Hatena::ブログ(Diary)

tk4168の日記 Twitter

2017-08-30

Oracle DBの自動起動設定(CentOS 7)

OracleインストールしただけではOS起動時に自動的にOracleが起動するようにはならないので、手動で設定する必要がある*1CentOS 7はsystemdを採用しているので、systemdを使って自動起動を構成するのが正統だと思うが、Oracleが配布しているDeveloper VMRHEL 7.3をベースとしたOracle Linux 7.3*2)では、systemdであるにも関わらずrcスクリプトを用いて構成しているので、これがOracle推奨なのであろうと判断*3し、これを流用してCentOS自動起動できるようにした。

手順

以下の手順はrootユーザで行う。

/etc/rc.d/init.d/oracle というファイルを作成し、以下のような記述にする(環境変数は適宜合わせる)。

#!/bin/sh
#
# chkconfig: 2345 99 99

#
export ORACLE_BASE=/u01/app/oracle
export ORACLE_HOME=$ORACLE_BASE/product/12.2.0/dbhome_1
export ORACLE_HOME_LISTENER=$ORACLE_HOME
export LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib
export PATH=$PATH:$ORACLE_HOME/bin
export ORACLE_SID=orcl

# Source function library.
. /etc/rc.d/init.d/functions

# See how we were called.
case "$1" in
  start)
        su  oracle -c "$ORACLE_HOME/bin/lsnrctl start"
        su  oracle -c "$ORACLE_HOME/bin/dbstart $ORACLE_HOME"
        ;;
  stop)
        su  oracle -c "$ORACLE_HOME/bin/dbshut $ORACLE_HOME"
        su  oracle -c "$ORACLE_HOME/bin/lsnrctl stop"
        ;;
  restart|reload)
        su  oracle -c "$ORACLE_HOME/bin/dbshut $ORACLE_HOME"
        su  oracle -c "$ORACLE_HOME/bin/lsnrctl stop"
        su  oracle -c "$ORACLE_HOME/bin/lsnrctl start"
        su  oracle -c "$ORACLE_HOME/bin/dbstart $ORACLE_HOME"
        ;;
  status)
        $ORACLE_HOME/bin/lsnrctl status
        ;;
  *)
        echo $"Usage: $0 {start|stop|restart|reload}"
        exit 1
esac

exit 0

※XDB向けの設定(iptables)はよくわからない。無くても支障はなさそう*4

このスクリプトを実行可能にする。

# chmod 755 /etc/rc.d/init.d/oracle

このスクリプト自動起動対象として追加する。

# chkconfig --add oracle

/etc/oratab を編集し、自動起動したいインスタンスの行を「Y」にする。

orcl:/u01/app/oracle/product/12.2.0/dbhome_1:Y

OS再起動し、Oracle自動起動するかを確認する。

2017/9/6 追記

不要と思われる箇所を削除。oratabの編集について追記。

*1:OUIに自動起動オプション用意してほしいところではある

*2:/etc/redhat-release にはRed Hat Enterprise Linuxと書いてあるけど書き換えなくてよいのだろうか・・・

*3:単にOracleが手を抜いて過去のスクリプトを流用しているだけかもしれないが

*4そもそもXDBが何か知らない・・・

2017-07-24

Oracle DB Developer VMにサンプルスキーマをセットアップする

なぜサンプルスキーマセットアップするのか

Oracle関連のドキュメントにはサンプルスキーマを例にしたものが多数あるため、用意しておいた方が手軽に試行できるため何かと都合が良い。Oracleの学習を進める上でも、自由に使え、かつ、それなりに複雑なDB*1として便利。実際に複数テーブルを設計して実装して、というのは、もちろん勉強する上では将来的には必要だが、まず最初にすることとしては敷居が高く、手間がかかる。

サンプルスキーマを入れるには?

