とある新聞記事より。

備忘録に近いこと。

先日の朝日新聞の国際面にて、ブラジル・サンパウロで代筆屋が大活躍という内容の記事。
きっかけは「セントラル・ステーション」という映画作品だとか。この映画の中で、駅にたくさんの代筆屋さんがいて、読み書きに困難がある人の代わりとなって手紙を書く場面が映されていた。(主役はその代筆屋さんのひとり。)
私はこの作品をみたとき、てっきりブラジルにはこういう商売があるものだと思っていた。でも実際は映画がきっかけで要望が高まり、政府が予算を出してボランティアで「代筆」を提供しているらしい。代筆がサービスとして成立する現実がある。

この記事を読んで、「セントラル・ステーション」の主役のおばちゃんが、鼻にメガネをかけてすごい形相で手紙に筆を走らせていた場面ばかりがちらついた。話の筋は残念ながら覚えていない。でも、このおばちゃんがすごく良かったことだけは覚えてる。

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