あれから20年。の巻

たしか、

今日でチェルノブイリ原発事故から

20年だ。

事故があったその日の朝、

当時小学生だった俺に

親が

『雨の日は外に出るなよ』

みたいな事を言っていた。

『そんなの関係ないよー。外国遠いもん。』

と思っていたが、

今考えるとかなり怖いぞ。

先日、

古館一郎の『報道ステーション』 で

チェルノブイリの特集を見たが、

かなり興味深かった。

事故のあった４号炉まで記者が行くのだが、

なかなかたどり着けない。

難しい許可がないと入れないのだ。

なんとか違うルートを探し出し、

『石棺』

と呼ばれるコンクリートで塗り固められた

４号炉に近づいていくが、

外からみると、

明らかに数箇所、

コンクリートが剥がれ落ちて中が見えていた。

あっちから今も放射能が漏れているかと思うと…

さらに記者は入り込み、

内部から４号炉に近づいていく。

壁にたどりつくと、

ここから向こうが４号炉なんだそうだ。

さっきから

ガイガーカウンター（放射能測定器）

（『北斗の拳』で小学生の頃に覚えた名前。）

がピッピコ鳴っていたのだが、

ここに来るともう

『ピーーーーーー！』

言うて針が振り切ってるじゃないの。

１５分くらいだったら、

ここに居ても

体に影響は無いって言われても、

かなりヤだな。

このボロボロになった石棺を、

さらに大きなドームでかぶせる予定が

昔からあるらしいが、

やはりこの件に関しては

たくさんの人がかかわっており、

利害関係が絡んでいて話は止まったままのようだ。

でも、

原油価格も上がりっぱなしだし、

原発に頼らなきゃいけないと思っている自分も居る。

難しい問題ですな。

今日の一曲↓

『チェルノブイリ』
/THE BLUE HEARTS
/『ミート・ザ・ブルーハーツ〜ベスト・コレクション・イン・USA』
に収録。

今日はこの曲しかないでしょ。