Oracle DBインストール時に、オプションで選べるようだ。しかし、Oracleインストールは、それ自体それなりに手間がかかることなので、すでにOracleセットアップされている仮想マシンイメージ「Developer VM」を使う場合も多いだろう*2。というわけで、すでにあるOracle環境にサンプルスキーマを後からインストールすることを考える。

既存の手順

ネットでOracleインストール後にサンプルスキーマインストールする方法を調べたところ、「Oracle Database Examplesをインストールすることでサンプルスキーマインストールスクリプトが所定の場所に配置される」という記述が見つかったが、実際試したところ、そうならなかった。いろいろ調べたところ、OracleGitHubインストールスクリプトが配布されていることがわかった。もしかしたら配布方法が変わって、Examplesには同梱されなくなったのかもしれない。

実際の手順

以下はoracleユーザで行う。

作成するスキーマパスワードは全てoracleとする。

cd ~
wget https://github.com/oracle/db-sample-schemas/archive/master.zip
unzip master.zip
cd db-sample-schemas-master/
perl -p -i.bak -e 's#__SUB__CWD__#'$(pwd)'#g' *.sql */*.sql */*.dat
mkdir log
sqlplus system/oracle@localhost:1521/orcl
@mksample oracle oracle oracle oracle oracle oracle oracle oracle users temp /home/oracle/db-sample-schemas-master/log/ localhost:1521/orcl

なお、上記コマンドラインは、試行錯誤して導き出した最短で完了する手順であるが、完全にこの通りに実際に実行したわけではないのでどこかに漏れや誤りがあるかも知れない。一行ずつ、そのコマンドの意味を把握して実行していくことをオススメする。

2017/8/20 追記

やっぱり間違っていた。最後のコマンドの引数スクリプトの実行ログを保存するディレクトリを指定するが、そのパスが間違っていた(修正済み)。まあ、ログが保存されないだけで、処理自体は成功しているようだが。

*1:本番環境は論外としても、たとえ検証環境であったとしても学習目的で自由に弄れる訳ではないことが多いだろう。かといって自分でそれなりの構成のDBを用意するのも大変。というかそのスキルがないから学習するわけで・・・

*2:もちろん、Oracleインストールは出来るようになっておくべきだが、Oracleの学習について言えば、導入方法より導入済みのOracleの操作方法の方が優先度が高いと思う。まずは自由に使えるOracleを用意してそれを弄ってスキルを上げ、その後のステップアップとして、導入やチューニングが出来るようになる、という道筋が妥当かと思われる。

2017-07-11

ホストOS(Windows 10)とVirtualBox上のゲストOSとの通信がキャプチャできない

環境

現象

ホストで動かしたWiresharkでホスト<->ゲスト間のキャプチャが正常に出来ない。

正確には、ホストからゲストへのパケットがキャプチャできず、ゲストからホストに届いたパケットのみキャプチャできる。

ゲストOSNICはブリッジにしている。

類似の障害は、ネット上でも散見されるが、根本解決した例は見当たらなかった。

原因の推測

RawCapではキャプチャできたので、WinPcapの不具合を疑っている。

元々、WinPcapWindows 10で正常に動かない場合があるとも聞いたので、代替のWin10Pcapを導入したが、改善せず*1

対処

  1. RawCapを使う
  2. ゲストOS上でキャプチャする(Wireshark or tcpdump

追記

WinPcapのもう1つの代替であるNpcap*2を使うと、完全にホストゲスト間のパケットがキャプチャできなくなった。ゲスト<->ホスト外の通信はキャプチャできているが。

仮想化ソフトの仮想ブリッジの実装とキャプチャソフトの実装によってはこのようなことが起こりうるのか?「ホストゲスト間のキャプチャはゲスト側で行う」というのが定石か。

*1:余談だが、Win10PcapではWinPcapでは認識していたNICWi-Fi)を認識しなくなった。このNICドライバのNDISバージョンが6.70と新しすぎるのが問題なのか?別のWi-Fi子機は認識したがこのNDISバージョンは6.50だった

*2Wireshark公式Wikiにも記述があることを考えるとこちらの方が主流?

