東の南極

2016-08-10 アイスランド最終日

今回のアイスランド旅行の二大目的、地球の裂け目でダイビングすることとパフィンちゃんに会うことをクリアし、あと今日は空港まで、テキトーに寄り道しながら帰っていく感じ。

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パトリクスフィヨルズからスナイフェルスネス半島まではフェリーも出ているようだったけど、便数も少ないことから地道に車で走ることにした。
地図で見ると、とってももどかしい移動なんだけど。

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スナイフェルス氷河は、かつて活動的な火山だったらしく、道を走っていると所々にゴツゴツとした溶岩が広がる鬼押出しのような風景がみられる。
火山だったってことは標高も高いんだろうか、その氷河の全貌は霧に隠れて見えないことが多いそう。
残念ながら、この日もすんごい霧で真っ白状態だった。
空気中の水滴も多かったため、日が当たった時には虹もでて、おとぎの国に出てきそうな風景だった。

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写真撮影の名所だというキルキュフェッキにも立ちよった。
帽子のように見える特徴的な形で、写真を撮りたくなる山だった。
天気がよければもっとキレイだったろう。

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パフィンちゃんの次に私の大好きな鳥キョクアジサシがたくさんいるというスポットにも立ちよった。
たしかにいっぱいいたけど、みんな座っててキョクアジサシのイメージぢゃなかった。

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キョクアジサシはやっぱ、海辺でヒラヒラと蝶々みたいに飛んでる様子が美しい。
参照「東の北極〜その2〜」)

海岸に美しい柱状節理が見られる所もあった。
さすがクサっても岩石鉱物学研究室卒業生!3人ともこういう地形みるとマニアックにテンション上がる♪

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天気もどんどん悪くなってきたし、地形萌な気分も満喫したし、あとはひたすら空港を目指すだけ。
空港に到着したのは夜の10時前だった。
世界一周旅行中の友人Mちゃんに見送られ、アイスランドから次の目的地ポーランドへと飛び立った。

2016-08-09 久々のパフィンちゃん

アイスランド行きました!とひとことにいっても、1回の旅ですべてを周りつくことなんて出来ないくらいにメチャクチャ広い。
1度目はレイキャビク周辺のゴールデンサークルやブルーラグーンを愉しみ、
2度目はパフィンねらいで、南部のヘイマウェイ島という所へ行った。
今回は初めての西部アイスランド
地図でみても十分想像できるくらいに超フィヨルド地形のクネクネ道だらけ。

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運転免許のない私だけの力では絶対に近寄れないところだ。旦那さんとMちゃんに感謝!

舗装されていない道も多く、じゃり道を走っていると去年の悪夢がよみがえる。
(参照「ナミビアで450°回転の巻」)

前回は回転ですんだけど、今回同じようなミスしたら間違いなく崖の底へ滑落、、、
恐ろし過ぎる。。

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安全運転を心がけながら、西部アイスランドの見所のひとつディンヤンディの滝に到着!

スゲェ〜〜!

よくあるフィヨルドの崖のところに氷河のとけ水が流れ落ちてる感じの滝なんだけど、その規模がハンパなくて圧倒される。

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最近のおきまり!
倒立もしてきました(^_^)v

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いっぱい観光客はいたけど、日本人は私達くらいだった。
わざわざ西部の方まで来る日本人は少なそう。

ほんと遠くからでもわかるくらいデッカい滝!

