スギとヒノキを鉢植えで


裏山で、スギとヒノキの実生苗を採取してきた。アケビやカエデの実生苗に続き、少しだけ手を広げてみることにした。大変幸いなことに、自宅と職場が近いので、昼休みにも潅水しに帰れてしまうのだ。有り難いことである。
しっかり面倒みようと思う。

田んぼに水を

昨日耕した田んぼに、水を引き込んでいる。9枚ある田んぼ全部にまんべんなく行き渡らせるまでには結構時間がかかるのだ。お風呂にお湯を張るのとは訳が違う。9月に稲刈りをして以降、6カ月の間は水を張っていなかったのだから当然なのだが。
できることなら冬季湛水(たんすい)不耕起じかまき栽培なども手がけてみたいけれども、正しい第二種兼業農家たるわが家でそんな冒険に乗り出す勇気の持ち合わせはない。自分だけならまだしも、周囲の農家がやいのやいの言ってきてその対応が面倒くさかったり、近所に住んでる親類がうるさかったりするのだ。もう少し下調べをしてからだな。

地元の年中行事

地元の各地に転々とまつられている仏像を訪ねて回る八十八個所巡りの日。「弘法様」と呼ばれている。地元にある一軒の寺の住職さんが、ウオーキングを趣味とするおばちゃんたちや、結構深刻なお悩みを抱えつつ必死の形相で(たまに満身創痍(そうい)で)参加なさるおばちゃんたちを率いて2日間歩き回る。全長何キロくらいになるのだろうか。
この弘法様のお参りにあわせて、約40ある集落ではそれぞれ「弘法様のお接待」をすることになっており、母はそのお接待の集いに出かけた。お茶やお菓子でお接待だ。この慣わしがいつからどのように始まったのかは全く知らんが、四国の霊場巡りの超短縮バージョンであることは疑いの余地はないだろう。過去にちょっとだけついて歩いたけれど、概しておばちゃんたちは元気が良くご機嫌で霊験あらたかな楽しいハイキングなのだ。