南国の隅っこ(旧)

元はてなダイアリーだった記事です。引っ越したのでデザインとか無視ですが、読めるだけでも……。

ミゾチン誕生〜〜!

 今日は久し振りに出かける用事がまったくなかった一日。今週は月曜からずっと出ずっぱりだったから、みんなけっこうおろそかにされてたよねーごめんよー、と庭のみんなのお世話とかちょっとせっせとやって、ついでに、と孵卵器をひょいと覗いたら……

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 ええええ〜! 顔出してる〜〜〜!


 ミゾタンと同じ5月4日産卵分のもう1個なんだけど、実は1週間か10日くらい前に、ひびが入ってるのを発見していた。日中に見るとほとんど見えないんだけど、そのときは夜になって懐中電灯で照らしたら、わりとくっきりと、縦軸に平行に。ぴきーっと一本線が。あーあ、これもダメか、腐ったのかな、と思いつつ、別に匂わないのでそのまま放置してた。それが幸いしたーーーーっ(>_<) よかった、処分してたりしたら……。


 さて、発見が朝の11時ちょっと前。掃除のおばさんやら隣の友人、通りすがりの子供連れのお母さんまで巻き込んで(子連れのお母さんは前から子供がカメンコファンでよく覗いてたので、今日はベビー生まれるところですよ〜って誘った)見てたけど、顔を出して周囲を見てはいるものの、動きなし。
 一時間ごとくらいに見に行くと、まずは、2時ごろ(3時間後)。

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 おおおー! 向こう側半分の殻が割れ落ちてる! 


 3時。変化なし。

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 5時。どうにか両手が出てきてる感じ。ていうか、なんで片手を頭の上にあげてるの?w

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 もそもそ動くこともあるので、周囲に散らばってる卵殻を片付けた。もうここまで、手伝ってやりたい、殻剥きたい〜〜!ってのを必死に我慢。でも最初の状態で左目のすぐ下に尖っていたところはピンセットで折り取った。それから、背中についてる薄皮をそうっとめくってみたんだけど、まだ甲羅と皮の裏のあいだに粘液っぽいのが残っていたので、また元通りにした。ちゃんと吸収しないと甲羅の成長に影響とか出たらイヤだもんね。
 で、5時過ぎて、孵卵器をずっと開けっ放しにしてると意味ないよな、と思い、別の容器にヤシ繊維を入れてそっちにミゾチン移動。抜け出すにも、広くて他の卵ないほうが都合いいだろうし。

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 このほうが写真も撮りやすいなーw

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 カメラ構えて見てたら、大あくび〜w

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 ずっと録画してでも欠伸を捉えたかったんだけど、カメラのバッテリーがへばりかけで無理だった、残念。このあとも3回くらい欠伸してた。11時に見つけてからあとも、蓋をしてそうっとしておいて、さて頑張ってるかなあ、と蓋を開けたらぐっすり寝てたことも数回。さすがメキシコのカメ!?


 でも、そのうち両手でぐいっと体をひねって、卵の殻ごと移動。そこを撮ろうと録画に挑戦したけど、動いてるところは撮れず。最後の最後に一気に殻から出てくるところだけ、かろうじて撮れたけど、ピンボケだったw でもアップ。


(音楽鳴ります)


 さて、孵化直後の甲羅はこんなん。5時半。

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 やっぱり、卵のまんまの形してる。

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 けっこうケースのなかをがしがし歩いて、卵の殻が埋まってた穴に転落w そこからココヤシ繊維を掘って埋まろうとするので、そうっとそうっと持ち上げ、お腹チェック。

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 卵黄はないね。でも、ビビったミゾチン、お腹ベコベコ動かすからこっちがビビったわw やっぱまだぜんぜん固まってないんだねえ。まあミゾタンのお腹もまだまだ柔らかいから、当然か。

 ミゾタンがすでに卒業した水苔タンクに入ってもらう。

 そして、半時間後(6時)。すでに甲羅が少し開いてる。


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 孵化から一時間半後の7時。縁甲板がもうはっきり見えるくらい開いてる。

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 8時。もうだいぶ輪郭が丸っこくなってる。

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 というわけで、ミゾタンに続き、ミゾチン誕生です。どうかよろしく!
 でもすでに、自分でも名前間違えそうで怖いw それより問題は、この二匹の区別がつくのか?ってことだな……。他の人たちには、クジャコとシロコ、ポチたち、ミゾたち、それぞれ区別がつくと言うとびっくりされるんだが、まあクジャコとシロコはよく見ないと難しいけど、それ以外は楽勝。むしろなんで区別つかないの?とか思ってたけど、ミゾタンとミゾチンは兄弟、いや二卵性双子? まだじっくり見比べてないけどね。今後の課題。