3羽の雀の日記 RSSフィード

2012-07-31

瀬戸弘幸サンの「内部告発」発表から丸4年――進展なし、反省なし、往年の面影なし


仕事にかまけている間に更新が1カ月以上空いてしまいました。東村山市民新聞の更新については後半で拾います。


この間、7月24日には第4次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判の第2回口頭弁論があり、その後に元自称ジャーナリスト・瀬戸弘幸サンらが東村山で街宣を行なうということで洋品店への嫌がらせが懸念されていましたが、千葉英司さん・宇留嶋瑞郎さんをはじめとする有志がいつものように警戒態勢を敷いてくれた甲斐もあってか、何事も起こらずに済んだようです。


これについて瀬戸サンは、翌日のエントリー

「妨害嫌がらせが酷すぎる」

「この常識を越えた行動に我々は言い知れない恐怖を感じた。しかし、この恐怖を乗り越えていかねばなりません」

などと書いていましたが、洋品店に言い知れぬ恐怖を与え続けてきておいて何を言っているのか。このエントリーに対する私の反応は以下の通りです(前掲Togetterにも収録)。



前掲Togetterの冒頭でも瀬戸サンの対応についていろいろと疑義を呈していますが、もちろん「ヒット(しないで)&(リング外へ)アウェイ」戦法の名手たる瀬戸サンからは何の回答もありません。それどころか、これらの疑問に答えないまま、7月29日付エントリーではこんなことを書いていました。


(3)元東村山市議・故朝木明代さん事件と創価学会の関係について

 この件については一つの事実が明らかになっているのに、その点に関しては全く無視し続けており、他の件については饒舌なのに、何故このことに何らの見解を示さないのか?

 それは故朝木明代さんの万引き冤罪事件、何者かによってビルから転落させられて死亡した事件で、その担当検事と支部長検事が共に創価学会の熱心な信者であったという事実です。

〔中略〕

 以上のことに関して彼らは余り触れようとしません。コメントするにしても何らかの指揮が本部から彼らに行なわれていると見るのが妥当なのではと考えています。

  3羽の雀 ‏@three_sparrows 

のつぶやきも果たしてこのエントリーに対してはあるのか、ないのかにも注目したいと思います。


注目してくれているらしいので、以下のようにツイッターでコメントしておきました。



これに対しても、案の定、何の反応もありません(7月31日午前9時現在)。瀬戸サンがフン飯もの(フンの部分には好きな漢字をあててください)の内部告発をぶち上げてから7月29日で丸4年が過ぎたというのに、一事が万事この調子ですから、本当に情けない限りです。


そして、内部告発から丸4年ということは、あの洋品店襲撃事件(2008年9月1日)から間もなく丸4年ということでもあります。洋品店はいつまでこのような状況に耐え続けなければならないのでしょうか(エアフォースの連載〈右翼を煽動した矢野穂積の虚偽説明〉なども参照)。


さて、東村山市民新聞で何度か実質的更新(「最終更新日」の修正以外の更新)がありましたので、簡単に拾っておきます。まず、7月5日付更新(2012/07/04 19:13:32)でトップページに次のようなスローガンが登場しました。


小沢新党の斗いを断固支持!反増税・脱原発の貫徹を!(東村山市民新聞)


なお、7月16日付更新(2012/07/15 10:44:40)ではこれに次のような加筆が行なわれています。


〔前略〕

小沢新党の斗いを断固支持!

反増税・脱原発の貫徹を!「国民の生活が第一」の旗を握り、脱党したのは大正解だ。総選挙で「増税・原発再稼動の『大政翼賛一味』(自・公・野田派)」にとどめを!(東村山市民新聞)

〔後略〕

(加筆部分を示す太字は引用者=3羽の雀)


なお、今回の加筆部分の下にある囲み(4月28日付更新で登場)でも、見出しが次のように修正されていました。


《「政権交代」完遂のため松下政経塾関係者(第2自民党)らを排除し、小沢政権の樹立を》

《「政権交代」完遂のため、松下政経塾関係者(ウルトラ保守)らを追撃し、小沢政権の樹立を》


まあいつもの小沢一郎便乗更新ですので、とりたてて触れるほどのことはありません。ちなみに、「脱原発の貫徹を!」と謳う矢野穂積朝木直子両「市議」が、この間盛んに行なわれている脱原発行動に参加したという報告や目撃証言も皆無です。


なお瀬戸弘幸サンは、小沢問題や原発問題を理由に挙げながら、ようやく「草の根」との縁切りを宣言しました。



「今後は『故朝木明代・東村山市議謀殺事件』追及においても我々は独自の活動を続けてまいります」とも書いていますが、前述のような調子ですから、時々思い出したように使い古されたネタを持ち出しては“あやしいあやしい”と臭わせるのが関の山でしょう。以下の記事も参照。


東村山市民新聞の更新報告に戻りますが、前述の小沢一郎便乗更新の合間に行なわれた7月8日付更新(2012/07/08 11:33:28)で、リサイクルセンター問題に関する以下のような囲みがトップページに掲載されました。


(略)

▼「入札、契約の前月だったが、コストも不明!」 委員会を傍聴もしていないのに、知ったかぶりして、コスト等この問題を云々している者がいる。

有権者の50分の1の2倍をはるかに超える6136名の署名があった直接請求運動が始まる前は、「7月には入札をしたい」と市長は言っていた。ところが、その前月の6月委員会までに、環境建設委員らが、市長が出してきた「性能発注仕様書」記載事項ごとに、ランニングコストを詳細に質したが、市長部長らは「わからない」を連発!具体的数字がバレるのが怖いようだ。

