あの頃の僕らは胸を痛めてブギーポップなんて読んでた

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2014-02-09

[]「目上には「了解」ではなく「承知」を使う」は誤用 21:49 「目上には「了解」ではなく「承知」を使う」は誤用を含むブックマーク

※2014/02/11追記:いろいろ調べた結果「誤用」というより「正確とは言い難い」ぐらいの意味になるかと思います。詳細は以下

http://d.hatena.ne.jp/tokoroten999/20140211/1392116309

・「了解」は失礼か?

http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20140209/1391937000

前々から「目上には「了解」ではなく「承知」を使う」という謎マナーを主張する人がちらほらいて、その度に不思議に思っていたのでこれを機に調べてみました。

結論から言うと、「目上には「了解」ではなく「承知」を使う」ということの根拠は発見できず、誤用の可能性が高いです。

■「承知」は謙譲語ではない

http://b-chive.com/honorific55/

部下が上司に対して、返事をする場合は、

「かしこまりました」

「承知いたしました」

を使うようにしましょう。この2つは謙譲語のため、目上の人に対して自分を下げることで敬意を示すことができます。もちろん、お取り引き先やクライアントに対しても、「了解」はNGです。

ネットのあちこちに、「目上には「了解」ではなく「承知」を使う」と書いてありますが、根拠は概ね上記と同じです。

つまり、「承知」は謙譲語なので敬語であるからOKだが、「了解」は敬語でないからNGというものです。

しかし、これはおそらく間違いだろうと思われます。

なぜなら、「承知」は謙譲語ではないからです。


http://kotobank.jp/word/%E6%89%BF%E7%9F%A5?dic=daijirin&oid=DJR_syouti_-040

しょう‐ち 【承知】

[名](スル)

1 事情などを知ること。また、知っていること。わかっていること。「無理を―でお願いする」「君の言うことなど百も―だ」「事の経緯を―しておきたい」

2 依頼・要求などを聞き入れること。承諾。「申し出の件、確かに―した」

3 相手の事情などを理解して許すこと。多く下に打消しの語を伴って用いる。「この次からは―しないぞ」

上記の通り、「承知」は謙譲語ではありません。

ネットで「承知」を謙譲語と書いている誤用を調べましたが、凡そ2パターンに分類されます。

(1)「承知」の「承」は「承る」という謙譲語であるから、「承知」は謙譲語である。

(2)「承知致しました」が謙譲語であるから「承知」は謙譲語である。

まず(1)と書いてあるパターンが多いですが、はっきり言ってこれは誤用です。

単語の一部分に敬語表現(と似通った字)が書いてあるとしても、その単語が敬語表現になるわけではありません。

もしそうなら、「参加する」は「参る」という言葉が使われているので謙譲語ということになってしまいます。

これについては下記の文化審議会答申資料で説明されています。

http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/keigo/guide.pdf

【14】 「御持参ください」,「お申し出ください」,「お申し込みください」などと

いった言い方には,「参る」や「申す」など,本来自分に使う敬語が入って

いるのでいつも気になっている。これらは,適切な使い方なのだろうか。

【解説1 「参る」や「申す」は, 】 謙譲語?に当たる敬語である。しかし,「御持参くださ

い 「お申し出 」, ください」,「お申し込みください」などといった表現の中に含まれる

「参る」や「申す」は,謙譲語?としての働きは持っていないと言ってよい。したが

って,これらの表現を「相手側」の行為に用いるのは問題ない。

(2)については少しややこしいです。「承知致しました」は確かに謙譲表現なのですが、正確に言うと

「致しました」が謙譲であって「承知」には謙譲の意味はありません。

従って「了解しました」は確かに謙譲・敬語表現ではないのですが、「了解致しました」は謙譲・敬語表現となります。*1

このあたりが混同され、「承知」は敬語だが「了解」は敬語でない、という誤解誤用につながっていったのだと思います。

■まとめ

・、「目上には「了解」ではなく「承知」を使うべき」という指摘の根拠はありません。おそらく誤用です。

・「敬語表現ではないからNG」という場合は「承知」「了解」は関係なく「致しました」をつけるかつけないかが問題となります。

 ×承知しました

 ×了解しました

 ◯了解致しました

 ◯承知致しました

※2014/02/11追記:いろいろ調べた結果一概には言い難いという結論に至りました。

詳細は以下

http://d.hatena.ne.jp/tokoroten999/20140211/1392116309

■結論

日本語は難しいですね(6年ぶり2回目)

 

*1:「致す」は正確には謙譲ではなく丁寧語かもしれませんが……

ななしななし 2014/02/10 09:34 「かしこまりました」ではダメですか?

