LG製 3D対応液晶モニターのD237IPSを一ヶ月使ってみた。〜3D編〜 #lg4papa

以前頂いたLGのモニター「D237IPS」の3D機能を中心に試してみたのでちょっとレポートしてみます。


「レポート」と言いながら、自分が気に入った点を結論から言ってしまうと…。


3D表示機能すんごいです!もう3D撮影が出来るカメラを買おうと思うぐらいに!いや、本当に。
最近動画を取り始まって、さっそくセンスある動画を取る人との力量差に怯え、3Dで誤魔化そうとか思っているのは内緒…。内緒…。内緒…。orz


ただ、個人差があると思いますが、三半規管が弱い自分は長時間見ていると酔ったみたいな感覚になりますね。



ってことで、自分の感じた製品のポイントは
1)なんといっても売りの3D!!
2)IPS方式の液晶で視野角が広い!!
3)LEDバックライトで、起動してからの立ち上がりが良い!!


上記のように、何点か製品の気に入ったポイントがあるんですが、今回は↑↑上でも感動している3D編ということで、1)の特徴を!



<<3Dの映像が本当に凄い。>>
これが3D用の画像キャプチャ
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こちらは2D用の画像キャプチャ
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 まったく、画面キャプチャからは伝わりませんが、画面から文字通り3Dで飛び出して見えます。で、それが動画でグリグリ動く!!これは面白いです。


3Dの映画などの映像ソースを持っていないので、マーケットの映画のトレイラーやYoutubeで見た感想ではありますが…。画面キャプチャーではまったく伝わりませんが、物凄い立体感です。人物と滑走台との高低差や、飛行機が飛んできたりと本当にモニターから盛り上がっているような画像が楽しめます。
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3D映画は専用のマーケットがありそこから購入出来るようです。↓のキャプチャの一番下のアイコン「Yabazam 3D Movies」のアイコンからマーケットに入ります。いろいろとサンプルで映画のTrailerがあるので見てみると楽しいです。
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↓実際のマーケットを開いてみるとこんな感じ。「YABAZAMA!」というマーケットがブラウザから開きます。ただ、せっかく簡単にマーケットを開けるのに、全てが英語表記で、金額はドル表示と日本語版としてローカライズはされていないようです。自分は気になりませんが、普通にぱっと開いたら一般的には閉じちゃう感じですね。もったいない。
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↓は、マーケットから落としたファイルを見ようとしている所です。モニターに付属CDのドライバーと一緒にインストールされる「TriDef 3D Media Player」で視聴します。自分の場合は自動でTriDef 3D Media Playerが選択されなかったので、手動で選択しています。
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これで、最初に画面キャプチャを貼ったような肉眼では二重にダブったような映像が見られるようになります。



で、3Dで見るためにはメガネ、めがね…。ということで↓
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<<3Dメガネがめちゃくちゃ軽い。>>
3Dで見るためにはメガネ、めがね…。ってことなんですが、これがめちゃくちゃ軽い!今まで家電量販店で試せるようなテレビ用の3Dメガネは、ケーブルがつながっていて、かつ大きく重いものが多かったです。3Dで見る方式の違いで、画質的にはそちらの方式の方が良いらしいですが、手軽さから言うとこれ。映画館で3D映画を見るときに配られるペラペラのおもちゃみたいなメガネ。それでD237IPSも動画を視聴します。


さらにさらに、普段メガネ使用者用のクリップ式3Dメガネが付属しているのもポイントが高い。家族用にもう一つメガネを購入する手間が無く二人で見ることが出来ますからね!


・普通のメガネタイプと、メガネの上に挟むクリップタイプの3Dフィルター
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・メガネに取り付けるとこんな感じ。
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・クリップタイプは、上に跳ね上げる事が出来る。
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実はメガネタイプよりもこちらのクリップオンタイプのほうが良いのでは?と思うのが、この跳ね上げる機能。
3D映像を楽しんでいるときは良いのですが、2Dに切り替えると、液晶の表示をしましまに間引いたような映像表示を見ているようになり、文字も画像も縞々でまともに見ることが出来なくなります。でもこのクリップオンタイプであれば、2Dの時に跳ね上げれば普通に見ることが出来ます。


自分が普段メガネのことが多いということもありますが、それ以上にこの機構はポイントで、通常のメガネタイプも軽く作るために一体なのかと思いますが、この跳ね上げ機構はあった方が嬉しいですね。



ということで、まったく伝わらない3D映像の凄さを記事にしたわけですが、使ってみて今一な点を何点か。
<ワンタッチで画面の照度を下げられない。>
D237IPSの3D方式の仕様上、暗くなってしまう3D映像に対応して、明るいのが売りなのですが、普段パソコンを使用する時間が写真編集9割の自分としては2D用として普段使用するには明るすぎるかなと。ワンタッチで3Dと2Dで明るさが切り替えられると良いんですが…。(参加したセミナーで技術者の方に同事を言ってみたところ、そういう要望は理解していて、次期モデルに搭載するかどうか検討しているとの話でしたので期待して待っています!)


あとは、上でも書いていますが、3Dメガネをかけながら2D画面を見るとしましまでてんやわんやになるので、これもなんとかなったらなーと。



では、長くなってしまったので、次回は今まで使っているNECのMultiSync LCD2490WUXiとの比較と、2Dメインでモニターを使用した場合のカラーバランスなどについて書くということで今回はこのへんで!