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2006-04-24 Mon 20世紀少年&21世紀少年に対する持論・推論【其の1】

20世紀少年がとうとう完結!?


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20世紀少年が終わった。今日発売のスピリッツで、実に7年にも及ぶ連載だったらしい。

コンビニでいつものように立ち読みして知ったんだけど、正直なんだかな〜感は否めない。


【うっへ〜面っ白いなぁこりゃぁ〜】

(※たぶん和田勉風)


出会いは約4年前の2002年初秋、何気なく単行本を買ったのがキッカケ。

まるで内臓を抉るような、前立腺を刺激されてるような、

そんな感覚におれ自身を陥れてくれた。正直、持ってかれた。

浦沢直樹漫画はそもそも前作のモンスターが初めてで、

サスペンス要素満載の展開が時に健全に、時に中毒的に自分を魅了してくれたと思う。

モンスター同様、一気に単行本を買い揃えてしまったし、あらゆるストーリー物に対して、

一体何がどうやってそうなるんだろう?こうゆうラストになるんじゃないか?

常にそうゆう風に考える自分にとって、モンスター、20世紀少年はツボ中のツボであった。


ただ、どちらのラストにも首をかしげてしまった。それも後者に対しては特に。

どちらの漫画も多くの読者を抱えてるし、連載に当たり数多くの困難があったと思う。

そもそも、血の大晦日を過ぎた2014年、

遠藤カンナ高校生となって登場したあたりから既に疑問ではあった。

主人公は紛れもなく遠藤ケンヂであり、第1巻あたりでもそれは如実に伝えられている。

ただ21世紀を迎えてから、ケンヂが”ともだち”との対決で不合の死を遂げたあたりから、

キャラクター紹介、あらすじあたりに随分と落ち着きが見られなくなったように思う。

魁!!男塾じゃないんだし、死んだハズの人間が多数生き返ったりするのはタブーでしょ。


加えて度重なる休載、いくらPLUTOと同時連載をしているとはいえ、これには相当参った。

いくら何でも待たせすぎな10月発売予定の22巻で一区切りとはいえ、

もしも頻繁に休載していなければ、同じ期間で30巻以上は出せただろうし、

22巻で終わらせる予定であったのなら、7年も費やさなかったハズだ。

最も、本作に限らず人気が出てくれば少しでも長く続けたいのだろうし、

作者がそれを望まなくても出版社側はそのハズだから、ジレンマなりはあったと思うが。


おれ自身漫画家でもないし、アシスタント編集者の経験もないし、

だから言えるんだけど、作者自身随分と苦しんだ結果が今回の完結じゃないかな。

難しいです。人によってはこのラストこそが待ち望んでたものかもしれないし、

おれには引き際が悪く映っただけで。


フクベエ死後の”ともだち”再登場、

もちろんフクベエでもなくサダキヨでもなく別の誰か。一体誰なのだろう?

新たなる焦点がそこに絞ら、おまけにこいつのせいで世界は滅亡する大惨事

死んだと思われてた遠藤ケンヂの生存、更に”ともだち”と決着をつけるために東京へ。

血の大晦日以来の激突が繰り広げられるもんだと思ってた。

事実、ケンヂと”ともだち”が対峙するとこまで来た…!

ネット上でも多くの予想が成されたきたであろう”ともだち”の正体とは…!?!?




判明することなく連載終了。


うぉい!このヤローテメー!

こっちは”ともだち”の正体が誰かを突き止めるのに、

ネカフェで全巻読み直したりして頭ん中で整理していたんだぞ!


とにかく今週号には正直拍子抜けであった。

うぉい!の”ぉ”をどうやって発音したらいいものか考え物だけど、

それ以上に今週号のラストはあまりに急展開過ぎる、

急展開ってゆうかそれはないだろ〜感が強い。


ケンヂが再登場から自身の存在を明かすのに、無意味に何十週と費やしたのに、

姉のキリコワクチンの実験台となった様を描くのにこれまた何週も費やしたのに、

”ともだち”が【僕こそが20世紀少年だ】って言ったところなんて、

何気にカッコ良いなと思ってたのに、その他もろもろ、

今後の伏線として用いられそうな出来事の描写に相当時間をかけたハズなのに、



それなのに、それなのにこんな終わり方かよ〜。

まるで大好きなコが転校してどっか遠くに行ってしまった時のような心境だよ〜。

…元気にしてますか?



