iアプリ版「モバイルGoogleマップ」を使ってみた。

iアプリ版「モバイルGoogleマップ」、自動位置取得に対応


iアプリ版のモバイルGoogleマップで、GPSによる測位が出来るようになったのは知っていたのだけど、試してみようとは思いつつ、絶賛放置プレイ中であった。(ぉぃ
が、ようやく試してみたので、そのインプレッション。
端末はN903i。まずは、

ダウンロードサイトから、iアプリをダウンロードする。
起動時間はJavaアプリとは思えないほど一瞬。*1
すぐに自分の家の周りの地図をダウンロードして、表示してくれた。測位にかかる時間も、ほとんど無い。ただし、起動直後は、正確な位置が分からないようで、薄いブルーの円が、大ざっぱに測位した位置を示すものの、時間が経つにつれて、測位精度が高まって、ブルーの円が小さくなっていく感じ。
測位精度については、誤差5メートルくらいだろうか。M1000の「ぶるじょわまっぷ」とBT-338との組み合わせと比べると、若干、精度が劣るような気もする。まあ、まだ少ししか使ってないので、何とも言えないが。とは言え、専用のGPSレシーバである、BT-338が携帯のオマケの内蔵GPSに負けるのも悲しいので、こんなモノかな、という気もしないではない。
また、地図を表示させたまま歩いてみると、現在位置が更新されるのに、少しラグがあるのに気付く。ぶるじょわまっぷ+BT-338では、更新頻度が1秒で、ほぼリアルタイムに追従してくれるのに対し、N903i+モバイルGoogleマップでは、ワンテンポ(数秒?)遅れる感じ。ぶるじょわまっぷのリアルタイム感に慣れていた自分としては、ちょっと違和感があるが、実用上は問題ないと思われる。
さて、地図のスクロールも快適で、良いことずくめのように思われるが、問題点はパケット代。パケ・ホーダイを契約していれば、全く問題ないのだが、自分の場合、M1000で使うこともあって、iモードのパケ・ホーダイはあまり意味がない。そのため、パケットパック10に入っているのだが、このレベルではパケ死が恐くて、満足にモバイルGoogleマップを使うことが出来ないことが分かった。
ドコモのPC版の料金サイトを見ながら試したのだが、ほんのちょっと自宅周辺をスクロールしたりズームしたりしただけで、パケ代が数百円。千円なんてあっという間にいきそうである。

ちなみに、ぶるじょわまっぷでのパケ代は、上記URLに載せた一覧表の通りであるが、パケットパック10の場合、1画面分のGIF画像をダウンロードするのに、10KBちょっと=せいぜい10円である。ところが、モバイルGoogleマップでは、スクロールのために広めに画像をダウンロードするためかは分からないが、アプリのメッセージを見てると、だいたい100KB単位でダウンロードしているのが分かる。そうすると、ちょっとスクロールする毎に100円徴収である。これでは堪らない。素直にパケ・ホーダイに加入しない限り、ぶるじょわまっぷよりも遙かにぶるじょわ仕様のアプリになる。
あと、ちょっと気になったのは、モバイルGoogleマップを数分間、動かしっぱなしにすると、N903iの本体が暖かくなってきた点。CPU負荷がかかっているのか、連続したGPS測位に熱が生じるのかは分からないが、なにやら端末がガンバっている印象を受けた。
っとゆーわけで、結論としては、モバイルGoogleマップは便利だけど、パケ・ホーダイは必須。さもなくば、パケ死を恐れぬ、真のぶるじょわにしか使いこなせないアプリ、っと思った。


あ〜、ぶるじょわまっぷって意外と良心的だったのね。(笑

*1:最近の端末はiアプリの起動が速いのかも知れないけど。