東の南極

2017-09-10

いのなかのかわず、訓練中!

ショックなことに、癒やしのヤギさん達が転勤になってしまった。
かなしすぎる(>_<)
通勤時のたのしみがなくなりさみしいかぎり、、
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さて、隊員室ではどんなことをしているのかというと、
南極で使う観測機器について色々と教えていただいたり、野外調査の訓練をしたり、南極で使う物品を調達したり、記念品を作ったりしています。
記念品というのは、南極にはお土産もの屋さんがないので、そのかわりといってはなんですが、タオルやTシャツなど、隊でオリジナルのグッズを作り販売しているものです。
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また、物品調達では、現地で足りないものを調べてもらい、必要なものを持って行くため買い揃えています。日本から昭和基地にアクセスできるのは年に1回だけなので、途中でなくなったから買いものに行くということはできません。Amazonでクリックくらいはできても、まさか品物が昭和基地に届くことはない。はず。届いたらスゴいけど(笑)

あと、野外調査の練習として、先日、みなとみらいへ行ってきました。
バリバリのデートスポットっぽい港で潮位観測の訓練(^_^;)
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ボートで沖に出て、潮位計を沈める練習中。
海上保安庁さんが毎年やっておられる観測のお手伝い。
この日は日差しもキツくてホント暑かったけど、本番は凍えながらやるんだろうな、、

そうそう、最近、こんな訓練にも行ってきました。
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6日間の講習を受け、なんとか免許ゲッツ
でも使うのは来年(^_^;)
昭和基地で除雪作業のお手伝いができたらなと思ってとりにいきました。

ちなみに自動車免許も今とりにいってるとこ(^_^;)
昭和基地でトラックに乗りたくて、、、
学生時代に遊び過ぎて、運転免許とらずにここまで生きてきたけど、この歳になってミッション車の免許とるため悪戦苦闘(ToT)←ほとんどオートマ免許とりにきてる学生ばっかの中、ひとり謎のオバハンくじけず教習所通い。

しかし、つくづく思うんだけど、教員免許って、生きていく上でほんと何の役にもたたない(>_<)
色んな訓練受けさせてもらう中で、なんにもできないこんな私をよく観測隊に選んでくれたものだと、つくづく謎に感謝。。
教員なんてやってると、「先生」って呼ばれながらエラそうに過ごしっぱなしだったけど、ホント井の中の蛙だったなぁ〜って思う。今は謙虚な気持ちでいっぱい。。
南極で、少しでもみんなの役にたてるよう、がんばりたいと思う!!

2017-08-18

ガチ版「東の南極」再開!

気がつけば、1年以上もブログ放置。。

あちゃ、、

去年の夏の旅の締めくくり「次はどこいこっかなぁ」の後、
特に目新しい海外旅行には行っておらず、
結局その「次」は、
念願の南極になりそう!!

ガチ版「東の南極ブログ再開です。

近しい方々には、お知らせハガキを出させていただきましたが、実はわたくし、また今年の11月末から南極地域観測隊として昭和基地へ行くことになりました。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/06/1387037.htm
7月から関西大学第一中学校休職し、2度目の南極へ向けて準備を始めています。
職場の皆さんに多大な迷惑をおかけしながら2年近くも勝手させてもらいます。
放置することになってしまう生徒達にも本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。。
無責任かもしれないけど、
大人げないかもしれないけど、
この歳になってもワクワクするような好奇心をもてること、そして実行するチャンスに恵まれたこと、本当に感謝しています。

現在は、東京立川にある国立極地研究所南極観測センターというところへ通勤しています。
「東京」とはいえ、こんなのどかな風景を眺めながら、駅からテクテクと歩いています。
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IKEAの隣の広い空き地で草食べ放題、いや除草作業を行う働き者のヤギさん達、、、
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毎年、南極地域観測隊は、7月から11月末の日本出国まで基本的には南極観測センターの隊員室に勤務し、基地へ持って行くものを調達したり、現地で行う作業の訓練を受けたりします。
寒〜〜いとこの準備を暑〜〜い時期にやっているってゆうのも不思議な気がします。
ヤギ見ながらボーっと歩いてたら、蚊に手の甲を三ヶ所も刺され、屈辱的な気持ちになりながらも、来年は蚊に刺されることもないんだと思うと、ちょっと許せる気もしたりして。

そんなわけで、今年の夏は久しぶりに日本にいます。
せっかくなので、日本一の山、富士山に登っちゃいました。
見上げて眺めたことしかない場所に立ち、雲の下にあるいつもの自分の世界を上から見下ろす気分は、なんとも言えない不思議なものでした。

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雲の上からみる雨上がりの虹や朝日、夜には満天の星空や流れ星、下山途中には朝日に照らされた雲海も堪能し、体力的にはヘトヘトだけど、いっぱい自然パワーもらって下山♪

最強の自然が待つ南極へ向け、ゆるゆるとヤギさん見ながら頑張ります!

