東の南極

2018-11-12

ヒト! フルーツ♪ キャベツ、、、

9日、ついに32人以外のヒトが昭和基地にやってきた!
60次の先遣隊10名が飛行機に乗ってやってきたのだ。
飛行機は昭和基地の沖合に作られたオングル国際空港に降りてきた。

f:id:tna3yko:20181024200634j:image:w640

f:id:tna3yko:20181109182647j:image:w640

エアポートリムジン(雪上車)5台でお出迎え。
海氷の上で待つこと約50分。
うろこ雲の彼方に飛行機が見えてきた!
無人島に取り残されてから初めて来た飛行機を見るような気分。(ほぼほぼシチュエーション的に間違ってはいない)

きた〜!!!

f:id:tna3yko:20181109192903j:image:w640

f:id:tna3yko:20181109193021j:image:w640

f:id:tna3yko:20181109193244j:image:w640

f:id:tna3yko:20181109193302j:image:w640

f:id:tna3yko:20181109193440j:image:w640

f:id:tna3yko:20181109193602j:image:w640

f:id:tna3yko:20181109200005j:image:w640

みんな大興奮。

なにせ鳥さえも飛んでる姿をながらく見ていない空に、いきなりデッかい鉄の塊が飛んできたわけだ。
そして、2月以来32人のヒトしか見てこなかったのに、飛行機を運航してくる4人のカナダ人クルーを含めると、いきなり14人ものヒトに対面するわけだ。
ワクワクドキドキもんだった。
降りてきた先遣隊の人達への近づき方もどことなくぎこちなかったような気がする。
少し遠巻きにウェルカムボードを振りながら、ゆっくりと飛行機に近づいていった。

大人にして人見知りかっ
と自分にツッコミながらも、どんどんと飛行機から降ろされてくる積荷を皆で橇(そり)へと運ぶ。
その荷物の中には、嬉しいお土産も含まれていた。

約半年ぶりの生野菜と果物だ!

f:id:tna3yko:20181112064842j:image:w640

オレンジ、プラム、洋ナシ、バナナ
缶詰以外のフルーツだ〜♪

しかし、不思議とキャベツに感動がない自分がいた。
越冬すると千切りキャベツが食べたくなるよと聞いていたんだけど、まったく自分はそうならなくて、、、
ここに来て初めて、わたしは野菜がそんなに好きではないようだということを認識した(^_^;
確かに、キャベツ食いてぇ〜!と言っている隊員は多かったので、翌朝キャベツの千切りとカットフルーツが朝食に出てきたけれど、私はキャベツの千切りをスルーした。
洋ナシ、ウマかった♪

先遣隊の内ドームふじ基地への旅行隊2名が、59次の支援隊メンバーと一緒に朝食後すぐ先発隊として旅立っていった。
そして、カナダ人クルー4名もあっという間に飛行機で飛び立っていった。
それから夕方に出発予定のドームふじ基地旅行隊の準備にとりかかった。
大量の食料を冷蔵庫から皆でバケツリレーして橇(そり)へと積み込む。
食料橇、トイレ橇、燃料橇、、、いろんな橇を連結して準備する。
準備も整い、ドームふじ基地への旅行隊本隊が出発していった。
59次からはk村さんと山Dマン、プラス先遣隊のうち残り6名のドーム隊が約3ヶ月の長旅へと出発した。
昭和基地から約1000km離れた内陸の地で掘削を行い、深層の古い氷を採取することで太古からの気候変動を探るという壮大なプロジェクトの旅。
昭和基地から出発していった10名のドーム隊に加え、南極大陸のルート上にノルウェーからの研究者2名が飛行機で降り立ち雪上車に便乗するらしい。
究極の待ち合わせだな。
すげ〜。

久々の「ヒト」だったんだけど、なんだか嵐のようにやってきて嵐のように去って行ったという印象。
そして、先遣隊10名の内2名はオングル島周辺の地質調査が目的でやってきたため、これからも昭和基地で一緒に暮らしていく新しい仲間だ。
そしてそして、12月になると、またドッサリと知らない「ヒト」が増える。
この人見知り感、なんとかしとかないとなぁ。。

