3羽の雀の日記 RSSフィード

2012-06-15

案の定被告敗訴(損害賠償110万円)に終わった日護会「ちくわん隊」裁判と、早くも前途に暗雲が垂れこめる第3次・第4次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判


東村山市民新聞では例によって「最終更新日」のみの修正が断続的に続けられていますが*1、6月12日付でそれ以外の(しかし市議会とは何の関係もない)更新が行なわれましたので、記事の後半で拾っておきます。


さて、先週末は大阪(9日)と東京(10日)でそれぞれロート製薬「糾弾」デモが行なわれましたが、例によって「きっつい右翼」紹介発言は徹底スルーして「質問しただけで〜」云々とごまかしを繰り返すだけのどうしようもないものでした。デモに派生していくつかのことが話題になっていたりもしますが、詳しくは以下のTogetterを参照。


東京のデモでは

(西村斉・荒巻靖彦らを)挑発・激昂させた横柄なロート製薬社員は謝罪しろ!」

という趣旨のコールも繰り返されており、要するにきっかけはどうあれ不穏当な発言・行動があったことは支持者でさえ認めているということです。逆ギレとしか言いようがありません(なお事件の詳細はまとめWiki〈チーム関西・ロート製薬強要容疑事件〉参照)。


「質問しただけで〜」云々の弁明を刑事裁判で持ち出して相手にされないだけならまだしも、この調子ではそれだけでは済まなくなってくる可能性もあると思われますが、その点に関する危機感はまったく欠けているようです。東京のデモではロート製薬から仮処分が申し立てられているらしいという話も出ていましたが、

“だったらメインバンクに行ったり、役員のおうちの近くの駅でチラシを撒いたり、真綿で首を絞めるようにやってやりましょう”(要旨)

などとさらなる嫌がらせを示唆する発言が喝采で迎えられる始末でした。自称桜井誠・在特会会長も

(仮処分を)やるならほんとにロート製薬の言論弾圧ということで、さらに燃え広がって、全国で不買運動なりなんなりやらないといけない」

という趣旨のことを12日の生放送で述べていましたが、かつて京都で仮処分決定(違反したら100万円の制裁金という間接強制付)を食らった後にどういうことになってしまったか、すっかり忘れてしまった様子です。


一方、昨日(14日)は、日護会(日本を護る市民の会)の黒田大輔代表・高山あずさ事務局長がニコニコ生放送による肖像権侵害と名誉毀損で訴えられていた通称「ちくわん隊」裁判の第1審判決が東京地裁で言い渡され、両名に110万円という高額賠償金の支払いが命じられました(仮執行宣言付)。


事案の性質という点では、敗訴ないし敗訴的和解で終わった第1次・第2次落書き名誉毀損裁判と似ていますが、賠償金額は、上告却下という情けない結末を迎えた対創価学会街宣名誉毀損裁判と同額という結果です。判決の詳細はいずれ誰かが明らかにしてくれるのではないかと思いますが、よほど悪質な事案と見なされたものでしょうか。


裁判といえば、千葉英司さんと宇留嶋瑞郎さんからそれぞれ第3次・第4次裁判を提起された瀬戸弘幸サンのことも忘れるわけにはいきません。さっさと和解して済ませればいいのにと思っていましたが、どうやら争う気満々のようです。ご本人は相変わらずダンマリですが、弟子の有門大輔が同特連ブログの方で両裁判の第1回口頭弁論の模様を報告しています。


まだ創価(SOUKA)裁判」とか言ってるんですね。瀬戸サンはネットでも広範な支持を呼びかけて闘争を貫徹する!と宣言しているらしいのですが、第3次裁判に関するエアフォースの報告(宇留嶋さんは「第2次〜」と表記)を読むと、どうも最初から雲行きが怪しそうです。

  • 第1回:何も得るもののない和解/卑小な自尊心/まれにみる卑怯者
  • 第2回:2つの答弁書の共通点
  • 第3回:和解で削除した文言を再び記載
  • 第4回:聞き間違えた「行動する保守」A/存在しない発言を捏造/「行動する保守」Aにも責任
  • 第5回:弁護士に対する私情/嘘を自ら立証

とくに、千葉さんが言ってもいない発言を捏造してしまったり、今回提訴されるまで第1次裁判における和解の具体的内容を知らなかったなどと言ってしまったりするのは、普通ならちょっと考えられません。とりわけ後者の点については、昨年5月11日付のこの記事↓は一体何だったのかという話になってしまいます(さすがに訂正したようですが)。



瀬戸サン側の準備書面は別の人物が作成しているのではないかという話も出ていますが、いつものように味方につける人間を間違えてしまうと、けっきょく痛い目に遭うだけではないかと思わざるを得ません。


また、有門は今更ながらにこんなこと↓も書いていましたが、かつて裁判関連の記事を削除してさっさと逃亡し、西村修平・主権回復を目指す会代表が第2次街宣名誉毀損裁判で白旗をあげたこともスルーする人間に、わが同特連としてもこの闘争に積極参加します!などと気炎を上げられても、こちらとしては失笑するばかりです。


裁判の終了後、朝木明代さんが転落死した東村山駅前のビルを訪れました。

死の直前、同じく駅付近の洋品店で「万引き事件」を起こしたとされる朝木さんは、これを冤罪・濡れ衣であるとして汚名の払拭に奮迅されていましたが、そもそも万引き・・・と言うからには現行犯でなければ逮捕出来ません。

