宮川千明さん「人生、勝ち組より『価値組』!」出版記念講演会に参加しました


(ご本人の講演の様子は写真を撮り損ねたので…(;^_^A)





宮川千明さんってご存知ですか?


この講演会のことを知るまで、私は彼女のことを全く知りませんでした(;^_^A



ではなぜ講演会に参加したのか?


それはですね〜

東京講演でのスペシャルゲストが和田裕美さんだったから。和田さんの話を聴きたいと思ったのが参加しようと思ったきっかけでした(;^_^A

千明さん、ゴメン! 実はそういう理由だったのです<(_ _)>



ではここで、宮川千明さんとはどんな人なのか、というと……

いちばん知られていることは

「平均いいね!3000のFacebookのカリスマ」

ということではないでしょうか。


Facebookをされている方はわかると思いますが、3000いいね!って、ものすごい数ですよ。


私もFacebookをやっていますが、普段の投稿のいいね!の数は5〜10くらいじゃないかな。20いけばかなり多い方です。



当日の講演でも、どうすればいいね!の数を増やせるか、という話もされましたが、今回の主題ではないので割愛して、講演の内容を一部紹介しますね。





目立てばいいわけではない


うーん...。
私は何度か「目立てば8割成功」という、ウッディー・アレンの言葉を紹介したことがあるのですが、それだけではダメだということ。


買ってもらうためには、まず、存在に気づいてもらわなければならないので、目立つことも必要だとは思うのですが、千明さんによると、

マーケティング3.0時代」に突入した現在では、モノやサービスを買うための理由がないと買ってもらえない。
その理由となるのが、「販売者がどのように社会に貢献するか? という企業の存在価値である」

ということでした。



確かに、普通に生活するには何も困ることがないほどモノは持っていますよね。
それでもあえて「この商品は欲しい! 買いたい!」と思われる何かがないと買ってもらえませんよね。
自分が買い物をするときのことを考えても、古くなったり壊れたりしたとき以外は、よほど欲しい!

と思う理由がない限り買わないような気がします。





お金を稼ぐってどういうこと?

仕事を選ぶときによく「好きなことをする」方がいいのか? 「得意なことをする」方がいいのか?

という話になりますよね?

でも、千明さんの意見はそのどちらでもなく「世の中のニーズに合ったもの」とのことでした。


これも当たり前といえば当たり前ですよね。
自分ではいいモノ,素晴らしいものと思ってもそれを必要としてくれる人がいなければ買ってもらえるわけがない。


あるコンサルタントの先生も

100mを9秒台で走れる方法があったとしても、どれだけの人が本当に必要とするだろうか?
それよりも、15秒を切る方法を発表したら、多くの小学生が欲しがるのではないか?

と話されていました。


そうなんですよね〜
私も技術屋なので、作り手としては、高性能,高機能な物を追いかけますが、消費者側はそこまでを求めていない。
それよりも、適正価格で,必要な機能がそろっていて,壊れないことが重要なんだと思います。


そう考えると、今の自分の中にも「世の中のニーズ」に合っていて「提供できる価値」は必ずあるんじゃないか、そろらをマッチングさせることでお金も稼げるようにのではないかと思います。


そのためには、まず、自分の価値に気づくことが先決なのでしょうね。





Facebookでいいね!を増やす話は書かないと言いましたが、1つだけ


「ペルソナ」に伝える文章を書く

心理学で言う「ペルソナ」とは
自己の外的側面。例えば、周囲に適応するあまり硬い仮面を被ってしまう場合、あるいは逆に仮面を被らないことにより自身や周囲を苦しめる場合などがあるが、これがペルソナである。(wikipedia
ですが、ここでの「ペルソナ」はマーケティング用語の方であり「架空の顧客像」とよばれるものですね。


千明さんによると、

万人受けするだろうと思うことを書いても受けない。
たったひとりの架空の人物(これが「ペルソナ」)に向かって、受けそうなことを書くこと。
その際、ペルソナは性別や年齢,職業,家庭環境など、なるべく細かく設定すること

とのことでした。



では、ブログを書いたり、その他のSNSで発信する際、私はどんな人を「ペルソナ」にしようか? と考えたのですが、「10年前の自分自身」かな。
当時はいろいろ問題ありだったので…。
今も問題ありかもしれませんが(;^_^A




最後に和田裕美さんのお話からも





価値とは心が磨かれること


たしか、ミッションの話をされた時だと思うのですが


人や商品,会社のいいところを引き出して、
「和田さんと話をしたら自分がすごい人だと思った」と言われたい。


ということを話されました。


また、「成功は自分のためじゃない。まわりの人に喜んでもらうためだ」とも


そうなんですよね〜
「成功」は目的でもあるけど、本当の目的は”そこ”ではない。
本当の目的は自分を含めた「みんなのしあわせ」だと思うんですよ。

そういう意味では「成功」も手段に過ぎない。





自分にはどんな価値があるのか?
それを必要としてくれる人はいるのか?
どうやって提供するのか?
どうやって「お金」に替えるのか?
・・・・

そんなことを考えてみたい。

そして、みんなで幸せになりたい!

と思います。



宮川千明さん,和田裕美さん、素敵な講演をありがとうございました!!





この講演会のきっかけとなった宮川千明さんの本はこちら↓



kindleでのダイジェスト版もあります(こちらは100円)



パーソナルブランディングやミッション(志)の見つけ方は、この本も参考になりますよ。私は何度も読み返しています。今も^^
最初に本書を読んだときの感想はこれ→『明日、会社がなくなっても、自分の名前(ちから)で勝負できますか?』