2018-11-08

流しそうめんvs仮眠

前回と立て続けにブログ更新できているのは、VLBIで夜通し起きてるせい。(参照:「VLBI」
今回のVLBIは48時間連続観測。

長い。
長いのだ。。

多目的アンテナ隊員のO石さんとゴハン毎にワッチを交代しながら睡眠をとるシフトで今回はやってみた。
スタートは夜の8時半なので、スタートから22時頃までは2人でワッチ。
それから1人は睡眠、もう1人は朝ご飯までワッチ。
メシ後に交代。
そんな感じでシフトを組んでみた。
私は、「初日の夜は普通に寝る→翌日の午前ワッチ→午後仮眠→その日の夜は夜通しワッチ」というシフトにあたっていた。
そして、ちょうどアイスオペレーションという作業が先週末のブリザードの影響でずれ込みVLBI2日目の午後に入った。
アイスオペレーションとは、お土産用に日本へ持ちかえる氷を氷山にとりに行く作業。
南極ではこれといって持って帰れるお土産がないのだが、氷だけは各隊員に割り当てがある。段ボールに詰め込んだ氷はリーファーコンテナという大きな冷凍庫みたいなものに入れて持ち帰る。
そのアイスオペレーションのついでに氷山で行われる恒例行事が「流しそうめん」だ!
氷山のなだらかな斜面の部分に溝を作り、上からそうめんと水を流すらしい。
話には聞いていたので、メチャクチャたのしみにしていた行事。
しかし、、、
そのアイスオペレーションの時間帯はちょうどVLBI午後仮眠のシフト時間だったのだ。

悩ましい。。

寝なければいいだけの話だけど、午後仮眠を完全にパスして本当に夜通し起きていられるのか不安になり、苦渋の決断としてアイスオペレーション流しそうめんをパスすることにした。
30代の私なら迷わず寝ない選択をとっていたと思う。
朝までClubで遊び、そのまま出勤なんて普通にやってたことだけど、40過ぎて疲れが後を引くようになり、ホント朝までオールがキツくなってきたのだ。
そんな守りの判断が後悔をまねいた。

昼食後、みんながアイスオペレーションに出かけていくのを横目に見ながら部屋に戻り、布団に入ってはみたものの、、、

眠れない。

気になり過ぎて眠れない。

VLBI観測の方で何かあった場合のためにも、無線は切らずにボリュームだけを絞って部屋に置き布団に入っていた。
無線から聞こえる氷山へ向かう人達のやりとりや状況、、、
想像膨らみ、全く眠れないのだ。

仕事で基地に残っていた気象隊員やVLBIワッチ中だったO石さんを氷山から迎えに来る便があるとの無線を傍受し、たまらず「やっぱり私も行っていい?」と無線のやりとりに参加した。

アイスオペレーションも手伝わず、流しそうめんだけを愉しみにスノーモービルで氷山へ向かう。まったく自己都合も甚だしいm(_ _)m

段ボールを積み込んだ橇を引っ張る雪上車とすれ違いながら、流しそうめん会場の氷山へ到着。
アイスオペレーション流しそうめん行事を終えた隊員達は後片付けもあるので先に基地へ帰り、数名の流しそうめん会場設営隊員たちが上流でそうめん持ってスタンバイしてくれていた。
ありがとうございますm(_ _)m

到着するやいなや、つゆと割り箸が渡され、氷山の流しそうめんレーンへと移動。

f:id:tna3yko:20181107165220j:image:w640

f:id:tna3yko:20181107164914j:image:w640

溝の両側には足場も彫り込まれており、ツルツルの氷山でそうめんと共に滑っていくことがないように配慮されたつくり。
氷山の溝を流れてくるそうめんはキンキンに冷えて美味しかった♪
下流に流れてスルーしていったそうめんは建築隊員Hさんが、すかさずわしづかみで「これすでに5周目くらいのそうめんですから」と言いながら上流へと運んでくれる。

オモロい。
オモロ過ぎる。
来てよかった♥

そうめんレーンの隣にはかき氷会場もあった。

f:id:tna3yko:20181107165201j:image:w640

そうめん食べた後は氷山滑り。

f:id:tna3yko:20181107165449j:image:w640

f:id:tna3yko:20181107165459j:image:w640

ほんとツルッツルで登るのもままならない。

f:id:tna3yko:20181107165710j:image:w640

f:id:tna3yko:20181107165714j:image:w640

すっかり満喫♥

けっきょく、ほとんど仮眠ゼロのまま夜のVLBIワッチに入ったけど、愉しくてテンション上がったためか不思議と眠気は来なかった。結果、ブログ2本も更新!

