英語教育の明日はどっちだ! TMRowing at best Twitter

2010-06-30 『ないものねだり』

日本代表にとってのワールドカップサッカーも終了。

開始20分 (少々) の松井選手のシュートが惜しかったなぁ…。でも、タラレバはなし。試合終了後、駒野選手の肩を抱き一緒に泣いていたシーンが印象的。

期末試験も佳境。

自分の担当する試験も残すところあと1科目。

あとは採点天国。

今回、高2の『ライティング』では、「説明文」を完成させる問題をいくつか出したのだが、この素材文の元ネタは、過去ログでも言及した一連の「しくみ事典」。採用の基準は、文章の長さと、語彙・構文の難易度・複雑さ。

今、手元にあるものを幾つか紹介。

  • The Way Things Work (1988), Dorling Kindersley, London
  • How Things Work (1994), Derrydale Books, New York

この2つは、教員に成り立ての頃からずっと使い続けているもの。前者は、マンモスのイラストでお馴染みの楽しい読み物だが英語は結構難しい。後者はピーナツのキャラクターが登場する英語ネイティブの小学生向けなので、日本の高校生にも容易。

  • See Inside How Things Work (2009), Usborne Publishing, London
  • How Things Work Encyclopedia (2010), DK Publishing, New York

こちら2つは、今年になって、高2ライティング用に買い足したもの。後者は、よりplainな英語を、ということで選んだ。前者は、絵本の要素が強く、フリップをめくると、中のメカニズムが見えて、さらに解説があるのが楽しい。スペースが限られた分、記述もコンパクトになるので、いわゆる分詞構文や、動名詞句の多用など、日本の高校生にとっては「お勉強」の対象となるであろうもの。

こんな感じで、比較対象、分析統合した上で、教室で「お手本」を提示している次第。

さて、

  • 内田樹 「言葉の力」

を読んだ。これは、『子どもを「育てる」教師のチカラ No. 2』 (季刊 2010 Summer、日本標準) の特集「言語力を『育てる』」の巻頭を飾る小論 (pp. 8-9)。正直、これまでの内田センセイの言説と代わり映えはしないので、何か、新しいもアイデアに触れたとかインスパイアされたという感じはないのだが、買って損したと思わないのは、やはり、こういう言葉を、この人から聞いて安心したいという欲目が私にあるからだろう。

この雑誌、今年になっての創刊らしい。第一印象は、「明治図書的」「TOSSっぽい」というものだったが、これからどう育っていきますでしょうか。今号には、特集のうち「各科で育てる」中学校の実践例として、

  • 原田尚孝 「英語の授業で育てる『言語力』と『言語活動』」 (p.37)

が掲載。もっと分量が欲しいところ。

また、連載「ICTで授業を変える」として、

  • 前田康裕 「映像で感性を高め、表現を豊かにする」 (pp.74-75)

があるので、ご参考までに。

レジで会計を済ませている時に、隣のCD売り場から流れる歌声に共鳴したのか、物凄く切ない感情がわき上がってくるのを感じた。

本日のBGM: 若者のすべて (フジファブリック)

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The Way Things Work

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How Things Work

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See Inside

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Encyclopedia

2010-06-28 平平熱熱

土曜日に北海道入り、月曜日に帰山という慌ただしい帰省。

テスト期間なので溜まった代休のうち、初めて1日分を消化できました。

山口から羽田で乗り継ぎ、千歳着。特急に乗り込み、帯広まで。

車中から、身体の変化が気になっていました。なんだか妙に熱っぽく、汗が出てくるので、強行軍で体調が悪くなったのか、と思いきや、ニュースによれば、この日の帯広の気温は36℃。なんのことはない、体温並みの気温で、私の身体が適応できずに、暑がっていただけだったのです。

例によって、兄夫婦のところに滞在。義姉の実家で夕飯をごちそうになりました。

日曜日には、義姉に車を借り、JOYの浦島さんのところにお邪魔しました。昼食をご一緒に、ということでしたが、こちらがごちそうになってしまいました。多謝。

『コーパス口頭英作文』執筆にまつわる舞台裏とか、最近の編集、出版の様子などもお聞きできました。前日の夜に開かれた、第1回となる「Joy寄席」で、桂かい枝さんをお招きして、120名を集めたという会場には、まだお手製の高座や借りてきた金屏風も残されていて、当日の熱気が想像できました。

  • 英語教育に明るい話題を!

という浦島さんの想いは帯広コネクションに連なる者としてしっかりと受け止めていきます。

北海道にいる間も、ひっきりなしに、携帯に入ってくる「気象警報」メールで、九州・中国地方の大雨の状況を把握。妻からのメールでは、「増水の様子は、去年の夏を思い起こさせます」とのこと。

往路を逆に辿り、文字通りの復路。

帯広駅まで、兄に送ってもらい、千歳空港へ。早めのお昼を空港で済ませ、羽田経由で帰山。案の定、山口に近づき、大きな雨雲に突っ込んだところで、少々揺れました。雨の中、いったん学校に寄り、試験監督などを確認してから帰宅。

今回の帰省では、期末テストの採点をするわけにもいかないので、PowerBookも、iPodも持って行かず、ポール先生 (& Tony Silva) 編著の本を読んでいました (過去ログ参照 http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20100615)。Atkinsonの巻頭論文 (pp. 5-18) の

  • Theory with a big T vs. theory with a small t; Practice with a big T vs. practice with a small p

という斬新な視点に唸っていたのですが、”Conclusion” が終わったと思った後に流れてきた、”Coda” のところでやられました。Conclusionより面白いのは反則でしょうが、その通りなのでね。引用はしません。この巻頭論文で、読み手を揺すぶっておいて、後半にHedgcockの論文 (pp. 229-244) も収めてしまうあたりが、編者の凄さなのだろうなぁ。L2ライティングに興味関心のあるかたは是非お読み下さい。私は、今回、この本を読んで、あらためて、

  • Cumming (今回も力作が、Atkinsonのすぐ後、pp.19-47に収録されています)
  • Ferris

そして、

  • Grabe & Kaplan

を読み直そうと思えたので、秋に向けて、豊かな実りの予感がしています。

本日のBGM: Everyday People (Sly & The Family Stone)

2010-06-25 trailblazers

WCは決勝トーナメント進出。FKなどセットプレー以外でダメ押しの点が取れたのも嬉しい。実況では相変わらず「人間ドラマ」の過剰な演出。もっと、サッカーそのものの凄さを実況解説し、インタビューで引き出して欲しい。それにしても松井のシュートは惜しかったな。

高2の期末試験は試験監督を終えたものの、テストの採点をする気力は無し。

高3はテスト前最後の授業。副詞節シリーズ最終コマ。no matter howが、今ひとつの出来だったが、対面リピートまで一通り。“How things work” と “The way things work” から抜粋した英文に加えて、”An inconvenient truth” のジュニア版から英文を抜粋して提示。どのようなタイプの文章・記述で、今回のシリーズで学習したような「因果関係」「条件」「程度」「譲歩」などの表現が出てくるか、という「あたりをつける」トレーニング。

  • A shaver contains a fine screen through which hairs protrude as the shaver is slid over the skin. The screen holds the hairs so that cutting blades under the screen can slice through them. Each circle of blades is pressed against the screen by a sprung drive shaft.
  • To make photographs, you need a roll of film. Photographic film is a strip of plastic coated with special chemicals that change when light hits them. The camera is made to hold part of the roll of film against the back wall of the camera. When you press the shutter release, light comes into the camera. the light waves shine on the film. they change the chemicals so that a picture will appear when the film is developed.
  • Atoms are so small that you can’t see them even with the most powerful microscope.
  • In some materials, the electrons are loosely attached to the atoms. This makes it easy to break the electrons loose so they can move to other atoms. Electrons are loosely attached in all metals. That is why people use metal wires to carry electricity from one place to another. We say that these wires are good conductors, or carriers, of electricity.

などという解説文とともにイラストや図解が示されています。

放課後には進学クラスの1年生の学習委員が職員室に。試験範囲の確認。

  • 授業でやったところまで。

といういつもの答え。

帰る頃には梅雨らしい雨。

急遽実家に帰ることになったので、週末に予約してあった、東京行きの新幹線とホテルをキャンセル、航空券の予約をあたふたと。

帰宅後に仮眠ですっきり。

  • 夕飯はご飯がいい?パスタがいい?