が、民間事業者の話では、市長がこれまで叫んでいる「『年間維持コスト』は4〜5000万円程度」という数字を見て、「これは月額の間違いではないですか」と述べている。直営工場建設が、外部委託より、イニシャル、ランニングともコストが桁違いの巨額になることは、市長が「性能発注仕様書」に基づくランニングコストの数字を隠して公表しない態度にこそ表現されている。創価など市長支持派は、市長に具体的数字を隠さず公表するよう言ってみてはどうか。 (7月8日)

(太字は引用者=3羽の雀)


「知ったかぶりして、コスト等この問題を云々している者」というのは、ブログに〈リサイクルセンター、年間経費9,070万円を検証する〉(7月5日付)という記事を掲載した伊藤真一市議のことと思われます。具体名を挙げて該当記事にリンクしたりしないのは、いつものことです。


なお、末文の「創価など」は7月13日付更新(2012/07/12 15:53:14)で付け加えられたものです。忘れたのかなあと思っていたら、やっぱりそうだったようです。


以上の更新以外は、「最終更新日」のみの修正が断続的に続けられていました*1


なお、矢野・朝木両「市議」が千葉英司さんから訴えられている朝木明代市議転落死事件・「鍵束」裁判で何か動きがあったのか、7月27日以降、関連の記述が大幅に改編されています。ややこしくなるので、これについては近いうちに別の記事としてまとめる予定です。

*1:7月2日付(2012/07/01 16:14:50)・7月3日付(2012/07/02 20:52:24)・7月5日付(2012/07/04 19:13:32)・7月7日付(2012/07/06 19:49:34)・7月10日付(2012/07/10 13:40:53)・7月12日付(2012/07/11 18:29:59)・7月17日付(2012/07/16 17:42:12)・7月18日付(2012/07/17 16:45:08)・7月19日付(2012/07/18 17:18:47)・7月20日付(2012/07/19 15:40:11)・7月21日付(2012/07/20 19:18:36)・7月23日付(2012/07/22 18:39:53)・7月24日付(2012/07/23 13:02:30)・7月25日付(2012/07/24 17:43:06)・7月26日付(<!--2012/07/25 18:16:32)。

2012-05-30

西村修平・主権回復を目指す会代表の控訴取り下げでいよいよとどめを刺された朝木明代市議「殺害」説【本文中に追記あり】


そろそろブログを更新しようと思っていた矢先、西村斉・荒巻靖彦・ブレノら4名がロート製薬に対する強要容疑で逮捕されるという事件が勃発し(5月10日)、まとめWikiの作成・更新やら生放送の実況およびTogetterの作成やらに追われた上に、仕事が忙しい時期ともちょうど重なってしまって、結局1カ月以上も間が空いてしまいました。


もっとも東村山市民新聞の方も、4月28日付(2012/04/27 17:24:32)でトップページに次のような囲み記事をアップしたのが唯一の実質的更新で、それ以外は「最終更新日」を間歇的に修正し続けているだけです*1


地検特捜・メディア・米政府・民主党対米従属派による小沢潰し大謀略が「4・26判決」で遂に破綻した!水谷建設の「み」も雲散霧消し、マスコミの誰も何も言わなくなった!

《「政権交代」完遂のため松下政経塾関係者(第2自民党)らを排除し、小沢政権の樹立を》 

 ついに、その日はやってきた。岡田、仙石、前原等、小沢氏を封じ込めた戦犯らは即刻辞任し、小沢氏に大政奉還するとともに、政権交代潰しに燃える官僚の手のひらで、野田らは自ら「増税裸踊り」を踊って、墓穴を掘った「生き恥」をこれ以上天下に晒す愚はやめよ!「ぼくやめたくない安倍症候群」発症などといわれる前に。当然の帰結、無党派支持者らはあきれかえっている。(2012年4月26日)

 保護領扱いを続ける米政府に対して、普天間、消費税、TPP問題で対米対等原則の断固確立を。BSEの米牛肉、輸入規制緩和そして原発を阻止しなくてはならない。


これが、2月9日付更新(2012/02/08 17:52:54)以来、東村山市議会3月定例会・4月臨時会(4月26日)をはさんで約80日ぶりの実質的更新でした*2。内容的には、前回の参院選直後から断続的に遠吠えしてきたことと大差ないので*3、とりたてて触れるまでもありません。ちなみに、周知のように5月5日には日本の原発が全停止しましたが、自称「原発いらないネットワーク・東村山」代表の矢野穂積「市議」は、上記囲みでも「原発を阻止しなくてはならない」と書いている割に何の感慨も持たず、再稼働阻止のために発言する様子もないようです。


一方、朝木明代市議転落死事件をめぐる裁判に、またひとつ決着がつきました。第2次街宣名誉毀損裁判の第1審で敗訴し、その後控訴していた西村修平・主権回復を目指す会代表が、5月22日、控訴を取り下げたのです。エアフォース〈西村・細川事件控訴審〉で詳細が報告されています。

  • その1:西村が控訴を取り下げ/矢野の主張を鵜呑みにした演説/ことごとく排斥された主張
  • その2:「不快な記事も削除する」との申し出

第1次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判における瀬戸サンの和解、対創価学会街宣名誉毀損裁判における黒田大輔・まきやすともの上告却下(上告理由書の未提出)に続き、またもや被告側が何の立証もできずに白旗をあげた形になります。とくに、第1次街宣名誉毀損裁判第1審で矢野穂積・朝木直子両「市議」から全面支援を受けた西村修平がこのような形で全面降伏したことは、朝木明代市議「殺害(謀殺)」説に完全にとどめが刺されたと理解してよいでしょう。


