月2日(土)に梅田で街宣が行なわれました。



このTogetterでも強調しておいたのですが、西村斉・荒巻靖彦ら4名が逮捕・起訴される決め手の一つになったのは、西村斉の次のような発言ではなかったかと思われます。


「ほんならちょっとなぁ右翼紹介するから右翼の事務所行って言え。竹島はどこの領土か分かりませんて言えやそやったら。きつーいとこ紹介したるわ。あほちゃうけ、調子乗ったらあかんぞこら。われこら。」


西村斉自身も次のように誤魔化そうとしていた発言ですね。



しかし、6月2日の街宣でこの発言に触れる支持者は皆無でした。せっかく金子吉晴・日本の自存自衛を取り戻す会代表が動画の文字おこし(その1その2その4)をしてくれているのですから、せめて実際の発言を踏まえて弁護・支持するならまだわかりますが、管見の限り、当の金子代表によるものを除いてそのような擁護論は見当たりません(後掲追記2参照)。


また、西村修平・主権回復を目指す会代表も上記発言を取り上げ、今回の逮捕は不当逮捕には当たらないと指摘しています。いくら今では犬猿の仲になってしまってるとはいえ、こういう指摘がかつての共闘相手から出ていることは当然関係各位の耳に入っていることと思われますが、これに対する反論も今のところ見当たりません。聞こえてくる/目に入るのは、「質問した(きいた)だけ」とか「要望しただけ」などと誤魔化しを図る発言ばかりです。自称桜井会長が新宿で「こいつが突然つっこんできたんですよ!」と口からでまかせを述べていたのと同様、そういう体質の持ち主ばかりなのでしょう。


唯一、中谷良子・現代撫子倶楽部代表が西村代表の指摘を受けて冷静になって考えましょうと呼びかけていましたが、しばらくしたらこんなこと↓を書いていましたから、冷静に考えるつもりも徳島県教組襲撃事件について反省するつもりもやはりなさそうです。



徳島県教組襲撃事件といえば、今回起訴された松本修一(ブレノ)被告人は同事件でいったん逮捕されながら起訴猶予になっていました。これについて被害者側から昨年7月28日に検察審査会への申立てが行なわれているわけですが、まだ結論が出ていないようです。今回の逮捕・起訴を受け、徳島地検もそろそろ決断をするべきではないでしょうか。


【追記】(6月5日)

早速一部でこんなツイートが拡散されているようです。


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口からでまかせのデマツイートであることはほぼ間違いないと思われますし(追記:いわゆる"釣り"を目的としたデマだったようです。NAVERまとめ〈在特会生活保護デモで暴行された老人は「総連幹部・李田所(イ・ジョンス)」であるという淫夢デマが拡散中〉参照)、仮に一部真実が含まれていたとしても集団暴行を正当化する理由には一切ならないわけですが、おめでたいことです。


在特会長崎支部長が最初のツイートをリツイートしていてがっくりきたりしますが、集団暴行を必死で制止しようとしていたカトテツこと加藤哲史のように、こういうデマに引っかからない人物もいます。



今回の集団暴行事件はネット上でかなり問題になっていますが、6月5日午前6時現在、自称桜井会長は6・2街宣の動画紹介記事をアップしただけでスルーしています。コメント欄に

「愛国活動を妨害してくる人は本来は射殺するべきでなのです。支那なら確実に殺されるでしょうね」

という投稿がありましたが、街宣でも事件直後に同趣旨のこと(「なんださっきのじじいは!なめるにもほどがあるんだよ!これ他の国だったらぶち殺されてるよ!」)を述べていましたし、このコメントは自称桜井会長の本音を代弁したものなのかもしれません。



警察のやるべきことがますますはっきりしてきたように思われます。


【追記2】(6月10日)

「きつーい右翼」紹介発言について、自称桜井在特会会長が、6月8日に行なった生放送でようやく次のような見解をむにゃむにゃと明らかにしました。


「右翼とか出そうが出すまいが…。暴力団なら別だけど。いま(コメント)書いた人は右翼と暴力団が一緒だと思ってるんですか」(2012/06/08 19:25:23のツイート参照)


しかし、しばらくすると高齢者集団暴行事件について次のように述べていましたので、少なくとも一般市民が(街宣)右翼を恐れるのは当然だと考えていることがうかがえます。だめだこりゃ。


「どこがあれが被害者ですか。ひとつには我々がなめられてるということなんですよ。街宣右翼にうるせーってつっこむバカいますか? いないでしょ?」(2012/06/08 20:39:48のツイート参照)

*1:5月30日付(2012/05/29 20:11:04)・6月1日付(2012/05/31 16:25:24)・6月3日付(2012/06/02 12:22:52)・6月4日付(2012/06/03 14:37:23)・6月5日付(2012/06/04 14:11:31)。

*2【追記】(6月5日)また、自称桜井会長は、5月28日のニコニコ生放送渋谷「排害」デモ・抗議者集団暴行事件(2010年12月4日)に言及し、「肩掛けトランスメガフォンで被疑者を殴る、頭髪や襟首をつかむ、蹴る、日の丸の旗竿で突く、などの暴行」で全治3週間の傷害を負わせた件について「渋谷ではおちょんこ(黒い彗星氏)がつっこんできて、誰とは言わないけど(金友)隆幸さんががーんとやってね。頭から血を流して。それぐらいでいいんですよ」(2012/05/28 20:05:54のツイート参照)と正当化を図っていた。

*3:街宣の概要については、本稿執筆時点(6月4日夜)で2万4千viewを超えているTogetter河本準一生活保護問題糾弾で老人への集団暴行! 在特会による吉本興業抗議と片山さつきへのその影響も参照。