と聞かれたので、「パスタ」と返事。久々に、妻の得意なトマト系でした。満足。

明日は、早いので本日はこれにて失礼。

実家へはPowerBookは持って行かないので、更新は週明けですね。コメント欄は閉じておきますので悪しからず。

本日のBGM: 雨は手のひらにいっぱい (Benzo)

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tmrowingtmrowing 2010/06/28 18:03 帰山しました。コメント欄開きました。

2010-06-24

今日は、進学クラス高2の試験と高3の授業2コマ。

試験の出来は、想定の範囲内。なかなか温度差は埋まらないものです。エアコンの稼働する季節だしね…。

高3の方は、whenever で例文の確認、シャッフルして対面リピートまでと幸先良いスタートを切ったものの、続くso … that で躓く。生徒が辞書から抜き出してきた用例は全て肯定文。時制との絡みで、「結果」と「程度」の識別が必要な用例が出てこなかったので、仕切り直し。その後、私が辞書から抜粋した用例をディクテーション。例えば、こんな英文です。

  1. I may be poor, but I’m not so shameless that I would steal.
  2. It’s not so urgent that you have to rush.
  3. I don’t think the matter is so important that the president himself has to go.  (以上『研究社和英大辞典』より)

この項目は安藤貞雄『現代英文法講義』 (開拓社、2005年) くらいの文法書になるときちんと例を示して解説してあるのだが、いかんせん多くの学参では痒いところに手が届く以前に、「痒くないですか?」とこちらが聞いてあげないといけない状況だろう。内容と英文の確認、補充・差し替えを指示して、so (that) 第2弾へ。

こちらは、that が省略されることも多いが、助動詞が押さえられればどうということのない表現。それでも、自ら生き直す必要のある例には出くわすもの。良いきっかけとなったのが、

  • The vase had been put on top of the cupboard so that it wouldn’t get broken. (LDOCE)

で、なぜ “top of the cupboard” なのか?という問い。「何故、床に置かないの?」という問いに対して、最初、生徒は「蹴飛ばして割るといけないから」などと考えていた節があるのだが、「なぜ、テーブルの上や、戸棚の中段では不可なのか?」と考えを及ばせてようやく、子どもの手が届かない高さ、というイメージに辿り着いた。タスクに盛り込んで学習者の気づきを待つよりも、教師が狙いを持って仕掛けていく方がいいこともある、という教室の真理に目を啓くことも大切。

本業はお休み。授業担当者会議の様子を担任の先生から聞く。選手は苦手なりによくやっている模様。

週末の予定をあれこれと画策していたのだが、突発的な案件が生じたので、急遽キャンセル。

連絡していた方々、申し訳ありません。再会はまたの機会に。

明け方の朗報を待てないので、早く寝て早く起きます。

本日のBGM: Dawn Speech (山中さわお)

kakakaka 2010/06/29 11:32 普通の学参と「現代英文法講義」の中間に位置する良書ってなにかありますか?理系なので「現代英文法講義」は難しすぎます。TOEICは900以上持ってます。

tmrowingtmrowing 2010/06/29 17:57 kakaさん、難しい質問です。目的が何かによって変わってくるように思います。
一般には、江川泰一郎『英文法解説』 (金子書房)、安井稔『英文法総覧』 (開拓社)が英語教師の間では定評があるのですが、今回のような項目では、なかなか痒いところに手が届きません。
今回の so ... thatと否定の絡み、事実か程度か、について言及があるのは、学参の部類に入るであろう、杉山忠一著『英文法詳解』 (学研)あたりでしょうか。
kakaさんは「理系」ということですが、自然科学分野での英文でのレポート執筆などでは、"so ... that" などで因果関係と程度とが曖昧になるような表現は避けられ、because (of) など、より直接、因果関係を表す副詞句・副詞節、あるいは、「いわゆる」無生物主語の構文で表現することが多いのではないか、というのが個人的印象です。
TOEICで900以上、ということであれば、COBUILD の文法書など、英語圏で編まれたものを読むのも良いかと思います。

kakakaka 2010/06/30 17:43 丁寧な回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。

2010-06-23 easily broken or revised

高2の期末テストの合間に、高3の授業、いや、授業の合間に期末テストという感じか。

高3の受験演習のコマだが、『Upgrade』のような問題集を何周もするより、辞書を活用して自分で例文を生き直しなさいという課題もあと4ネタ。whenever / so that 2種類 / no matter how で一段落の予定。今日は、授業開始時にホワイトボードの写真を撮っておいたので、ご参考までに。(副詞節.doc 直)

1週間で4ネタできれば、年間50週で200ネタ。受験頻出構文といっても、せいぜい150程度なのだから、充分おつりが来るでしょ。高2で何をやっておくべきだったか、という反省を、後輩に伝えて下さいな。

高2の普通科の試験は作問には随分と配慮したのだが、ミスを発見。例によって、数学のF先生に解いてもらっている時に指摘を受けた。凹む。良い問題と言ってもらえたのが救い。

試験監督を経て、昼食。

12:30に本業に出発。

1年生の乗艇。

まだ動きの感覚が掴めていないものはフロート付きで、交互に放牧。

2Xのひとり漕ぎを経験済みの2人を2Xに乗せ、2kmのアップに続いて8kmの定常漕。途中、20本の強いストロークを要求。まだまだレースの強度までは遠い旅路という感じですが、それでもかなりオールを乗せて漕げるようになってきました。ダウンで分漕を挟んでからの両舷がかなり良かったので期待が持てます。

いつもの放課後に当たる時間に学校に戻る。教員週番での校内巡視を済ませて、勤務終了。

ようやく床屋へ行くことができました。サッパリ!

特集以外でパラパラと目を通していた『英語教育』 7月号で気になる記事を発見。批判的考察を述べておく。

  • 小串雅則 「リレー連載 英語教育時評」 (p. 41)

タイトルは、「学習指導要領の改訂と検定教科書」というありがちなもの。気になるのは、冒頭の一節。

  • 学習指導要領の改定内容についての議論は、今のところ一段落という様相である。その一方、実施に向けた準備は本格的に進められている。

というのだが、本当だろうか?例えば、この業界を代表する雑誌『英語教育』誌上で、いつ「議論」がありました?特集の中で、「英語教育学者」同士が科目再編に関する異論をぶつけ合ったとか、全国英語教育学会やJACETなどで改訂の是非を議論をしたという話しを聞いたことがありません。

丁寧にこの記事を読んで頂ければ分かると思いますが、表題・テーマに関しては実際のところ何も言っていないに等しいのです。

途中、

  • 和田 (1997)

という資料への言及があるのですが、参考資料のリストもあげられていません。この「和田」という名前が和田稔氏のことだとするなら、『ユニコンジャーナル』 (文英堂) で和田氏が指摘している内容に関する回答をこそ、元文科省という肩書きが付く者としてものしておくべきではなかったかと。(過去ログでは、http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20091203 を参照。そこでもリンクを張っているが、『ユニコンジャーナル』のファイルはこちら、http://www.bun-eido.co.jp/school/highEnglish/ujournal/uj69/uj690207.pdf

この「リレー」連載、「リレー」する際の、バトンや襷にあたるものはいったい何なのでしょうか?担当者が月替わりで執筆するだけなら、「輪番」連載でいいじゃないですか?水泳のリレーのように、タッチだけしていればいいのでしょうか?個人的には、少なくとも、執筆者同士がお互いの論に切り込んでくれないと、予定調和から脱することは難しいように思います。

さて、来月号は、いよいよ「入試」が特集のテーマです。

私自身も座談会へのお誘いを受けていましたが、本業の大会・合宿と重なり参加が叶いませんでした。静岡大の三浦先生を中心とした画期的なプロジェクトについても記事が出るようです。楽しみに待ちたいと思います。

シャワーを浴び、ハートランドビールで一息。

明け方に作問に励もうと思います。

本日のBGM: 最初から下に置いておくんだ (TOMOVSKY)

2010-06-22 「はじめの1mm」

修学旅行を控えた高2が今日から期末試験開始。本業も自主練でエルゴと体幹のみ。

授業は、高3のみ。

副詞節演習の対面リピート。新しいシリーズに入る前に、写真撮っておこうかね。

その後、私の配布したプリントから5つの例文を選んで、和文英訳。自己診断。この段階で、赤ペンで正解の英語を書いてもダメ。なぜ、すでに正しい英文とその和訳を見て音読をしていたのに、今、和文英訳で、自分はそういう誤った英語をoutputしてしまったのか、その誤った英語は、いったいどのような経路を経てそこに出現したのか、を辿る、後付think-aloud、retrospective monologueが大切。その後、英語の回路を頭の中に作ることが大切と、「1mmのスエズ運河」の話しをしたが、これがいけなかった。小学校、中学校では習っていないのか、スエズもパナマも場所や構造がよく分かっていない。私の世代は小学校の時、社会科の授業で教わった記憶がある。特に、パナマ運河の「閘門式」という、音の響きで授業中男子が騒いだものだ。ということで、生徒に閘門式の図解を板書してもらったりして本題に戻りと20分を費やす。まさに、開け閉めするたびに軋む音が響くような展開。最後は、初見の英文で、untilとby the time を含む例文をひとつずつdictation。

高2の期末試験は作問、印刷を終え、教務に提出。

放課後は、明日の「中高連絡会」の打ち合わせで職員会議。

いつもより30分遅れて、本業で湖へ。1年生の指導。

フロート付き1Xを30分交代で乗る組と、2Xのひとり漕ぎを交代で乗る組と。加速して、リリースした後、オールを乗せるところを少し丁寧に。指示は単純。

  • ミスはいくらしても良い。ただし、毎ストローク思い切りやりなさい。

体幹トレの成果が出始めたものもいて、少し明るい材料。

約1時間半の練習を終え、揚艇。女子1名が制服を学校に忘れてきたというので、学校まで戻って解散。制服も携帯も教室にあって安堵。時間が遅いので、駅まで車で送ってから、私も帰宅。