控訴取り下げにともない、西村はまず問題の記事の記述を次のように修正しました(5月24日午後8時半ごろ確認)*4


朝木明代・東村山女性市議の謀殺事件を転落・自殺としたのが東村山署元副署長の千葉英司。自殺の動機を「万引き」を苦にしたとして事件を処理したが、これが限りなくでっち上げに近いことが判明されている。

朝木明代・東村山女性市議の謀殺事件を転落・自殺としたのが東村山署元副署長の千葉英司。自殺の動機を「万引き」を苦にしたとして事件を処理したが、これが限りなくでっち上げに近いことが判明されている

朝木明代・東村山女性市議の転落事件を自殺としたのが東村山署だった。


また、控訴取り下げによって確定した第1審判決では、次の通り、プラカード(看板写真)を撮影した写真およびそのキャプションも問題とされていました。


本件記述においても・・・「限りなくでっち上げに近い」と表現しているが、その表現自体、断定に極めて近い表現を採用しているものである。しかも、本件記事は、「祝! 千葉英司敗訴 「万引き」はでっち上げ! 「自殺」は謀殺だった!!」等と記載された本件看板写真と共に記載されているものであり、・・・原告が万引き等をでっち上げたとの事実を述べているものと受け取られるものと認められるから、〔断定していないから名誉毀損ではない旨の〕被告の上記主張は、理由がない。

(エアフォース〈西村・細川事件 第16回〉)


前述の修正後、西村はプラカードを掲載した写真にぼかしを入れて文字が読めないようにしましたが、キャプションはそのままです(5月30日午後1時過ぎ確認)。



確かに第1審判決ではこの部分の削除は命じられていないようですが、プラカードにぼかしをかけるならキャプションもついでに削除するのが誠実な対応というものでしょう。


7月4日追記:その後、キャプションが次のように修正されていました〔7月4日午前0時半過ぎ確認〕。)



まして、西村は千葉さんに対して(今回の裁判で問題とされた記事以外にも)不快感を与えた記事があれば削除するので明示してほしい」とまで申し入れたと言います。この申し入れに応じて千葉さんが挙げた記事は15点にのぼり、逐一チェックしている余裕がありませんが、直近の記事↓(2012年1月30日投稿)がそのまま放置されているところを見ると、申し入れは単なるリップサービスだったのかもしれません。



せっかく千葉さんが問題のありそうな記事を列挙してくれているのですから、きちんと精査してしかるべき対応をとった方が、瀬戸弘幸サンのように、忘れていたころに続けざまに訴状が届くようなことにならずに済むと思うのですが。


また、このところ在特会に対してあれこれ偉そうなことをおっしゃっている西村代表ですが、今回の控訴取り下げについては(いまのところ)ブログ等で報告してはいません。どうせ機会があるたびに蒸し返されるのですから、堂々と公表し、東村山の洋品店に対しても公式な謝罪をしておくべきかと思います。


もっとも、映画『ザ・コーヴ』粉砕街宣裁判で敗訴が確定した事実を一切公にせず、つい最近こんなことを↓恥ずかしげもなく書いてしまう人物ですから、このままほっかむりを続ける可能性が高いのでしょう。


主権回復を目指す会はこれまで「女性国際戦犯法廷」の放送、本宮ひろ志の『国が燃える』連載、つくばみらい市主催の離婚講座、映画『ザ・コーヴ』、映画『南京1937』上映などなど、反日の催し物を中止させて来た。主権はあくまで呼び掛け人で、呼び掛けに賛同した多くの愛国者がそれぞれの手法で主催者側に抗議を徹底したから勝ち得た結果であった。

(太字は引用者=3羽の雀)


ちなみに、今回の敗訴確定にともない、西村修平が命じられた損害賠償額の累計は170万円になります。



現在のところ、西村の書面を作成していたのではないかと推測されるまきやすとも、6月5日・12日と2週連続で裁判が控えている瀬戸弘幸サンなどから、今回の控訴取り下げに関するコメントは出されていません。たぶんこのままスルーするのだろうと思います。


もちろん矢野・朝木両「市議」が公にコメントすることなど期待できるわけはありませんが、西村修平・第1次街宣名誉毀損裁判に便乗しておかしな騒ぎ方をした結果 千葉さんから訴えられた朝木明代市議転落死事件・「鍵束」裁判では、弁論準備手続きが着々と進められているようです(エアフォースの連載朝木明代転落死・鍵隠蔽事件参照)。ここでも矢野・朝木両「市議」側が朝木明代市議「殺害」説を積極的に立証しようとする様子は見られないようですが、果たしてどうなるでしょうか。

*1:5月2日付(2012/05/01 13:43:53)・5月3日付(2012/05/02 17:18:48)・5月4日付(2012/05/03 15:02:32)・5月5日付(2012/05/04 16:19:46)・5月6日付(2012/05/05 15:27:32)・5月7日付(2012/05/06 13:19:08)・5月8日付(2012/05/07 16:11:54)・5月9日付(2012/05/08 15:30:37)・5月10日付(2012/05/09 16:59:14)・5月14日付(2012/05/13 12:19:51)・5月16日付(2012/05/15 16:18:31)・5月18日付(2012/05/17 15:53:55)・5月19日付(2012/05/18 19:13:13)・5月20日付(2012/05/19 14:04:51)・5月23日付(2012/05/22 18:43:39)・5月24日付(2012/05/23 19:57:14)・5月27日付(2012/05/26 10:52:21)・5月28日付(2012/05/27 15:04:10)。

*2:なお、この間、紙版「東村山市民新聞」174号(2012年3月31日付)も発行されている。見出しはまとめWiki〈紙版「東村山市民新聞」(171号〜)〉参照。

