Destination Nagano 2010(1日目・前編)

はじめに

2010年10月〜12月に開催の長野県の大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン(以下、DC)」に乗っかって、長野県の未知のエリアである南信(諏訪・伊那)へ会社の夏期休暇を利用して行ってきました。
エリア、時期を考え、ちょうどいいトクトクきっぷがなかったので東京都区内発着の片道きっぷ*1を使ってみました。

*1:東京近郊区間から先を通って合計距離が200km以上、経路の途中で同じ経路や駅を1回しか通らないことを条件に発券できる

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Destination Nagano 2010(1日目・後編)

早太郎と秘仏に会いに光前寺へ


伊那市からまたも飯田線に乗る。いやあ、前パンって本当に素晴らしいですね。



伊那市から15分程度で駒ヶ根に到着。駒ヶ根といえばソースカツ丼が有名だが、さっきローメン食べたばかりだから夕方までの間、七年に一度の御開帳期間中の光前寺へバスで行くことに。


光前寺最寄りのバス停から光前寺までは西に大きな中央アルプス、はるか東に南アルプスというロケーション。駒ヶ根市のキャッチコピー「アルプスがふたつ映えるまち」というのは本当だ。









光前寺は御開帳と信州DCの相乗効果か、団体客の姿が目立つが、そこまで並ぶことなく本堂へ。本堂の前には柱が立ててあって去年行った善光寺御開帳*1を彷彿とさせる。
















本堂で秘仏を参拝してから、霊犬・早太郎の像にお参りして庭園へ。ここは伊那谷の紅葉の名所として有名なのだが、もう夕方にさしかかった頃だからか思ったより空いていたので、ここぞとばかりにシャッターを切りまくる。
その後はお茶菓子をいただいてから光前寺を後に。

駒ヶ根高原の2つの資料館へ

光前寺を後にしたのは夕方とはいってもまだ明るい時間で、もう1ヶ所行けそうなので10分ほど歩くとテニスコートが見えてきたが、目的地はそこではなく、その前の駒ヶ根市郷土館と旧竹村家住宅。共通の入場券を買ってまずは旧竹村家住宅へ。




駒ヶ根観光協会のサイトによると、こんな建物。

駒ヶ根市郷土館の隣接地にある東日本唯一ともいわれる古民家。国指定の重要文化財に指定されています。
元は、市内中沢大津渡(おんど)にあった竹村源吉氏の家で、江戸中期の名主の家。

古民家のつくりを保存するためか、照明と展示品は少なめ。

続いて、駒ヶ根市郷土館へ。駒ヶ根観光協会のサイトによると、こんな建物。

駒ヶ根高原大沼湖に程近い地にある、旧駒ヶ根市役所として使用されていた大正期の洋風建築で建てられた郷土館。
建物自体を保存するとともに民族文化財等を陳列しています。

こちらは農具や駒ヶ根市の地形を再現した模型など展示品多め。
この辺で空が暗くなり始めたので駒ヶ根駅の方向に向かって下っていく。そして1時間弱歩いたところで今回の宿泊地・ホテルオオハシ駒ヶ根にチェックイン。

ソースカツ丼とコインランドリーを求めて駒ヶ根駅前を歩く


ホテルにチェックインして、荷物を置いたらすぐに外へ。駒ヶ根に宿をとったのはもちろん、ソースカツ丼を食べるために他ならない。

中華料理 きよし

食べログ 中華料理 きよし

数ある食堂の中で選んだのは駒ヶ根ソースカツ丼発祥の店といわれる「きよし」。もちろんソースカツ丼を注文。


店内のテレビで日本シリーズを見ながら待っていると運ばれてきた。
ソースカツ丼はうまかった。けど、夕食時の18〜19時台に僕以外誰も入店していないのはどういうことなんだ!?
店を出てからコインランドリー*2を探して駒ヶ根駅周辺を歩いてみるが、地方都市の常で閉店時間が早いのか見つからない。仕方がないので駅前のスーパーと国道沿いのドラッグストアで買い出しをしてからホテルに戻り、テレビをつけて日本シリーズをゲームセットまでTwitterで実況しながら見ていたらいつの間にか寝落ちしておりました。

*1:id:tokagex:20090419#p1

*2:翌日から民宿で2泊するのだが、洗濯機貸してなどと厚かましいことは言えない