明日は、テスト前最後の乗艇なので、午後からたっぷり、みっちり楽しみましょう。

以下、告知です。

第3回山口県英語教育フォーラムの1次案内ができました。

専用ページはこちら (→ http://cho-shu-elt-forum2010.g.hatena.ne.jp/tmrowing/20100620)

ファイルもおいておきます。

第3回山口県英語教育フォーラム1次案内 (Ver.3).pdf 直

8月には2次案内で正式に申し込みを受け付けますが、それまでは、こちらの1次案内にある問い合わせ先でお願いします。

本日のBGM: Take you anywhere (GOTA & Heart of Gold)

2010-06-21

授業は、高1、高3、高2と全て進学クラスのコマ。

高1はいよいよワニの口で、動名詞の導入。

これで、進学クラスはkarishimaさんも実践していたピーナツのシリーズに倣った英文作成 (“Love is walking hand in hand.”) に繋げられます。自分で、英文を生き直すことの意味を、早く実感して欲しいと思います。もっとも超少人数クラスなので、可能な活動なのですがね。

高3の副詞節演習では、例によって、辞書の例文の徹底活用。生徒一人ひとりが電子辞書の用例検索を使えると便利なのですが、無いものねだりをしてもしょうがないので、私が選んでおいた用例を補充。音読、Look up and say. そして、ホワイトボードに練習用転記で対面リピート。

高2は、試験前最後の授業で、自分が担当した英作文を他の生徒に伝授。こちらも、超少人数じゃないと無理な課題。

放課後は、授業担当者会議。結構時間がかかり、1年生のエルゴと体幹は見られず。練習を終えた1年生が、活き活きと、

  • 今日はエルゴ頑張りました!でも、ここが痛いです。

と大腰筋のあるはずのパーツを指さして報告してくれました。少しずつ、PNFをやっているので、だんだん、一人ひとりの身体の使い方のクセが見えてきたように思う。即効性はなくとも、しなやかな強さを目指します。

さあ、これから作問天国だ。

以下、告知です。

第3回山口県英語教育フォーラムの1次案内ができました。

専用ページはこちら (→ http://cho-shu-elt-forum2010.g.hatena.ne.jp/tmrowing/20100620)

ファイルもおいておきます。

第3回山口県英語教育フォーラム1次案内 (Ver.3).pdf 直

8月には2次案内で正式に申し込みを受け付けますが、それまでは、こちらの1次案内にある問い合わせ先でお願いします。


本日のBGM: Live Life (Terry Reid)

2010-06-20 「ありがとうございました」

国体県予選並びに、県強化合宿終了。

大雨が心配された前日までの天気は一転。

雨が上がり、気温も上がり、蒸し暑いくらい。風も日曜の午後に少し出たくらいで、恵まれたレーンコンディションの中、充実したレースとトレーニングができました。今回は、成年のふるさと選手も招集してのクルーの最終選考です。クルー詳細は7月の中国ブロックで明らかになるでしょう。

レース・選考を終え、必要書類の確認の記入。これがなかなかに大変です。

今回も、国体の県合宿は、Oコーチの個別指導。

自チームの選手も、少年男子1Xで中国ブロックに臨むので、Oコーチにカタマランでつけてもらいましたが、彼が指導されたのは、

  • 頭を真っ直ぐに。顎をあげるな。

という点のみ。彼の今の課題はテクニカルな部分ではないところなのですね。今回の県男子選手でもっとも非力でエルゴが回らない彼が、成年でもっともパワーのある選手に対して身体の使い方のお手本とされているところを見て、あらためてそう感じました。

2日間を通して、今回は私の本業の “Rowing” の神髄に触れることのできた瞬間が多々ありました。選手たちの良いパフォーマンス、劇的な変化・進化、ひたむきな努力など、このスポーツをやっていて良かったな、と思えるものを見せてもらいました。

今回得た、気づきのひとつは、

  • 骨盤ははじめから後ろに向けておきなさい。

これに関連して、「何かをしないように」というコーチや先輩からの「抑制する」指示や情報が、多くの「誤った反射」を生み、それが染みついているということを示すような選手の反応も実感しました。

もうひとつの気づきは、

  • フィニッシュで腿・腹・尻が締まっていれば重心は残っているから、リカバリーで起きあがる必要がない

というもの。これは、究極に的を射たテクニックの記述。神髄、核心を付いた技術とも言えるので、「的肉」とでも名付けようかな。

最後のモーションでは、自チームの1Xには、高強度UTで18kmを求めて、誰よりも先に岸を蹴らせました。頑張ってよく漕いだと思います。あれこれ細かいことを考えるより、背中を思い切りトップキャンバスに叩きつけるべく骨盤を振り切り、殿筋を締め、腹を締め、加速しながらリリースするつもりで長い距離を高い強度で漕ぎ続けるうちに、フィニッシュでのグリップの位置が適正なところに落ち着いて来るのがよく分かるモーションでした。

揚艇後、バッチリ決まったセッティングをそのまま残して撤収の積もりだったので、工具箱を車から降ろさずに今日の練習を始めたはずなのですが、習慣とは恐ろしいもの、選手は他校の選手に工具を借りて、ローロックも、リガーも全部外してくれていました。脱力。怒る気力も湧きませんでした。ピンの内外傾など完全復旧は諦めて、再度ネジ止めだけして今日は終了。また次回に一からリギングするのは私なんですけど…。気を取り直して、バナナを与え、クーラーバッグに保冷剤として入れてあった、板氷をアイシング用に細かく割り、たすき掛けでメンテナンス。

選手を自宅近くで降ろして、雨がしとしと降る中、帰路につく。

妻と娘に挨拶、レースと合宿の報告。娘はレースって分かってるんだか。

今日は川の字で就寝です。

本日のBGM: おなじ話し (ハンバート ハンバート)

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2010-06-18 before it is too late

さすがに、このところの無理がたたったようで、右腰の違和感が大きくなったので、昨日は、いつもお世話になっているマッサージに。来週から店内改装ということで、しばらくお休みとのこと。本当に、良いタイミングで施術してもらえました。多謝。

夜遅くに「第3回山口県英語教育フォーラム」の一次案内を作成し、明け方再確認し、運営委員のみなさんにメール。現時点での「テーマ」は仮の題です。今年から運営委員の方に企画の段階から関わってもらっているのだが、小学校外国語活動にも関わっている方が、早速配布してくれるとのこと。地元の大学で教職志望の学生に話しをする機会があるという方も、その場で配布可能との申し出を受ける。本当にありがたいことです。

今日は、グランドスラムか、というくらいの気象警報。昨年の夏をちょっと思いだし不安になった。

進学クラスの高2は、偉人伝のフィードバックから、書き直しとシェアリングの指示。テストまで時間は限られていますので、そのつもりで。自分が書けることは、隣の人にもできるように、隣の人が書けることは、自分でもできるように。

高2の普通科の方は、部活の大会や遠征でクラスの1/3程度が不在。試験範囲の復習で終始。「ワニの口」の真価を感じるところまでは進めませんでしたが、日英語の名詞の特徴を対比して、動詞を名詞化する際の注意点は押さえられたかと。

今日で、3週間の教育実習も終了。昨日研究授業を終えて、一段落したのでしょう。今日は、実習生が私の高3の授業を見に来てくれました。予定では、before / after の仕切り直しから、 until / by the time へとサクサク進むはずだったのですが、辞書の用例を写し間違えているものにダメ出ししていたら、before / after までしか終われませんでした。写し間違いは、視写ではよくあることで、書き写した時には余り気が付かないものですが、それを音読したり、さらに転記したりするときに、「あれ?」と思わないのは問題です。今日扱った素材に関連して、「肝」を実感が持てるまでドリルするべく、私が見繕った用例を印刷したハンドアウトを配布し、音読、Look up and say、そして例文をランダムに対面リピートまで。

ここでもまた、対面リピートで聞こえてくる発音の不確かなものにダメ出ししていたら、時間切れ。ホワイトボードの裏面に記された、until とby the time の用例に目を通し、「精度を高めておくように」と指示して終了。

放課後は、授業担当者会議。

昨日は職員会議で議長だったが、今日は状況報告をするだけなので幾分気は楽。他教科の状況を把握できるのが良いですね。共通の課題、根っこがはっきりと見えてきたように思います。