2018-11-01 懐かしのきざはし浜と袋浦

もう11月か。
日本は紅葉がキレイな季節だろうなぁ。
色とりどりの四季を懐かしく思いながらも、今ここでしか感じることのできない世界をありがたく愉しんでおります。
だって、家の近所にペンギンなんて歩いてないもんなぁ。

f:id:tna3yko:20181108083905j:image:w640

先週はGPS測器保守のため10月31日から1泊2日で、きざはし浜という昭和基地から70km程離れた露岩地域へ出かけてきた。
きざはし浜は53次で来た時にも湖沼調査に同行させてもらって来たことがあるので6年ぶり。
雪上車で5時間半ほどドライブしてやっと見えてきたきざはし浜は、遠くから見ても何となく見覚えがある地層で小屋の場所の見当がついた。きざはし浜の小屋は目の前が海なのでトイレは海で済ませていた。用を足しながら眺めていた斜めの地層が脳裏に焼き付いていたようだ。

f:id:tna3yko:20181031151715j:image:w640

きざはし小屋から海の方を眺めると大きな絶壁の山「シェッケ」が見えていたのもよく覚えている。
きざはし小屋へ行く前に、そのシェッケの近くまで雪上車で行ってみた。
海が凍っているからこそできる、夏では考えられない絶景だった。
反対側から見るとたいしたことない感じなのだけれど、、、

f:id:tna3yko:20181031141141j:image:w640

f:id:tna3yko:20181031141436j:image:w640

f:id:tna3yko:20181031141459j:image:w640

f:id:tna3yko:20181031141756j:image:w640

f:id:tna3yko:20181107230356j:image:w640

近すぎると全景が写らないほどのスケール!
絶壁の上の方に真っ白なユキドリが飛んでいるのも見られた。
あんなとこに巣があるんだ!!ビックリ。。
そんな絶景寄り道もしながら、夕方頃きざはし小屋へ到着。
GPS測器は小屋のすぐ近くにあった。

f:id:tna3yko:20181108084539j:image:w640

GPS保守も済ませ、夕飯も食べた後、まだ日も明るかったので小屋から歩いて鳥の巣湾という場所にあるペンギンルッカリーを見に行った。

f:id:tna3yko:20181031203432j:image:w640

1時間ほど歩いて鳥の巣湾にたどり着くと、小さな可愛らしいルッカリーが見えてきた。

f:id:tna3yko:20181031200907j:image:w640

まん中にある石にはボス(?)ペンギンが居座っている。

f:id:tna3yko:20181031201014j:image:w640

ルッカリーの手前には用心棒っぽいペンギンもいてオモシロい。
のどかな集落を見て癒されたけど往復2時間ちょっとのお散歩はけっこう疲れた。
小屋へ戻る頃にはすっかり日も暮れ、かろうじて夕日に照らされた赤いシェッケが美しかった。

f:id:tna3yko:20181031211121j:image:w640

翌朝、出発前に6年前の記憶をたどりながらきざはし小屋付近を散策した。
このあたりには湖がたくさんある。( 参照:「いのちのバトンタッチ」 )
湖の周辺を歩いた記憶はあったけど、その湖も凍っているのでショートカットできてしまう。

f:id:tna3yko:20181101084101j:image:w640

凍った湖面にはいっぱい割れ目の模様があって芸術的だった。

f:id:tna3yko:20181101080610j:image:w640

f:id:tna3yko:20181101085329j:image:w640

下から湧き出てきた泡が凍ったような模様も見られた。
この下にコケボウズがいるのかな〜と考えながら、ツルツルの湖面をへっぴり腰で歩いた。コケボウズというのは、この辺の湖底に見られるコケと藻類が共生し合った塊。(参照:「なまず池」
53次の時しらせで同室だった田邊優貴子さんにコケボウズの写真や動画を見せてもらったことがあるけど、ホントこの南極の湖の底であんな緑豊かな世界が広がっているのかと思うと不思議だ。

そんな魅力的なきざはし浜をあとにし、昭和基地への帰路についた。
途中、お昼ゴハンカップ麺とお湯を準備していたのだけど、車内で食べようとしたとき箸を忘れたことに気が付く。
仕方ないので帰り道で立ち寄れそうな観測小屋を考えたとき、ペンギンルッカリーのある袋浦が思い浮かんだ。
私の大好きな場所だ。(参照:「ペンギン保育園」 )
懐かしのアップルハット。

f:id:tna3yko:20181101131158j:image:w640

アップルハットの隣りにある白い真四角な小屋(通称「とうふハット」)の中に食器類が置いてある記憶があったのだけど、きれいさっぱり何にもない。
腹ぺこでやっとたどり着いたのに箸はなく、餓えた目に飛び込んできたのは小屋の横に落ちていた竹竿だった。
その竹竿を割って裂いて、ささくれだらけの箸ができあがり、なんとかメシにありつけた。

