#16 "Girl's Life" Negipecia

TIFを見ていて、そのトラックの流麗っぷりに感銘を受けましたのがこの曲。
とりあえずNegiccoもEspeciaもわりとこの手のアーバン系のディスコグラフィを持っているっぽいね。
サウンドとしてはネオンのキラキラを感じさせる夜に華やぐナイスプロダクションで、担当したのは後藤次利さん。この界隈では超がつく大物だとのこと。夏の歓楽街の賑やかさと気だるさも漂わせた、一級品のトラックになっております。
その一方でリリカルコンテンツの方は、わりと等身大の女の子目線で、女の子らしい欲求や主張を巧みにまとめあげています。こちらは夜っぽさはなくて、むしろランチとか学校帰りの午後3時4時あたりを思わせる内容。トラックとのギャップもいいところなのかもしれない。
こういうガールズポップグループというのは現状たくさんありますよね。サウンドの趣向とかも大事ですけど、やっぱり歌手ですから、一番のアピールポイントとなるのは、やっぱりボーカルですよ。
全然知らないんで、つっこんだことは書けませんが。
今回歌ってる9人のボーカルスタイルはハロプロ寄りかな。寺田さん流儀の、まぁ言っちゃえばねっちょりした感じの、情感こもった歌い方でして。
なんかね、まぁ僕の趣味としてはあんまり好きではない。
僕はさらっと爽やかに歌って欲しい派です。そっちの方が都会的。都会の女の子っぽく聴こえるはず。
たぶんね、たぶんああいうねっちょり歌う方が上手い歌のように聴こえるだろうという意識でやってるような気がします。
まぁ、本人たちの望むようにやっていただければいいんですよね。僕がどうこう言う話ではないんですが。
もし、この曲をさらっと歌ってくれたら、もっと揺るぎない名曲になってたんじゃないかな。
歌詞の内容的に情感はいらないし、トラックが豊潤な分、ボーカルは薄味でよかったようにも思います。
っていう超絶個人的意見。軽〜く無視してくださいね。

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