会議終了後、体育館で体幹とエルゴの様子見。1年生も、one-shot を適宜はさみ、

  • リラックス
  • 連動・協調
  • 加速

を求める。この3つのポイントを一通り確認して、週末の指示を与えてから、湖へと移動。

明日から別の湖で始まる国体予選と強化合宿の準備。

いったん小やみになった雨も、帰路ではまたぶり返す。

予定よりかなり遅れて、教育実習生を労う会に合流。実習生のお二人、そして指導教官のお二人、お疲れ様でした。なかなかに楽しい会食でした。

帰宅したら、ドイツが負けていた。

本日のBGM: 雨 (as right as rain mix) / 森高千里

2010-06-15 愛すべき当たり前

日曜日の本業は午前モーションのみ。

乗り換えの1Xリギング時には雨足も強かったが、乗艇するころには小やみとなり、最後は抜群のレーンコンディションに。2Xのひとり漕ぎも、沈せずにモーション完遂。

月曜日の授業は特記事項なし。

本業も1年生はオフ。選手は、体幹トレ。3kgのメディシンボールも使い、腹筋と殿筋、骨盤回りをいじめにいじめ抜きました。

帰宅後はサッカーWCの中継を見る。オランダのでかさと速さに圧倒される。敵陣に入ってのFWの動きがバスケットボールの動きのように感じた。

深夜には日本代表の試合。カメルーンが本調子でなかったとはいえ勝ち点3は立派なもの。右サイドの松井大輔が良かったですね。

寝不足気味で火曜日の授業へ。

高3の演習は、副詞節の復習と定着。主節 (S+V) 接続詞 従属節 (S+V) というパターンで、ターゲットとなる接続詞を含む用例を英和辞典、英英辞典から10〜15文ほど抜き出し意味を確認。その後、主節も従属節も全て含めて、短いものから長いものへと並べてホワイトボードに書き直す。 例えば、unlessを真ん中に書き、その前に主節、その後に従属節を入れて英文を完成する課題では、

  • it snows
  • they deserve it
  • I’ll pick you up
  • I never loan anything
  • I am sure I’ll get it back
  • I am never angry with anybody

などという節がずらずらと長さの順に並んでいて、論理と語順の日英での相違が、頭で「うんうん」唸らなくても、即クリアできるように練習するわけである。まずは、自分ひとりでリハーサル。その後、ペアを組み、ひとりはホワイトボードに背を向け、相棒はホワイトボードから主節と従属節をマッチングさせ音読しそれを対面リピート。意味の処理にリソースを割いていては保持ができないので、『L&R』でやっていることを実感する一時でもある。続いて、ペアの2人ともボードを見て、じゃんけんで勝った方が、主節をどれか一つ選んで言い、負けた方はそれに合致する従属節を即座に答える、というコミュニケーションを全く意識しない活動へ。

これは私の授業ではbecauseでよくやるのですが、

  • 文脈のない、目的のない、意味の交渉のない単文による4択完成や英文和訳や和文英訳に頼った文法指導では役に立たない。

とよく言われるので、だったら、ターゲットにつき一つの英文で終わらせず、束になってやってみようという次第。私自身が高校生から大学生の頃にどのように英語の表現を身に着けたかを辿り直す授業でもあります。こんなペースでやっていたらセンター試験に間に合わない、などと言って、問題集をぐるぐる何周も迷い続けるよりは、自分自身で英文を生き直す方法を模索した方がいいというのが私のスタンス。

unlessに続いて、even though / in case / as long as を同様の手法で。even thoughの辞書のエントリーが even if [though] などとあたかも、interchangeable であるかのように書かれているのはちと困りもの。though [although] の強調で事実を踏まえた表現が even though で、断定を避けたりする婉曲な表現が、even if であること、even thoughは仮定法とは原則として共起しないことを確認。in case では「〜しないように」という紛らわしい日本語訳を使用しないことをしつこく説く。次回は、 before / after / until / by the time の予定。

進学クラスの高2は、新たな課題に繋がる「お手本」導入。"How Things Work" から抜粋し、「もののしくみ」いろいろ。定義でescalatorを扱ったので、そのescalatorのメカニズムを英語で説明するexpositoryなパラグラフのお手本から。

意味を確認したら、表現・ことばそのものにスポットライトを当て、消化吸収することが狙い。今日は、「B4四分割裏表自作 (過去ログ参照→http://d.hatena.ne.jp/tmrowing/20100115)」で終始。ちょっと作業が遅い生徒を見ると、書き写すチャンクが安定せず、意味の処理にまだまだリソースを割いていることが窺い知れる。基本語彙と文法の基本を再確認する課題ともなっているということだろう。

放課後の本業は、1年生の体幹トレ。エルゴの前に、ポーランドの4X と2Xの映像を繰り返し見せ、U選手の腕漕ぎを見せ、解説。最後は再度ポーランドの4Xで仕上げ。

その後、選手を湖に連れて行き、日が暮れるまで乗艇練習。

徹底的に、基礎基本の繰り返し。容赦なくダメ出し。その甲斐あって、スプリントでは、SR34.5で以前の36あたりの艇速が出るようになった。あとは、低レートでのベースとなるスピードのアップを徹底。揚艇後、もうこの時間の電車の接続がないので、車で家の近くまで送り届け、復路は高速利用で9時過ぎに帰宅。コンビニ弁当で夕食。ビールを少しだけ。

週末は国体の県予選と強化合宿、明けて火曜日からは高2の期末試験、と慌ただしさが加速しつつあるので、しばらく専門書は読んでいられないのに、予定よりも相当早く入荷・発送・到着したのが、

  • Practicing Theory in Second Language Writing, Parlor Press

Tony Silva and Paul Kei Matsuda先生の編著で、計14の論文が収められています。L2 Writing の理論、理論化にこれだけこだわった論考がまとまったのは初めてではないかと思うのですが、夏休みになれば読み始められますかね…。

本日のBGM: Ordinary Days (KAN)

tmrowingtmrowing 2010/06/16 10:56 過去ログへのリンク追加。

2010-06-12 a BM in the early morning

金曜日は、実習生の研究授業を参観。

いつも、初心を思い出させてくれる実習生だが、英語で2名もくるのは久しぶりなのだとか。実習生と指導教官に感謝しなければ。実習生のひとりは地元の大学なのですが、大学からは見に来られませんでした。教職課程での事前の指導など、伺いたいこともあったのですが、大学によって文化が異なるものなのでしょうね。みなさん、ひとまずお疲れ様でした。

放課後に、英語科スタッフ総出で合評会。

私の番で、気になったことを根掘り葉掘り。得てして、「私ならこうする」という視点で斬りがちになってしまうのですね。「なぜ、あのXXの前に○○の活動を入れたのですか?」「あそこでの狙いは△△ということでしたが、△△の何をできるようにさせる、と考えていますか?」「あの□□はあそこでやらないで、最後に回したとしたら、本時のねらいとはズレてしまったでしょうか?」などと、足下を揺すぶってあげて、自分でも気が付かなかった自分の中の物差し・判断基準を浮き彫りにさせるような助言ができるようになりたいものです。

実習生には、田邉先生のブログ「常時英心」と、anfieldroadさんのアンテナをチェックするように、勧めておきました。私自身が実習生だったのは遙か昔ですが、母校で行い、指導教官は今では北大の教授をされているK先生 (まだ相当にお若かったと記憶しています) でした。その時の助言 (苦言?) は今でも覚えています。研究授業を録音したカセットテープもどこかにあるはずなんですがね…。

合評会終了後に、体育館へ体幹トレの様子を見に行く。

ネコとライオンの姿勢をしっかりチェックして、背中を柔らかくしておいてから、バランスボールを使って、「脱力」の自覚。明日も最高のトレーニングができるよう、メンテナンスです。

帰宅後、微熱があり自分の背中に違和感を覚えたので、麻黄湯。紺屋の白袴か医者の不養生か。

明けて本日は、午前中に進学クラスの課外が3時間。「偉人伝」の仕上げです。ひとりずつ、英文の参考資料を配付し、それと引き換えにドラフトを提出してもらいました。ドラフトの英語を一瞥するだけで、まだまだ、お手本の世界の偉人紹介文の熟読玩味も語順一覧表や『グラセン和英』の文型一覧の活用も不十分だということが明らかですが、これは「やらずんばなるまい」という課題なのでね。この、はじめの一歩が大事。明日、一日をかけて、資料の読解、情報の取捨選択、統合を経て、月曜日にリバイズ提出の予定です。

昼からは、本業。

今日は1年生のみで乗艇。地元の他校よりもかなり遅れた「進度」で、フロート付きの1X乗艇練習組と、2Xのひとり漕ぎと。フロートをつけているのに恐る恐る漕いでいてはダメ。大きく間違えて大きく学ぶのには、2Xのひとり漕ぎは良いメニュー。ひとり漕ぎの方は、今日は計3回沈をしたので、その都度、カタマランに引き上げ再出艇。乗艇練習は約2時間。まだ1モーションで10kmも漕げていませんが、結構覚悟の方は決まってきたようです。揚艇後は体幹メニュー。その間に、艇を換えた1Xの仮設定だけ済ませる。身体のメンテナンスのためには、「トレーニング」「休養」「栄養」が大切であることを説き、休養では積極的に疲労を回復するための入浴法を導入。足湯・脚湯などを活用すれば、夏場の暑く気怠い時でも「入浴」と同じか、それ以上の効果が得られます。

生徒を駅と学校に送り本日の本業終了。明日は、雨の予報。午前モーションです。

夕飯は、天麩羅蕎麦。大根おろしと多めのネギであっさりと。

TVでWCのサッカー、韓国対ギリシャを見る。

素人目にも、韓国がゲームを支配していたことがよく分かる。チームとしての「意図」が見える。それでも2点リードしてから、少しリズムが悪くなったので、「コントロールする」ことは難しいのだと実感。流石に睡魔に負け、YMOは録画で就寝。

夜中に、本当に「ふと」目が覚め、トイレに。お腹の中が一気にスッキリして、背中のこわばりが薄れました。これが、野口先生の言う「風邪を通過する」ということでしょうかね。

本日のBGM: Move on up (from “Music for Courage & Confidence” by Mark Eitzel)

2010-06-10 ♪でんでんででんでん♪

今日は時の記念日。私の初恋のUさんの誕生日でもあります。

進学クラス高2の「定義・描写」シリーズは、「古今東西名作紹介」を経て、「偉人伝」へ。まあ、narrativeとdescriptiveとを行ったり来たりできるか、ということでもあります。いつものように、 “The First Dictionary of Cultural Literacy” から切り貼りして、クイズ。まずは、お手本の英語を完成させておいて、それを元に、オリジナルを作ります。

名作紹介では、

  • The Tale of Peter Rabbit, by the English illustrator and writer Beatrix Potter, is a favorite children's story about a mischievous little rabbit who gets into a farmer’s garden and is almost caught.