… … …

ただどうやら、2007年新春号あたりから最終章が始まるらしいじゃない。

どうやらこれまで明かされなかった過去の出来事が、

”ともだち”とケンヂとの間に何らかの因縁を生み付けたらしい。


もちろんフリークなくらいに夢中になった漫画だからね、

大分時間が空くとはいえ、必ず読みますよ。

しかしね、長期休業は数々の休載に慣れてるから目はつむれるけど、

新たなエピソードの発掘ってどうなんだろう。

やはり20世紀少年を通読し、少なからず謎の数々を解明しようと、

そんな風に持論を展開してきた人達にとって、

今更知られざる逸話が登場するのって、相当期待外れな現実なんじゃないだろうか。

やってはいけないとは言わないけど、良い意味で読者を裏切る手段とは言えないし。


そして何故に半年以上も先なんだろう?最週巻の発売予定からも3ヶ月は先のことだし。

例えばコミックス派とスピリッツ派の目線を一まとめにして、そこから真説へつなげるとか?

あるいは作者、出版社側の何かしらの不具合によるところだろうか。

そう考えてもおかしくはない急展開にも思えた。

ただそこまで引っ張るんだし、何か物凄い真実が明らかになったりするのかも。

そう期待しながら待つし、さすがにもう、これ以上引っ張り続けることはないと信じたい。

ってゆうかそれやったら台無しも良いところだな。


ただ、批判を重ねても仕方がないワケで、受け入れてこそ判る世界だってあるハズである。

自分は大阪万博を体感してないし、原っぱで秘密基地を作ったりしたような記憶もないけど、

それでもこう郷愁と言うか、懐古趣味に満ちたストーリー性に共感が持てたのは事実です。

年齢的に主人公のケンヂと作者自身が見事にオーバーラップするあたり、

浦沢直樹自身にとっても相当思い入れのある時代を描いた、

言ってしまえば彼のカタルシス的作品が20世紀少年なんでしょう。


単に自分がその時代のことを描きたい、そう思うことはいくらでも出来るし、

現実に描いてる漫画家だったりは沢山いるんでしょうが、

彼らと浦沢直樹の決定的な違い、それはやはり突き詰めた完成度の高さだろうか。

大阪万博が1つのテーマであるし、最もそれに固執し過ぎな部分も否めないけど、

かつての子供達の思いの延長線を今作とするなら、その固執も許容範囲内と言えるのかな。

得てしてこれほど時代の流れを上手いこと取り入れた作品も中々ないのでは?


何かと物議を醸し出しそうな今回のクライマックス

それでもそれが20世紀少年の、浦沢直樹苦渋の決断と言えよう。

本格科学冒険漫画と銘打っておきながらあんまり、

どちらかと言うとPLUTOの方がよっぽど科学漫画っぽいけれど、

それでも20世紀末である1999年に連載を開始した本作こそ、

まさに20世紀少年そのものに変わりはないのだから。

当時の子供達が必死になって追いかけた何かのように、

確かに全容を追いかけた作品は、まさに20世紀最高の発明、芸術だったと言えます。


浦沢さん、あなたの芸術、爆発してたよ。ひとまずお疲れ様でした★



出典

20世紀少年(ビッグコミックス)全22巻+21世紀少年 上・下

20世紀少年(ビッグコミックス)全22巻+21世紀少年 上・下


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くりぃむくりぃむ 2006/04/25 08:25 最近読み返してたんだけど、その結末聞いちゃったらやる気なくしたぁ・・w
人気がある漫画はほんとひっぱる。そんで結末がしょぼかったり・・
でも大変だよなぁ、締め切りとか。

みとみと 2006/04/25 22:43 20世紀少年おもしろいけど…そうか、そう終わるのか…。

正衛門(-_-)v正衛門(-_-)v 2006/04/26 20:43 >くりぃむ
あの、確かに完なんだけど、来年早々最終章が始まるらしいぞ。
そこで今までの謎が全部明らかになるんだろうな。だからまだまだ望みは捨てるんじゃあない★
実際多くの漫画が引き際を履き違えて名作の勲章を取り損ねてるのは事実だわな。

