行動力力 読了

微妙!

所々いいところがあるのだけれど、ちょっと似た本で、トム・ピーターズの「セクシー・プロジェクトで差を付けろ!」の方が個人的にオススメ。

こちらは、元気になるとともに今すぐ何をしろ!というチェックリストが各項目に付いているので、手を動かしやすいです。手を動かすとやる気が出てくる感じがします。

  • -


本書で勧められてる、「マイ・クレド」という考え方は好き。


・マイ・クレド=自分自身に対する宣言
「私は○○する」「私は○○を信じている」という宣言


クレドで有名なのは、リッツ・カールトン。個人的には旧スターロジッククレドがお気に入り。
この辺参照→株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:クレド - livedoor Blog(ブログ)
今改めて読んでみると、フランクリン・プランナーに書いてあることと合致することに気付かされる。



もう一つよかったと感じたポイントは、フランクリン・プランナー等によく出てくる「緊急度×重要度」の4つの象限の図。
これを批判した上で、「やりたい・やるべき(義務感ありあり)×今すぐ・後でもいい」というのを提案していたところ。
批判するなら代案を出せ!という項目で、実践してました。
また、「重要度」の解釈が「やりたい!」という尺度で再定義されているのが、とてもよいなぁ、と思いました。
フランクリン・プランナー等では、価値観や目標を決めてから、スケジュールにタスクを埋めるとき、緊急じゃないけど重要なこと=目標達成に関する事柄、という自明の図になっているはずですが、「今のあなたの業務を振り返ってみて・・・」で使われ始めることが多いので、「やりたい!」という尺度は個人的に好きです。
「あなたの業務で・・・」と言われた場合の重要度は自然と会社の観点での重要度になるので、人生は手帳で変わる、のフランクリン・コヴィー社としては使い方がちょっとずるいような気もしますが。


それ以外は、「おれ、こんなこと考えて生きている! 楽しい!」という本なので、元気が足りないときに読むと吉。




個人的な今年の目標として「エンターテインメントに妥協しない」というわけのわからない目標を立てた。
これは、アニメ・ゲーム・小説・マンガ以外にも優れたエンターテインメントは山ほどあるにもかかわらず、今まであまり触れてこなかったので、今年はちょっと色々見てみよう、と決めてたんです。
そして、6月くらいまでは、ブロードウェイミュージカルやらサーカスやらを見に行ってたのですが、最近あんま見に行けてない。
この目標をもう一度思い出してみようと思った。今年もあと3ヶ月。残り25%もあるので、ちょっくら気合いを入れよう。
# というくらい自分を見つめ直せる本なので、立ち読みでもいいのでオススメ。