*3:たとえば、2010年7月13日付更新同7月15日・17日付更新同10月6日付更新同12月31日付更新の報告を参照。

*4【追記】(7月4日朝)その後さらに修正が行なわれていましたので、追加しました。写真キャプションの修正(本文後掲)も参照。

2012-04-20

負け惜しみめいた記事のせいで三たび訴えられた自称ジャーナリスト・瀬戸弘幸サン ※追記あり


東村山市民新聞では例によって「最終更新日」のみの修正が断続的に続けられているだけの状況です*1


一方、安田浩一さんの単行本ネットと愛国―在特会の「闇」を追いかけて(講談社)がついに発売の運びとなりました。


ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book)


図書館から借りた本がたくさんあるのでしばらくきちんと読む時間がとれそうにありませんが、雑誌『g2』の連載には書かれていなかった事実も多数盛り込まれた力作であることは、パラパラとページをめくるだけでわかります。とくに、国会議員や、関西をはじめとする自治体の関係者には本書を熟読していただき、国連・人種差別撤廃条約の加盟国としてしっかりとした対応策を打ち出してほしいものです*2


さて、いまだに「行動するジャーナリスト」を自称しながらろくな取材もせずに憶測や妄想を日々アップし続け、安田さんから著書を献本されてもその徹底した取材ぶりに感じ入る様子さえ見せない瀬戸弘幸サン*3が、ブログで

「是非本気でやってみれば良かったと言っておきます。その根性もないくせに口だけは達者です。ぶっ飛ばすとかぶっ殺すとか穏やかな話ではないが、所詮はこれがこの人物の正体なのでしょう」

などと書いていました。てっきり、あちこちで殺害・処刑予告を連発する、そしてシンポジウムの嫌がらせにはわざわざ足を運ぶくせに法廷で堂々と自分達の主張を述べることには及び腰らしい、自称桜井誠・在特会会長のことを言っているのかと思いましたが、どうやら違ったようです


そんな瀬戸サンがまたも訴えられたことが判明しました*4


 平成24年4月16日、警視庁東村山警察署元副署長の千葉英司がブログの記事によって侮辱されたなどとして「行動する保守」Aを東京地裁立川支部に提訴したことがわかった。

 千葉は平成22年5月7日にも「行動する保守」Aとその弟子を提訴しているが、その際には「行動する保守」Aが千葉の要求を全面的に受け入れるとともに10万円を支払い、平成23年4月20日、和解が成立している。

 今回、千葉が問題としているのは「行動する保守」Aが運営するブログの平成23年9月1日付〈故朝木明代東村山市議殺害事件 16年目の命日を迎えて〉(以下、「記事1」)と題する記事および平成21年9月2日付〈告知と活動報告〉と題する記事(以下、「記事2」)。

 記事1については〈公然と、原告は異常で大嘘つきであると主張し、原告を侮辱するものである。〉と主張し、記事2については肖像権を侵害されたと主張している。

〔後略〕

(エアフォース〈千葉元副署長が「行動する保守」Aを再び提訴(速報)〉。リンクは引用者=3羽の雀)


てっきり瀬戸サンは第1次裁判(敗訴的和解/解決金10万円)と第2次裁判(敗訴/損害賠償10万円)だけで逃げおおせたものと思っていましたが、さすがに千葉さんが相手だと、そうは問屋が卸さなかったようです。


このうち「記事2」の後半で行なわれている肖像権侵害については、瀬戸サンも今更争うつもりもないでしょうから、謝って削除すればそれで済むかもしれません。というより、それ以外に選択の余地はないと思われます。


問題は、第1次裁判和解後に掲載された記事1です。


瀬戸サンは、2011年4月下旬にまとめられた和解条項において「原告〔千葉さん〕に対し、本件について、不適切な言動があったことを認め、遺憾の意を表する」とともに、「今後、相互に誹謗中傷しないことを確約」して、ブログから創価学会の4悪人」「大嘘つきの千葉英司元副署長」「千葉の虚偽発言」等の発言を削除していました。しかし、それから4ヶ月ほどしてアップした記事1では、和解前に提出していた陳述書を、

「当時捜査に当たった人物〔千葉さん〕が、その後もこのように執拗にこの事件に関わっている異常性を私は不気味に感じる」

などという前置きとともに全文掲載したわけです。そこには、たとえば次のように書かれています。


4 平成21年7月13日付ブログに記載した「大嘘つきの千葉英司元副署長」「大嘘つきの千葉英司元副署長に抗議」「千葉の虚偽発言」との文言及び原告の写真を削除せよ−について。

 この大嘘つきという文言は削除しません。なぜならばこれは裁判を傍聴していた我々に対して千葉氏が我々傍聴席を指し示すようにして、我々に対して事実と全く異なることを言い放ったからです。この裁判(千葉氏が黒田大輔氏を訴えた件)に関しては和解となっていますが、裁判の記録を取り寄せて読んで頂ければ、その真実は明らかだと思います。


前置きでは一応和解についても触れられていますが、瀬戸サンがこれらの文言を「不適切な言動」と認めてブログから削除したことは明示されていません。瀬戸サンも和解調書のスキャン画像を2011年5月10日付でアップしていましたが(アップ時の言い訳がましいエントリーも参照)、そこにリンクもされていません。こうした点について何の注釈もなく、「異常性」云々の前置きまでつけてこのような内容を公にするのでは、確かに、「今後、相互に誹謗中傷しないこと」という和解条項を無視していると思われてもしかたがないような気がします。


なお、「大嘘つき」云々の文言は、洋品店襲撃事件との関連で、2009年7月13日付エントリーで用いられたものです。記事2で問題にされている千葉さんの写真も、同様の文脈の中で掲載されています。


