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2012-06-04 太陽投影板の自作 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

5/21の金環日食のために自作した太陽投影板のメモ.


金環日食は日本全国盛り上がりました.

子供の小学校でも日食メガネをみんなで作ったりする気合いの入り方.


ただし,小学校低学年は日食メガネを通しても目が痛みやすい(目が澄んでいるので)ということで,

できれば投影板を通して見た方がよいとのこと.


小学校のPTAの企画で,ボール紙でピンホール型の投影機を作成しました.

不器用な私でも簡単にできましたが,お手軽にはバドミントンのシャトルケースや

ポテトチップの箱をつなげて先端にピンホールの窓と反対側に投影面を作ればもっと簡単そうです.


ただし,うちには天体望遠鏡があるので,それを利用して投影板を作成しました.

望遠鏡は高橋製作所の TS-65 (V-1型) という古い物ですが,アマチュア天文マニアでは伝説的らしい?望遠鏡です.


投影板も当然売っているのですが,買うと何万もするし,構造は単純な物なので作ってみました.


基本的には望遠鏡の接眼レンズの延長線上に白い紙を置いてやれば1秒でできる投影板完成です.


ただし,それでは全く手が離せず赤道儀の操作やらその他の操作がまったくできませんので,なんとか望遠鏡にくくりつけてやる必要があります.

ネットを探すと100円ショップの製品とかを使って作る作り方とかが載っています.


私の場合は,より手近にあるものでいろいろ試行錯誤して作ってみました.

(というわけで新規購入品はなしです)


材料は基本的に

(1)板2枚 (2)棒2本 (3)棒を望遠鏡に取り付ける物

がそろっていればOK.


これが作ったものの断面図↓↓↓↓↓

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(1)については,今は懐かしいOHP用紙の入れ物が分厚くてしっかりしていたのでそれを採用.

板が2枚いるのは,投影板だけだと直接太陽光が差し込むのでその手前側に光を遮る遮光板が必要なせいです.


(2)については,これも今は懐かしいOHPの差し棒(今でもたまに使いますが,レーザポインタがほとんどですね)2本. 伸び縮みできるというのもピント調整のときなど便利. でも,朝顔の支柱みたいなものでもできるはず.


(3)がいちばん難しいです. 工作苦手なので四苦八苦しましたが,まず一本の棒はファインダにビニールテープで無理矢理固定. 手近にあった定規ががっちりしていたので,それをファインダと望遠鏡の鏡筒に同様にビニールテープで固定.


定規で2点,あと遮光板の真ん中に穴を開けて接眼レンズで挟み込み,併せて3点固定でがっちりしました.


あといくつかの Tips

・手作りの投影板にそのまま投影すると紙の質がきたないので,投影面にはケント紙や上質紙などを貼っておく.

・遮光板はピントを動かすと接眼レンズとともに移動するので,棒は穴を開けて通すだけで固定はしない.

・棒と投影板はしっかり固定しないといけないが,現状はビニールテープでごまかしている. これは改良の余地有り.

天体望遠鏡の接眼レンズは太陽ならば低倍率のもの(長さが長いもの)を選んだ方がよい.

・それでも天体望遠鏡に太陽を導入するのはなかなか大変. ファインダを使うと(覗くのは厳禁!)ちょうど遮光板のところに太陽が写っています.

・太陽を入れているときは接眼レンズ付近に目はもちろん,手などをもっていかないこと. 火傷します!


以下が実物写真

f:id:toddler:20120521072649j:image:w640

しばらく天文ネタで書いていくつもりです.

ちなみに今晩は部分月食,6日には日食よりずっと珍しい金星の太陽面通過です.