RSpec: double, stub, stub_chain, etc. -- cheat sheet - tkrdの日記 (rails や ubuntu のことなど)

あるメソッドを持ったオブジェクトを作る。doubleは「代役」の意。



user = double("user", name: "Taro")

user.name #=> "Taro"

第1引数の "user" はRSpecが失敗を報告するのに使うラベルに過ぎない（省略可）。

mock および stub というエイリアスがある。

あるオブジェクトの特定のメソッドが特定の値を返すように、オブジェクトを作り替える。



User.stub(:find) { double("user", name: "Taro") }

u = User.find(1)

u.name #=> "Taro"

メソッドチェーン対応版のstub。



User.stub_chain(:where, :find) { double("user", name: "Taro") }

u = User.where(deleted: false).find(1)

u.name #=> "Taro"

基本的にはstubと同じ。ただし、エグザンプルの終わりまでに少なくとも1回呼ばれたかどうかがチェックされる。



User.should_receive(:find) { double("user", name: "Taro") }

u = User.find(1)

u.name #=> "Taro"

あるオブジェクトが、どのようなメソッドを呼ばれようとも自分自身を返すように、オブジェクトを作り替える。



User.stub(:find) { double("user").as_null_object }

u = User.find(1)

u.activated? #=> u

ActiveModel のインスタンスのように振る舞うオブジェクトを作る。



manager = mock_model("Manager", name: "Jiro")

manager.name #=> "Jiro"

expect(manager).to be_valid

stub_modelと異なり、まだモデルクラスが実装されていなくてもよい。

ActiveModel クラスのインスタンスを作って、それを stub する。



manager = stub_model(Manager, name: "Jiro")

manager.name #=> "Jiro"

expect(manager).to be_valid

mock_modelと異なり、stub しなかったメソッドは、本物のモデルクラスが答えてくれる。

対象オブジェクトの persisted? メソッドが false を返すように stub する。



manager = stub_model(Manager, name: "Jiro")

manager.name #=> "Jiro"

expect(manager).to be_valid