  • “Rip Van Winkle” is a short story written in the early 1800s by the American author Washington Irving about a man who goes hunting in the mountains one day and falls asleep for twenty years.
  • “Sleeping Beauty” is a fairy tale about a beautiful princess who is put under a curse that makes her sleep for one hundred years. When a handsome prince finds her and falls in love with her, his kiss releases her from the evil spell, and she awakens.

などといった事典の記述例を踏まえて、

  • … is a comic book hero who has also appeared in a television show and movies. He can fly, run faster than a speeding bullet, and leap tall buildings in a single bound. He uses these superhuman powers to protect people from evil and injustice.
  • … is a favorite children's play by the Scottish author J. M. Barrie. … is a young boy in Never-Never Land who never wants to grow up. He lives with the fairy Tinker Bell, who teaches him to fly and protects him and his friends from danger. His enemy is the evil Captain Hook, the leader of a band of pirates.
  • … is a fairy tale about a young girl who is badly treated by her stepmother and stepsisters. On the day of a ball (dance), … helps her stepsisters get ready but must stay at home herself. Later, …’s fairy godmother appears and sends her to the ball, warning her that she must leave before midnight. That night, the prince falls in love with …, but at the first stroke of midnight she leaves, dropping one of her glass slippers in her haste. soon after, the prince finds …, for hers is the only foot that will fit the slipper, and they are married.
  • … is a fairy tale in the collection of the Grimm Brothers. … is a beautiful girl with a wicked stepmother. The stepmother owns a magic mirror, and every day she asks it, “Mirror, mirror, on the wall, who is the fairest of them all?” At first the mirror always answers, “You are, my queen,” but when … grows to be a young woman, the mirror says that … is the fairest. Enraged, the queen sends … into the woods to be killed. Instead, the queen’s servant lets the girl go. In the woods, … finds the home of the Seven Dwarfs, and she hides in their tiny cottage. The queen finds her, however, and tricks her into eating a poisoned apple, which makes the girl fall into a deep sleep. Finally, … is rescued by a prince, awakens, and becomes his wife.

というクイズに答える。選択肢は、Cinderella / Frankenstein / Hamlet / Little red Riding Hood / Peter Pan / Snow White / Superman / Wizard of Oz, The Wonderful などというアルファベット順に示された選択肢の中から選べばいいので、容易。

正解を踏まえて、そこで用いられている表現、構文 (準動詞・関係詞などの後置修飾) を真似て、オリジナル作成へ。

お題は、「さるかに合戦」「浦島太郎」「桃太郎」「ロミオとジュリエット」「ヘンゼルとグレーテル」などなど、日本と世界の名作を担当者毎に割り振り。5文から8文で、50語から100語という条件設定をして、構文の密度を高めざるを得ないようにしてあります。

これとパラレルな活動として、普通科とは違い、決して「♪偉人伝・偉人伝・偉人でんでんででんでん♪」などというリズムに乗せて歌ったりせずに、偉人伝を導入。こちらは最初からクイズ形式。偉人は11人いるっ!!のだが、ここでは抜粋。

  • … was a Roman Catholic nun who lived in India, won the Nobel Prize for peace in 1979 for helping unfortunate and poor people.
  • … was a Spanish painter of the twentieth century and one of the most influential contemporary artists.
  • … was an American inventor of the late 1800s and early 1900s who perfected the electric light bulb and the phonograph, an early form of the record player.
  • … was a comedian and movie star of the early 1900s. His most famous character was the Little tramp, a man with a small mustache who wore a bowler hat, fancy gloves, a ragged suit, and shoes that were too big.
  • … was a Dutch Jewish girl, spent two years hiding from the Nazis in Amsterdam during World War II. She was eventually captured and sent to a concentration camp, where she died. Her diary from her time in Amsterdam was found and published and is now a famous book, …: The Diary of a Young Girl.
  • … , who was blind and deaf as a child, learned to read and write and use sign language. She graduated from college in the early 1900s and inspired many people by overcoming her handicaps. The play and the movie The Miracle Worker are about … and her teacher, Anne Sullivan, who taught her sign language.

このお手本の英語表現をカスタマイズ。それぞれの「偉人」にも負の側面があるやもしれぬので、「マイナス評価をする形容詞を1つ」そのマイナスを補って余りあるくらいすごいのだから、「プラスの評価をする形容詞を2つ」選んで補足。その形容詞から引き出される具体的行動・活動を動詞で引き出し、本当にその人のひととなりや業績に当てはまるのかを調べてくるという課題。

この課題を踏まえて、次回以降でオリジナル偉人伝の作成に当たります。今のところの候補は、

  • 植村直己 / 岡本太郎 / 金子みすず / クルム伊達公子 / 黒柳徹子 / 白洲次郎 / 中沢啓治 / 野口英世

あたりですかね。Wikiに頼らず、意気に感じる課題でもあります。

高3は、対面リピートやLook up & say など、『L&R』の前課の復習で終始。復習の精度がまだまだ低いようです。奮起を促しておきました。

放課後は、職員会議。

その後、自主練の様子伺いで体育館の上に。

1年生の女子がまだ和気藹々と体幹トレをしていたので、ご褒美に、新たな種目を教えてあげました。

明日は、実習生のひとりが研究授業です。

まずは、やりたいことをやってみるのが良いのですよ。

本日のBGM: 新しい人 (Fishmans)

2010-06-09 ”Yes, we are.”

普通科の「四角化」シリーズは、その7、「代名詞は何の代わり?」。

  • 名詞には三分類がある。「ひと・もの・こと」。「ひと」は生きもの、「もの」には、生きものとそうじゃないものとがあり、その生きものには「性別」がある。そして英語では名詞を考える時には、必ず「数」の別を意識する。

という「四角化」のまとめとなっている。四角化を済ませたということは、上で書いたことが頭の中で自動的に処理されているということでもある。例によって、主格・所有格・目的格ということばは使わず、とじかっこの前・左に来る形、名詞の目印となる形、とじかっこの後・右、前置詞の後・右に来る形で視覚化。生徒が整理できていないのは、“our teachers” でいえば、「私たちの先生」のうち、最初に来る「私たち」という意味に引きずられて、代名詞に変えると、we / usなどとしてしまう部分。四角で囲むのはどっち?と問い名詞を意識し、teachersの3分類の確認から。人・性別不明・数は複数ということは?と板書で答えを整理。このような中学校の再入門はすぐに終わってしまう生徒も多いので、教え合い、学び合い。頃合いを見て、“your classroom” と “their shoes” を板書で確認。「もの」のうち、いきものでないものは「数」で考える。

音読を終えて、以前のプリントへ戻り、「スラスラ感」のできている名詞句での変換練習に。その5は、いわゆる限定詞類の整理確認で使ったドリル。その名詞句を速攻で代名詞に置き換える。続いて、その6の「A of BでBのA」に移り、このような名詞のかたまりが長いものでも同じように、代名詞にすぐ変換できるか?と問うたところで、予定通りチャイム。その6の復習から、次回はその8で新しいところに入るという予告をして、終了。実習生が2人見に来ていましたが、進学クラスとの差異に戸惑うでしょうね。実習生には、その8までのプリントをコピーし、配布。例としてあげてある日本語と英語を見て、その伏線に気づくでしょうか。

進学クラスの2年は、課題のダメ出し。お手本のハンドアウトの「ことば」を熟読玩味する、自らの血肉化するという意識、視点を支えるのは「やらずんばなるまい」 (inspired by 大村はま) という一人ひとりの覚悟。私の覚悟でもあるのですけれど…。

3年は、演習。文脈からの語義の類推に関して、「授業では扱わないけど読んでおけ」プリント配布。基本動詞の語法、という項目がテキストにあるのだけれど、この学年が2年生の時の課外で行った詳細なプリントがあるので、それを引っ張り出させる。びっしりとメモが書かれたそのプリントを見て、何を思うのだろうか?自分の学びを早く見つけることです。