万引き事件が起きたとされる時刻に、朝木さんは別の場所で会食中であったことが確認されています。

また、死亡当日についても事務所は日常通りの状態で、パソコンも電気もつけっ放し。初めて事件の概要・あらましを聞いた人でも不可解に思えてならないことばかりなのです。


まあ「転落死」という表現を使っているところを見ると、本心では「殺害」説がもはや通用しないことなどわかっているのかもしれませんけれども(2009年12月22日付〈裁判では「転落死」、市議会では「殺害」となぜか言葉を使い分ける矢野穂積「市議」〉も参照)。この調子では、第3次・第4次裁判もけっきょく尻すぼみになってしまいそうです。


さて最後に東村山市民新聞の更新状況の報告ですが、6月12日付(2012/06/11 20:41:24)でトップページに次のような告知が登場しました。


告!

本紙・朝木直子編集長はこれまで「ツゥィッター」はやっておりません。なりすましたニセモノがいますので、御注意下さい。


2011年1月27日に3回だけツイートしている、naoko_asaki というアカウントのことだと思われます。「ツゥィッター」上の東村山ウォッチャーは開設直後から気づいていたのですが、ようやく発見したのでしょうか。ちなみに、hozumi_yanohodumi_yano というなりすましアカウントもまだ残っています。


それにしても、いつものことながら、東村山市議会6月定例会の開会中にこんなことしか書くことがないのかと嘆息させられます。なお、6月定例会における矢野穂積・朝木直子両「市議」の一般質問通告内容については、まとめWikiの方に掲載しておきました。


ツイッターといえば、瀬戸弘幸サンも始めたようです。





まあお変わりないようで何よりということで、フォローするのは当面控えて差し上げようと思っているところです。

*1:6月10日付(2012/06/09 19:40:55)・6月11日付(2012/06/10 12:10:40)・6月13日付(2012/06/12 19:57:24)・6月14日付(2012/06/13 18:12:31)・6月16日付(2012/06/15 12:07:25)。

2012-05-30

西村修平・主権回復を目指す会代表の控訴取り下げでいよいよとどめを刺された朝木明代市議「殺害」説【本文中に追記あり】


そろそろブログを更新しようと思っていた矢先、西村斉・荒巻靖彦・ブレノら4名がロート製薬に対する強要容疑で逮捕されるという事件が勃発し(5月10日)、まとめWikiの作成・更新やら生放送の実況およびTogetterの作成やらに追われた上に、仕事が忙しい時期ともちょうど重なってしまって、結局1カ月以上も間が空いてしまいました。


もっとも東村山市民新聞の方も、4月28日付(2012/04/27 17:24:32)でトップページに次のような囲み記事をアップしたのが唯一の実質的更新で、それ以外は「最終更新日」を間歇的に修正し続けているだけです*1


地検特捜・メディア・米政府・民主党対米従属派による小沢潰し大謀略が「4・26判決」で遂に破綻した!水谷建設の「み」も雲散霧消し、マスコミの誰も何も言わなくなった!

《「政権交代」完遂のため松下政経塾関係者(第2自民党)らを排除し、小沢政権の樹立を》 

 ついに、その日はやってきた。岡田、仙石、前原等、小沢氏を封じ込めた戦犯らは即刻辞任し、小沢氏に大政奉還するとともに、政権交代潰しに燃える官僚の手のひらで、野田らは自ら「増税裸踊り」を踊って、墓穴を掘った「生き恥」をこれ以上天下に晒す愚はやめよ!「ぼくやめたくない安倍症候群」発症などといわれる前に。当然の帰結、無党派支持者らはあきれかえっている。(2012年4月26日)

 保護領扱いを続ける米政府に対して、普天間、消費税、TPP問題で対米対等原則の断固確立を。BSEの米牛肉、輸入規制緩和そして原発を阻止しなくてはならない。


これが、2月9日付更新(2012/02/08 17:52:54)以来、東村山市議会3月定例会・4月臨時会(4月26日)をはさんで約80日ぶりの実質的更新でした*2。内容的には、前回の参院選直後から断続的に遠吠えしてきたことと大差ないので*3、とりたてて触れるまでもありません。ちなみに、周知のように5月5日には日本の原発が全停止しましたが、自称「原発いらないネットワーク・東村山」代表の矢野穂積「市議」は、上記囲みでも「原発を阻止しなくてはならない」と書いている割に何の感慨も持たず、再稼働阻止のために発言する様子もないようです。


一方、朝木明代市議転落死事件をめぐる裁判に、またひとつ決着がつきました。第2次街宣名誉毀損裁判の第1審で敗訴し、その後控訴していた西村修平・主権回復を目指す会代表が、5月22日、控訴を取り下げたのです。エアフォース〈西村・細川事件控訴審〉で詳細が報告されています。

  • その1:西村が控訴を取り下げ/矢野の主張を鵜呑みにした演説/ことごとく排斥された主張
  • その2:「不快な記事も削除する」との申し出

第1次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判における瀬戸サンの和解、対創価学会街宣名誉毀損裁判における黒田大輔・まきやすともの上告却下(上告理由書の未提出)に続き、またもや被告側が何の立証もできずに白旗をあげた形になります。とくに、第1次街宣名誉毀損裁判第1審で矢野穂積・朝木直子両「市議」から全面支援を受けた西村修平がこのような形で全面降伏したことは、朝木明代市議「殺害(謀殺)」説に完全にとどめが刺されたと理解してよいでしょう。


