小倉で復帰
いよいよ今週から復帰です!
http://sports.nifty.com/take/cs/diary-column/diary-list/201007/1.htm#100728004021
今朝は栗東トレセンで3頭の追い切りに騎乗しました。左ムチを振っても違和感はありません。いよいよ今週から競馬に復帰です。
といっても、騎乗依頼がなければ競馬に乗れないのがジョッキーという仕事。ちょっと様子を見てやろう、という関係者の気持ちも理解できるところです。いまのところ、どちらも日曜日の小倉で、3歳未勝利戦のコードゼットと、小倉記念のスマートギアが内定している貴重な騎乗馬です。少ない、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ボクは、いきなり有力馬に乗れることを素直に喜んでいます。
ダービーに間に合わせたいと思っていたほどですから、まさか夏の小倉まで復帰がずれ込むとは想像もできませんでした。焦る気持ちはもちろんありましたが、それを支えてくれたのは多くのファンの皆さんの温かい励ましの声でした。いま復帰を迎えて、改めて感謝の気持ちを述べさせていただきたいと思います。本当にうれしかったです。これからも宜しくお願いします。
小倉の夏は今年も暑いそうですが、日焼けがすっかり褪めて恥ずかしいぐらいに白くなってしまった顔と腕を焼くにはそれもちょうどいいでしょう。週末がこんなに楽しみだなんて、自分でもおかしいぐらいです。
そうしてこんな↓話題も。
ばんえいに武
武ばんえい競馬初参戦 豪華10騎手出場
http://www.nikkansports.com/race/news/p-rc-tp0-20100728-658888.html
今週小倉で復帰予定の武豊騎手(41)が、ばんえい競馬に初参戦することが27日、分かった。中央の騎手10人で、8月23日に帯広競馬場で行われるばんえい競馬のエキシビションレースに出場する。今年で4年目の企画で、参加は4年越しのラブコールに応えてのもの。
第1回から参加は要請されていたが、交流重賞などの兼ね合いで実現しなかった。ばんえい競馬の須藤一夫理事と中学の同級生である河内厩舎の安藤賢一助手の2人が発案し、藤田伸二騎手に要請して決まった企画。今年は交流重賞が重ならない日を選び、藤田が直接交渉して「ぜひ乗りたい」と二つ返事をもらって実現した。
豪華な顔ぶれがそろった。武と藤田のほかに安藤勝、横山典、四位、田中勝、上村、勝浦、武幸、藤岡佑。G1勝利は計139に達する。月曜の休日を返上し、早朝に札幌からJRで2時間半かけて帯広に移動。その足で帯広市長を表敬訪問する。もちろん無償。昨年は市から感謝状も贈られた。
総合優勝は2レースの合計で決まる。エキシビションとはいえガチンコで、天才とてうかうかしていられない。当日はほかに「豊&幸四郎」の兄弟協賛レース、JRAイベントでもなかなか実現しない「夢の競演」も場内テレビで流される。10人の心意気が、中央と地方の垣根を越えて競馬界の盛り上げにひと役買う。