東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

臨床と生活にいかす操体法・・・6

おはようございます。

 

遅咲きの今年の桜も、散り際を迎えている。

先週までは、美しく満開に咲き誇り、春の主役として親しまれていたのに…。

名残惜しい。

桜は美しさと儚さを併せ持つ。

美しく価値あるものだから、散り際は儚く感じてしまうのだと思う。

 

誰でも自分の人生があり、その人生は美しい。

美しいが、人生は有限。

その美しい人生の主役は自分だろうが、主人公は自分自身。

身がなければ、どうにもならない。

 

主人公には、本当の自分という意味合いもあるという。

本当の自分とは?

自分が主役としてどう生きるか、という面だけで考えていても埒はあかないと思う。

 

自分は、「どう生かされて、生きているのか」という自分自身への問いかけも必要。

自分のからだや、からだをとおして、どう生かされているのか?
問いかけながら学ぶ。

この学びは、日常生活をはじめ、人生を豊かで優しく美しいものにしていくと思う。

操体臨床も、そうしたからだからの学びなくしては、成り立たないと思う。

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