控訴取り下げにともない、西村はまず問題の記事の記述を次のように修正しました(5月24日午後8時半ごろ確認)*4


朝木明代・東村山女性市議の謀殺事件を転落・自殺としたのが東村山署元副署長の千葉英司。自殺の動機を「万引き」を苦にしたとして事件を処理したが、これが限りなくでっち上げに近いことが判明されている。

朝木明代・東村山女性市議の謀殺事件を転落・自殺としたのが東村山署元副署長の千葉英司。自殺の動機を「万引き」を苦にしたとして事件を処理したが、これが限りなくでっち上げに近いことが判明されている

朝木明代・東村山女性市議の転落事件を自殺としたのが東村山署だった。


また、控訴取り下げによって確定した第1審判決では、次の通り、プラカード(看板写真)を撮影した写真およびそのキャプションも問題とされていました。


本件記述においても・・・「限りなくでっち上げに近い」と表現しているが、その表現自体、断定に極めて近い表現を採用しているものである。しかも、本件記事は、「祝! 千葉英司敗訴 「万引き」はでっち上げ! 「自殺」は謀殺だった!!」等と記載された本件看板写真と共に記載されているものであり、・・・原告が万引き等をでっち上げたとの事実を述べているものと受け取られるものと認められるから、〔断定していないから名誉毀損ではない旨の〕被告の上記主張は、理由がない。

(エアフォース〈西村・細川事件 第16回〉)


前述の修正後、西村はプラカードを掲載した写真にぼかしを入れて文字が読めないようにしましたが、キャプションはそのままです(5月30日午後1時過ぎ確認)。



確かに第1審判決ではこの部分の削除は命じられていないようですが、プラカードにぼかしをかけるならキャプションもついでに削除するのが誠実な対応というものでしょう。


7月4日追記:その後、キャプションが次のように修正されていました〔7月4日午前0時半過ぎ確認〕。)



まして、西村は千葉さんに対して(今回の裁判で問題とされた記事以外にも)不快感を与えた記事があれば削除するので明示してほしい」とまで申し入れたと言います。この申し入れに応じて千葉さんが挙げた記事は15点にのぼり、逐一チェックしている余裕がありませんが、直近の記事↓(2012年1月30日投稿)がそのまま放置されているところを見ると、申し入れは単なるリップサービスだったのかもしれません。



せっかく千葉さんが問題のありそうな記事を列挙してくれているのですから、きちんと精査してしかるべき対応をとった方が、瀬戸弘幸サンのように、忘れていたころに続けざまに訴状が届くようなことにならずに済むと思うのですが。


また、このところ在特会に対してあれこれ偉そうなことをおっしゃっている西村代表ですが、今回の控訴取り下げについては(いまのところ)ブログ等で報告してはいません。どうせ機会があるたびに蒸し返されるのですから、堂々と公表し、東村山の洋品店に対しても公式な謝罪をしておくべきかと思います。


もっとも、映画『ザ・コーヴ』粉砕街宣裁判で敗訴が確定した事実を一切公にせず、つい最近こんなことを↓恥ずかしげもなく書いてしまう人物ですから、このままほっかむりを続ける可能性が高いのでしょう。


主権回復を目指す会はこれまで「女性国際戦犯法廷」の放送、本宮ひろ志の『国が燃える』連載、つくばみらい市主催の離婚講座、映画『ザ・コーヴ』、映画『南京1937』上映などなど、反日の催し物を中止させて来た。主権はあくまで呼び掛け人で、呼び掛けに賛同した多くの愛国者がそれぞれの手法で主催者側に抗議を徹底したから勝ち得た結果であった。

(太字は引用者=3羽の雀)


ちなみに、今回の敗訴確定にともない、西村修平が命じられた損害賠償額の累計は170万円になります。



現在のところ、西村の書面を作成していたのではないかと推測されるまきやすとも、6月5日・12日と2週連続で裁判が控えている瀬戸弘幸サンなどから、今回の控訴取り下げに関するコメントは出されていません。たぶんこのままスルーするのだろうと思います。


もちろん矢野・朝木両「市議」が公にコメントすることなど期待できるわけはありませんが、西村修平・第1次街宣名誉毀損裁判に便乗しておかしな騒ぎ方をした結果 千葉さんから訴えられた朝木明代市議転落死事件・「鍵束」裁判では、弁論準備手続きが着々と進められているようです(エアフォースの連載朝木明代転落死・鍵隠蔽事件参照)。ここでも矢野・朝木両「市議」側が朝木明代市議「殺害」説を積極的に立証しようとする様子は見られないようですが、果たしてどうなるでしょうか。