このあたりの話については2009年7月14日付〈大嘘つき? 大嘘つき? 大嘘つき?(大事なことなので3回反問しました)〉でも取り上げているので繰り返しませんが、千葉さんとしては、洋品店襲撃事件の問題をあらためて正面から突きつけたいという意図があって提訴することにしたのかもしれません。まあ、第1次裁判のグダグダの経緯を振り返れば、突きつけられた瀬戸サンの対応にはあまり期待できそうにありませんが。


ちなみに、この記事を書く過程で2009年7月13日付エントリーを再確認したところ、第1次裁判の過程でとっくに削除された(2010年6月30日確認)はずの千葉さんの写真が復活していたことに気付きました。何をやっているんでしょうか。


f:id:three_sparrows:20120420120429j:image:w600


訴状はそろそろ送達されたのではないかと思いますが、今のところ瀬戸サンのブログではコメントがありません。瀬戸サンは記事1でも

「何回目の訴訟提起なのか、私は詳しくは聞いていませんが、もう十回近くに及ぶのではないでしょうか?」

と書いていましたが、西村修平・主権回復を目指す会代表が第1審で敗訴した第2次街宣名誉毀損裁判では

「原告〔千葉さん〕が訴訟を乱発していると認めることはできない。かえって、・・・原告は訴訟を乱発する人ではないことが認められる」

と認定されていますので(3月10日付〈西村修平・主権回復を目指す会代表の「余りにも可哀相な結末」にダンマリを続ける瀬戸弘幸サン〉も参照)、コメントする場合でも表現に注意された方がよかろうかと思います。


なお本件については、どうせそんなに長引かない気がしますので、まとめWikiでは〈第2次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判〉のページで第3次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判としてフォローしていく予定です。


【追記】(4月21日)

なんだか四たび訴えられちゃったみたいです。


ジャーナリストが低劣右翼を提訴

 インターネット上でブログを発信しているネット右翼の瀬戸弘幸に対し、東村山女性市議転落死デマ事件の真相を長年究明してきたジャーナリストの宇留嶋瑞郎氏が肖像権侵害を理由に20日、さいたま地裁川越支部に提訴していたことが明らかになった。

 訴状によると、被告瀬戸は取材活動を行っていた宇留嶋氏の写真を撮影し、自身のブログ上で事実とは異なる説明書き(キャプション)を付して無断掲載を続けており、不法行為にあたるとしている。

〔後略〕


同じく、まとめWiki〈第2次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判〉のページに第4次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判の項目を立てておきました。


肖像権侵害の問題だけならさっさと謝って写真を削除してしまえば済む話だと思うのですが、はたしてどうなりますか。

*1:4月10日付(2012/04/09 17:09:18)・4月11日付(2012/04/10 20:24:25)・4月12日付(2012/04/11 17:13:03)・4月13日付(2012/04/12 21:41:36)・4月14日付(2012/04/13 17:35:21)・4月15日付(2012/04/14 18:31:17)・4月16日付(2012/04/15 14:20:21)・4月20日付(2012/04/19 14:37:39)。

*2:2010年4月1日付〈「襲撃する運動」が野放しにされている状況こそ「世界の非常識」〉、2011年4月22日付〈京都朝鮮学校/徳島県教組襲撃事件の執行猶予付判決でますます高まるヘイトクライム犯罪化の必要性〉、同5月14日付〈大阪府・京都府は迷惑防止条例改正によるヘイトクライムの抑止を検討すべきではないか〉、2012年2月23日付〈在特会をめぐる経済産業省宛抗議文と自治体議員らの「特別決議」〉なども参照。

*3:なお、同書に対するさまざまな反応はTogetter〈安田浩一著:『ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて』発売記念! 反響の声 & 安田浩一 vs 佐東(ヨーゲン)幽玄〉を参照。

*4追記〔4月22日〕:WAW〈【裁判】誹謗中傷記事は和解条項に違反=元副署長が元政党副代表を提訴〉も参照。

2012-03-10

西村修平・主権回復を目指す会代表の「余りにも可哀相な結末」にダンマリを続ける瀬戸弘幸サン


東村山市議会3月定例会の開会中ですが、東村山市民新聞では断固として「最終更新日」のみの修正が続けられています*1。まあいつものことです。


他方、在特会/チーム関西はますます酷いことになっています。


こんな蛮行が法的措置もとられないまま放置されるようでは、日本の法治に対する信頼が国内外でますます揺らぐのは明らかで、関係各位(とくに公的機関)にはいい加減で断固たる措置をとっていただきたいものです。朝鮮学校高校無償化除外問題をめぐり、NGOが国連・人種差別撤廃委員会に対して緊急の対応を求めたことが報じられていますが、朝鮮学校に対する高校無償化適用除外を支えるのが

「たとえ女子供であろうが、日本に害をなすものは叩き殺す!」

「次こそあの反日サヨクにガソリンぶっかけて火をつけてやりましょう」

などと公然と呼ばわる連中であることが国際的に知られたら、それこそ国辱ものではないのでしょうか*2昨年京都朝鮮学校襲撃事件を取り上げた米国務省・国別人権報告書も、あと1カ月ほどで2011年版が発表されるはずです。


とはいえ、そっち方面の話ばかりしていてもなんなので、今日は矢野穂積朝木直子両「市議」とも密接に関わる裁判の話をしておきましょう。第2次街宣名誉毀損裁判西村修平・主権回復を目指す会代表が千葉英司さんに順当に敗訴した件については、1月27日付〈第2次街宣名誉毀損裁判で2回分の裁判のおかわり(損害賠償30万円)をいただいた西村修平・主権回復を目指す会代表〉で取り上げておきましたが、この判決をめぐるエアフォースの連載〈西村・細川事件〉がいったん終了しました。

