「鉄のラインバレル」 第四話
- 作者: 清水栄一,下口智裕
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2008/09/19
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
- アーティスト: 坂本真綾
- 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
- 発売日: 2008/10/29
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 20回
- この商品を含むブログ (88件) を見る
矢島「大切なのは、どうすればいいかじゃない。お前がどうしたいかだ・・・」
浩一「俺は、俺は、アイツを殺したい!!!」
駄目だこりゃ、痛すぎるだろこの主人公。矢島の最後のメッセージの答えがそれかよ。街への被害状況が半端ないし。もうロボットアニメ史上最も痛い主人公決定じゃないのか? スタッフも全力で早瀬浩一を「痛い」奴に仕立て上げてるし。っていうか浩一がフラストレーションを溜める理由があんましわかんない。幼なじみの女の子には惚れられているし、親友はいるし、かわいい妹はいるし、優しい母親もいるし、どこに不満があるというんだ。これは、絶対に若者特有の「痛い病気」だよな。
それに少年が一度は罹る全く根拠のない万能感、全能感を浩一が「ラインバレル」という形で現実に手にしてしまうから、本当に話が厄介だ。少年は、幻想の全能感「俺、実は凄い人間なんだ」を持っているが、それが全くの偽物だと気づく日が必ずくる。でも、力を手に入れた浩一は、幻想の全能感を本当の全能感に変えてしまう。ここが、浩一という人物の厄介なところだよなぁ。
それに、本当にこの作品のスタッフはいやらしい。矢島死亡に合わせて、幼なじみと妹達が楽しげに買い物してるカットを入れてきたり、あざといなぁ。いやぁ、残酷だぜ。
矢島をめちゃくちゃいい奴と描いて、浩一を矮小な奴と描くのは対比としてインパクトが強かった。あんないい奴を腕一本するなんて・・・。ろくな死に方じゃねぇよ。こんないい男に惚れずに、浩一なんていう最低な奴に惚れる幼なじみって一体どうよ。節穴すぎるだろ。
でも、かなり面白くなってきた。「あなた、最低です」は伊達じゃないぜ。
「かんなぎ」 第三話
- アーティスト: 戸松遥
- 出版社/メーカー: Music Ray'n Inc.(SME)(M)
- 発売日: 2008/10/29
- メディア: CD
- 購入: 6人 クリック: 50回
- この商品を含むブログ (75件) を見る
ちくしょうぉぉぉぉぉ!!! なんでテレビ神奈川、こんなに放送日が遅いんだよ!!! 東京MXよりも約一週間のズレが・・・
でも、面白かった。良かったよ、うん。美術部のメンバーが紹介されるのと同時に、ナギが学校に来て一悶着という流れなんだけど、うまいキャラ紹介だった。これで、各々どんな性格なのか大体わかったよ。
原画に赤井俊文さん等。
あとレイプ目(?)というものが多用されていたんだけど、この名称なんとかならないかな。「レイプ目」じゃなくて、「何かにとりつかれた様になって、自分の意識が一瞬飛ぶ目」というのはどうだろう。やっぱ駄目か。