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本日ひとつめの観光が終了し、2つめの観光スポットを目指して出発!
なんせ、クネクネ道だらけなので、なかなか距離が進めない。ゴールデンサークルのように効率よく次から次へと名所を見て行けるワケではない。
ひとつひとつの移動に余裕で3時間はかかってしまう。
次に目指したのは私の大好きな鳥パフィンちゃんがいるというラトラビヤルクの崖!
アイスランドの最西端で、天気がいい日にはグリーンランドが見えるという。
だいたいパフィンちゃんは断崖絶壁のところにいる。
前回のヘイマウェイ島では、船から崖の上にいるパフィンちゃんを見たり、崖の上から遠くに飛んでるパフィンちゃんを見たりはできた。
あと興奮したのは水族館で、保護されたパフィンちゃんを抱っこしたこと!
(参照「アイスランドひとり旅〜その2〜」)
しかし、断崖絶壁のとこで過ごす野生のパフィンちゃんを近くで見たことはなかった。
今回は遠くからでもパフィンちゃんの姿をとらえることができるよう、特大バズーカみたいな望遠レンズも持ってきた!
大好きな変顔パフィンちゃんを観察する準備は万端だ!
滑落覚悟のすんごい不安なじゃり道を進み続け、やっとラトラビヤルクの崖に到着した♪
駐車場から階段をけっこう登って行く。
目の前に断崖絶壁が見えてきた!

スッゲぇ〜〜

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こんな果てまで、よくきました感たっぷり!!
その景観にまず圧倒されながらも、肝心なパフィンちゃんの姿を探す。

カモメはいっぱい飛んでるけど、、、

パフィンちゃんは飛び方が特徴的で分かりやすい。小刻みに翼をバタバタとはためかせ、はっきりいってヘタクソな飛び方なのだ。ホント小物感たっぷりで、悠々とした鳥らしい飛び方とはかけ離れている。
そこがまた愛らしい❤

崖にフェンスなんてものは一切なく、簡単に滑落できちゃう断崖絶壁のふちを歩きながら、パフィンちゃんを探した。

いたー!!

絶対あの飛び方はパフィンちゃん♪

そして、しばらく進んでいくと、崖に寝そべっている人達が見えてきた。
きっとパフィンちゃんを観察してるんだ!!
近づくと、数人の寝そべってる人たちのすぐ下の崖んとこにパフィンちゃんがボーっとたたずんでいた!

超ちか〜い!!

望遠レンズだと全体像がおさまりきらないくらいに近過ぎる!!

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カワイイ(>_<)

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ちょ〜カワイイ(>_<)

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あぁ〜〜カワイイ〜〜(>_<)

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道コワかったけど来てよかった〜〜(T_T)
こんな近くでたっぷりパフィンちゃん見れてシアワセ(T_T)

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1時間くらいは見てたと思う。
崖から飛び立つ様子、また崖に戻ってくる様子、ボーっとしてる様子、ホントに見ててあきないのだ。

しかし、本日の宿まではまたここから1時間以上はかかる。
名残惜しいが、パフィンちゃん達にわかれをつげ、パトリクスフィヨルズの町を目指した。
パトリクスフィヨルズの町は、ラトラビヤルクの崖がある半島のちょうど対岸側にある町で、途中の道からすぐ近くに見えてはいるんだけど、すんごい周り道する必要がある。
この辺の道ぜんぶ橋でもかけてくれれば楽勝なんだけど、、フィヨルド協会かなんかあったら怒られそうだ。
唯一の救いは日暮れが遅いこと。
この道で暗くなったらホントこわさ倍増だ。
パトリクスフィヨルズの街は小さいけれど、可愛らしい家が並ぶほのぼのとした町だった。
ホテルもすごくカワイイ内装でくつろげた。
明日もまたクネクネ道を進みながら、少しずつレイキャビクに戻っていく。

tani2129tani2129 2016/08/16 11:13 パフィンちゃんって、ペンギンっぽいですね。。
顔はペンギンの方がだいぶ上ですが。。
運転手さん、手に汗握るドキドキもんのドライブでしたね〜〜。

tna3ykotna3yko 2016/08/20 15:49 tani2129さん>
ペンギンよりだいぶこまった顔してますけどね(^_^;)
ミワちゃんがけっこう走り屋ということがわかりました。笑

