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情報資源センター・ブログ 「情報の扉の、そのまた向こう」 このページをアンテナに追加 RSSフィード

公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターがお送りするブログです。
渋沢栄一社史を始めとする実業史、アーカイブズ図書館に関連する情報をご紹介しています。
文化資源に関わる災害と復興についての情報は「震災関連」カテゴリーに集約しています。

2016年08月24日(水)

[] 【連載】「あの名言の裏側」第4回 渋沢栄一編/東京人造肥料会社

[][] 『Trans-Pacific Leadership 2010-2013』 【Portland State University, 2014】【早稲田大学,2015.04】

書誌事項

2014年版

Trans-Pacific Leadership : final report to the Shibusawa Eiichi Memorial Foundation
 [Portland : Portland State University, 2014]
 153p ; 26cm
 注記: 表紙のタイトル: Trans-Pacific Leadership 2010-2013 : a project organized by Portland State University, Waseda University, Shibusawa Eiichi Memorial Foundation ; [ed. by] Gil Latz and Mel Gurtov

2015年版

Trans-Pacific Leadership 2010-2013 : (公財)渋沢栄一記念財団寄附講座「Trans-Pacific Leadership」報告書 : a project organized by Waseda University, Portland State University, Shibusawa Eiichi Memorial Foundation
 [東京 : 早稲田大学], 2015.04
 158p ; 30cm
 注記: 渋沢栄一記念財団寄附講座, 早稲田大学・ポートランド州立大学合同寄附講座の報告書 ; 出版年は謝辞より

解題

 早稲田大学と米国オレゴン州のポートランド州立大学は、「太平洋を越えて活躍するリーダー(Trans-Pacific Leader)を育成しよう」という趣旨の合同寄附講座を、2010年から2013年にかけて渋沢栄一記念財団の寄付により開催した。2010年には日本から学生が渡米、2011年は東日本大震災のため延期となったが翌2012年には米国から学生が来日、最終年の2013年には再び日本から学生が渡米し、日米の学生たちが共に夏季集中講座を受講した。また2012年5月31日にはこの寄附講座を記念したシンポジウム「近代日本社会のリーダー 渋沢栄一・福沢諭吉・大隈重信」が、早稲田大学大隈講堂で開催された。
 本書は寄附講座の報告書で、2014年にポートランド州立大学から英語版が出版された。そして2015年にはシンポジウムの記録(日本語)に続いて英語版報告書全文を収めた冊子が、早稲田大学から刊行された。シンポジウムの記録は、テーマに掲げられた3人のリーダーに関する3人のパネリストの報告に続き、討論者を交えた討議の内容がまとめられている。英語版報告書は、(1)講座の歴史と目的、(2)講座の構成、(3)講座スケジュール、(4)抜粋記録、(5)付録、という構成。講座(セッション)は2010年に10、2012年に8、2013年に10の合計28に及び、(4)抜粋記録にはその中から、「渋沢栄一」「日米のリーダーシップの比較」「非政府組織」「21世紀の市民社会」という4つのセクションごとに8つの講座が紹介されている。また2011年の東日本大震災を受け、2012年と2013年の講座には災害復興に関わるリーダーシップの問題が取り上げられている。
[セミナーの概要は『渋沢栄一記念財団の挑戦』(渋沢栄一記念財団, 2015)p165-167にまとめられている]

書影

左が2014年版、右が2015年版

『Trans-Pacific Leadership 2010-2013』

目次(2015年版)