*1:5月2日付(2012/05/01 13:43:53)・5月3日付(2012/05/02 17:18:48)・5月4日付(2012/05/03 15:02:32)・5月5日付(2012/05/04 16:19:46)・5月6日付(2012/05/05 15:27:32)・5月7日付(2012/05/06 13:19:08)・5月8日付(2012/05/07 16:11:54)・5月9日付(2012/05/08 15:30:37)・5月10日付(2012/05/09 16:59:14)・5月14日付(2012/05/13 12:19:51)・5月16日付(2012/05/15 16:18:31)・5月18日付(2012/05/17 15:53:55)・5月19日付(2012/05/18 19:13:13)・5月20日付(2012/05/19 14:04:51)・5月23日付(2012/05/22 18:43:39)・5月24日付(2012/05/23 19:57:14)・5月27日付(2012/05/26 10:52:21)・5月28日付(2012/05/27 15:04:10)。

*2:なお、この間、紙版「東村山市民新聞」174号(2012年3月31日付)も発行されている。見出しはまとめWiki〈紙版「東村山市民新聞」(171号〜)〉参照。

*3:たとえば、2010年7月13日付更新同7月15日・17日付更新同10月6日付更新同12月31日付更新の報告を参照。

*4【追記】(7月4日朝)その後さらに修正が行なわれていましたので、追加しました。写真キャプションの修正(本文後掲)も参照。

2012-03-10

西村修平・主権回復を目指す会代表の「余りにも可哀相な結末」にダンマリを続ける瀬戸弘幸サン


東村山市議会3月定例会の開会中ですが、東村山市民新聞では断固として「最終更新日」のみの修正が続けられています*1。まあいつものことです。


他方、在特会/チーム関西はますます酷いことになっています。


こんな蛮行が法的措置もとられないまま放置されるようでは、日本の法治に対する信頼が国内外でますます揺らぐのは明らかで、関係各位(とくに公的機関)にはいい加減で断固たる措置をとっていただきたいものです。朝鮮学校高校無償化除外問題をめぐり、NGOが国連・人種差別撤廃委員会に対して緊急の対応を求めたことが報じられていますが、朝鮮学校に対する高校無償化適用除外を支えるのが

「たとえ女子供であろうが、日本に害をなすものは叩き殺す!」

「次こそあの反日サヨクにガソリンぶっかけて火をつけてやりましょう」

などと公然と呼ばわる連中であることが国際的に知られたら、それこそ国辱ものではないのでしょうか*2昨年京都朝鮮学校襲撃事件を取り上げた米国務省・国別人権報告書も、あと1カ月ほどで2011年版が発表されるはずです。


とはいえ、そっち方面の話ばかりしていてもなんなので、今日は矢野穂積朝木直子両「市議」とも密接に関わる裁判の話をしておきましょう。第2次街宣名誉毀損裁判西村修平・主権回復を目指す会代表が千葉英司さんに順当に敗訴した件については、1月27日付〈第2次街宣名誉毀損裁判で2回分の裁判のおかわり(損害賠償30万円)をいただいた西村修平・主権回復を目指す会代表〉で取り上げておきましたが、この判決をめぐるエアフォースの連載〈西村・細川事件〉がいったん終了しました。

  • 第12回:書記官の興味/提訴された裁判所前街宣/揺らいでいた足元
  • 第13回:変わり始めた人間関係/最初に消えた団体/変遷遂げた賛同団体
  • 第14回:駐車場にも警備員を配置/右翼Mのこだわり/「情けない右翼」
  • 第15回:ウェブサイトの責任を否認/尋問の申し立てを撤回/元側近との対決を回避/一足先に右翼Mの敗訴が確定
  • 第16回:真実性の立証をしなかった西村
  • 第17回:消えた「指導者」の名前/西村が控訴

どのような理由で名誉毀損が認定されたかについては第16回で報告されていますが、「・・・といわれている」「限りなく・・・に近い」などと表現をぼかしてみても、実質的にそれが事実であると受け取られるような状況があれば、違法性阻却事由が認められない限り名誉毀損が成立すると認定されました。姑息な逃げ方はおやめなさい、というところでしょうか。


さらに興味深いのは、西村代表が街宣時に行なった「訴訟を乱発して一国民に対して100万円を請求する元千葉英司副署長」という発言についても、以下のような理由で名誉毀損とされたことです。


 原告の提起した訴訟の数及び結果からすると、原告が訴訟を乱発していると認めることはできない。

 かえって、上記事実によれば、原告が提訴した訴訟の数は確かに多いが、その一部勝訴の数、全面敗訴した事件における敗訴の理由を考慮すれば、原告は訴訟を乱発する人ではないことが認められる。

 仮に、被告がそのように信じたことについて相当性を主張しているのだとしても、上記事実のみからは、訴訟の乱発と信ずるについて相当な理由があるとは認めることもできず、他にこの点を認めるに足りる証拠はない。


千葉さんがこれまでに起こしてきた裁判については「東村山市民新聞」に次の一覧表が掲載されており、瀬戸弘幸サンなども、これを根拠に(そもそも矢野・朝木両「市議」が100件近い裁判を起こしてきたことは完全にスルーしつつ)しばしば千葉さんの裁判の「多さ」を問題にしてきました*3(この一覧表で取り上げられている裁判については、2009年2月28日付〈〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証(4):千葉さん関連裁判〉参照)。



敗訴的和解で終わった第1次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判でも、陳述書にこの一覧表を掲載していました。また、黒田大輔(クロダイ)・日護会/カルト根絶センター代表も千葉さんを「濫訴男」などと中傷していたことは、2009年5月25日付〈「濫訴」レッテルを連発するクロダイくんと『月刊タイムス』事件判決と「パラノイア」裁判〉などで指摘しておいた通りです。


