日本のシンドラーと鈴木宗男

鈴木宗男議員の外務省への復讐劇が始まった。週間現代に連載されている記事は、想像を遥かに絶した外務省の実態である。読売新聞によれば、鈴木宗男衆院議員(新党大地)による外務省への質問主意書攻勢が止まらない。特別国会での締め切り日だった31日には17件の質問主意書を提出し、これまでの累計は計28件に達した。 外務省が回答できたものは11件にとどまっており、同省は「徹夜で答弁書作りをしないと間に合わない」と悲鳴をあげている。

日本のシンドラーこと杉原千畝(ちうね)氏は、戦後ユダヤ人のパスポート発行の責任を問われ懲戒免職になっている。杉原氏は上級職でない採用のためだと言われている。現に外交官試験にパスした人は国賊ともおもわれる人間も次官にまでなっている。
しかし、杉原千畝氏の名誉を回復し、お墓にお参りした人は、なんと鈴木宗男議員である。その時代はまだ、ドラマなどにも取り上げあれず、あまり杉原千畝氏を知る人が少ない時代である。私たちは鈴木宗男も良くやるじゃん!といっていたものだ。
せっかく当選したのだ。徹底的に膿を出していただきたい。

自民党 古賀誠氏の黄昏

古賀誠氏は現住所堀内派、本籍旧橋本派である。解散前に橋本派に反対票を説いて回り、自分は欠席のうえ自民党公認を獲得している。古賀誠氏は道路族のドンであり、道路公団民営化に強く反対していた御仁である。道路族の甘い蜜は「道路特定財源」である。この財源は故田中角栄氏が議員立法した税で、例えば軽油1Lあたり32.1円の軽油取引税が含まれて販売価格になっている。この財源は全て道路の建設のみの特定の財源で5兆8千億もある。一般会計に取り組もうとしても、絶対譲れない聖域だったのだ。が・・・今回、参りましたとばかりに、特定財源の見直しを承諾したのだ。これは小泉内閣にとっても国民にとっても大きい事件だ。1兆円で消費税1%に相当する。だから6兆円近くが道路以外にも使えるし、郵政民営化後の法人税等が約1兆円しめて7兆円分フリーキャシュフローが増える計算である。もっと言わせていただければ、ガソリン税軽油税は、決して悪い制度ではない。高い燃料は日本の油のがぶ飲みを防止したし、ひいてはCO2を削減させている。だから、アメリカや中国にも油に税金をかけなさい。といいたい。必ず燃費のいい車に乗るし、CO2削減に大きく寄与するのである。

危機管理の第一人者?佐々淳行氏の本は疑問だらけ。

戦国武将佐々成政直系の子孫が「危機管理」と叫べば講演などで2億円を稼ぎ出す御仁である。本人が危機管理のスペシャリストと自認するのは、警察庁入省後、浅間山荘事件、東大安田行動事件、ドバイ、シンガポールなどのハイジャックを捜査・指揮したという経歴をひけらかしては、其れを題材に本にしている。「東大落城」では、警察庁次長の後藤田正晴氏を長官として書き特進させている。事件終了後機動隊の弁当代が支給されないのを嘆いた佐々淳行氏が自腹で払ったという嘘を書いてしまう。本当の長官だった新井裕氏は「あれは、佐々君を主人公にした小説で面白く書きすぎて歪曲している」と週刊誌で語っている。周囲も反発・反論が予想以上だったことは、けっこう知られていない。しかし本人は黙りを決めつけ「あさま山荘事件」を書く。これが酷いしろもので、身内の長野県警から「後生に誤った事実が伝わる」と当時の責任者の名前で実録書を出版。もっと凄いのが、自分の立場も嘘を書いている。佐々氏は後藤田正晴長官に「FBI式警備指導官」として事件を解決したと自画自賛する。しかし現実は、特別幕僚として本部を助言するだけ」これを指揮したと言われてもと、長野県警はいう。事実を元にしたフィクションなのだ。先祖の佐々成政は、肥後の失政で切腹させられる。辞世の句「この頃の 厄妄想を 入れ置きし 鉄鉢袋 今破るなり」なんか、意味深である。

司馬遼太郎を叱る

司馬さんの話をする際には、かなり気をつけてを付けて喋らないと、関西学院大学名誉教授の谷沢永一氏が発狂してしまう。しかし、フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)に書いてある司馬遼太郎の書く人物の書き方についての評価は次のようになっている。①作品中の人物像の内面的描写にはそれほど深入りせず人物像が浅薄であるとされたり、長編では主題が破綻しているとの批判もある。②雑多な人物がつぎつぎに登場し、ゴシップを振りまいてはきえてゆくというグランド・ホテル形式の小説として成功している作品もある。 とある。
これを書いた筆者に座蒲団10枚である。

