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あしもとに水色宇宙 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009.05.06.Wed

「咲-saki-」の第5話って、結構すごくね?

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咲-Saki- 1 初回限定版 [DVD]

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あれ、今回の「咲-saki-」って結構すごくね?








録画していたのをさっき見終えたのですが、今までで一番いい回かもしれない。ちょっと感動してしまった。


今までなんとなく観ていたんだけど、今回は惹かれるものがありました。もしかして、「うまいなぁ」って思ったのは僕だけ? 


作画と演出(作画、演出っていう言葉は曖昧であんま使いたくないんだけど適切な言葉が見つかんないので使わせてもらいます)がうまく噛み合っていたのが今回惹かれた理由なんだろうな。





旅館での合宿話で、はっきり言うと起伏にとんだ内容ではなく、ひたすら狭い部屋で麻雀を打っているだけなんだけど、それを飽きさせないような画面作りになっていた。普通だったら、絶対に飽きてくる内容を飽きさせないようにしているのが好印象。その飽きさせないについて思ったことを箇条書きで。








・部屋を俯瞰から捉えたカットで、人物達の状況説明や京太郎の部屋での孤独感をうまく出していたりと場面に適したものになっていた。意外とこの作品って広角レンズが多い(俯瞰だけじゃなく)。富野監督が俯瞰ばっかやってるのはスタッフの悪い癖だと批判していたけど、効果的に使われていたと思う。





・デフォルメにしたキャラクター達と「お化け」の組み合わせは、とてもコミカルで相性がいい。和の乱れた浴衣姿を見られないようにあたふたする咲の所のお化けも良い。デフォルメが多く使われているので、同一の絵柄が連続せず、部屋で麻雀しているだけなのに画面に変化が生まれていて、これまた飽きさせない作りになっていた。





・かわいい柄の背景が多い。ピンクのチェック柄など。これもいいアクセントになっている。同じ様な部屋の背景を延々と流すよりも人物達の心情を表したものがちょくちょくと出していたほうが、流れが単調にならない。テンポの良さを生み出している。




・優希の目光が・・・・。あと寿司のシーンの光っぷり。





・早朝ランニングの文字と共にデフォルメの人物達が走る動作をしているトランジション(画面展開)が目に止まった。画面を右に移動させることで、人物達が走っているように錯覚させるのが良い。





・話の主軸となっている場所以外で暴れている優希。冒頭のバスでのシーンや、旅館での部長の説明シーンなど。端で動くことによって、会話シーンの映像に動きが生まれている。特にバスのシーンでは映さなくてもいいのに、ちゃんと映していて芸が細かい。





・優希が自分が麻雀に向いていないのかなと弱音を吐き、部長が向いてないと意外な一言を話す所で、ダッチ・アングル*1になる。緊張感や画面に注意を引く*2効果があるので、部長の意外な発言に対して緊張感を出したり、注意を引かせるのにはぴったり。





・ラストの滝のシーンの作画はとても動きが滑らか。やっと外に出たので、思う存分動き回れる。あの狭い部屋だとね、ちょっと動けない。優希が奥へ走っていく所や人物達の細かい仕草の一つ一つまで丁寧に出来ていた。優希の蟹ではしゃぐシーンかわいいな。





・それで、今回のアニメーターの方々はどういう方たちかというと。大体の人はわかっているとは思うし、有名なことなので今更書く必要性はないと思うけど、一応書く。作画監督、海堂ヒロユキ。総作画監督、佐々木政勝。演出、池畠博中。これは池畠博史さんの変名。この日のハガレンでも演出していたので、1日に2回も名前を。池畠さんと言えば、去年絶チルの暴走回でずいぶんと話題になっていた方(っていうか前から暴れて話題になってるけど、ハヤテとか)。それで原画にはいつもの池畠演出回のメンバーが。若林信さん、砂川正和さん、佐々木貴宏さん、小野和寛さん、赤尾良太郎さん、石山寛さん、小嶋慶祐さん、武智敏光さん、小松勇樹さんなどのいつものメンバー。あとなぜか松尾祐輔さんが参加(Ordetは?)。滝のシーンもだけど、部長達の風呂のシーンも良かった。部長の髪を洗っている細かい動作、逆光での部分隠し(これは違うと思うけど)など。ラストではあの狭い部屋から解放され、キャラ達が生き生きと動きまわっていた。アニメーターの方々、一人一人が強烈な個性を放つのではなく、バランスのとれた作りになっていた。クオリティ高し。そういえばこれってGONZO制作だったんだよな、忘れていた。*3





・最後の最後で、咲と和の二人が手を繋ぐ所はとっても印象的。二人の関係性とともに、お互いのこれからがどうなっていくのか示したものになっていた。ええ友情(百合?)や。







タイトルに「すごい」をつけるのは、キャシャーンとエリンとホワルバ以来か。「すごい」をつけるときはめっちゃ感動した時につけて、書きなぐっているために文章がかなりめちゃくちゃだな・・・。感動したときはどうしても書きたくなってしまうので。僕にとっては、今回なぜか胸にくるものがあったんだよな。小野学監督自らコンテを切っているので、なにかしら気合いの入った回だったのかも。単に人がいなかっただけかもしれんが。




あと、画像を使いたい・・・・。あれを使えば、もっとわかりやすく書くことができるのに。多くの人が使っているけど、あれってどうやってやるんだろうな・・・・。




まぁ、とにかく今回はとても面白かったです。



  

*1:画面が斜めになっている

*2:斜めに急になるので自然と目がいくので

*3GONZOグロス回が多かったので