このような認識が、今回の判決では、

「原告が訴訟を乱発していると認めることはできない。かえって、・・・原告は訴訟を乱発する人ではないことが認められる」

と、明確に否定されたわけです。その理由として「その一部勝訴の数、全面敗訴した事件における敗訴の理由を考慮」したことにも触れられていますが、形式的な勝訴・敗訴にしか興味のない人達には、その意味など理解できないかもしれません。


まあ両者とも千葉さんとの和解により「相互に誹謗中傷しないこと」を確約・誓約していますので(第1次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判第2次落書き名誉毀損裁判)、このような判決にも留意しつつ、引き続き言動に注意なさるとよろしいのではないでしょうか。


一方、西村修平代表は言動に注意するつもりなどさらさらないようで、こんな報告をアップしていました。


誰も信じない!朝木明代 (東村山女性市議) さん自殺事件

今から16年前にさかのぼるが、オウムサリン事件、阪神淡路大震災などと並んで日本中を騒がした大事件があった。

それは平成7年9月1日のことだった。議会で創価学会を厳しく追及していた東村山市議・朝木明代さんは、この日の夜10時頃、東村山駅前のビルから、何者かによって突き落とされ死亡した。

東村山署(千葉英司副署長、須田豊美刑事)の対応は朝木さん本人であることを知りながら、家族に連絡することもなく、検死もしないで荼毘に伏そうとし、万引きを苦にした「自殺事件」として処理した。

これが後にいたって杜撰の杜撰が重なるデタラメ捜査だったことが判明する。マスコミの報道によって、事件は「疑惑」として日本中に大反響をもたらした。

創価学会信者で八王子検察庁の吉村弘支部長(当時)は、同じく創価学会の信者である信田昌男検事をこの事件担当に任命、この創価信者の検事らは自らが創価信者であることを内密にして遺族に接していたことも判明した。

この事件で千葉英司から二件の名誉毀損などで訴えられた民事裁判の判決が26日に下され、東京地裁立川支部民事3部の市川正巳裁判長は千葉に対する30万円の支払いを命じた。

(本文の太字は引用者=3羽の雀)


西村代表は2月8日に控訴したようですが、逆転勝訴の目はゼロに近い無駄な控訴であるばかりか、千葉さんから付帯控訴を提起される可能性もありそうです。


ちなみに、完全敗訴が確定した第1次街宣名誉毀損裁判の本人尋問調書も今更のように公開されましたが、原告・被告のいずれについても「東京地裁国立支部」という謎の場所で尋問が行なわれたことになっています(正しくは、立川支部に移転する前の八王子支部)。




瀬戸サンの「内部告発」ネタベランダウンコ事件をめぐるやりとりも、あらためて読むと懐かしいですね。



なお、予想されたことではありますが、かつての盟友がこのような状況に陥っているというのに、その原因を作った瀬戸サンはダンマリを決め込み続けています。それどころか、創価学会と矢野絢也・公明党元委員長の和解に便乗してこんなふうに↓はしゃいでいる始末です。


 何なのでしょう? トドメを刺すはずだった2通の証拠は不発になるどころか、点火もされないうちに消えてしまいました。何も知らされずに書かされていたのでしょうね。余りにも可哀相な結末に笑ってしまいました。

 これまで長年に渡って矢野氏への誹謗を繰り返してきたのに、たったこれだけで終了してしまうのでしょうか。これまでの矢野氏に関する記事はまだ掲載されていますが、いずれ抹消されるのでしょうか。注目したいと思います。

(太字は引用者=3羽の雀)


西村修平代表が今回敗訴する原因となった記事(第3次「御用ライター」裁判第1回口頭弁論報告)には、瀬戸サンが支援に駆けつけて熱弁を振るったことも記載されていました。



それが、エアフォースの前掲連載でも報告されているようにいつの間にか姿を見せなくなり、横断幕から名前を消し、いまや完全スルーを続けるのですから、この「余りにも可哀相な結末」にはもはや笑う気さえ起きてきません。瀬戸サンにならって

今回の事態について、一言なりとも感想を聞きたいものだ

と書いてみたいものですが、“どのような思いで今回の判決を見たのか?”と問うことも、もはや無駄なのでしょう。


*1:2月29日付(2012/02/28 19:55:33)・3月1日付(2012/02/29 19:55:34)・3月3日付(2012/03/02 16:04:21)・3月4日付(2012/03/03 14:11:05)・3月5日付(2012/03/04 12:50:43)・3月6日付(2012/03/05 11:56:35)・3月8日付(2012/03/07 14:42:01)・3月9日付(2012/03/08 22:35:54)・3月10日付(2012/03/09 20:03:33)。

*2:なお、桜井誠・在特会会長が朝鮮大学校前で行なった朝鮮人殺害宣言については、〈Japanese fascists: We're here to kill North Koreans!〉として英語でも発信されている。

*3:たとえば、〈千葉英司東村山元副署長と裁判の数々〉(2009年3月31日付)、〈千葉英司氏と黒田大輔氏の裁判について〉(同4月7日付)、〈宇留嶋・千葉両名の裁判三昧〉(同10月19日付)、〈千葉英司元東村山警察署副署長・名誉毀損裁判〉(2011年1月20日付)など。

