ポチスケ溺死にあらず、ポチオ引っ越し

　今日は獣医さんのところに行って直接話を聞いてきた。昨日はレストランにいるときにケータイに電話があって話したので、そのとき溺死と思われるって言われたと思ったんだけど……聞き間違いだったのか？
　肺に水は溜まってなかったし、溺死の場合見られるチアノーゼもなくて、粘膜や筋肉はとてもきれいな色だったと。確かに、見せてもらったポチスケの体内は見事なほど真っ赤だった。死んで間もなかったとのこと、それも発見したとき私も思ったので、解剖が早かったのもあって、比較的ちゃんと見てもらえたと思う。ポチコの場合は午後になってから見つけて、すでに死臭が始まっていたので解剖しても難しかったかもだけど。

　溺死でなかった、とわかるとちょっとほっとしたのは確か。ポチコも溺死だったのを、そんなはずはないと思い込んで対策を怠り、ポチスケまで死なせてしまったと思うと、自分のアホさに後悔してもしきれなかったから。
　でも溺死でなかったなら、死因は何か？　外傷はなかったし、胃腸にも異常なし、心臓も膀胱も健康に見えたとのこと。よく太って（最後の体重測定でも増えてたしね）、脂肪も充分蓄えていたと。
　腎臓はどうでしたか、と訊いたら、カメの腎臓の大きさを知らないので断言はできないが、特に異常はなかったと。ただし、腎臓というのは病気になっていても見た目ではほとんどわからない臓器なんだそうな。（うちの前のワンコは触診ではっきりわかるくらいのできものが腎臓にできてて摘出手術したけど、そういうのは例外的なのかな）
　短期間に二匹目なので、何らかの感染症の可能性もあると。とすると、ポチオも危ないのか……？　でも見た範囲では寄生虫にやられたということもなかったらしい。細菌とかだと、難しいかもね。獣医さん、自分でも言ってたけど、カメは完全に専門外だから、自分が見落としていることはあるかもしれない、とは言ってた。それはこちらもじゅうじゅう承知してます。

　とにかく、溺死ではなかった……。とすると、どう対処したらいいのか、って、できないよな。
　ただ、グアコをポチたちのいた水槽にと思ってたけど、万が一細菌の感染症だとしたら、そこにグアコ入れるのも危ないかも。昨日やってなくてよかった。
　とはいえ、病気ならもっと、食欲なくなるとかの兆候がありそうな気もするので、その説にも懐疑的ではあるんだけど。

　いちおう、水槽掃除はもうやらないといかんので、グアコとポチオの水槽をそれぞれ洗い、ポチたちのいたほうはダンナの手を借りて完全に水を流しきって引っ張り出し、明日まで乾かして直射日光で消毒することに。洗剤とか使うと、それはそれでまた怖いし。
　ポチオのほうは、グアコがいたたらいに入れることにして、しかしグアコがいたテーブルのうえはこまめに覗くのはちょい面倒な位置だったので、下ろして。