東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

臨床と生活にいかす操体法⑥

今日は「想念」をわかりやすく、

脳の働きで説明してみます。

 

脳のホルモンで伝える「快」神経のルート。

 

それには、三つの幸福が考えられます。

 

 

一つは、「セロトニン」によるもの。

 

これは、減らない幸せと言われており、

「太陽光」を朝浴びて、「リズム感」を

感じる動きを通して、心とからだを繋ぐ

幸福を感じとることができるものです。

 

 

次に「オキシトシン」によるもの。

 

これも、減らない幸せと言われており、

「共感」の「絆ホルモン」なのです。

 

つまり、友情などの人間関係や環境、

コミュニティー等の繋がりによって、

愛という温かみを感じて幸福を受け取

ることができます。

 

 

そして、もう一つのものに「ドーパミン」

があります。

 

これは、減る幸せと言われてしまっており、

気持ちよくとも、中毒性を浴びやすいので、

お金や、名誉、富、地位など「欲」による

幸福が感じられた際に、多く分泌されます。

 

 

ここで考えてみたいのは、

「からだ」の意識で幸福とは何かですね。

 

「からだ」が、重く感じているのか。

「からだ」が、軽く感じているのか。

 

「からだ」の意識が、どこに伝わって

繋がって変化していくのか。

 

そして、

その時の「呼吸」はどうなっているのか。

 

このことは、生命エネルギーがどのように

流れているのか。

 

正当なからだの使い方をしているのか、

につながってくるのですよ。

 

                (続く)

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