  • 第12回:書記官の興味/提訴された裁判所前街宣/揺らいでいた足元
  • 第13回:変わり始めた人間関係/最初に消えた団体/変遷遂げた賛同団体
  • 第14回:駐車場にも警備員を配置/右翼Mのこだわり/「情けない右翼」
  • 第15回:ウェブサイトの責任を否認/尋問の申し立てを撤回/元側近との対決を回避/一足先に右翼Mの敗訴が確定
  • 第16回:真実性の立証をしなかった西村
  • 第17回:消えた「指導者」の名前/西村が控訴

どのような理由で名誉毀損が認定されたかについては第16回で報告されていますが、「・・・といわれている」「限りなく・・・に近い」などと表現をぼかしてみても、実質的にそれが事実であると受け取られるような状況があれば、違法性阻却事由が認められない限り名誉毀損が成立すると認定されました。姑息な逃げ方はおやめなさい、というところでしょうか。


さらに興味深いのは、西村代表が街宣時に行なった「訴訟を乱発して一国民に対して100万円を請求する元千葉英司副署長」という発言についても、以下のような理由で名誉毀損とされたことです。


 原告の提起した訴訟の数及び結果からすると、原告が訴訟を乱発していると認めることはできない。

 かえって、上記事実によれば、原告が提訴した訴訟の数は確かに多いが、その一部勝訴の数、全面敗訴した事件における敗訴の理由を考慮すれば、原告は訴訟を乱発する人ではないことが認められる。

 仮に、被告がそのように信じたことについて相当性を主張しているのだとしても、上記事実のみからは、訴訟の乱発と信ずるについて相当な理由があるとは認めることもできず、他にこの点を認めるに足りる証拠はない。


千葉さんがこれまでに起こしてきた裁判については「東村山市民新聞」に次の一覧表が掲載されており、瀬戸弘幸サンなども、これを根拠に(そもそも矢野・朝木両「市議」が100件近い裁判を起こしてきたことは完全にスルーしつつ)しばしば千葉さんの裁判の「多さ」を問題にしてきました*3(この一覧表で取り上げられている裁判については、2009年2月28日付〈〈朝木議員謀殺関係訴訟結果報告〉リストの検証(4):千葉さん関連裁判〉参照)。



敗訴的和解で終わった第1次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判でも、陳述書にこの一覧表を掲載していました。また、黒田大輔(クロダイ)・日護会/カルト根絶センター代表も千葉さんを「濫訴男」などと中傷していたことは、2009年5月25日付〈「濫訴」レッテルを連発するクロダイくんと『月刊タイムス』事件判決と「パラノイア」裁判〉などで指摘しておいた通りです。


このような認識が、今回の判決では、

「原告が訴訟を乱発していると認めることはできない。かえって、・・・原告は訴訟を乱発する人ではないことが認められる」

と、明確に否定されたわけです。その理由として「その一部勝訴の数、全面敗訴した事件における敗訴の理由を考慮」したことにも触れられていますが、形式的な勝訴・敗訴にしか興味のない人達には、その意味など理解できないかもしれません。


まあ両者とも千葉さんとの和解により「相互に誹謗中傷しないこと」を確約・誓約していますので(第1次せと弘幸Blog『日本よ何処へ』裁判第2次落書き名誉毀損裁判)、このような判決にも留意しつつ、引き続き言動に注意なさるとよろしいのではないでしょうか。


一方、西村修平代表は言動に注意するつもりなどさらさらないようで、こんな報告をアップしていました。


誰も信じない!朝木明代 (東村山女性市議) さん自殺事件

今から16年前にさかのぼるが、オウムサリン事件、阪神淡路大震災などと並んで日本中を騒がした大事件があった。

それは平成7年9月1日のことだった。議会で創価学会を厳しく追及していた東村山市議・朝木明代さんは、この日の夜10時頃、東村山駅前のビルから、何者かによって突き落とされ死亡した。

東村山署(千葉英司副署長、須田豊美刑事)の対応は朝木さん本人であることを知りながら、家族に連絡することもなく、検死もしないで荼毘に伏そうとし、万引きを苦にした「自殺事件」として処理した。

これが後にいたって杜撰の杜撰が重なるデタラメ捜査だったことが判明する。マスコミの報道によって、事件は「疑惑」として日本中に大反響をもたらした。

創価学会信者で八王子検察庁の吉村弘支部長(当時)は、同じく創価学会の信者である信田昌男検事をこの事件担当に任命、この創価信者の検事らは自らが創価信者であることを内密にして遺族に接していたことも判明した。

この事件で千葉英司から二件の名誉毀損などで訴えられた民事裁判の判決が26日に下され、東京地裁立川支部民事3部の市川正巳裁判長は千葉に対する30万円の支払いを命じた。

(本文の太字は引用者=3羽の雀)


西村代表は2月8日に控訴したようですが、逆転勝訴の目はゼロに近い無駄な控訴であるばかりか、千葉さんから付帯控訴を提起される可能性もありそうです。


ちなみに、完全敗訴が確定した第1次街宣名誉毀損裁判の本人尋問調書も今更のように公開されましたが、原告・被告のいずれについても「東京地裁国立支部」という謎の場所で尋問が行なわれたことになっています(正しくは、立川支部に移転する前の八王子支部)。




瀬戸サンの「内部告発」ネタベランダウンコ事件をめぐるやりとりも、あらためて読むと懐かしいですね。



なお、予想されたことではありますが、かつての盟友がこのような状況に陥っているというのに、その原因を作った瀬戸サンはダンマリを決め込み続けています。それどころか、創価学会と矢野絢也・公明党元委員長の和解に便乗してこんなふうに↓はしゃいでいる始末です。


