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2004-11-03

天は札の上に札を作らず


新1万円札を見た。

まるでわかりやすいニセ札だった。

…今チャンスかも!

「この1万円札へんじゃないですか」「いやこれ新札ですよ」


 *


珈琲時光』をみた。

 珈琲時光 [DVD]

侯孝賢が切りとった日本の首都そして地方のまち。至福。

「あもうこれで終りか」とわかったとき、限りなく残念だった。

話がとうとうあまりはっきりしてこずじまいだったからではない。

(それはどっちでも全然かまわない)

もっとずっと何時間でもこの光景を眺めていたい、

この雰囲気に包まれていたい、そんな気分だった。


喫茶店、古本屋、狭いアパート、電車、路地、近所の人、古いアルバム…

さて我々は、候孝賢の映画のなかではなく、

ふだんの現実でこうしたものと接するときも、

こんな気分に浸ることは、可能なのだろうか?


 *


映画は吉祥寺にて。

そのあと「旅人食堂」という妙な店に行く。

アジアでバックパッカーが居着く一角には必ずあるような、

そんなコンセプトの店。

とくにタイのビーチとか中国雲南省大理とかを思い出した。


 *


ある雑貨店で、耳かきが急に売れ出した。

店員が不思議に思って客に尋ねると、

R25でみた」と言われたそうだ。

う〜む、そうか。

匿名匿名 2004/11/03 11:31 私も珈琲時光をみたのですが、色々気になる点がありましたので、もっと長く見ていたいとは思いませんでした。それは例えば素敵な喫茶店の客席で携帯電話を使うマナーであったり、長回しゆえにご飯を食べる前に手を洗ってないように見えるとか、初対面の人にインタビューをするのに帽子を脱がないとか…
それらの多くは観客=自分と文化的な違いに過ぎず(例えばご飯の前にいただきますを言わない家庭も多いと聞きます。帽子文化についても然り)、映画の評価とは別物ですが、本当に、気になってしかたがなかったんです…

tokyocattokyocat 2004/11/04 02:33 たとえば、下宿の部屋で肉ジャガを食べるときの小林稔侍ですが、そもそも「いただきます」を言わないような人物であり、とりわけあの時は父親の心境として無口になっている、と考えることもできるかもしれません。ともあれ、私は「いただきます」を私的にはあまり言わないせいか、とくに気にとまらず、すうっとシーンに浸っていました。

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