2017-07-10

Tera TermをHTTPとかの簡易クライアントとして使うための準備

プロトコルの勉強として、テキストベースのシンプルなプロトコル*1Telnetクライアントでコマンドを一行一行打ち込んで動きを見る、という方法がある。最近のWindowsにはTelnetクライアントが標準で入ってない*2ので、Tera Termで同じようなことをしたい。しかし、デフォルトだとうまく動かないので、以下の設定を変える。

[設定]-[端末]-[改行コード]

送受信ともに、送信CR+LFへ変更

※検証したいプロトコルの規格に合わせる

[設定]-[端末]-[ローカルエコー]

有効にした方がわかりやすい

[設定]-[TCP/IP]-[自動的にウィンドウを閉じる]

無効にしないと、セッション切断時にTera Termが終了してしまって不便(特にHTTP

*1HTTPとかSMTPとかFTPとか

*2:追加で入れることは可能ではある

2017-02-14

PC再インストールのメモ

数年ぶりに自分のPCのOSインストールをする羽目になったので、作業記録を残しておく。

【注意】大した参考にならない、チラシの裏です!

前兆

このPCは5年以上前に購入し、当時はWindows 7プリインストールされていた。

去年ぐらいから、コミットチャージが設定の上限を超えて無制限に増え続けるという不可解な不具合を発症しており、OSインストールするかPCのリプレイスを検討していた。内蔵HDDも異音がしたり、ファイルアクセスが不審な挙動をしてたりしていたため、遠からずリプレイスしないといけないとは思ってはいたが、先延ばしにしていた。そんな状態で去年Windows 10に無理やりアップデートしたりしてOS内部の問題が蓄積でもしていたのかもしれない。

起動不可に

今日、Windows Updateを行った後、再起動しようとしたら起動しなくなった。

Windows 10はセーフモードで起動するのも難しく、断念した。

(起動途中に電源を落とすことで次回起動時にセーフモードで起動する、と書いてあるサイトもあったが、うまくいかず。というか無理やりすぎる…)

Windows 10インストールCDを作っていたため、それで起動できないか試してみることに。

結果は、インストールCDからの起動には問題がなかったが、sfcを実行しても空振り、chkdskも問題なし、スタートアップ修復しても変わらず。システムの復元はおろか、「初期化」(データを退避して丸ごと再インストール、らしい)すらエラーとなって手詰まりに。

この時点で、OSの再インストールかPCリプレイスか、どちらかしか選択肢にならない状態となってしまった。

データサルベージ

余っているHDDをPCにプライマリ*1として接続して、そこにWindows 10クリーンインストールセカンダリに今まで使っていた起動しなくなったWindowsが入ってるHDDを接続してデータを取り出そうと考えていた。

しかし、今は使っていないPCからHDDを抜き出そうとしたが、思いのほか分解が難しそうで断念。

USB接続の外付けHDDを分解しようとしたが、これも困難であったため断念。

あとは、内蔵ディスク(SSD)を取り外して別PCに接続して、ということも考えたが、上述の経緯より、取り外し困難そうだと考え選択肢から外した。

となると、残る方法は、何とかして内蔵SSDを取り外さずしてそこからデータを吸い上げるしかない。

手元にあったLinux CD/DVDで吸い上げようとしたが、起動しなかったり、古すぎるディストリのためNTFSがマウントできなかったりで、これも断念。

最後の手段として、HDDイメージバックアップソフトのTrue Imageを使って外付けHDDへイメージバックアップすることを試みた。

最初に試した外付けHDDGPTであったため、そこへの書き出しがTrue Image Home 2010ではサポートされてなかったようでうまくいかなかった。次に試した外付けHDDは、空き容量がギリギリであったがなんとかバックアップに成功した。

インストール

バックアップからきちんとデータが読み取れたさえすれば内蔵SSDは消しても構わないので、再インストールすることとなる。

本来なら、リカバリテストをしてから再インストールすべきであったが、端折ってしまった。今回は問題なかったが、今後は気を付けるべき。

インストールは、上述のWindows 10インストールCDを利用した。今回はテンパってて初期のWindows 10インストールCDを利用してしまったが、出来るなら最新のもの(現時点ではAnniversary Update)でクリーンインストールしたい。

インストール自体はスムーズにいった。足りないドライバはテレビチューナくらいだったし、無線LANアダプタも自動認識したので助かった。ネットに繋がらなかったらドライバの入手もできないし。