2016-08-13 ワルシャワ観光

ワルシャワ
といって何があるのか全くピンとこなかった。
何か見たいものがあって立ち寄ったわけではなく、ただ、日本への帰国便がワルシャワから出ているからという理由だけの二泊。

しかし、意外と見所はあった。

キュリー夫人の生家とか、、

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ショパンの心臓が埋まってる教会とか、、

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ショパンデスマスクとデスハンド(手の立体型)が見られる博物館とか、、

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コペルニクス科学館とか(ここは行ってない)

キュリー夫人の生家はキュリー博物館として公開されており、キュリー夫人が使っていた実験道具や実験室も展示されている。

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ウィキペディアによると、近年まで放射能汚染がひどくて見学できなかったらしいが、除染され公開されるようになったみたい。

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キュリー夫人が使っていた手帳は今でも汚染が激しく危険だということ。鉛のケースで保管されているという。(→パリのキュリー博物館にあるらしい。閲覧には防護服着用&同意書へのサインが必要みたい)
ワルシャワキュリー博物館には、ナゼか日本語のキュリーTシャツが売られていた。

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なんでやねーん。

ショパンはパリで死んだらしく、遺言として、せめて心臓だけは故郷へ持ち帰ってくれといったそう。
ちょっと日本人には理解しにくいハイセンスな遺言。。

意外とワルシャワ観光も愉しみ、
今年の夏の旅もしゅーりょー。

次はどこ行こっかなぁ、、

2016-08-12 アウシュビッツとビルケナウ

7:40発のバスツアーだったので、おいてけぼりくらわないよう、少し余裕を持って集合場所へ行くと、わんさか人が集まっていた。
ツアー会社の人っぽいおっちゃんにバウチャーを見せると、
「これは30分発のツアーだから、40分発のはもぉちょっと待ってな!」
的にあしらわれる。
そんな間隔ででてんの?!バスツアー。
スゲー。

イングリッシュツアー!
とか、
スパニッシュツアー!
とか、
ちっちゃいオッチャンが大声でがんばって叫んでた。
色んな言語のツアー客が何台ものバスで移動していくようだった。

私の乗ったバスには、スペイン語ツアーの人もいた。
バスに座ると添乗員的な兄ちゃんが、どっかに貼っとけ的なシールを配ってくれる。日本とおんなじ。
シール配られただけだけど、この兄ちゃん、なんだか女性的親近感を覚える雰囲気。でも、スウェットのパーカーの上に袖なしジージャンはおって、ちょっと厚着の杉ちゃん風。
このオネエな杉ちゃんがツアーガイドかと思いきや、バスを降りると残念ながら杉ちゃんはスパニッシュツアーの方へ行ってしまった。
かわりに来たのが、さっき大声でがんばってたちっちゃいオッチャンだった。

それぞれの言語ごとに20〜30人の団体になって行動していくんだけど、あきらかイングリッシュ1番理解してなさそうな顔の私達。
集合時間と場所だけは特に聞き逃さないよう気をつけた。
バスに乗ってから1時間ほどでアウシュビッツのゲート前に到着。
すっげー人だらけ!
チケット売り場は見たことないくらい長蛇の列!
負の遺産ってゆうより、楽しげなテーマパークの入り口みたいな人だかりだった。
私達ツアー客は、チケットの列に並ぶことはなく、でも、セキュリティのゲートには少し並んで入場した。

まずはガイドブックにもよく書いてある、「働けば自由になれる」という文字が掲げてある収容所のゲートで写真を撮る。
Bの文字が逆さまになっているところがポイント。
この看板を作った囚人達のささやかな抵抗らしい。

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想像していた収容所の雰囲気とは全然違う、なんだかキレイで整った建物が並んでいた。

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かつては高圧電流が流れていたという有刺鉄線や、死体を焼いていたという建物(←写真は撮る気になれなかった)など、恐ろしい雰囲気が漂っている場所も所々にはあった。

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建物の中の各部屋にも色んな展示物がガラスケースに収められている。囚人たちの切り落とされた髪の毛が展示してある部屋もあった。壁一面がガラスケースになっており、中にはすごい量の髪の毛が詰まっていた。部屋全体が薄暗くなっており部屋の壁には撮影禁止マークがあった。
撮っていいって言われても、撮る気持ちになれない光景だった。

囚人たちを効率よく大量に殺すためガス室で使われた毒ガスの空き缶も大量に展示されていた。

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殺された囚人たちの顔写真もずらりと展示されていた。ひとりひとりの写真の下に、いつ収容され、いつ亡くなったのか、意味不明なほど几帳面に記録されていることに驚く。
ほとんどの人が1年もたたないうちに亡くなっていた。

なんで、、
ってゆう気持ちでモヤモヤになる。
本当に人間はおろかな生き物だと思う。

他にも、餓死刑に使った地下牢や、銃殺が行われたという壁など、目を背けたくなるような現場を見て回った。

アウシュビッツ見学を終え、外のゲート前で次の集合時間が告げられた。30分くらいしかなく、カンタンなパンと飲み物だけ売店で買ってバスへ戻る。
アウシュビッツからバスで数分くらい移動し、ビルケナウという収容所へ到着。
どんどん増えてくる囚人たちを効率よく収容していくため、ビルケナウの入り口には列車の線路が引かれていた。