2012-01-27

第2次街宣名誉毀損裁判で2回分の裁判のおかわり(損害賠償30万円)をいただいた西村修平・主権回復を目指す会代表


東村山市民新聞では今年になって初めて「最終更新日」の修正以外の更新が行なわれましたが、大した内容ではないので文末で触れます。


そろそろブログを更新しなければならないと思っていたところ、徳島県教組襲撃事件で懲役2年(執行猶予5年)の刑を言い渡されていた中谷良子・現代撫子倶楽部代表が詐欺容疑で逮捕されたというニュースが飛び込んできて、ひと騒動になりました(1月24日)。これについては以下のTogetterを参照。


とくに読売新聞の記事に対する抗議の際には実に醜悪な光景が繰り広げられ、在特会の「終わりの始まり」が本格化したと感じざるを得ませんでしたが、これについてはまた機会があれば触れます*1。とりあえず読売新聞社は、根拠もなく、自分達が公式サイト等で公にしてきた内容を確認しようともせず、恫喝まがいのやり方で、金銭的要求もちらつかせながら記事の修正を強要しようとした在特会に対し、公的な謝罪の要求などしかるべき対応をとった方がいい(言論機関としてはむしろとるべきである)と感じているところです。


また、1月25日には京都朝鮮学校襲撃事件・民事裁判の第10回口頭弁論が行なわれ、カメラマンである自称ブレノらの証人尋問が行なわれました(とりあえずTogetter〈在特会・京都朝鮮学校襲撃事件民事裁判 第10回口頭弁論(1・25) ブレノ出廷〉参照。/追記aramasanさんによる傍聴記も前半がアップされました)。昨年、「現代日本の排外主義とヘイトクライム」と題するシンポジウムの嫌がらせに赴いた際、

「在特会を糾弾するというのでそのトップがわざわざ出向いてあげたのに、左翼側の誰一人一言も面と向かって糾弾できなかった時点で、彼らに何の正当性もないことを証明したと思います」

と語っていた自称桜井会長は、なぜかどうしても裁判所に足を向けたくないようですが、これについてもまた暇があれば触れるかもしれません。


さて、今日の本題です。千葉英司・元東村山署副署長が西村修平・主権回復を目指す会代表を訴えていた第2次街宣名誉毀損裁判の第1審判決が昨日(26日)東京地裁立川支部で言い渡され、西村代表が順当に敗訴しました(追記エアフォースの速報および柳原滋雄コラム日記〈“矢野穂積の代弁者”西村某がまた敗訴 東京地裁立川支部〉も参照)。



西村代表はこれまでに名誉毀損を理由として10万円(第1次街宣名誉毀損裁判)、肖像権侵害を理由として20万円(第3次「御用ライター」裁判)の損害賠償を命じられてきましたので、まったく同じ分量のおかわりをいただいたことになります。西村代表は他に『ザ・コーヴ』上映粉砕街宣裁判で計110万円の賠償を命じられていますから、これで合計額は170万円となり、現段階でまきやすともが有している記録(約200万円、このうち110万円は連帯債務)に迫ってきました(「東村山市民新聞」の迷宮〈矢野穂積・朝木直子両「市議」の(元)支援者等が訴えられている民事裁判〉の各裁判の詳細参照)。西村代表は京都朝鮮学校襲撃事件裁判の被告にも名を連ねていますので、その判決が出れば、まきの記録を抜くことになる可能性がかなり高いと思われます。


以下の記述の削除も命じられたとのことですので、朝木明代市議「殺害」説は(当然のことながら)再び粉砕されたことになります。



主権回復を目指す会の掲示板に掲載された事前告知では

「訴訟乱発を繰り返す不当な裁判には徹底して闘うだけある」(ママ)

と宣言されていましたので、また控訴してくるかもしれませんが、逆転勝訴の可能性はほぼゼロですので、印紙代をはじめとする裁判費用が無駄になるだけで終わるでしょう。



判決の詳細は、いずれエアフォースの連載西村・細川事件等で明らかにされると思います。そもそものきっかけを作っておきながら計20万円の和解金損害賠償で逃げおおせた瀬戸弘幸サンに感想を聞いてみたいものですが、もういちいちコメントを求めるのも馬鹿らしくなってきました。


なお、まきやすともが千葉さんから訴えられていた機関誌名誉毀損裁判でまきの敗訴が確定していたことは既報の通りですが、本人からも、今回の裁判の事前告知記事で遅ればせながら報告がありました。



なお、正確には「上告棄却」ではなく上告不受理のようです。創価学会の自称プロの写真家・箱崎慎一が著作権侵害で私を訴えた裁判でも上告を行なったようですが、これも不受理で終わるでしょう。


ともあれ、〈千葉英司さんらのおかげでとりあえずの平和が戻った9月1日の東村山〉(2011年9月3日付)や〈クロマキーvs創価学会裁判のお粗末な結末(上告却下)と京都朝鮮学校襲撃事件裁判をめぐるお粗末なプロパガンダ〉(同9月29日付)で振り返っておいた通り、一連の裁判は「殺害」説派の玉砕という結果で基本的に収束しました。あらためて、千葉さんにお疲れ様の言葉を贈りたいと思います。


