木密地域不燃化10年プロジェクト(その4)

昨日東京都が新しい『震災対策事業計画』を公表しました。その中で、1)「不燃化特区」を現在の12地区から2015年度までに50地区程度へ拡大し、2020年度までに当整備地域での焼失ゼロ(不燃領域率70%)を実現すること、2)「特定整備路線」(災害時の延焼遮断等に大きな効果が見込まれる都市計画道路28区間、延長26キロ)を2020年度までに100%整備すること、が目標として示されました。
オリンピックも意識したとも思われるタイミング(と内容)。ですが、結果がどうあれ、「首都直下地震などの被害想定で最大9600人とした死者数を、10年以内に3分の2減の3200人に抑えるなどの数値目標を掲げた」(日経新聞2013.9.4朝刊の表現)今回の事業計画の実現を見守りたいと思います。
(都のURL)http://www.bousai.metro.tokyo.jp/japanese/knowledge/material_z.html

(その3)