今週の日曜夜のテレビで、ストレス発散のためにドラマや映画を見て泣くお嬢さんや小父さんが登場していた。私も夫も歳の所為かドラマを見てもすぐ泣く。一番ひどかったのは「ダンサー・インザダーク」のラストシーンだった(あれは実験的な作品だそうだがもう暴力的な悲劇)。でも私にとっては音楽の方が効果的かも。
昔よくイライラした時に聴いていたのは「トリスタンとイゾルデ」の第一幕イゾルデの「タントリスの歌」、滅入った時に「ナクソス島のアリアドネ」のツェルビネッタの「偉大な女王様」で脳天を打ってもらったり。泣きたい時にはラフマニノフの「ヴォカリーズ」のオムニバスなど良いかも。(キャスリーン・バトルで初めて聴いた曲で印象に残ったのだがこれには残念ながら入っていない。)

R.シュトラウス:歌劇「ナクソ

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ヴォカリーズ・リラクゼーション

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