放課後は、本業、体育館の上で体幹トレ。

バランスボールとメディシンボールも活用し、約2時間。明日も同様のトレーニングです。

進学クラスの準備室で、教員間で話題になるのが大衆音楽。

今日は、「電気グルーヴ」でした。結成20周年で某局の特番があった模様。

先月私が、中古CD店で『A』の未開封・未使用を入手してきた時も、敢えてこの準備室で開封したくらいですから、やはりこの世代が気になるアーチストではあるのですね。

今日は、私が妄想するイベントの話しを他のスタッフに振っておきました。

  • 電気グルーヴ vs. 電撃ネットワーク 司会は、でんでん

少しだけハッピーな気分になれました。

仕事を終えて、フォーラムの講演概要と講師略歴のまとめ。あとは、基調テーマですね。

面白い、といっては大先輩や大学者のみなさんに失礼だが、面白いのだから仕方がない。運営委員のひとりが、「ワクワクする」と感想を漏らしたのがよく分かります。

週明けには1次案内の骨子ができるでしょうか。今しばらくお待ち下さい。

夕飯のおかずは、刺身の盛り合わせに豚汁。

先日とてもおいしい豆腐を食べた時に、その豆腐の味が、私の舌にかすかに残っていたと思しき、西巣鴨でお世話になった「とん清」の豚汁の記憶を呼び覚ましたので、

  • この豆腐で、豚汁が食べたい。

と強く、強くリクエストしていたのでした。

その豆腐とは、広島のお豆腐屋さんが作っている、

  • 椿き家 塩豆冨

です。「北豆 = 北海道十勝産丸大豆100%」と「南塩 = 室戸南海海水塩」で作っているその豊かな旨みを「冨」としている、とでもいうネーミングでしょうか。名前に「塩」とありますが、全然塩辛くはありません。むしろ、甘いです。その甘さが、悲しい想い出を少しだけ和らげてくれました。

本日のBGM: Stupidly happy (XTC)

2010-06-07 ”And trust your story.”

1年生は宿泊研修中。

引率教員で学校が手薄になっている要因もあるのか、特別時間割編成。進学クラス以外の授業は5時間に。今日は本業もお休みなので、しっかりと自分と向き合えるはずの一日でしたが、予定は未定、不確定。心の平静を取り戻すべく、遠藤師範の指導をYoutubeで繰り返し見る。

第3回英語教育フォーラムの講演内容の摺り合わせで、大津先生と加藤先生とメールのやりとり。柳瀬先生の講演概要と3つを並べてみると、フォーラム全体のテーマも見えてきたように思えます。このお三方の語りから今年の会場で生まれる (であろう) 良い化学変化に期待しています。

第3回山口県英語教育フォーラム

日時: 2010年10月23日 (土)

10:00 〜 17:00頃 (予定)

会場: パルトピアやまぐち・防長青年館 (山口県山口市神田町)

主催: 長州英語指導研究会

協賛: 山口県鴻城高等学校,ベネッセコーポレーション

講師:

大津由紀雄(慶應義塾大学教授)

柳瀬和明(日本英語検定協会顧問)

加藤京子(兵庫県三木市立緑が丘中学校教諭)

講演内容の詳細に関しては、今しばらくお待ち下さい。

今年は、勤務校の同僚だけでなく、県内の中学・高校・高専の先生に「運営委員」になっていただき、地元での地に足の着いた取り組みへと第一歩 を進めてみました。地道にこのフォーラムを根付かせて行ければと思っています。

帰宅後は、渡辺さんお薦めリストを読んで先月購入した、Neil Gaiman (2010),

  • Instructions---Everything you'll need to know on your journey, Harper Collins

を読み返す。素敵なイラストは、Charles Vess。

繰り返しに堪える教示・矜持だと実感。

多謝。

本日のBGM: Rum Hee (トクマルシューゴ)

のんべえのんべえ 2010/06/08 23:26 第3回英語教育フォーラム、素晴らしい講師陣ですね。
(これは、参加出来なかったら後で後悔しそうです)

大津先生は今度の土曜日(12日)も、中京大学で田尻先生、吉田先生と共に、「コミュニケーションという観点から英語教育についてじっくり考えよう〜理論と実践が出会うとき〜」というテーマでご講演をされるので、現場教師として、私の出来るレベル・範囲でしっかりと拝聴させて頂き、勉強してきたいと思っています。

山口でのご講演もきっと素晴らしいものになると思います。準備は大変だと思いますが、本業共々(インターハイも素晴らしい舞台だと思います)、先生頑張って下さいね。

tmrowingtmrowing 2010/06/09 05:32 のんべえさん、コメントありがとうございました。今年も既に県外からたくさんの問い合わせをいただいています。ご都合がつくようでしたら、山口でお会いできればと思います。フォーラムも第3回となりますが、地元での認知度も地道に高めていく所存です。

2010-06-06 All things are in a state of flux.

本業の中国大会終了。

荒れに荒れる、と噂の芦田川漕艇場でのレース初体験。好天に恵まれ、UVケアの必要な3日間でした。

金曜日は頑張って、1時間授業をして学校発。渋滞もなく、スムーズに現地へ。公式配艇練習。旧旧企画艇ということで、リギングで久しぶりに苦労しました。とはいえ条件は皆同じなので、私が頑張るだけです。

明けて土曜日がレース。

予選の3組ということで、お昼に近い時間帯。案の定、レーンコンディションは荒れ模様。スタート付近はかなりうねっていました。配艇方式での短い時間でのレースアップにまだ不慣れで上手く身体を反応させられず、予選はダメダメ。敗者復活戦へ。揚艇しリギングを解いて、アイシングをさせ、さらに敗復の配艇という慌ただしさ。psyching up をしてから、出艇。当然、予選で負けた者のみのレースなので、1番タイムで準決勝に。翌日の課題をしっかりと確認。

最終日の日曜日は、準決勝と決勝。2組ある男子1Xの準決勝の時間帯までは、微微順から微微逆のほぼ無風と言えるレーンコンディションでのレースとなりました。自チームの出た1組は、予選でも当たった島根のA選手の隣のレーン。同じ相手ですから、自分のパフォーマンスがどの程度改善したかを確認する良いチャンスを与えてもらいました。前半500mまではスピードにも乗ることが出来、1艇身の差で食らいついていたのですが、後半は電池切れで出力自体ができていませんでした。レースは、このA選手と、岡山のA選手の争いで進みました。島根のA選手は小野湖合宿で見た時とは別人の切れ味。小野湖では大差を付けられていた岡山のA選手と100分の3秒差で2位で決勝へ。自チームの選手は残念ながら3位で決勝進出はなりませんでした。

決勝は6杯でのレース。波やうねりを苦にしないA選手がリードするも4杯がほぼ半艇身くらいの横並びで700mくらいまで予断を許さない緊迫した展開。ラストQで、広島のK選手、岡山のA選手が離され始め、岡山のもうひとりのエース、S選手との優勝争いから頭一つ抜け出たのが島根のA選手でした。ゴール後に両拳を突き上げた「ガッツポーズ」が物語る会心のレース運び。天晴れです。2位は、一時は4位に後退したもののラストスパートで驚異的な追い上げを見せたK選手がS選手と同着・同タイム。ハイレベルなレースを演出してくれました。中国地区は1Xのレベルが高いので、この中国大会を弾みとして、みな来週は、美浜で大暴れしてくれることでしょう。

個人的にもチーム的にも国体、インターハイに向けての課題をたくさん頂いた大会でした。自チームの選手は、来週は地道に地元でトレーニングです。

なお、私のチーム以外の山口県勢では、男子の4X+が決勝4位。女子の1Xが決勝2位 (準優勝) という成績を残しています。今年から専任で顧問となったH先生は指導者としての初表彰台。選手として自分のトレーニングもしながらのコーチングですから流石です。

さて、

本日の各種目決勝戦を前にした、お昼の時間帯に、サプライズの訪問者がありました。

「福山での大会」ということをこのブログで読んでくれた、Y先生が、河川敷まで激励に足を運んでくれたのです。「テニスの試合が近くのコートであったので…」とのことでしたが、嬉しい一時でした。競技ルールやリギングではいったい何を調整しているのか、などなど本業に関わる若干の解説。4X+を間近に見て「思ったより大きい…」と感想を。その後、お互いの近況報告や英語教育関係の今後のスケジュールなど情報交換も。先日の「書評」のお礼を直接伝えられたのは良かったですね。

Y先生、お忙しい中、本当に有り難うございました。今大会は準決落ちでしたが、国体のブロック予選とインターハイでは成長の軌跡を示せるよう精進します。

復路も高速はスムーズに動き、予定通りに帰宅。途中、ましゃましゃの声で眠気も発散。これだけ順調に動くんだったら、高速に乗る前に市内でお土産選ぶ時間があったかも…。

以下、告知です。

ELEC協議会の夏期研修会の詳細が公式サイトにアップされました。(pdfファイルはこちら→ http://www.elec.or.jp/teacher/kensyukai.pdf)

申し込みは、1日単位となっていますのでご注意を。私の講座は、8月14日 (土) の午後のコマです。

ELEC 夏期英語教育研修会

タイトル: 今さら「ライティング」? 今だから「ライティング」!