では、司馬遼太郎の破綻した「司馬史観」の実例として、小説「殉死」から  希典がこの幼い皇孫に口やかましく教えたのは一にも御質素、二にも御質素ということであった。・・・・・前時代人の美的精神をかたくなに守り、化石のように存在させ続けた。・・・・・この人格に幼少の人間が「無心に親しむ」ことは誰でも危険と感じる。・・・
ちょっと待ってくれこの幼少とは昭和天皇以外の何者でもないではないか。今は天皇批判も自由だろうが昭和天皇は今でこそ議論するとすぐ右寄りだというへんてこりんなのが居るが、昭和天皇こそ敗戦を経験しても皇帝にとどまった有史以来初の君主である。敗戦の危機に際して、内閣が崩壊し「聖断」を仰いでからが凄いではないか。中国を身よ!明末期最後の最後での毅宗皇帝は泣いて、「ああ天子の家に生まれなければ良かった」と皇女を絞め殺して自殺した。政府の高官は、土下座して敵軍清朝李自生を迎え、万歳と歓呼した。歴史を見るとこんなもんである。見方が突然自分に襲いかかって来るではないか。

小室直樹博士は言う。
この聖断をあのタイミングに断乎として下した昭和天皇の決断力も奇蹟なら、雷霆(らいてい)の威が最後まで失われず、社稷の臣(しゃしょくのしん)、百万の罷熊たちまちこに従うのも奇蹟である。
私は小室博士の意見に賛成である。
司馬遼太郎が人間観察に疎いと言われるのは「間違っていないと思う」

中国と韓国は勘違いしている

以前友人とテレビを見ていたとき靖国参拝に抗議する韓国人の姿が放映された。その際にA級戦犯を祭るのはけしからんとテロップが流れたが、私の友人は韓国語が堪能なためテロップと抗議の意味が違うといった。その韓国人は「A級先般だけ祭られるのはおかしい、もっと他に亡くなっている人がいるのだから」と言って抗議している。と解説してくれた韓国人の勘違いなのだ。韓国人犠牲者から靖国参拝で裁判も起きているが、「位牌を返してくれ」との内容であって、当然原告側が敗訴した裁判に出来ないことを裁判にした弁護士も弁護士だが・・・・。しかしここはかなり重要で、中国人の学者も靖国神社に位牌があると思っている人が多い。「魂だけで中には鏡が祭られています」というと「本当の話か?中国政府に説明しておいた方がいい」と言学者もいる。私はかなり驚いたが、そんなアイデンティティの問題も相手国に知らせていないとは中国大使もなにをしているのだろう。私は靖国神社の参拝を難しくしたのは間違いなく、故三木元総理であると断言する。始めて公人と私人とを分けて参拝したものだから、「私」がない天皇陛下が参拝できなくなった。朝日新聞も法人、私人で報じたのでなにか今まで悪いことをしていたと思った中国が騒ぎ出した。それまで大きなクレームもつけていなかったのにだ!魂に参拝している宗教はかなり珍しい。だから神道は外国には理解が得にくいのだと思う。

だから民主党が政権を取れないんだ

マニュフェストなるもので民主党が戦おうとしていることは分かっているが、郵政に関しては0点だ。
公社のまま預金額の上限を減らすなど「馬鹿も休み休み言え」民営化にするととは株式会社になり、法人税、事業税、固定資産税、等々増税と同じなのだ。公務員の固定資産編入は備品類だと100万円だ。これが民間だと15万以上が償却資産になる。今郵政は年間2兆円の備品を買っている。こんな無駄なこと公社のままでは黙認ではないか。ひっくるめて、約最低1兆円の税収が民営化で実現する。消費税1%分。民主党の案だと増えない計算だ。だから政権がが取れないのだ。菅さんがテレビで幾ら叫んでも「おかしい」もの「はおかしい」のだ。道路公団改革のようにならないことを防衛することが、民主党の野党としての使命なのに。ずれている。
私のURL=http://www7a.biglobe.ne.jp/~panikku/見てね!

パン君

テレビ番組などで人気で、動物園「阿蘇カドリー・ドミニオン」(阿蘇CD、熊本県阿蘇市)が所有するオスのチンパンジー、パンくん(3歳)について環境省は週内にも、希少動植物の取引を規制する種の保存法違反の疑いで同園から事情を聴くことを決めた。パンくんは昨年2月、同省の許可を受け、宮崎市の動物園から阿蘇CDに「繁殖目的」で無償譲渡されたが、同省は「園内外での興行は繁殖に影響する可能性がある」と判断した。こんなニュースが飛び込んできた。おかげで事情徴収だとか。少子化の我々は社会に出てストレスを受け「繁殖活動に影響」がでているのに、会社を事情徴集しないのはなぜ?お金がなくてそのうえサラリーマンだけ増税する税調が「繁殖活動に影響」をあたえているのに税調委員が事情徴集されないのはなぜ?年金が破綻しそうで、子供が作れないのに社会保険庁を放っておくのはなぜ?なんかげせないな〜
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