 何なのでしょう? トドメを刺すはずだった2通の証拠は不発になるどころか、点火もされないうちに消えてしまいました。何も知らされずに書かされていたのでしょうね。余りにも可哀相な結末に笑ってしまいました。

 これまで長年に渡って矢野氏への誹謗を繰り返してきたのに、たったこれだけで終了してしまうのでしょうか。これまでの矢野氏に関する記事はまだ掲載されていますが、いずれ抹消されるのでしょうか。注目したいと思います。

(太字は引用者=3羽の雀)


西村修平代表が今回敗訴する原因となった記事(第3次「御用ライター」裁判第1回口頭弁論報告)には、瀬戸サンが支援に駆けつけて熱弁を振るったことも記載されていました。



それが、エアフォースの前掲連載でも報告されているようにいつの間にか姿を見せなくなり、横断幕から名前を消し、いまや完全スルーを続けるのですから、この「余りにも可哀相な結末」にはもはや笑う気さえ起きてきません。瀬戸サンにならって

今回の事態について、一言なりとも感想を聞きたいものだ

と書いてみたいものですが、“どのような思いで今回の判決を見たのか?”と問うことも、もはや無駄なのでしょう。


*1:2月29日付(2012/02/28 19:55:33)・3月1日付(2012/02/29 19:55:34)・3月3日付(2012/03/02 16:04:21)・3月4日付(2012/03/03 14:11:05)・3月5日付(2012/03/04 12:50:43)・3月6日付(2012/03/05 11:56:35)・3月8日付(2012/03/07 14:42:01)・3月9日付(2012/03/08 22:35:54)・3月10日付(2012/03/09 20:03:33)。

*2:なお、桜井誠・在特会会長が朝鮮大学校前で行なった朝鮮人殺害宣言については、〈Japanese fascists: We're here to kill North Koreans!〉として英語でも発信されている。

*3:たとえば、〈千葉英司東村山元副署長と裁判の数々〉(2009年3月31日付)、〈千葉英司氏と黒田大輔氏の裁判について〉(同4月7日付)、〈宇留嶋・千葉両名の裁判三昧〉(同10月19日付)、〈千葉英司元東村山警察署副署長・名誉毀損裁判〉(2011年1月20日付)など。

2012-01-27

第2次街宣名誉毀損裁判で2回分の裁判のおかわり(損害賠償30万円)をいただいた西村修平・主権回復を目指す会代表


東村山市民新聞では今年になって初めて「最終更新日」の修正以外の更新が行なわれましたが、大した内容ではないので文末で触れます。


そろそろブログを更新しなければならないと思っていたところ、徳島県教組襲撃事件で懲役2年(執行猶予5年)の刑を言い渡されていた中谷良子・現代撫子倶楽部代表が詐欺容疑で逮捕されたというニュースが飛び込んできて、ひと騒動になりました(1月24日)。これについては以下のTogetterを参照。


とくに読売新聞の記事に対する抗議の際には実に醜悪な光景が繰り広げられ、在特会の「終わりの始まり」が本格化したと感じざるを得ませんでしたが、これについてはまた機会があれば触れます*1。とりあえず読売新聞社は、根拠もなく、自分達が公式サイト等で公にしてきた内容を確認しようともせず、恫喝まがいのやり方で、金銭的要求もちらつかせながら記事の修正を強要しようとした在特会に対し、公的な謝罪の要求などしかるべき対応をとった方がいい(言論機関としてはむしろとるべきである)と感じているところです。


また、1月25日には京都朝鮮学校襲撃事件・民事裁判の第10回口頭弁論が行なわれ、カメラマンである自称ブレノらの証人尋問が行なわれました(とりあえずTogetter〈在特会・京都朝鮮学校襲撃事件民事裁判 第10回口頭弁論(1・25) ブレノ出廷〉参照。/追記aramasanさんによる傍聴記も前半がアップされました)。昨年、「現代日本の排外主義とヘイトクライム」と題するシンポジウムの嫌がらせに赴いた際、

「在特会を糾弾するというのでそのトップがわざわざ出向いてあげたのに、左翼側の誰一人一言も面と向かって糾弾できなかった時点で、彼らに何の正当性もないことを証明したと思います」

と語っていた自称桜井会長は、なぜかどうしても裁判所に足を向けたくないようですが、これについてもまた暇があれば触れるかもしれません。


さて、今日の本題です。千葉英司・元東村山署副署長が西村修平・主権回復を目指す会代表を訴えていた第2次街宣名誉毀損裁判の第1審判決が昨日(26日)東京地裁立川支部で言い渡され、西村代表が順当に敗訴しました(追記エアフォースの速報および柳原滋雄コラム日記〈“矢野穂積の代弁者”西村某がまた敗訴 東京地裁立川支部〉も参照)。



西村代表はこれまでに名誉毀損を理由として10万円(第1次街宣名誉毀損裁判)、肖像権侵害を理由として20万円(第3次「御用ライター」裁判)の損害賠償を命じられてきましたので、まったく同じ分量のおかわりをいただいたことになります。西村代表は他に『ザ・コーヴ』上映粉砕街宣裁判で計110万円の賠償を命じられていますから、これで合計額は170万円となり、現段階でまきやすともが有している記録(約200万円、このうち110万円は連帯債務)に迫ってきました(「東村山市民新聞」の迷宮〈矢野穂積・朝木直子両「市議」の(元)支援者等が訴えられている民事裁判〉の各裁判の詳細参照)。西村代表は京都朝鮮学校襲撃事件裁判の被告にも名を連ねていますので、その判決が出れば、まきの記録を抜くことになる可能性がかなり高いと思われます。