>みとちゃん
↑にも書いたけど、まだ完全には終わってはないよ。だから最後まで見届けるべし!やね。
まだまだ判ってない謎が多過ぎるからな、それで終わるのってさすがにねぇw

ryoma45ryoma45 2006/08/18 17:40 20世紀少年、そんなに結末が?なの。単行本でしか読まないからタイムラグがあるけどなんか楽しみ減ったなぁ。

正衛門(-_-)v正衛門(-_-)v 2006/08/19 13:01 読んでもらうのが1番良いですねぇ。結末が?ってゆうか、解き明かされてない謎が多過ぎるって意味で。
何かと賛否両論ですけど、自分的には来年の再開以降はどうなるんだろう?って別の楽しみが出てきてますw

依子依子 2006/09/20 00:14 はじめまして、Libertaの大塚依子です。先日はコメント、ありがとうございました。
20世紀少年、終わったの?!と思ったら来年から最終章ですか。終わってしまうのは寂しいけどあれやこれの謎の行方も気になります。どっちにしろ、コミックスが出るまでじっと我慢です・・。
とりあえず今年中に22巻が出るそうなので、それを楽しみに生きていきます(笑)でもまた22巻も気になる終わり方するんでしょうねえ・・。

正衛門(-_-)v正衛門(-_-)v 2006/09/20 00:44 こんばんは、ご訪問&コメントありがとうございます。
謎の行方は本当に気になりますよねぇ。きちんと解明されるのか?そんな謎もありますけどw
22巻はですねぇ、気になる終わり方、すると思いますよw
気になるってゆうか、唖然としてしまうかもですねw意味深な書き方ですんませんw
22巻で連載派、コミックス派が同じラインに立てると思いますので、
22巻を読んだ後、改めて↑この無駄に長い記事を読んでいただけたらって思いますw

クロネコクロネコ 2006/12/09 16:00 大変興味深く読ませていただきました。私の頭の中は謎だらけだけど、ちょっとは整理できて?きました。そして、最初の方だけ読み返してみて思ったのですが、海ほたるの角田の父親が、漫画をいっぱい持っていて、しかも59年生まれってなってたのですが、年齢的にはケンヂとかと同じ年だから、同級生なんでしょうか?今までは気にならなかったけど、なんか関係があるのか気になってしまって・・・

あ 2006/12/09 19:22 少年キッド=木戸=ドンキー

そうだ!そうだ! 2006/12/09 20:05 ドンキーだ!!

正衛門(-_-)v正衛門(-_-)v 2006/12/16 16:08 クロネコさんこんにちは。コメントありがとうございます★
自分自身も完全に把握はしていないのですが、少しの整理に役立ったようで何よりです。
角田父に注目したことがありませんでしたが、確かにケンヂらと同級生の可能性も高そうですよね。
個人的には、角田やウジコウジオ(名前正確じゃないです)の師匠も、同級生なんじゃないかと思ってます。
浦沢漫画は、そのキャラがそうだったのか!って後々分かるケースが多々見受けられるので、
クロネコさんのその気にかかってることも、もしかしたら最終章で明らかになる、かもしれませんよ?

正衛門(-_-)v正衛門(-_-)v 2006/12/16 16:11 あ&そうだ!さん、ドンキーと判断するのは尚早だと思いますよ〜。
もし彼がそうなら、カンナがVAから脱出する際のドンキーとのエピソードを完全に覆すことになりますし、
そのためには、それなりの根拠がないといけません。なぜドンキーなのか?
ちなみに彼が新ともだちの場合、お面の子と髪質が異なるのをなぜか、これも証明しないといけません。

正衛門(-_-)v正衛門(-_-)v 2006/12/25 20:32 今日から連載を再開しましたね。しかも21世紀少年となってw
映画化もするらしいし、何かとまだ慌ただしさを見せる本作だけど、
しかしながら、今後、どのくらい続くものなんでしょうか。
謎にさらに謎をかけてく手法は、今週号でも相変わらずだったんですが、
まあ早いとこ、完全なる連載終了へ向けて動き出して欲しいものですw

正衛門(-_-)v正衛門(-_-)v 2006/12/26 03:41 近日最終章に対する記事をUPしようと思ってます。
最終章?21世紀少年って言った方がいいのかな?w ヨロシクどうぞ♪m(_ _)m

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