2016-08-08

地球の裂け目でダイビング

去年の夏のアフリカ旅行中、恐怖のザンベジ川ラフティング(参照「ザンベジ川で濁流にのまれるの巻」)を共に生還した日本人男性Kさんから、アイスランドダイビングをした話を聞き、「あたしも泳ぎたい!」って思いを沸々とあたため続けてきた。
ドライスーツ南極で着たことはあったものの、ダイビングライセンスも持っていなかった私は、まず今年の2月に冷たい和歌山の海でライセンスを取得。
高校卒業したての二人組と、大学卒業したての二人組に、馴染むわけのない40過ぎのオバハン1人混じって、いまさら感たっぷりに頑張った。
ただ、ただ、アイスランドで潜るために
和歌山では、不本意ながらドライスーツ水没体験もした。
レンタルのドライスーツはちっちゃいオバハンの首には全くフィットせず、首からジャージャー2月の冷たい海水が進入。たちまち全身に染み渡り、残念ながらドライスーツは速攻ウェットスーツ化していった。
マンガでしか見たことないくらいに下アゴのガクガクが止まらず、まぢ泣きそうだったけど頑張った。
ただただアイスランドで潜るために!

昨日歩いたシングヴェトリル公園内の遊歩道のすぐ側に、シルフラと呼ばれるダイビングスポットがある。
ギャオ(地球の裂け目)に氷河のとけ水が流れ込んでいるところだ。
氷河のとけ水は岩石のなかを流れて自然に濾過され、結果としてハンパなく澄みきった水がギャオの隙間をうめている。
冷たく美しい水面がダイバー達を誘っていた。

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シルフラの水温は年間を通して平均2〜4℃らしい。
アイスランドで水没は絶対に避けたい。
和歌山の水没体験で死にそうな思いをしたことから、首からの水の進入を防ぐというシリコンでできたネックシールも日本で購入していった。

幸いにも、この日の気温は13℃くらいで、太陽の光もあたり風は弱め。体感的にはあたたかめだった。

エントリーポイントから少し離れた広場でドライスーツに着替える。
中に着るドライスーツ用のつなぎのインナーも貸してくれた。
ちょっと安心。
そして、インストラクターのお兄ちゃんも優しそうで男前
ちょっと安心。

下は裏起毛タイツ+スウェット、上はババシャツ+フリース、その上からレンタルのドライスーツ用インナーを着てドライスーツを着込むと、もぉ身動きとれないくらいモコモコで汗が出てくるくらい暑かった。
そのモコモコを水中に沈めるため、普通のウェットスーツダイビングでは考えられないくらいのウエイト(おもり)をつけられる。
装着した気分は、まるで星飛雄馬
バレーボール選手みたいにでっかいインストラクターのイケメン巨人ジョーは、優しい顔して無情にもどんどん重いものを装着させてくれる。
まるで星一徹
私の他、同じグループにいたダイビング参加者は、これまたでっかい二人組のお兄ちゃん。
酸素ボンベまで全部とりつけ、軽々と歩いていこうとする巨人3人。
ちっちゃいオバハンは立つこともできず、マンガみたいにジタバタ状態(>_<)
ジョーにボンベを持ち上げてもらい、首根っこつかみあげられた猫みたいに、やっとのおもいで立ち上がる。
チョー突風の中を突き進む感じで前かがみにならないと、色んなものが重すぎて支えらんない(>_<)
足を引きづりながら、ちょっとずつしか進めない(泣)
汗だく状態で必死に巨人達のあとを追った。

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やっとの思いでエントリーポイントまでたどり着き、マスクを渡される。
日本なら、チューブに入った曇り止めの液体をインストラクターがつけてくれたりするものだけど、さすがアイスランド
ワイルドに皆、「ぺっ!」
っておもいっきりツバはいて指でキュっキュしてる。
あたしが指にツバつけてキュっキュしてると、そんなんぢゃダメだよ風にジョーがカッコよく