2010年8月14日 (土)

午後1時30分〜午後4時20分

会場:ELEC英語研修所 (安田コミュニティープラザ、竹橋・大手町) 東京都千代田区神田錦町2−9

費用: 1日単位で、10,500円 (教材費、税込み)

内容: 今「ライティング」指導を振り返る

テクストタイプに応じた指導

論理 (=タテ糸) と英語表現 (=ヨコ糸) 〜「言いたかったけれど言えなかった言葉」とどう向き合わせるか

内容の補足説明

・グラマー・コンポジション→英語II C→ ライティング → ライティング と変遷してきた高校英語での「書くこと」の指導を振り返ります。

・ 物語文 (Narration) ・説明文 (Exposition) ・論証文 (Argumentation) といったテクストタイプごとに「モデルの提示」「アイデアジェネレーション」「表現の型 (頭出しチャンク)」「フィードバックの典型例」といった流れでの指導の組み立てを考えます。

・ 体系的な文法指導を終えてから、短文の和文英訳、自由英作文と進むのではなく、パラグラフライティングで求められる英語の論理 (タテ糸) に従って「自分で書く」ことから、「言いたかったけど言えなかった言葉」と向き合わせることで、英語表現 (ヨコ糸) の習得を促すアプローチを志向します。

続いて、地元、山口県でのイベント告知です。会場が決定しました!!

第3回山口県英語教育フォーラム

日時: 2010年10月23日 (土)

10:00 〜 17:00頃 (予定)

会場: パルトピアやまぐち・防長青年館 (山口県山口市神田町)

主催: 長州英語指導研究会

協賛: 山口県鴻城高等学校,ベネッセコーポレーション

講師:

大津由紀雄(慶應義塾大学教授)

柳瀬和明(日本英語検定協会顧問)

加藤京子(兵庫県三木市立緑が丘中学校教諭)

講演内容の詳細に関しては、今しばらくお待ち下さい。

今年は、勤務校の同僚だけでなく、県内の中学・高校・高専の先生に「運営委員」になっていただき、地元での地に足の着いた取り組みへと第一歩 を進めてみました。地道にこのフォーラムを根付かせて行ければと思っています。

駆け出しの頃から自分を育ててもらった ELECと今ではライティング研究部長を務めているELEC同友会英語教育学会の催しは、山口に移り住んでからも何とかやりくりして協力させて頂いております。ただ、来年は山口国体、本業の正念場となりますので、この8月の研修会を節目として、しばらくは正業の英語教育で発表することはないかと思いますので、この機会を是非ともご活用下さい。


帰宅後、メールを確認したら、かつてのG大コーチ時代の選手の懐かしい愛称が。

現在、故郷で英語教師となるべく修行中とのこと。それにしても昨年のフォーラムにも参加してくれた愛媛のH先生の教え子だったとは。縁ですね。このブログも、H先生から聞いてアクセスしてくれているそうな。人の繋がりに感謝の気持ちを強くした週末でした。

本日のBGM: Life like a river (高橋幸宏)

2010-06-03 Sparkle

普通科の授業では、「A of B でBのA」をもう一つのクラスで。こちらでは、リズムとメロディをつけて私が歌っておきました。日本語で字余りのような符割りになるのがちょっと悔しいですね。

高2も普通科の中にはリズムに乗ってきた生徒もチラホラ出てきたのだが、それとは対照的に、進学クラスの方は水前寺清子状態。こういう、a zero-sum game は余り歓迎できませんな。

田邉先生のブログで、こういった「ハイフン形容詞」がお題で出ていたので、私も今日、読んだモノの中から抜粋。本来、叙述で使う形容詞、または本来、副詞句で用いていた語句を、限定的に使う場合に便利な気がしますね。

  • It turns out there are two immediate barriers to raising capital for commercial-scale production of algae-based fuel. (Biofuels Digest Newsletter, June 3, 2010)

ここでは、偶然、名詞構文にもなっています。「A of B で BのA」がクリアーできたら、このような A の名詞 (体言) の中の「用言」を引き出す訓練がどこかで必要でしょう。3月に、久保野雅史先生が山口まで来て特講で教えてくれたことでもあります。

準備室が熱い。暑いのではありません。「知」のネットワークが生きている、というか活気があるということ。先日の、中学校での入試説明会では、私の同僚の素晴らしさを絶賛して帰ってきたのですが、今日は数学の担当者から、

  • 先生、2年の授業で encloseってやりましたか?

と聞かれたので、「サファリパーク」の話しを。数学で、「3直線に囲まれた領域」という時の、「囲まれた」は、encloseなのか、surroundなのか、はたまた他に適切な語があるのかを授業中にちょっと考えたのだそうだ。encloseを引き合いに出したら、生徒のひとりが「そういえば、それ、昨日の授業に出てきました」と反応したので、気になっていたとのこと。

数学用語の英語での定義は、流石に私の弱点でもあるので、どうしたものか暫し黙考。アイデアがひらめきました。

  • 数学で、円の弧と弦に囲まれた領域・面積のことなんて言いましたっけ?それを英語で定義する時には、必ずその「動詞」を使わざるを得ないはずですから、その語を英英辞典で引けばいいのでは?

と提案。そうしてsegmentに辿り着き、辞書を引くことに。

  • a part of a figure cut off by a line or plane intersecting it, in particular: the part of a circle enclosed between an arc and a chord (OED)

を得て、安堵。英語のプロが喜ぶレベルではないと言われそうですが、私もようやく、磐崎弘貞先生の説くような英英辞典の活用ができるようになってきたと感じられ、嬉しい瞬間でした。

高3は、『L&R』で1レッスン終了。あらためて、「対面リピート」の威力を知る。昨日今日と、2コマあればこれだけ充実したトレーニングができることを実感。

授業を終えて、明日の中国大会に行く準備。

湖でオールの積み込み。予備のオールを選ぶ中で、捻れをチェックし、削り出し。できるだけ水平なアスファルト面を選んで水準器を2個置き、オールを渡す。パッティングで芝目を読むゴルファーではないが、尊大な自分の低姿勢だからか腰が痛い。ピッチメーターの誤差が±0.1°なので、とりあえずの範囲で我慢。

今日は、途中の郵便局で降ろし、約2キロを走って艇庫までやってきた選手にストレッチとアップの指示。エルゴのone-shot で信号を送り、連動させる仕上げの練習。リカバリーで、何かをコントロールしようとすると、とたんにリズムが途切れスピードが落ちます。良いスピードが出てきたら、そのリズムに乗ることが大切。水上では、艇に乗っているのですから。

ダウンのストレッチを待って、選手を駅まで送り帰宅。

妻が頼まれ仕事で大童だったので、外で夕餉。

蛋白質とアルコールを適度に摂取しておきました。

さあ、明日から、福山です。

本日のBGM: ドリーミング・デイ (山下達郎 from Niagara Triangle)

2010-06-02 I’m proud of you. And you?

校舎の屋上には横断幕。体育館では中国大会の壮行式に続いて、高校総体の出場を決めたクラブの表彰・賞状等の披露。

自チームの選手は、レスリング、空手などに続いて登壇し賞状を受け取ったのは良いのだが、「礼」がなっておらず、式終了後に「喝」。確かに、山口県内でも、メジャーなスポーツと比べれば、この競技の代表となる競争率は低く思えるかも知れませんし、競技の中で考えても、山口県での代表選考の厳しさは、福井県などと比べれば可愛いものかもしれません。しかし、全ての都道府県の代表が集う高校総体ですから、その代表の価値を決めるのは自分自身です。自己肯定感というのはそういうものでしょう。

授業は高2の定義で右往左往。「サファリパーク」で迷子にならずに無事通過して、関係副詞と関係代名詞を確認したのだが、「花屋」の店先ではなく、黒板で真下に並んだ「書店」の定義で停滞。自分ひとりで書いていた段階では気づかなかったことが、周りと比べることで見えてくるという経験を積みましょう。

高3は「L&R」。教育実習生が見学に来たのですが、この教材の予備がなく、休み時間のうちに、ワークシートにcopyの切り貼りをして急場を凌ぐことに。でも、この切り貼りワークシートの方が授業がしやすいだけでなく、トレーニングのしやすさが格段に増すことが判明。版型・余白の設定・レイアウトの重要性ですね。もう少し大判にして、スクリプトなどがページで泣き別れにならないような改訂をお願いします。授業は、前時の復習で対面リピート。その後、Level 2でのListeningのユニットに。

普通科の高2は、「四角化」シリーズのその6。いよいよ、「“A of B” で『BのA』」です。

今回のリストは、例として、 「イチローの大ファン」 “a big fan of Ichiro” を板書し、四角化した後、以下の15の名詞句を処理するというもの。

  1. 心境の変化  a change of heart
  2. ビンのフタ   the cap of a bottle
  3. 富士山の頂上 the top of Mt. Fuji
  4. 中国の首都   the capital of China
  5. バンドのリーダー the leader of the band
  6. 彼らのチームの主将 the captain of their team
  7. 私たちの学校の正門 the front gate of our school
  8. その映画の始まり   the beginning of the movie
  9. 彼女の人生の終わり the end of her life
  10. あなたの生年月日  your date of birth
  11. 硬貨の表 the face of a coin
  12. 手の甲 the back of the hand
  13. カードの裏 the back of a card
  14. 後頭部 the back of the head
  15. 都市の中心 the heart of the city