項目ページ
Trans-Pacific Leadership 2010-2013 : (公財)渋沢栄一記念財団寄附講座「Trans-Pacific Leadership」報告書
   目次2
   巻頭言 / 渋沢栄一記念財団理事長 渋沢雅英4
   渋沢栄一記念財団寄附講座
   早稲田大学・ポートランド州立大学合同寄附講座
    「Trans-Paci5cLeadership」講座概要
                  / 早稲田大学オープン教育センター 事務局
5
近代日本社会のリーダー 渋沢栄一・福沢諭吉・大隈重信:寄附講座「Trans-Paciffic Leadership」記念シンポジウム6
      登壇者プロフィール7
      渋沢栄一の世界 / 公益財団法人渋沢栄一記念財団理事長 渋沢雅英8
      福沢諭吉 / 政策研究大学院大学教授 北岡伸一12
      世界に向き合う独立的青年:大隈重信のリーダー教育論 / 早稲田大学文学学術院准教授 真辺将之17
      第二部 【ディスカッション】24
Trans-Pacific Leadership : final report to the Shibusawa Eiichi Memorial Foundation / Gil Latz and Mel Gurtov41
   Contents42
   Introduction : The Trans-Pacific Leadership Course43
 Trans-Pacific Leadership : final program report 2010-201344
   I. Program history and purpose 44
   II. Program structure46
   III. Program schedule 48
     Summer 201048
     Summer 201252
     Summer 201356
   IV. Selected session transcription62
      Section 1 : Shibusawa Eiichi : industrialist, philanthropist, statesman62
         Shibusawa Eiichi's legacy in 21st century East Asia / Shibusawa Masahide62
      Section 2 : Comparative leadership in Japan and the US : business, philanthropy, journalism, and politics69
         John D. Rockefeller and Shibusawa Eiichi : leaders who promoted ethical business practices, entrepreneurship, and philanthropy / Kimura, Masato69
          The leadership of Matsumoto Shigeru and Senator J. William Fulbright / Akashi Yasushi75
      Section 3 : Non-governmental organizations : Institute of Pacific Relations ; World Affairs Council of Oregon85
         The Institute of Pacific Relations and early Trans- Pacific leadership / Lawrence Woods85
          Panel discussion of NGO leadership by women / Maria Wulff97
      Section 4 : Twenty-first century civil society : the role of women114
          Civil society and philanithropy : with some thoughts on leadership and gender / Angela Bies114
         Women's leadership and grobal civic engagement : academic leadership view / Melody Rose128
      Afterword : Community engagement : university/city partnerships139
          Building green cities / Nancy Hales139
   V. Appendixes142
      Syllabi142
          Trans pacific leadership ps 410/510 summer team 2010 syllabus142
          Trans pacific leadership ps 410/510 summer team 2012 syllabus146
          Trans pacific leadership ps 410/510 summer team 2013 syllabus150
      Program statistics154
          Summer 2010, Portland154
          Summer 2012, Tokyo155
          Summer 2013, Portland156
   Notes157
結びにかえて・謝辞 / 早稲田大学政治経済学術院教授 田中愛治158

「Trans-Pasific Leadership」寄附講座のセッション・トピック一覧

開催年月日(会場) 研究センターウェブサイト
2010年7/20-8/14(ポートランド州立大学)リンク
    Course objectives; Why we study the Shibusawa legacy
    Trans-Pasific relations in historical perspective
    Trans-Pasific leadership in a changing world
    Leadership for sustainable development
    Human rights and democracy
    China's new leadership generation
    Shibusawa Eiichi's legacy in twenty-first century East Asia
    Sustainable city movement in an international context
    Trans-Pacific business: leadership, entrepreneurs, and sustainability
    Establishing the Oregon Peace Institute and why it matters
2012年7/10-8/11(早稲田大学)リンク
    Course objectives; US-Japan relations after WWII and leadership implications for East Asia
    3/11: can Japan recover from the "triple disaster"?
    3/11: can Japan recover from the "triple disaster"?; preparation for Tokyo excursion
    The leadership models of Bill Gates and Lee Byung-chul
    The leadership of Matsumoto Shigeharu and Senator J. William Fulbright
    Koizumi Junichiro and Bill Clinton
    Aiding reconstruction from the Great East Japan Earthquake
    John D. Rockefeller and Shibusawa Eiichi: leaders who promoted ethical business practices, entrepreneurship, and philanthropy
2013年7/16-8/12(ポートランド州立大学)リンク
    Course objectives; Disaster response and recovery part 1: Japan
    Disaster response and recovery part 2: United States
    Community-supported agriculture (CSA) and the politics of food: part 1
    Community-supported agriculture and the politics of food: part 2
    Women's leadership: part 1
    Women's leadership: part 2; Course summary and check-in
    First stop Portland
    Civil society and philanthropy: with some thoughts on leadership and gender
    Panel discussion of NGO leadership by women
    Women's leadership and global civic engagement: academic leadership view
    Flight of friendship: Oregon's response to Japan's 3/11 disaster

