7円葉書

W・ベンヤミン『複製技術時代の芸術』(紀伊国屋書店、1965)を読んだ。いや、読んでいたら、なんか挟まっていた。

葉書だ!
で、よく見たら、切手の所に”7”って書いてある。
いまって葉書は50円やっけ?
てことは今の7分の1のお金で手紙を送ることができたことになる。
そもそも7円っていつのなのか。
http://www.yushu.com/k7y-page.htm
上記サイトによると、1966年現在で7円が使われていたようである。
この本が1965年発行だから、それ以来ずっとはさんであったのかも。
発行されて誰か読んで以来、40年に渡って挟まってたということになる。
よくみれば、現代のつるっとした紙じゃなくて、なにやら紙の繊維質がみえていたりして肌理に深みがあり、味わい深さを感じる。