【グラ・フモールルイ】
ブレックファストは落ち着いたダイニングで。
リタイアしたドイツ人夫婦と隣り合わせる。穏やかで旅慣れているようす。ルーマニアは旅行しやすく、これでもう7回も来ていると言う。
壁画教会を観光するメインの日。タクシーをチャーターしてもらい出かける。
ドライバーのAさんは快活で話好き。
ギリシャ正教の熱心な信者で、車内でも修道院でもひっきりなしにいろいろ説明してくれる。とはいえ英語は得意ではなく、そのせいで、そもそも私たちが英語が得意ではないということ自体に気づけず、伝わらないのは自分の英語がダメなせいとばかり考え、さらに頑張っていろいろ説明しようとしてくれるので、申しわけない気持ちとおかしい気持ちでいっぱいだった。
このキャラはケルビムとセラフィムというそうだ。
移動。
曲がりくねった山道を進む。
峠で休憩。景色を眺める。
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モニュメントが建っている。
続いてスチャヴィッツァ修道院へ。
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ここの修道院も有名(壁画はないが)
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男性の僧がいることも他と異なる。
受付の人が気軽に撮影に応じてくれた。
内部は他に増して荘厳に感じられた。
午後5時、ちょうとミサが行われているのを見学。薄暗く高い天井に修道僧の歌う声が響いた。このような体験は私は初めてだろう(ロシアやウクライナでもなかったと思う)
プトナへの道中の風景。
緩やかな起伏をなす草原や畑。
穏やかで広々とした眺めがそのままの気持ちを誘う。
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巣を作っているのはコウノトリ。
宿への帰り道にドライバーが「うちの近所にもいいところがあるよ」と言って連れていってくれた。
17時で帰ってくる予定が19時になった。
夕食はホテルで。
ルーマニア風シチュー(といってもシチューというかんじではない)とルーマニア風ロールキャベツ(サルマーレ)。ママリガに顔をあしらってあった。
ハウスワインとブラックベリーの酒と一緒に。
それにしても、今日は、ギリシャ正教の文化や習俗としての力、広がりをつくづく感じた。Aさんという信仰者がまさにその好例だと思った。それについては別のブログに少し詳しく書いた。
→ http://d.hatena.ne.jp/tokyocat/20140806/p1
【take it easy】