2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
追記して改題しました 白水社 文庫クセジュの「ソフィスト列伝」を楽しく読んでいるんだけど、ごくごく個にゃん的に驚愕した記述があったんでメモ代わりに。ソフィスト列伝 (文庫クセジュ)作者: ジルベールロメイエ=デルベ,Gilbert Romeyer‐Dherbey,神崎繁,…
リスク学入門1という本を読みましたにゃ。 このシリーズは、法学・経済学・社会学・科学技術の各方面からリスクを考えるものですにゃ。第1巻は総論であり、法学・経済学・社会学・工学の各学者の座談会を冒頭に収録してありますにゃ。 堅実な論調になって…
先日のエントリへのトラバに応答しますにゃ。 こんな記事でてた。 http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20081028/1225163214 俺はこういうのはアート概念濫用の例だと考えます。 なぜなら判断対象がアートとして作られたものではないから。 作家の意図ま…
「同じ人間だろ」は断固否定しなくてはならない。同じ人間ではない、という基本的な態度をとるべきなのである。 http://d.hatena.ne.jp/kmiura/20081027#p1 この1節を読んで石原吉郎を思い出しましたにゃ*1。 正確にはソ連のラーゲリ(強制収容所)における…
詳しくは麻生でてこい!!リアリティツアー救援会ブログ フリーター全般労組執行委声明 不当逮捕への抗議と62億円の豪邸の持ち主への要求を読んでもらうとして、 この「ツアー」、社会の「貧困」「格差」を解決すべき人物が、私たちとどれだけかけ離れた暮…
黎明期の相対主義批判 - 地下生活者の手遊びで紹介したメタミドホスにつづき、忘れ去られたギリシア哲学者を紹介する。参考文献は前回と同じく、ウヅキ一世著「西洋哲学史」民明書房刊。 ジクロルボスは紀元前4世紀、南イタリアのギリシアの植民市クロトン…
釣り糸を垂れていたおぼえも、網をはっていたおぼえもにゃーのだが、水からはねて陸地でぴちぴちしているお魚がいるのでいただくことにいたしますにゃ。 それにしても、ネガコメ・ネガタグ・ネガトラバって本当においしいにゃー。前回エントリのブクマコメに…
クイズのこたえ、遅くなりましたにゃー(ぺこり 18世紀エゲレスの犯罪行政 八百屋お七と少年法 - 地下生活者の手遊びという自分では気に入っているけど書きはじめのころなんであまり読んでもらえなかったエントリでもちょろっと紹介した、コリン・ウィルソン…
さて、ひさしぶりの読者参加型クイズ、猫まっしぐら ですにゃ。 今回のクイズは死刑関連。 中公新書「江戸の刑罰」より引用 鋸挽(のこぎりびき:引用者注)は死刑の中でも極刑とされており、主殺に対して科せられる。『御定書』下巻第百三条には、享保六年…
先日のエントリの追記において再追記でブクマコメに応答すると予告していたけど、思っていたより多くのコメント欄コメント・ブクマコメ・トラバがついたので、独立したエントリで応答しますにゃ。個別の応答はパスね。 死刑願望による他殺の存在はガチだろ …
蒟蒻ゼリーは95年以降17人が死んで、最大手が製造中止に追い込まれたけど、死刑制度は何人の「罪のない犠牲者」を出したら中止されるのだろうか? 記者「死にたいと思い、その手段として事件による死刑を選んだのですか」 金川被告「そうです」 記者「自殺す…
蒟蒻といえば、われらがヤマト民族の生み出した偉大なるダイエット食品にしてオナグッズにゃんね。 オナニはいろいろと工夫しているけど、実は蒟蒻は使ったことはにゃーのだが。 僕の友人のSが、この伝統的グッズである蒟蒻を使ったオナニを現代風にアレン…
タイトルは「怠ける権利」に引用されたレッシングというヒトのセリフ。昨日の続きといえば続き 「怠ける権利」というプロパガンダ 蟹工船がやけに売れ、共産党新規入党者が1万人を数えているそうで、パンク・イズ・ノーデッドならぬコミュニズム・イズ・ノ…
金融危機について覚え書き - シートン俗物記経由で知ったサイトより 現代の企業重役が1日に稼ぐ金額は、平均的労働者の年収を上回っている。 ワシントンモニュメントの高さは555フィート(およそ169メートル)。この高さを2003年度のフォーチュン500にランク…
貪欲であることはなかなかにムツカシイといえますにゃ。というのも、欲望の充足というのは、あまりにも簡単にできてしまうからですにゃ。 目の前に山海の美味珍味が広げられているとしても、残念至極なことに僕たちの胃袋はすぐにいっぱいになってしまって、…
さきほどトイレにいってオシッコをした際、 飛んでいる羽虫をオシッコで撃ち落としましたにゃー(大自慢
「進化論の5つの謎 いかにして人間になるのか」という本を読みましたにゃ。 ひとことでいえば、駄本にして怪作。マニア向け。 著者の船木亨はフランス哲学者で、現在は専修大学教授ですにゃ。進化論の5つの謎―いかにして人間になるか (ちくまプリマー新書)…
ニンゲンの壊れ方にもいろいろとありますにゃ。 なかでも、ある種の口癖、特に語尾に特徴があるというのは、その浅薄な狙いとか人格の破綻などがよくあらわれるものですよにゃ。語尾に「にゃー」とか「だっちゃ」とか「ぴょん」とかいれていくのは人格の偏向…