中学レベルと侮ることなく、きちんと扱い、自分の血肉化することが狙い。ここに選ばれた語には伏線がたくさん張られています (というより、私が選んで張っている) ので、この先何度もこのワークシートに戻ってくることができます。現時点での生徒の気づきを過度に要求することはしませんが、教師の眼で見れば、「にやり」とする部分が多々あることでしょう。実習生もこちらのクラスの授業を見ることの方が学びが多いと思います。Look up and sayでスラスラ口をついて出てくるようになったら、苦手な綴り字を含む語、発音で躓く語を中心に、裏面に縦書き練習。この時点では

  • cap / capital / captain

と前半同じでも後半難しくなるから集中して、といって

  • captain
  • captain
  • captain

と縦書き練習させておき、その後、「並べてみるとその意味に何か共通点はないか?」と単語の訳語ではなくて、意味を考えさせています。多くの生徒が英語の綴り字に不安を抱えているので、「マジックe」の出てくる、gate / face / date // life はもちろん、

  • bottle
  • beginning

では子音字の連続とその前の母音の発音・強勢について何回も確認です。意味の確認が済み、音に慣れたら、その後、ペアワークで、日→英出題。ここで、チャイム。

最後の7限。高1のオーラルでも、この一連の教材・ワークシートを活かしています。進学クラスですから、進度は相当に加速するだけでなく、伏線を行ったりきたりまでやっていますが、英語の肝は同じ。今日は、「今月の歌」6月の導入も含めて、ぴったりとプラン通り終了。誤差10秒以内ですから、「超ウルトラスーパー教師中心」の授業と言えるでしょうか。

放課後は本業。1年生のみで、体幹トレーニングの重要性を実感する日。自分の身体がリラックスした状態を自覚する日でもあります。どのチームでもやっている「スタビライゼーション」ですが、まずは正しい姿勢をお互いにチェックできることが重要。そのために、崩れた姿勢と正しい姿勢の両方のお手本を示す私は筋肉痛。ウイングストレッチで動きやすい方向があったり、4点ポジションで傾きやすいパーツがあったりと、自分のクセを知り、肩胛骨と骨盤の連動があるのだなぁ、くらいの感覚が残っていれば今日は充分です。最後は大腰筋エクササイズと「ネコ&ライオン」。冬までは、バーベルやマシーン類は使わず、自重中心で行います。冬はランクアップにも行きたいですね。

さて、

以下、前回と同様に告知。

ELEC 夏期英語教育研修会

タイトル: 今さら「ライティング」? 今だから「ライティング」!

2010年8月14日 (土)

午後1時30分〜午後4時20分

会場:ELEC英語研修所 (安田コミュニティープラザ、竹橋・大手町) 東京都千代田区神田錦町2−9

費用: 1日単位で、10,500円 (教材費、税込み)

内容: 今「ライティング」指導を振り返る

テクストタイプに応じた指導

論理 (=タテ糸) と英語表現 (=ヨコ糸) 〜「言いたかったけれど言えなかった言葉」とどう向き合わせるか

内容の補足説明

・グラマー・コンポジション→英語II C→ ライティング → ライティング と変遷してきた高校英語での「書くこと」の指導を振り返ります。

・ 物語文 (Narration) ・説明文 (Exposition) ・論証文 (Argumentation) といったテクストタイプごとに「モデルの提示」「アイデアジェネレーション」「表現の型 (頭出しチャンク)」「フィードバックの典型例」といった流れでの指導の組み立てを考えます。

・ 体系的な文法指導を終えてから、短文の和文英訳、自由英作文と進むのではなく、パラグラフライティングで求められる英語の論理 (タテ糸) に従って「自分で書く」ことから、「言いたかったけど言えなかった言葉」と向き合わせることで、英語表現 (ヨコ糸) の習得を促すアプローチを志向します。

続いて、地元、山口県でのイベント告知です。会場が決定しました!!

第3回山口県英語教育フォーラム

日時: 2010年10月23日 (土)

10:00 〜 17:00頃 (予定)

会場: パルトピアやまぐち・防長青年館 (山口県山口市神田町)

主催: 長州英語指導研究会

協賛: 山口県鴻城高等学校,ベネッセコーポレーション

講師:

大津由紀雄(慶應義塾大学教授)

柳瀬和明(日本英語検定協会顧問)

加藤京子(兵庫県三木市立緑が丘中学校教諭)

今年は、勤務校の同僚だけでなく、県内の中学・高校・高専の先生に「運営委員」になっていただき、地元での地に足の着いた取り組みへと第一歩 を進めてみました。地道にこのフォーラムを根付かせて行ければと思っています。

本日のBGM: One of the few (Jimmy Webb)

2010-06-01 空回りする僕の舌

tmrowing2010-06-01

授業は、高3、高2、高3の3コマ連続。

高3の一コマ目は、『L&R』の対面リピートから。オンライン処理を意識して、チャンク毎に。できるだけ長いチャンクで保持させるよう、ペアで工夫をすることが大切。残り時間を見計らって、『Upgrade』の比較の範囲の演習。4択は1問15秒ペースを要求。

高2は定義活動の佳境。お互いの定義を摺り合わせているはずなのに、「水族館」の出来が今2つくらいだったので、「学級文庫」にある、学研の図解で示す『アンカー』の大辞典の解説を読み上げさせ、LDOCE にある動物園の定義を引き合いに出して “public” という形容詞と “the public” という名詞を指摘してから、定義のカスタマイズ。それを踏まえて、「サファリパーク」の肝へ。“an enclosed area of land” などというフレーズは、辞書の定義を引き写せば造作もないのだけれど、“Enclosed by what?” とさらに問うて、自分の思考がそこに関わっているかを確認させる。『グラセン和英』で「放し飼い」を引かせ、その対応する英語の “pasture” や “grazing” をさらに「学級文庫」の英英辞典で調べるという、「学習ストラテジー」を示唆。というようなまどろっこしい展開です。私も含め、まだまだお互いの思惑が噛み合っていませんね。

高3の2コマ目は、比較の肝である、日本語との相違点。受験演習で問題を解くことに躍起になると構文とか、慣用表現とか、どんどん覚える事項が増えて、棒暗記になり英語のセンスが欠落していくのを防ぐのが狙い。日本語の「より」と英語の「比較級」は対応していないという話しから。浅田舞・真央姉妹と高橋大輔の身長を例にとり、日本語では「高い」という形容詞は比較級といえるような活用形を持たないことを指摘。英語の、原級・比較級・最上級という活用形との最大の際を解説。巷の教材にありがちな、3人の絵を描いて身長に言及し、(?) tall-taller-tallest などという破壊力のある説明に耳を貸してはいけないという助言から、実際に私が板書し、AさんからCさんまで、それぞれ165cm 、170cm、 180cmの図解。AとB、BとC、AとCそれぞれの比較で差を示す「物差しのby」を説明。それでも、当然、Aさんが the shortestでCさんが the tallestになります。とはいえ、これも母集団が決まっているから。その右側に210cmの巨人の絵を描いて、by far the tallestの解説に繋げました。

比較級では、比較は「相対的」なものだから、better といわれた時に、本当にgoodなものかどうかはわからない、という話し。例えば、交通事故で心肺停止の状態になった人が、ICUで意識不明の状態に移行しても、それはbetterなのだという実感を持てることが大切。これまた、まどろっこしさを感じながらの演習です。それを踏まえて、『綿貫本』から抜粋した問題演習を補足。入試問題への対応以上に、英語の力をつける良問と「肝」を捉えた絶妙な解説。絶版にするのが惜しい本ですね。

一息ついて、昼からは教務部長と2人で中学校へ。教頭先生、校長先生にご挨拶し暫し歓談。会場となる体育館には、中3の生徒に加えて、中2の生徒と、その保護者の方々と合わせて約100名。校舎からは、1年生なのでしょう、授業の終礼と思しき挨拶がしっかりと響いていました。私は特別進学コースの説明。与えられた時間は10分。進学実績の数値よりも、「一人ひとりの本物の学び」という点と、スタッフの素晴らしさ、入学選考での作問の配慮、そして募集定員の増加について話しをしてきました。生徒だけでなく、保護者の方も、顔が上がりこちらを見る目が変わるポイントがあるのですね。送迎のスクールバスがこの中学校の卒業生で満員になることを願っています。

学校に戻り、インターハイの申し込みの書類に目を通す。いろいろと複雑なのだなぁ。その前に、週末の中国大会があるので、それに向けて選手と1年生ひとりを連れて湖へ。快晴でコンディションに恵まれたのは良いのですが、気温は既に26℃を越えていました。

1Xの出艇を手伝ったあとで、1年生と2Xを出す。片手漕ぎのフェザーリングの技練に続いて約30分乗艇。揚艇後、カタマランに乗り換え。最後のスタ練だけしっかりと指導。広島で相まみえる選手たちの名前を挙げ、スタートで自分が求めるスピードとテンポ、リズムのイメージを鮮明にした上で、レストを挟んで5本+10本+10本を8セット。最後は良いスピードとリズムが出ましたが、とことん追い込むまでにはもう一歩でしたかね。

1年生を自宅近くまで送り、選手を駅まで送って、帰路。

遅めの夕食をとって早めに就寝。

本日のBGM: 午前3時のオプ (Flipper’s Guitar)