成り立ちを知れ。

今までぼんやりとした知識しか持っていなかった自分を反省して。
思い知るのは、高校時代に会得したはずの「高校世界史」が今や情けないほどに風解してしまったこと。・・・覚えていないよ。
フランス留学時代、どうしてあんなに豆を食べるのか疑問だったが、この本にて納得。

知らなかったイタリア。

イタリア広場

イタリア広場

アントニオ・タブッキの初めての小説だそうだ。
読んでまず感じるのは、G. ガルシア=マルケスの物語り方と似ているなということ。人物の語られ方、関係の仕方が似ていると、私は思った。

ただ、この作品を真に味わうためにはイタリアの近代史を知らねばならない。ファンタジーの中で、きっちりと時代が描かれている。私は、もっと勉強しなければ。

LOVE LOVE LOVE 豊島。

心臓音のアーカイブ。暗闇にとどろく心音。

豊島美術館。行かなければわからない、偶然のアート。静けさの中で、こぼれる水音。しずくの芸術。


塩田千春「遠い記憶」。

なつかしい戸がたくさん。







港そばにて。猫よけ?