仕事は親切
前回の記事の最後に書いたとおり、今日は『仕事は親切』について書きますね。
『仕事は親切』・・・この言葉は私の好きな本の1つ。石原明先生の『「成功曲線」を描こう。 夢をかなえる仕事のヒント』に書いてある言葉ですが、先週の出張の際に、そうだな〜と思ったことがありました。
私の会社の若い社員がお客さまに依頼されて資料を作って提出したのですが、それがわかりにくくって・・・
もちろん、その仕事は私も関わっているから、よーーーく読めばわかるのですが・・・
作った本人はお客さまに「こんな風な資料を作って欲しい」と言われたとおりに作ったのだろうし、自分ではわかっているのでしょうが、仕事の書類に限らず、コミュニケーションというのは相手に通じて初めて成り立つものなんですよね。
頼まれたから、そのとおりに作った。
……それではただの作業であり、仕事にはなっていないと思います。
依頼してきた人が何を求めているのか、その資料を使って何をしたいのか、そのためにはどんなまとめ方をすればいいのか。
……そんなことを考えるのが『仕事』だと思います。
相手のことを考えてあげる、そんなちょっとしたことができるかどうかで出来上がった物の質は全然違うと思います。
仕事の書類は、依頼された人に渡してオシマイ。という物の方が少ない。
提出した書類は、相手の会社の中で回覧されることがほとんどだと思います。
そのとき、書類を見てすぐにわからないと意味がないし、ましてや、誤解を招くような記載があってはいけませんよね。
その場で彼には
「その書類は何のために作るのか、それを使って何をしたいのか。それを考えて作りなさい。」
と言っておきました。
相手のことを考えて、少しだけでも気を使ってあげる。
だから『仕事は親切』
そう思った出来事でした。
仕事は自分がやっている作業しか考えていないと、出来上がったものを見た人に
わっかりにくいな〜
と言われ、せっかく作ったのに・・・と凹みます。
でも、相手のことを考えて作ると
こういうものが欲しかったんだ。ありがとう
と感謝されます。
感謝されると、当然うれしいし、またやろう、という気持ちになり仕事が楽しくなってきます。
仕事って楽しいことだと思いますよ。私は・・・
私がどうして仕事が楽しいと思えるようになったのか,私が思う仕事の楽しさについては、あるPodcast番組で話をする機会をいただきました。
まだ公開されていませんが、公開されたらここにも書きますので、よければ聴いてくださいね^^
本名フルネームだし、付録(?)には顔写真も出てしまうと思いますが。。。
このブログの読者さんには、そのくらいサービスしましょ!!(笑)
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