仏語再勉強の軌跡

フランス語の本が楽しめるようにするのが今年の目標

The Buddha and his teachings


ようやく読み終わりました。悟りへの道は遠いですね。西洋を代表するインテリである、ラッセルとかハックスレーの言葉を引用しつつ説明されても、核心部分は、やはり疑念が残ります。
エスキリストは「見ないで信じる者は幸いである。天国は彼のものである。」と言いましたが、仏様は、盲信を戒め、納得するまで良く精査し、考えるように言っています。ある大金持ちが仏様の教えを聞いて帰依しようとしたときに、戒めて、言ったそうです。
我々の本質は英語では、cravingとignoranceが発起となったlife fluxである、と言っています。それが、生命体に宿り、それが死ぬと、他の生命体に輪廻転生していく。それを知り、その永遠の繰り返しの輪から抜けるのが悟りだそうです。
やはりmeditationで前世をたどることなくして、納得はできないような気がします。しかし、もう少し、何冊か読み、そして、結論が変わらないことを確信できたら、meditationに本格的に向かうべき、と思いました。