「ぺーっ!!!!」

まぢか。

多少ひきながらも、
くもんないため、くもんないため、、
自分に言い聞かせる。

水中までは階段になっていてエントリーしやすい。
浮力バンザイ!
星飛雄馬感から少し解放され、美しいシルフラの水でジョーのツバも洗い流し、無事にマスクも装着。
さっきまで汗だくだったし〜
思ったほど寒くないし〜
重くないし〜
チョー水きれい!!
快適かも♪

浮力チェックしながら、さらにウエイト追加される。
でも水の中だから全然重くな〜い♪

顔は一瞬冷たかったけど、入ってしまえば全然へーきだった。
それよりなにより、チョーきれい!!
ただ、いろんなもの取り付けられて浮力調整しにくくて、ジョージェスチャー
「浮力調整じぶんでできる?ボクがしようか?」的なこと言ってる風だったので、ぜんぶジョーに任せることにした。
ダイビングコースは、けっこう深い所からめちゃ浅い所まで様々だったことから、上手く浮力調整しないと、深い所から浅い所に行くとき進みにくい。
うまくバランスとれなくてバタバタしてると、背後からジョーに「おとなしくしなさい」的に両足をギュって揃えさせられる。
終始ジョー操られてる感じ。
マスクがちょっとデカくって、耳抜きするたびにちょっと水入ってくる感じもするし、けど、いまさら戻れないし、、
もぉ進むしかない!
キレイなんだけど、けっこう余裕ないままにジョーに操られながら進んでいく。
所々で藻みたいなのが舞ってくるのは、(たぶん、おおかた)私や他のダイバーのバタ足で岩石からはがれた藻。
動物らしきものはダイバー以外まったくいない。
ゴツゴツとした岩の間の青い空間を飛んで行ってるみたいだった。

余裕なくてダダ撮りしたシルフラ水中動画ノーカット↓
https://youtu.be/FA6LqQtwFY0

ゴツゴツした岩の間を過ぎた最後には、広く開けた空間があり、太陽の光に照らされてキラキラした水面が底の砂に影を作ってゆらめいている。
きれい。ホントきれい。。
ただもぉしんどくて(>_<)
もっといたいという気持ちより、はやく楽になりたいという気持ちの方が勝っていた。
ハンパない透明度で、だいぶ先にある階段も見えている。
もっと泳ぎなよ的なジョーには悪いんだけど、もぉあたしはあの階段を目指したいんだよー(>_<)

やっと階段までたどり着き、フィンや多少のウエイトジョーがとってくれ、やっとのおもいで上陸。。
重い!
ただただ重い!
いろんなものが水をすって、入水前より更に重い!!(>_<)
ジョーが「ボンベおろす?」的な感じで聞いてくれたけど、最後の力を振り絞ってジェスチャー
「じぶんでいく」
軽々と歩いていく巨人ジョーのはるか後ろをちっちゃいオバハン必死でトボトボついていく。
写真だけ撮りにウロウロ散歩してる観光客みんなが私を心配そうに眺めていた。
まったく自分で泳いだ感もなく、しょうじき自信失い気味で、最後くらい迷惑かけず自分で歩いて戻りたいというしょーもないオバハンのプライドだけで数cmずつ進んでいった(イメージ)。

最初のエントリーポイントまで歩くのもたいがいしんどかったのに、泳いで進んできたぶんも更に歩いて帰らなければならない。
もぉ拷問に近いものがあった。

足の付け根が痛くてたまらない。
一歩が前に出ない感覚。
やっとのおもいで広場までたどり着き、ジョー星飛雄馬矯正ギブスを全部とってもらって生き返った!
出るのはため息ばかり。。

サンキュー!(T_T)

命の恩人ジョーにお礼を言い、自由になったカラダでその場を後にした。
カイロなんかも準備していたけれど、まったく寒くはなかった。
それよりなにより疲れた。
めちゃめちゃ疲れた。
周りを見渡すと、こんなちっちゃいオバハン他にはいなかった。
とりあえず頑張ったと思う。
めちゃめちゃキレイだけど、若いウチに行くことをお勧めしたい。
しんど過ぎる(T_T)。