ワイルドな食後、ついでに袋浦のペンギンルッカリーも見ていくことにした。
袋浦は100個以上の巣があるわりと大きなルッカリー。

f:id:tna3yko:20181108085614j:image:w640

ちょうどペンギン達は巣作りの真っ最中みたいだった。
小石をクチバシでくわえて地道に1つずつ運んでくる。
気の遠くなるような作業だ。

f:id:tna3yko:20181108085730j:image:w640

f:id:tna3yko:20181108085831j:image:w640

f:id:tna3yko:20181108085922j:image:w640

f:id:tna3yko:20181108090036j:image:w640

他人ならぬ他ペンギンのいっぱい集めてきた小石を盗むコソドロもいる。
バレバレな盗み方するもんだから、そこかしこでケンカが勃発する。

f:id:tna3yko:20181108090127j:image:w640

ほんと見ていてオモシロい。

まだ小石1個めのペンギンくんも、こしゃくなコソドロペンギンくんも、がんばってステキな巣作りして、かわいいヒナが産まれるといいね!

2018-10-29

春のおとずれ

またまた、あっという間に時は過ぎ、、
気がつけば10月ももう終わりに近づいてきた。

最近ホントに暖かくなってきた。

と、思う。

まぁ、暖かいといっても−13℃くらいなのだけど。
大阪でもし−13℃なんて言ったらカイロ貼りまくり着込みまくりで超気合い入れないと外出しないだろう。
慣れとはコワいもので、−20℃くらいでずっと過ごしてくると、−10℃台がホントあたたかいと思えるのだ。
支給の羽毛服がとても暖かいので、最近はその羽毛服だと汗だくになってしまうほど(^_^;
南極季節感が少ないというけれど、ちゃんと春が来てるんだな〜と感じる。

アザラシの赤ちゃんや営巣地へ向かうペンギンの足跡も春を感じる要因のひとつ。
まだへその緒がついた小さな赤ちゃんアザラシと巨大な母ちゃんアザラシ

f:id:tna3yko:20181029065747j:image:w640

そばに胎盤もあって、その胎盤にありつこうとするナンキョクオオトウゾクカモメもいた。
トウカモも久しぶりに見るとなんか嬉しかった。
母ちゃんアザラシの体長は3mくらいあって、ほんとデカい。
母ちゃんアザラシは迫力満点だけど、赤ちゃんの顔つきはやっぱりどこかあどけなく、とってもキュート♥

f:id:tna3yko:20181029065859j:image:w640

f:id:tna3yko:20181029070038j:image:w640

f:id:tna3yko:20181029070135j:image:w640

昭和基地の周りでもペンギンの足跡が最近よく見られる。
どこにペンギンが飛び出してくるような海氷の割れ目があるのだろうかと不思議に思うほど見渡す限り真っ白な海。
そんなだだっ広い凍った海の上をトコトコと歩いてきたんだろうなと思うと足跡だけでもけなげで可愛らしく思える。

f:id:tna3yko:20181025180938j:image:w640

ペンギン達はこの時期になると産卵のため遙々自分の営巣地まで帰ってくる。
こんなだだっ広い大自然の中でGPSもなく自分のオウチを覚えててちゃんと帰ってくるなんてスゴイな、ペンギン

そんなペンギン達に会いたくて、、
土曜日の午後、ペンギンルッカリーのあるまめ島まで散歩に出かけてみた。
往復で12km強の道のりだったけど、雪深いところではズボズボと足をとられ、思いのほか疲れた。
雪面に残されたペンギンたちの足跡に励まされながら片道2時間ほどのウォーキング
まめ島近くでは1羽でトコトコと歩いている子も発見!
そして、まめ島に到着すると

おる!おる!

