隠れてていいよ

主にアニメや漫画の感想を書いています

自分が自分であること、それを伝えるために必要な勇気と恐怖――ニーゴ「ボクのあしあと キミのゆくさき」を読んで

話すことで楽になれることばかりではない、なんてことはずっと分かっていたはずなのに、あらためて突きつけられると自分の心は苦しくなりました。 瑞希の過去のことは微細には語られていないけれども、自分が自分であるということを周りに受け入れてもらえな…

まふゆに必要な、愛と温もりと甘えと助け――キーストーリー「灯のミラージュ」初見感想

なんか、震えました。 いつもの悲痛な、叫んでるみたいな言葉もあるけど――、 その底に、誰かを想うような、あたたかい感じがある気がする なんだろう、ここ最近一気にニーゴのストーリーを読み進めながら、奏がどんな曲を作っているのかそしてその曲を聞いた…

たくさんの人の想いを受け止める存在だからこそ、その難しさを描ききってほしい――プロセカ キーストーリー「Color of Myself!」初見感想

「ここからRE:STAET!」に引き続き、モモジャンのキーストーリー「Color of Myself!」を読了しましたので初見感想を残します。 thun2.hatenablog.jp 本格的な活動開始となりフリーのアイドルとしての露出を生配信メインにしていこうと決めたものの、生配信ゆ…

寄り添うことと幸せは違うものなのか――キーストーリー「カーネーション・リコレクション」初見感想

「お悩み聞かせて! わくわくピクニック」に続きまして、ニーゴのキーストーリー「カーネーション・リコレクション」を読了しましたので、感想を書き残します。thun2.hatenablog.jp 主題はまふゆに戻りまして、奏の曲作りに焦点が当たりました。 ここ最近の…

息抜きするために普段の環境とは別のところに行くことって大事――映画『魔女の宅急便』を久しぶりに見て

昨日22日の金曜ロードショーでジブリの『魔女の宅急便』がやっていたので、久々に見ました。魔女の宅急便は子どものころから飽きるほど見ているので、もはや血肉となっている作品ともいえるのですが、それでも年齢を重ねてあらためて見てみると感じ方が変わ…

絵名の人間らしさが感じられるさまが好き――キーストーリー「お悩み聞かせて! わくわくピクニック」初見感想

タイトルが内容をそのまま表しているようにも思うし、もっと深い意味で難しい話であったとも思うし……というわけで「シークレット・ディスタンス」につづいてニーゴのキーストーリーを読了しました。 thun2.hatenablog.jp過去のニーゴの記事:25時、ナイトコ…

瑞希と同じくらいニーゴのメンバーも瑞希を見てくれている――キーストーリー「シークレット・ディスタンス」初見感想

ニーゴのキーストーリー「シークレット・ディスタンス」を読了しました。ここ最近はモモジャンに激ハマりしていたのですが、直近のイベントで奏のストーリーがあったことで、読みすすめないと最新のイベントが永遠に読めないことに気づき久々にニーゴのスト…

桃井愛莉:オリジン――プロセカ キーストーリー「ここからRE:START!」初見感想

「MORE MORE JUMP!」にハマってしまい、キーストーリー2作目も読了いたしましたので初見感想を残します。1作目が元アイドルの3人がスタートラインに立つまでを描いたとすると2作目はタイトルのとおりリスタート、いよいよアイドルデビューに向けて始動した内…

アイドルになった原点を思い出せ――プロセカ キーストーリー「MORE MORE JUMP!」初見感想

「MORE MORE JUMP!」のキーストーリー、読了しました! 以前ワンダショ(こう略すんですね)の体育祭イベントストーリーを読んだときに、桐谷遥さんが気になっていたのでついつい読んでしまいました。 まず一言、最高でした。ご存知のとおり「MORE MORE JUMP…

あなたが必要である――キーストーリー「満たされないペイルカラー」初見感想

「囚われのマリオネット」に続いて、ニーゴのキーストーリー「満たされないペイルカラー」を読みました。 25時、ナイトコードで。 カテゴリーの記事一覧 - 隠れてていいよ 本ストーリーは東雲絵名の掘り下げストーリー。やっときたか、という感じ。 ニーゴの…

坂柳有栖はスタートラインに立つことができたのか――ライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編11』初見感想

4ヶ月ぶりに最新刊が発売されました、ライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』の初見感想を書いておきたいと思います。過去記事:ようこそ実力至上主義の教室へ カテゴリーの記事一覧 - 隠れてていいよ 後書きで作者の衣笠先生がおっしゃって…

まずは理想から考えるえむが心地よい――「走れ! 体育祭! ~実行委員は大忙し~」初見感想

ワンダーランズ×ショウタイムのイベントストーリー「走れ! 体育祭! ~実行委員は大忙し~」を読了しましたので、初見感想を残します。過去記事: ワンダーランズ×ショウタイム カテゴリーの記事一覧 - 隠れてていいよ 25時、ナイトコードで。 カテゴリーの…

仲間と居場所を再確認――「全力! ワンダーハロウィン!」初見感想

ワンダーランズ×ショウタイムのキーストーリー2作目の「全力! ワンダーハロウィン!」を読了しましたので、初見感想を残しておこうと思います。 1作目の感想は以下Xと、記事にございますのでよろしければぜひ!プロセカ「ワンダーランズ×ショウタイム」初見…

ストーリーは起承転結バッチリ、えむはヤバさと真面目さが同居してそう――「ワンダーランズ×ショウタイム」初見感想

プロセカのストーリーを徐々に読み進めており、直近はニーゴのストーリーをまず全部読もうかと思っておりました。 が、ニーゴのストーリーは重く、言いたいことも多すぎて毎回記事をガッツリ書いて読み進めていると時間が足りないので、ちょっと寄り道して「…

もっと心に近づきたい――キーストーリー「囚われのマリオネット」初見感想

先日からプロセカをプレイし始めまして、現在はニーゴのシナリオを徐々に読み進めております。何もないはずのセカイにあった曲――プロセカ「25時、ナイトコードで。」初見感想 - 隠れてていいよ 楽譜は演奏する人によって表現が変わる――「VIRTUAL SINGER 誰も…