3日ぐらい遠泳したんじゃないかってゆうくらい疲れきったカラダにむち打ち、友人Mちゃんの待つレイキャビクの街へ戻り、そこからまた次の目的地、初めての西部アイスランドを目指し出発した。

2016-08-07 3度目のアイスランド

3度目のアイスランド

やってきました三度目のアイスランド
最初に来たのはアイスランド経済破綻前。
もぉ来ることもないだろうと、記念に持ち帰った魚柄のかわいいコインだったが、経済破綻のニュースを見て、ゴミ同然になったのかと不思議な気分で見返したことが懐かしい。
2度目は、ロシアでスリにあい、サイフもカードも何もない状態でやってきたひとり旅(参照「アイスランドひとり旅」)。
ダンナさんに借りた銀行カードで必要最低限の現金を出しながら、安くてウマいホットドッグばっかり食べて飢えをしのいだ苦い思い出がよみがえる。

今回はカードもあるし♪
1人ぢゃないし♪
世界1周旅行中の友人Mちゃんとも合流し、レンタカーで好きに自然を巡る気まま旅♪
Mちゃんと私とダンナは大学時代の同じ研究室仲間。
岩石鉱物学研究室の劣等生?3人組が地学マニアの聖地的なアイスランドを一緒にめぐることになるなんて、お世話になった研究室の山口先生にお知らせしたら笑われそうだ。
いちおう地学好きであったことに間違いはなかったみたいです!

まずはアイスランドの超テッパン!ゴールデンサークルを巡る!
まずはレイキャビクの街で宇宙一ウマいと評判なホットドッグを食らう。
ほんと、前回はこればっか食べてたf^_^;
やっぱなんべん食べてもウマい!

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腹ごしらえも済んだところで、ギャオへ向かう!
ギャオは地球の裂け目。
プレートがそこで生まれて裂けていってる所だ。
そういう裂け目(海嶺)はたいがい海底にあるのだけれど、地表で唯一見ることができる超レアな場所がシングヴェトリル公園なのだ。
シュっとしたインフォメーションセンターや有料トイレなど、以前きたときよりもずっとキレイに整備され、観光度が増している気がした。

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天気が良くて気持ちよかった。
遊歩道があり、地球の裂け目をぶらぶら散歩できる。
真っ黒な岩の間にある、なんてことない道が延々と続く。

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若干整備され過ぎ感はあるけれど、「ここから地球のプレート生まれてます!」的なおもいこみをこめて歩くと感動も増してくる。
感無量。

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シングヴェトリル公園はレイキャビクから車で50分くらい走れば、難なくたどり着くことができる。
道路も整備されており、難易度ひくめなわりにテンションはかなり上がるオススメ観光スポットだ。

地学マニアとしてのテンション上りきったところで、次に向かうはゲイシール!
間欠泉(geyser)の語源にもなった、噴き出す温泉の元祖とも言える場所。

何度かすかしっ屁もくらいながら、次こそはという期待を持ってカメラを構える人々でいっぱい。
すかしっぺ↓
http://www.youtube.com/watch?v=aBck6yQY_Qg

2度目でもやっぱワクワク感は変わらず、しっかり愉しんだ。
http://www.youtube.com/watch?v=wgBPIsGY4xE

ゴールデンサークルと呼ばれるベタな観光スポットの最後3つ目は、グドルフォスの滝!
前に来た時は、強風&悪天候&極寒で、とにかく早くバスに戻りたかった記憶しかない場所だったが、今回はキレイな虹がかかってメチャメチャ好印象に一変した!