めっちゃ、おるや〜ん!


f:id:tna3yko:20181027151858j:image:w640


みんな産卵のために栄養をたっぷり蓄えてきてるので夏に見るアデリー(参照:「成長してる!」)とは見違えるくらいプクプク〜!

f:id:tna3yko:20181029070559j:image:w640

営巣地に帰ってきたペンギン達は繁殖中エサを食べずに過ごすらしい。
そりゃ、簡単にあの道のりを行き来できないよなと思う。
産卵を終えると抱卵をオスに任せ、メスがまずは海までエサを食べに行くらしい。
結果としてオスは1ヶ月以上も絶食状態で頑張るみたい。
そりゃ、プクプクにしとかないと身が持たないよね。

恍惚のディスプレイ

f:id:tna3yko:20181029070740j:image:w640

巣の準備ができたオスがメスを呼ぶアピールらしい。

夏のアデリーでは見られなかった抱卵斑もハッキリとわかる。

f:id:tna3yko:20181029070907j:image:w640

抱卵斑は卵を温めるための部分で、羽毛がなく皮膚が露出した部分。
まん中に穴の開いた腹巻きをしているような、、、
お腹にそんな部分があって寒くないのかなと心配になるけれど、、、

春の出産ラッシュが始まり、これから卵がかえって小さな赤ちゃんペンギン達が誕生する。
そうして、また夏がやってくるんだなぁ。

f:id:tna3yko:20181025204229j:image:w640

2018-10-14

ペンギンに会いたい

日の出:4時31分
日の入:19時48分
最近ほんとに夜が短くなってきた。
日の入りは20時前だけど、高感度で写真を撮ると空がいつまでも明るく写ってしまって0時前後でないと夜空っぽい写真にはならないくらいになってきた。
オーロラは出ていても、空が明るいとキレイには見えない。
いよいよ、オーロラ鑑賞も終わりの季節になってきた。
8日の夜0時半頃に見たブレイク↓

f:id:tna3yko:20181007231615j:image:w640

f:id:tna3yko:20181007231956j:image:w640

f:id:tna3yko:20181007232730j:image:w640

これで見納めくらいかなぁ、、、


先週は、福島隊員の慰霊祭で西オングル島へ行ってきた。
第4次隊で福島隊員(参照:「関西大学と福島隊員」)が遭難したのは1960年10月10日だったことから、毎年10月には福島隊員の慰霊祭ということで、遺体が発見された西オングル島(昭和基地から4kmほど南西)へ隊員達でお参りに行っているようだ。
あいにく10日は悪天候で予定されていた慰霊祭は延期となり、12日の午前と午後にわかれてお参りに行った。
遺体発見場所に立つケルンは、遠くに氷山が見える眺めのキレイな場所にあった。

f:id:tna3yko:20181012142415j:image:w640

順番にお線香をあげて手を合わせた。
この日は天気もよく風もおだやかで、とても人を遭難させるような南極を感じない1日だった。

参拝後、お隣りにある「まめ島」へお散歩に出かけた。

f:id:tna3yko:20181012144531j:image:w640

まめ島にはペンギンルッカリー(ペンギンの営巣地)があり、つい先日のルート工作では気の早いペンギンが1羽だけいたそうだが、この日は1羽も見られなかった。
誰もいないペンギンルッカリーだったけど、糞の臭いだけはちゃんと残っていた。
もうしばらくするとペンギン達が上陸してきてガーガーと賑わうことだろう。
しかし、よくこんな上までわざわざ登ってくるよなと感心するような所に巣があってビックリする。
あんな短い足で、しかも手はつけないし、不安定そうだし、、
そういえば、6年前に袋浦で見たペンギン達の中でもやたら山に登ってたペンギンいたなぁ、、、

D



そんな頑張り屋さんのペンギンたちにはやく会いたい。

会いたい、、、
といえば

昨日、中継拠点旅行隊6名が約1ヶ月ぶりに昭和基地へ帰ってきた!
とっつき岬まで6名を迎えに行く雪上車は、(試験管と電球で作った手作り)シャンデリアや(布団をかぶせただけ?の)ソファーでくつろぎの空間を演出した超豪華な内装と、外装にもデコレーションをあしらった特別仕様のSM414!

f:id:tna3yko:20181015024706j:image:w640

約1ヶ月間熟成された6人に、鼻をつまんで「おかえり〜!」と言いにいくと、逆襲のハグを受けビビる場面も。。
約1ヶ月ぶりのお風呂、さぞかし気持ちよいものだろう。
夕食は、久しぶりに32人そろっての焼肉パティー
賑やかで楽しい週末だった。

ページビュー
18343