外部機関の所蔵データほか

CiNii Books / Webcat Plus / Googleブックス 1,2

参考リンク

  • 上海会議/日仏シンポジウム早稲田―ポートランド合同寄附講座/「論語とそろばん」セミナー|研究センターだより
    〔研究センター|公益財団法人 渋沢栄一記念財団〕
    http://www.shibusawa.or.jp/research/newsletter/735.html
  • 早稲田・ポートランド両大学合同寄付講座「トランス-パシフィック」記念シンポジウム「近代日本社会のリーダー 渋沢栄一、福沢諭吉、大隈重信」/第16回国際経済史学会に参加して/平成24年度新渡戸塾の公開講座から/第5回ヘボン-渋沢記念講座シンポジウム|研究センターだより
    〔研究センター|公益財団法人 渋沢栄一記念財団〕
    http://www.shibusawa.or.jp/research/newsletter/762.html
     

[][] 講演会「チリ共和国のアーカイブズ、アーカイブズ制度、アーキビストについて(仮)」(2016年9月13日開催)

 公益財団法人渋沢栄一記念財団では学習院大学大学院アーカイブズ学専攻、日本アーカイブズ学会との共催により、チリ共和国・アーキビスト協会会長エウヘニオ・バストス(Eugenio Bustos)氏をお招きし講演会を開催します。

 講演会の後に懇親会(参加費1,000円を予定)も予定されています。申込方法や〆切など、詳しくはリンク先をご覧下さい。
 

2016年08月17日(水)

[][] 「情報資源センターだより」更新

 2016年8月10日(水)、渋沢栄一記念財団機関誌『青淵』2016年8月号(809号)に掲載した「情報資源センターだより」をウェブサイトで公開いたしました。(2016.08.10)

 今年4月にアトランタのコカ・コーラ本社を会場として開催された国際アーカイブズ評議会(ICA)企業アーカイブズ部会(SBA)の国際シンポジウムでは、情報資源センターのビジネス・アーカイブズ担当者が発表を行いました。今回の「情報資源センターだより」では、「サステナビリティ」がテーマとなったシンポジウムの内容をご紹介しています。ぜひご一読下さい。

参考リンク

[][] 「ビジネス・アーカイブズ通信(BA通信)」第66号配信

 メールマガジン「ビジネス・アーカイブズ通信」第66号を2016年8月16日(火)に配信いたしました。

■文献情報:「プロクター&ギャンブル ヘリテージ・センター&アーカイブズ」
■文献情報:「コンバースはまったく新しくデザインし直したオールスター・スニーカーをデビューさせる」
■文献情報:「アーキビストとデジタル・アセット・マネジャーがぶつかる時:これからの緊張と行方」
■行事情報:国際アーカイブズ評議会(ICA)ソウル大会

 メールマガジンは、近日中にバックナンバーとしてウェブに掲載する予定です。

2016年08月10日(水)

[] 守屋淳の、渋沢栄一から経営者への手紙/【連載】「あの名言の裏側」第4回 渋沢栄一編(3/4)/知恵泉(NHK 教育テレビ)

[][] 飛鳥山3つの博物館で楽しもう!(YouTube 東京都北区公式チャンネル)