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やっぱ、天気って重要。

ここからは、地熱発電の町クヴェラゲルジにある地熱料理屋を目指した。
ちょっと前にテレビで地熱パンというのが紹介されていたらしく、地熱パンを求めて地熱料理屋へ行ったのだが、あいにくの定休日(T_T)
少し山の方まで移動して、湯気ボーボーな山肌を流れる川にちゃぷちゃぷ手なんか浸けてみる。

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1時間くらい本気で登れば、しっかり体まで浸かれる温泉があるらしいが、そこまでの余裕はなく、川のお湯を「アツ!アツー!」といいながら触って満足した。ホントにアツいくらいのお湯が川として普通に流れていた。

レイキャビクの街に戻ったのは夜の8時過ぎだったが、日暮れが遅いのでまだまだ夕方くらいの雰囲気。
地熱料理を逃したのはザンネンだったけど、レイキャビクで2位というレストランで食べたシーフード料理はどれも美味しく、なかなか満足のいくアイスランド初日の夕食だった。
明日は、いよいよ地球の裂け目でダイビング

2016-01-01

ストロマトライトに会いたくて

今から約46億年前、地球は誕生した。
そして、今、この地球上にある酸素は最初からあったわけではなく、光合成をする生物があらわれたおかげで増えだした。
今から約27億年に大量発生したと考えられているシアノバクテリアは、昼間に光合成活動して酸素をたくさん作り出し、夜には粘液を出しながら休息する。その粘液でまわりの泥や堆積物を沈着させ、また昼になると光合成活動をする。
この繰り返しによって少しずつ固定されていった堆積物はやがて岩石のような塊となっていく。
こうしてできた塊がストロマトライトだ!
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かつて地球上のあらゆる場所に存在していたであろうストロマトライトは、自身が作り出した酸素のおかげで進化していった他の生物たちに住処を追いやられていった。
化石としてのストロマトライトはいろんなところで見つかっているが、生きたシアノバクテリアが今も活動しているストロマトライトは、現在オーストラリアのシャークベイにあるハメリンプールという場所でしか見ることができない。
オーストラリアには何度か訪れたこともあったが、このハメリンプール、、
ちょいと観光ついでに立ち寄るには難易度の高い場所にある。
パースから900kmくらい北に位置し、パースから飛行機を使ったツアーもないわけではないが、それだけで軽く10万円以上はする。
運転免許のない私としてはドライバー(旦那)なしでは絶望的。昨年の正月はドライバー(旦那)の急な入院で断念した旅だった。

5年前、南極へ行ったとき、砕氷艦しらせ」がフリーマントルに停泊している間、なんとかハメリンプールへ行けないか調べてはみたのだが速攻で断念。その時には、ストロマトライトの近縁種であるスロンボライト(参照:スロンボライト)を見に行った。
しかし、やっぱり本家本元ストロマトライトが見たい!という思いは消えないままでいた。

長年思い焦がれたストロマトライトを見に行くまでの道中には、大学の卒業旅行で20年ほど前に訪れたピナクルスがあった。20年前のことなどひとつも思い出すことなく新鮮にはしゃぐ。

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ピナクルスを過ぎた辺りでは、夏の旅行で訪れた赤い砂漠(参照:やっと砂漠!の巻)とは対照的な白いランセリン砂漠観光。

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1泊目の宿で偶然みつけた観光案内パンフレットの写真に惹かれて行ったピンクレイク観光。

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貝殻だけでできた真っ白な砂浜、シェルビーチ観光。

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お金出してヒョイと飛行機で行ったのでは味わえないオマケ観光もたくさん愉しめた。
ドライバーに感謝。。

走っても走ってもひたすら地平線の先に道が続くオーストラリアの広大さ、、ほんとにスゴイ。

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帰りの飛行機からは、その広大なオーストラリアに広がる赤い大地を見ることができた。

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約27億年前、シアノバクテリアが大量に作り出した酸素は海中の鉄分と反応して赤さびとなり沈殿していった。それらは縞状鉄鋼層と呼ばれる赤いシマシマ模様の地層となって現在見ることができるということ、教科書にも載っているし授業で教えてはいるけれど、実際に自分の目でストロマトライトを見た後、この赤い大地を目にすると深い納得と感動を得ることができた。

感慨深い呼吸をしながら帰路についた。