後は、西村修平代表の裁判に便乗して騒いでおきながら都合の悪い結果が出るとダンマリを決め込むばかりの矢野穂積朝木直子両「市議」がその結果を突きつけられている裁判(朝木明代市議転落死事件・「鍵束」裁判)で、どのような議論が行なわれるかです。これについてはエアフォースの連載朝木明代転落死・鍵隠蔽事件で当時の状況が詳細に検証されつつありますので、そちらも参照。


最後に、「東村山市民新聞」の更新について簡単に報告しておきましょう。引き続き「最終更新日」のみの修正が黙々と続けられた*2後、トップページで次のような更新が行なわれました(1月26日付、2012/01/25 13:03:27)。



「担当看護師」「担当」に修正しただけです。2011年12月25日付エントリーの冒頭でも触れておいた通り、矢野「市議」らのネタ元と思われる『週刊文春』は「病状についての記述」そのものを取り消して謝罪したのですが、これで済ませるとは流石というべきでしょうか。(追記〔2月4日〕:その後、2月5日付更新〔2012/02/04 15:24:19〕で「担当」がさらに「関係者」に修正されました。)


【追記】

エアフォースの速報および柳原滋雄コラム日記〈“矢野穂積の代弁者”西村某がまた敗訴 東京地裁立川支部〉のほか、義理堅く西村修平と行動をともにし続けているまきやすともも報告をアップしました。


1月26日(木曜日)午前10時30分より東京地裁立川支部において西村修平氏が被告となった民事裁判の判決言渡し。

http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=746

法廷に入る前に結果は予想がついた。ふざけた裁判だ。それは回を重ねる口頭弁論の最中における裁判長・市川正巳の態度で窺う事ができた。また、当日は 原告である元東村山警察署副署長・千葉英司が法廷に来ていないからだ。判決内容は予め千葉に対してはリークされていたのだろう。

「あなたの主張を認めた判決内容なので、判決言渡しには来なくてもいいですよ」

被告(西村氏)に30万円の支払を命じる。主権回復を目指す会のホームページから千葉の写真を削除せよ。

など、不当判決も甚だしい。削除などはとうの昔に実行されているではないか。

(改行は引用者が適宜修正)


裁判が始まった段階からこの正当な判決は予想がついていたわけで、いちいちつっこむ気にもなりません。また、今回命じられたのは〈これ(万引きを苦にした自殺という事件処理)が限りなくでっち上げに近いことが判明されている。〉の記述の削除であって、とうの昔に削除された写真の削除など命じられていないはずです。


しかも、記事の下の方では〈演説中の西村修平氏に詰め寄る創価学会信者〉というキャプション付で新たな肖像権侵害を行なっています。判決を理解する能力がない人間が「不当判決」などと騒いでも、どうしようもありません。例によって

「悔しくないのか。悔しいか。悔しかったらこの場で舌噛んで死んでみろ」

「イタリアあたろ〔ママ〕だったら、こんな裁判官はマフィアによって抹殺されているところだ」

などの捨て台詞も書かれていますが、まあ言わせておけばいいでしょう。

*1:24日朝には、自称桜井誠・在特会会長らが生駒市長や戸田ひさよし門真市議を告訴・告発した旨の記者会見も行なわれたが、これについてもとりあえずTogetter〈【在特会】生駒市長らに対する逆ギレ告訴・告発をめぐるgdgd記者会見(1・24)〉を参照。

*2:1月18日付(2012/01/17 13:05:58)・1月19日付(2012/01/18 16:21:54)・1月20日付(2012/01/19 13:24:18)・1月21日付(2012/01/20 17:10:08)・1月23日付(2012/01/21 16:04:24)・1月24日付(2012/01/23 16:21:36)・1月25日付(2012/01/24 11:37:50)。なお1月23日付のみ明後日型の修正(2日先の日付)だった。

2011-11-23

米・国務省人権報告書でも取り上げられた「外国人排斥団体」在特会&チーム関西と、ひっそりと敗訴に終わった第2次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判


東村山市民新聞では再び「最終更新日」だけの修正が黙々と続けられるようになりました。時には午前中〜正午過ぎから翌日の日付に書き換えられることもあります*1。次は、佐藤まさたか市議ブログ名誉毀損裁判での逆転勝訴(12月21日控訴審判決言い渡し予定)に望みを託して沈黙を続けるのでしょうか。


一方、2ちゃんねるとネット右翼(ネトウヨ)ウォッチング&その分析〈在特会とオウムの類似性について〉で紹介されるまで私も気付かなかったのですが、アメリカ国務省が毎年発表している国別人権報告書の2010年版(2011年4月8日発表)で、在特会/チーム関西による京都朝鮮学校襲撃事件が取り上げられていることがわかりました。



2010年には、外国人や日本生まれの民族に基づくマイノリティーに対する、移民排斥主義団体による嫌がらせがますます活発になった。8月には、京都朝鮮第一初級学校で児童に対し言葉による嫌がらせなどの示威運動を行った4人の外国人排斥団体のメンバーが逮捕された。


国連・人種差別撤廃委員会で取り上げられた時は、国連広報センターに抗議するとともに委員会に対しておかしな書面を送り付けた在特会ですが*2、今回も米国大使館に抗議に行くのでしょうか。また、中国や北朝鮮の悪口を言う時だけ

