タンポポにまた花、苗のその後
ふと気がついたら、メキシコシティから採ってきたタンポポにまた花が。
毎日のように葉っぱを一枚、二枚とむしられても、けなげに咲いてるねえ。てか、これ以上種を増やされてもなあ。
こないだ植えつけたタンポポ実生の苗は、今、こんな感じ。
植え付けからちょうど3週間。意外と成長ゆっくりだなあ。と思ったけど、植え付けのときの写真を見ると、けっこう育ってるか? 多肉サボテンの成長速度に馴染んでるからそう思うだけで、やっぱりもっと広々と植えてやったほうがいいのかなあ。たかがタンポポ、しかしいろいろと難しい。
タンポポはなぜ結実するか
考えたらタンポポは花が一個しか咲いてないのになぜ結実するのか? ふと疑問に思って調べてみたら、セイヨウタンポポは3倍体で、受粉なしでも種ができるんだと。そういえばそんなこと、ン十年前の生物学で習ったような気もしないでもない……。
3倍体は減数分裂しないので、配偶子が作れず種もできない。種無しスイカとか種無しブドウがその例。ただしこれは人工的に3倍体にしているので、種ができないけど、タンポポは自然に3倍体になっているので、無性生殖で増えるわけだ。なのにどうして花を咲かせて種を作るのか、その必要はもうないけど、昔2倍体だったタンポポの名残ってことらしい?
ノゲシも綿毛が出てるけど、種できてるのかな。ノゲシは葉っぱがハダニにやられてちょっと色が悪くなってるし、植物の大きさの割りに食べるところは少ないしw、ハダニを広がらせないためにもどうしようかなと思案中。