以下の記述の削除も命じられたとのことですので、朝木明代市議「殺害」説は(当然のことながら)再び粉砕されたことになります。



主権回復を目指す会の掲示板に掲載された事前告知では

「訴訟乱発を繰り返す不当な裁判には徹底して闘うだけある」(ママ)

と宣言されていましたので、また控訴してくるかもしれませんが、逆転勝訴の可能性はほぼゼロですので、印紙代をはじめとする裁判費用が無駄になるだけで終わるでしょう。



判決の詳細は、いずれエアフォースの連載西村・細川事件等で明らかにされると思います。そもそものきっかけを作っておきながら計20万円の和解金損害賠償で逃げおおせた瀬戸弘幸サンに感想を聞いてみたいものですが、もういちいちコメントを求めるのも馬鹿らしくなってきました。


なお、まきやすともが千葉さんから訴えられていた機関誌名誉毀損裁判でまきの敗訴が確定していたことは既報の通りですが、本人からも、今回の裁判の事前告知記事で遅ればせながら報告がありました。



なお、正確には「上告棄却」ではなく上告不受理のようです。創価学会の自称プロの写真家・箱崎慎一が著作権侵害で私を訴えた裁判でも上告を行なったようですが、これも不受理で終わるでしょう。


ともあれ、〈千葉英司さんらのおかげでとりあえずの平和が戻った9月1日の東村山〉(2011年9月3日付)や〈クロマキーvs創価学会裁判のお粗末な結末(上告却下)と京都朝鮮学校襲撃事件裁判をめぐるお粗末なプロパガンダ〉(同9月29日付)で振り返っておいた通り、一連の裁判は「殺害」説派の玉砕という結果で基本的に収束しました。あらためて、千葉さんにお疲れ様の言葉を贈りたいと思います。


後は、西村修平代表の裁判に便乗して騒いでおきながら都合の悪い結果が出るとダンマリを決め込むばかりの矢野穂積朝木直子両「市議」がその結果を突きつけられている裁判(朝木明代市議転落死事件・「鍵束」裁判)で、どのような議論が行なわれるかです。これについてはエアフォースの連載朝木明代転落死・鍵隠蔽事件で当時の状況が詳細に検証されつつありますので、そちらも参照。


最後に、「東村山市民新聞」の更新について簡単に報告しておきましょう。引き続き「最終更新日」のみの修正が黙々と続けられた*2後、トップページで次のような更新が行なわれました(1月26日付、2012/01/25 13:03:27)。



「担当看護師」「担当」に修正しただけです。2011年12月25日付エントリーの冒頭でも触れておいた通り、矢野「市議」らのネタ元と思われる『週刊文春』は「病状についての記述」そのものを取り消して謝罪したのですが、これで済ませるとは流石というべきでしょうか。(追記〔2月4日〕:その後、2月5日付更新〔2012/02/04 15:24:19〕で「担当」がさらに「関係者」に修正されました。)


【追記】

エアフォースの速報および柳原滋雄コラム日記〈“矢野穂積の代弁者”西村某がまた敗訴 東京地裁立川支部〉のほか、義理堅く西村修平と行動をともにし続けているまきやすともも報告をアップしました。


1月26日(木曜日)午前10時30分より東京地裁立川支部において西村修平氏が被告となった民事裁判の判決言渡し。

http://makiyasutomo.jugem.jp/?eid=746

法廷に入る前に結果は予想がついた。ふざけた裁判だ。それは回を重ねる口頭弁論の最中における裁判長・市川正巳の態度で窺う事ができた。また、当日は 原告である元東村山警察署副署長・千葉英司が法廷に来ていないからだ。判決内容は予め千葉に対してはリークされていたのだろう。

「あなたの主張を認めた判決内容なので、判決言渡しには来なくてもいいですよ」

被告(西村氏)に30万円の支払を命じる。主権回復を目指す会のホームページから千葉の写真を削除せよ。

など、不当判決も甚だしい。削除などはとうの昔に実行されているではないか。

(改行は引用者が適宜修正)


裁判が始まった段階からこの正当な判決は予想がついていたわけで、いちいちつっこむ気にもなりません。また、今回命じられたのは〈これ(万引きを苦にした自殺という事件処理)が限りなくでっち上げに近いことが判明されている。〉の記述の削除であって、とうの昔に削除された写真の削除など命じられていないはずです。


しかも、記事の下の方では〈演説中の西村修平氏に詰め寄る創価学会信者〉というキャプション付で新たな肖像権侵害を行なっています。判決を理解する能力がない人間が「不当判決」などと騒いでも、どうしようもありません。例によって

「悔しくないのか。悔しいか。悔しかったらこの場で舌噛んで死んでみろ」

「イタリアあたろ〔ママ〕だったら、こんな裁判官はマフィアによって抹殺されているところだ」

などの捨て台詞も書かれていますが、まあ言わせておけばいいでしょう。

*1:24日朝には、自称桜井誠・在特会会長らが生駒市長や戸田ひさよし門真市議を告訴・告発した旨の記者会見も行なわれたが、これについてもとりあえずTogetter〈【在特会】生駒市長らに対する逆ギレ告訴・告発をめぐるgdgd記者会見(1・24)〉を参照。

*2:1月18日付(2012/01/17 13:05:58)・1月19日付(2012/01/18 16:21:54)・1月20日付(2012/01/19 13:24:18)・1月21日付(2012/01/20 17:10:08)・1月23日付(2012/01/21 16:04:24)・1月24日付(2012/01/23 16:21:36)・1月25日付(2012/01/24 11:37:50)。なお1月23日付のみ明後日型の修正(2日先の日付)だった。