BaBoBaBo 2014/02/10 10:02 「よろこんで〜」

hidecrhidecr 2014/02/10 10:26 歳よりなせいか
承知って聞くとどうしても
「がってん承知の助け」って茶化したり「承知!」と言ってカッコつけてわけもわからず短絡的に飛び出してく輩ばかり思いついて
私にとっては軽薄でいい加減なイメージしかない単語です

了解の方が堅く真面目な感じを受けるのだけど

tokoroten999tokoroten999 2014/02/10 11:08 >ななしさん
いいんじゃないでしょうか

>BaBoさん
あれいい言葉ですおね

>hidecrさん
承知しねえぞコラみたいな恫喝場面でも使われますよね

常盤常盤 2014/02/10 12:14 上司に向かって「了解しました」「承知しました」と言いたいときは
「承りました」と言うように習いました。会社に入ったときかな。
「承知」という熟語よりも「うけ・たまわる」という言い回しがなんか素敵なのでいつもそうしてます。

mark_tempermark_temper 2014/02/10 13:04 本文の内容には全面的に納得です。
ですが「「目上には「了解」ではなく「承知」を使う」は誤用」というタイトルは、誤用という言葉の誤用ではないかと思います。
その理由は2点から言えます。


1点目。
誤用は、私が説明するまでもなく、間違って用いることですが、「間違い」と「間違って用いること」はイコールではないです。
「「2+3=4」は間違い」であり、「「2+3=4」は数学記号の誤用」とは言えても、「「2+3=4」は誤用」とは言えないでしょう。

「目上には「了解」ではなく「承知」を使う」という命題は、(敬語として)正しいとは言えないので「間違い」ではあるかもしれませんが、その意味で仰りたいのなら「「目上には「了解」ではなく「承知」を使う」は間違い(正しくない)」と言うべきです。



2点目。
ここで仰りたいのは、「了解」だろうが「承知」だろうが、目上に対して使う言葉としてそれだけでは敬語としては不十分ということですね。
敬語として「不十分」で「失礼」であったとしても「了解」の場面で「承知」を使うこと自体は、日本語として間違いではないので、その点を誤解されないように、「目上に「了解」ではなく「承知」を使うことは、敬語として誤用」と正確に言うべきです。



以上、いかがでしょうか?
他の話題ならこだわらず流していいところでしょうが、日本語の誤りを指摘した文章なので細かい指摘になってしまいました。

mark_tempermark_temper 2014/02/10 13:19 しかし、「御持参ください」,「お申し出ください」が敬語として誤りでないという文化審議会の資料は、目から鱗です。
以前に受けた研修で、JAL出身のマナー講師に徹底的に直されたことなので。

BIFFBIFF 2014/02/10 18:11 ご参考まで。
『日本国語大辞典』(第二版)

「承知」
(1)目上の人の命令などをうけたまわること。拝承。領命。
*江談抄〔1111頃〕五「粗依先父之談説、纔置文字之様、所承知也」
*大内氏掟書‐一七四条・大永二年〔1522〕六月「兼而御諚之趣如斯。甲乙人等宜令承知、敢勿違失矣」
*塵芥〔1510〜50頃〕「承知 セウチ」
*浄瑠璃・神霊矢口渡〔1770〕一「我れは裏より密に出ん。監物は表てより委細承知(セウチ)仕つる」
*蜀志‐費詩伝「承知消息、慨然永歎」

時代を経て現在では「了解」との差が不明瞭になっていると思いますが、それでも

・承知しました。
・了解しました。

の間には語感の差が残っているのではないでしょうか。

目上に「了解を使うのは失礼と今では言い切れない」かもしれませんが「目上に承知を使うというのは誤り」とはいえないと思います。

tokoroten999tokoroten999 2014/02/10 19:07 >mark_temperさん
誤用というのは確かに正確とは言い難いですね。
誤認ぐらいの意味でしょうか。

>BIFFさん
貴重な情報ありがとうございます。
そうなると「承知」自体に敬語的なものということになるんでしょうか。
そうすると「承知致します」は二重敬語的になってこれまた微妙な話になりそうな気がします。

>目上に「了解を使うのは失礼と今では言い切れない」かもしれませんが「目上に承知を使うというのは誤り」とはいえないと思います

というより「了解」を「承知」に置き換えるべき、という指摘の根拠がない、ってのか主題です。2つは≒と捉えていたので、了解がダメなら承知もだめだし、逆も然りという主張です。

BIFFBIFF 2014/02/10 20:44 >tokoroten999 さん

>そうなると「承知」自体に敬語的なものということになるんでしょうか。
「元来はそうだった」とは言えると思います。
では現在も敬語か、といえばそうではないのでしょう。

正直に言えば「承知致します」は、私は二重敬語的な座り悪さを感じます。ただこれは皆さんのコメントを読んでもわかりますが、世代による語感の差なのだと思います。

yutaroyutaro 2014/02/11 18:33 目上とか目下とかいう文化もう支持するのやめろよ。
使ってるやつは支持してるやつだよ?

敬語の内
丁寧語は残っていいと思うけど
目上目下を決める「謙譲語・尊敬語は階級社会肯定語」じゃん。

tobitobi 2014/02/14 13:03  はじめまして。
 現在某質問板でこのテーマを話し合っています。
 いろいろ調べた結果。
「了解(です)」はぶっきらぼうなので目上には×。
「了解(いた)しました」を×にする「論理的な理由」はないが、×とする声が多いので使わないほうが無難。

 くらいが結論になりそうです。
「承知(いた)しました」は現代語では謙譲語ではありません。しかし、多少(程度には個人差あり)の謙譲語性をもっているということのようです。

 詳しくは参照URLご参照ください。

htht 2015/10/24 13:12 正しい例をあげた結論を先に書いてから
その理由を説明しろよ。
わかりづらいなぁ。無能かよ。

-- 2016/04/19 09:53 誤用というタイトルが間違いであることに気付いたのなら、タイトルを変えてください。ネット上に出てきて迷惑です。