リカバリ

あとは、True Imageでバックアップしたデータを吸い上げることができるかどうか、となるが、True Imageのバージョンが古く、Windows 10インストールできるか不安であった。

試したところ何の問題もなくインストールが完了し、イメージデータのマウントも問題なくできた。素晴らしい*2。専用形式でイメージ化するバックアップソフトは汎用的ではないという短所はある。

続々とアプリインストール

まずはTweenインストールバックアップからフォルダを持ってくるだけ。特に問題なし。

次にFirefoxインストール。64bit OSだが、なぜか自動で32bit版がインストールされた。再インストールする前の環境だと64bit版の方が重いと感じてたのでそのまま32bit版を使用することとする*3デフォルトで32bit版が入るのも、64bit版が不安定だから、とかで意図した挙動かもしれないし。

このPCの今後

ハードウェア障害でないなら当面使い続けるのもありかもしれない。そうはいっても内蔵HDDの怪しさもあるし*4、リプレイスするべきなのは変わらないだろとも思うが。なかなか面倒なことだ。

断念するか?

テレビの録画データにはDRMが掛かっているので単純に再インストールすると見れなくなるのは覚悟していた。

予想通り見れなくなってしまったので、復旧を試みるも、インストールしたチューナソフトのバージョン違い*5もあって失敗した。DRMメディアはテンポラリな扱いで妥協するとして、断念しようかと思っている。

教訓

  • バックアップすべし(当たり前)
  • 不調だなという予想は当たる
  • インストールCDは必ず準備しておくべし
  • 予備のHDDがあると助かる。できれば裸のHDDSATAケーブルの組み合わせがよい
  • メーカー製PCや外付けHDDの分解しづらさをなめていた。その気になればHDDくらい簡単に換装できるものだと高をくくっていた
  • HDDイメージバックアップはやっぱり便利。True ImageがNTFSへの書き出し、USB接続HDDへの書き出しができるのが非常に良い。オススメ
  • 所有PCで起動可能な、NTFSマウントできるLinuxディストリビューションを探して、CD/DVDに焼いて用意しておく
  • リカバリテストをすべし

要検証

追記

True Image 2010はやはりWindows 10では完全には動かなかった。

管理ツールが起動できないし、イメージファイルからのデータ抽出も不安定だった*6。仕方ないので2017を購入。シリアルキーが短くなったのはよいが、インストーラが立ち上がるまで数分無反応でフリーズしたかのようだったのはいただけないし、専用アカウント作らないとライセンス認証できなくなってしまってる*7。認証のためだけにアカウントの用意を強いるのはよくない。というかマニュアルにはそんなこと書いてないのもアレ。

また、上記の復旧の試行で、Windows 10インストールCDから起動して復旧させようとしてできなかったと書いたが、よくよく確かめると、Anniversary UpdateでないインストールCDで起動してたので、それが問題だった可能性があることに気づいた。

*1:実はSATAの接続方法は全然知らない。IDEの頃はマスター・スレーブとかあったのは知っていたが。であるため、詳しい優先順位は後程調べることとする

*2ライセンスキーが64文字もあるのには閉口したが

*3:後日判明したことだが、32bit版はある一定以上のメモリ使用量を超えると正常に終了しない不具合があった。また、多くのタブを開いたときの挙動も明らかに64bit版の方が良好だった。64bit版の方がオススメかも知れない

*4:後日壊れた。やっぱり・・・

*5:元々プリインストールされていたバージョンはPCメーカから配布されてはいたが、Windows 7用であるし、Windows 10アップデートした後いろいろ不具合が出てたので使いたくなかったため、チューナの開発元からダウンロードした。そもそもPCメーカの配布しているインストーラは、電子署名が失効しているためインストールできないし

*6:イメージファイルをダブルクリックしての簡易マウントではなくドライブレターを割り当てるきちんとしたマウントをすれば安定していたかもしれないが。まあどのみち保証外だし

*7:後日気づいたが、実はすでにアカウントを作っていた。少なくとも2010の頃からこの形式だったようだ