自由、民主主義、基本的人権の尊重。/この3つの普遍的価値観を共有出来るのはシナ・中国ではなく、米国なのです

などと口にする自称ジャーナリスト・瀬戸弘幸サン*3にもこの国辱ものの状況についてコメントしていただきたいものですが、まあそれを期待するのは無理というものでしょう。


そんな瀬戸弘幸サンが宇留嶋瑞郎さんから肖像権侵害で訴えられていた裁判ですが、順当に瀬戸サンが敗訴しました(11月21日)*4


1  被告らは、原告に対し、連帯して、10万円及びこれに対する平成21年11月10日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

2  原告のその余の請求を棄却する。

3  訴訟費用は、これを10分し、その1を被告らの、その余を原告の各負担とする。

4  この判決は、第1項に限り、仮に執行することができる。


同様の事案で提訴されていた西村修平・主権回復を目指す会代表(第3次「御用ライター」裁判)に対しては20万円の損害賠償が命じられていましたので、その結果を承知していながら不法行為を続けていた瀬戸サンらについてもそのぐらいは行くかなと予想&期待していましたが、

「写真の内容自体が原告に大きな不利益をもたらすようなものではない」

「被告らは既に本件ブログ上から本件写真等を削除していること、本件写真等が掲載されたのは5回にとどまり、写真等の数もさほど多いものとはいえない」

などの事情が勘案され、このような額に留まったようです。なお、宇留嶋さんも書いているように、判決が「背後から撮影した写真(本文中で写真の人物が私であることを明記している)についても肖像権の侵害を否定しなかった」点は、確かに興味深いところです。


控訴しても逆転勝訴の見込みはなく、印紙代や弁護士費用が無駄になるだけなのは瀬戸サンにもわかるでしょうから、このままこの判決が確定する可能性が高いと思われます。西村修平はいまだに20万円を完済していないようですが(2月11日付〈似た者同士〉も参照)、第1次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判では、期日から若干遅れつつも千葉さんに対してちゃんと和解解決金(10万円)を支払った瀬戸サンのことですから、そんなに宇留嶋さんを困らせることもないでしょう。差し押さえなどされたら、せっかく新聞でも取り上げてもらえた商売の方にも影響が出てきますし。


なお、11月23日午前7時半現在、瀬戸サンは今回の判決についてブログで報告していません。判決言い渡しに際しては代理人も出廷しなかったようですから、まだ聞いてないことになっているのでしょうか。第1準備書面に続き、せと弘幸blog『日本よ何処へ』出張所の方で判決書のスキャン画像でもアップしていただきたいものです。


さて、今回の裁判に決着がつけば、次は瀬戸サンが次の予告を実行するかどうかが焦点になります。


〔前略〕

 それに対して卑劣などと書いているので、その記事に対する謝罪を雑誌社に求め、受け入れなければ今度はこちらから訴える考えですが、現在の民事訴訟の判決を頂いてから行ないます。訴訟を二つも抱えていると大変なので先ずは現在争われているものを優先させます。


たぶん実行しないでしょうし、提訴しても勝訴する見込みは皆無に近いと思われますが、まあいちおう成り行きを見守ることにしましょう。


ついでに、瀬戸サンがちょっと前に放っていた見事なブーメランを紹介しておきます。



「……その後も自分の主張の間違いを訂正しようとしない。/つまりは自分の主張の誤りも素直に認めることの出来ないデタラメ極まりない人間であるということです」


宇留嶋さんの原稿が創価学会広報部より完全版下原稿として、出版社に送付され」るなどというガセネタを飛ばしておきながらいまだに該当記事で訂正を行なわず(2009年5月30日付〈トリプルヘッダーだった矢野・朝木両「市議」と、瀬戸陳述の衝撃的変更〉参照)、壮大な空騒ぎを引き起こした「内部告発」についても依然として総括しようとしない瀬戸サンが、よく言ったものです。つまりは瀬戸サンも「自分の主張の誤りも素直に認めることの出来ないデタラメ極まりない人間であるということ」で、宇留嶋さんを訴えても自ら放ったブーメランが突き刺さるだけだと思われます。

*1:11月19日付(2011/11/18 15:22:15)・11月20日付(2011/11/19 21:36:39)・11月21日付(2011/11/20 10:58:23)・11月23日付(2011/11/22 12:06:12)。ただし、11月21日付更新では「重要容疑者」裁判(「柳原滋雄コラム日記」裁判)の報告囲み(11月18日付更新)にnewアイコンが付け加えられている。/【追記】この記事をアップした後、11月24日付更新(2011/11/23 15:47:43)で〈いつ取消して謝罪するのか?〉というブーメラン的新規ページがアップされましたが、急いでつっこまなければならない内容でもないので、近いうちに拾っておきます。

*2:まとめWiki〈在特会・京都朝鮮学校襲撃事件(2009年12月4日)〉の、2010年3月16日・3月19日・4月2日の項を参照。

*3:このほか、〈中共は「価値観」の異なる国家〉(2010年6月27日付)、〈【民主党】人権問題で集まったのはわずか11人〉(同10月22日付)、〈日米関係論―アメリカといかに付き合うか(3)〉(2011年11月2日付)なども参照。

*4:Togetter〈第二次師弟裁判 判決〉、柳原滋雄コラム日記〈“反創価のポチ”瀬戸某が肖像権侵害で断罪される さいたま地裁〉なども参照。