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貨物に積み込まれた人たちがビルケナウの入り口に到着すると、降りた途端に「働けるヒト」と「働けないヒト」に振り分けられたという。働けないと判断された人は即ガス室へ入れられ殺された。
ぢゃ、なんでワザワザここまで連れてくるの?とか、いちいち意味がわからないことだらけ。
働けると判断された人たちが収容されていた小屋も見て回った。
馬小屋みたいな仕切りに、2段になるような板が取り付けてあるだけ。部屋というよりも、仕切りのないカプセルホテルみたいな感じ。
夏のポーランドは19℃くらいで過ごしやすかったけれど、冬になるとこの辺りは−20℃近くにもなるらしい。
着いた途端に殺された人も悲惨だけど、殺されなかった人にとっても地獄だったことだろう。

そんな恐ろしい意味のわからないことが行われていたとは思えないくらいに、のどかな風景が広がっている。

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色々と見て回った後に、ツアー客を集め輪になって、ちっちゃいオッチャンが語った。
「ここで皆さんが見たことを、それぞれの国に帰って、もっともっと多くの人に伝えてください。」
的な感じで。
イングリッシュやんわりしか聞き取れないけど、ええことゆうてんねんやろーなこのオッチャンという雰囲気は十分伝わってきた。

アウシュビッツのツアーからクラクフの街へ帰ってきたのが15時前。次の岩塩採掘場ツアー集合まで1時間もなかった。
集合場所近くのカフェでお茶してから次のツアーバスへ乗り込もうとしたところ、なんと午前中のアウシュビッツのガイドをしてくれていたちっちゃいオッチャンがいた!
同じツアー会社で申し込んだから当然といえば当然だけど、オッチャンよく働くね〜って感じ。
しかし、午前中あれだけ広いアウシュビッツやビルケナウの中をガイドしながら歩きまわり、けっこう疲れていそうなものなのに、オッチャンのテンションは午前中とは別人くらいにアゲアゲだった。
まったく、オッチャン場をわきまえてる。

ジョーク入ると英語のガイドは更に理解しにくくなるんだけど、、
他のツアー客が笑うポイントとは微妙にズレたタイミングでの苦笑いが続く。

このヴェリチカ岩塩坑はアウシュビッツと並んでクラクフでのベタな二大観光ツアーのひとつ。なんと世界遺産
中には塩でできたシャンデリアや教会などもあって、けっこう豪華。
めちゃめちゃ広くて、見て回るだけでもかなり疲れた。

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前を歩いてた観光客が手に持っていた携帯の画面はポケモンゴーだった。こんなとこでもでるのか?ポケモン!?

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クラクフ二大観光をせわしなく1日で満喫し、明日はポーランド首都ワルシャワへ移動!

2016-08-11 初ポーランド♪

やってきました初ポーランド
かつての首都であったクラクフの街は、意外とウクライナに近くてビックリ。
キエフやプリピャチには1度行ってみたいと思っている。チェルノブイリ原発を見るために。
今回は、そこまで日程に余裕もなく、これまた以前から行ってみたいと思っていたアウシュビッツを見にいく予定。

クラクフの空港から市内までは電車で30分くらい。
空港を出た途端にタクシーに乗らせようと声かけてくるオッサンもいないし、電車の券売機も分かりやすいし、電車もデカくてキレイだし、まったくウザい思いすることなくすんなり市内へ到着できた。
いっさい危険な香りのしない国だと感じた。
いろんな国に降りたってるけど、空港の出口を出た途端の雰囲気で、その国の治安がどんなものか、だいたいつかめる。
だーれも声かけて来ない国は安心な国。

「タクシーか?」
「どこに行くんだ?」
「教えてやろうか?」

いろいろ声かけてくるオッサンが登場するのはアブナイ国。
アイスランドもふくめ、今回は全然問題が起こらない雰囲気がただよっており、少々ものたりないくらいf^_^;

クラクフ滞在時間が丸2日くらいしかなかったため、効率よく観光できるバスツアーに入ることにした。
クラクフの街中で、アウシュビッツのバスツアーと、岩塩採掘所のバスツアーを申し込む。

その後、街中を散策した。
城壁に囲まれた可愛らしい旧市街は観光客でいっぱいだった。

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どこにでもいる日本人観光客だけど、クラクフではほとんど日本人に出会うことはなかった。

歩き疲れ、ポーランドの老舗チョコレート菓子店ウェデルでお茶することに。

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とっても雰囲気のある老舗のチョコレート屋さんなんだけど、ネットで調べてみたら最近ロッテの傘下に入ったらしい。
店の中には、こんな商品も置いてあって、なんだか変な感じだった。

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上質なお味のチョコレートドリンクをいただき、お土産にウェデルマークの入ったコアラのマーチも購入♪

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昨日のアイスランドを出発する飛行機が夜中だったこともあり、強烈な眠気におそわれ早めに宿へ戻って明日のツアーに備えることにした。