[][] 『日本の挑戦 : 「普通の国」としての日本 : 2005年渋沢北米セミナー』 【渋沢栄一記念財団,2008.04】

書誌事項

日本の挑戦 : 「普通の国」としての日本 : 2005年渋沢北米セミナー
 東京 : 渋沢栄一記念財団, 2008.04
 35p ; 30cm
 注記: 英文タイトル: Challenges for Japan : Japan as a "normal country" : 2005 Shibusawa North American Seminar ; 英文併記 ; 会期・会場: 2005年6月17日-19日:トロント大学マンク国際関係学センター(カナダ) ; 主催: トロント大学マンク国際関係学センター ; 後援: トロント大学アジア研究所, ミズーリ大学セントルイス校, 国際交流基金トロント文化センター, 渋沢栄一記念財団

解題

 2005年6月17-19日にカナダ、トロント市で行われた、渋沢北米セミナーの報告書。このセミナーは「日本の挑戦」というテーマで1999年から2004年まで5回開催された、渋沢記念日本研究国際セミナーの続編にあたるもので、トロント大学マンク国際関係学センターの主催、渋沢栄一記念財団、トロント大学アジア研究所、ミズーリ大学セントルイス校、国際交流基金トロント文化センターが後援している。本セミナーでは「東アジアで広がる経済的統合:日本の役割とWTO」「「普通の国」としての日本の再検証」「比較倫理学と日本社会」「日本と第一次世界大戦後、及び冷戦後」という4つのセッションが行われた。参加者は各国から24名。
 報告書は前半が日本語版、後半が英語版の二か国語構成で、日本語版「まえがき」に渋沢財団の木村昌人が概要をまとめている。本文は各セッションのタイトル、会場と日程、議長、パネリスト、討論者に続き、議論の要約を掲載。英文版では同様の内容が写真入りで掲載されている。

書影

『日本の挑戦 : 「普通の国」としての日本』

目次

項目ページ
まえがき / 木村昌人巻頭
日本の挑戦:「普通の国」としての日本
   参加者リスト1
   セッション1 「東アジアで広がる経済的統合:日本の役割とWTO」3
     議長: アラン・バード
     パネリスト: 渡辺頼純、カーラ・ノーロフ、ジン・リンボ
     討論者: ルイス・パウリー
   セッション2 「普通の国」としての日本の再検証6
     議長: 五百旗頭真
     パネリスト: 添谷芳秀、ワン・ジァンウェイ、パク・チョルヒ、田所昌幸、ラム・ペン・アー、ベンジャミン・セルフ
     討論者: デイビッド・ウェルチ
   セッション3 「比較倫理学と日本社会」11
     議長: ギル・ラッツ
     パネリスト: ジョエル・クッパーマン、ジェシカ・メイン、渋沢雅英
     討論者: メリッサ・ウイリアムズ
   セッション4 「日本と第一次世界大戦後、及び冷戦後」14
     議長: ジョエル・グラスマン
     パネリスト: 入江昭、マーガレット・マックミラン、中西寛
     討論者: 五百旗頭真、木村昌人
Challenges for Japan : Japan as a "normal country" : 2005 Shibusawa North American Seminar[19]
   List of participants21
   Session 1 "Emerging economic integration in East Asia : the role of Japan and the WTO"23
   Session 2 "Japanese[Japan] as a 'normal country' revisited"25
   Session 3 "Comparative ethics and Japanese society"29
   Session 4 "Japan and the end of World War I and the end of the Cold War"32

外部機関の所蔵データほか

Googleブックス 1,2

関連エントリー

  • [栄一関連文献][文献解題] 『日本の挑戦 : リーダーシップ・金融改革・外交・ジェンダー : 第3回渋沢記念日本研究国際セミナー』 【渋沢栄一記念財団,2005】
    http://d.hatena.ne.jp/tobira/20160601/1464745376

参考リンク