東京永久観光

【2019 輪廻転生】

柳瀬唯夫 元首相秘書官 参考人招致

国会は言論の府だということを実感する。どのように言葉を組み合わせて追求しても、同じく、なんらかの言葉を組み合わせて回避できてしまう。それがいくら詭弁と呼ばれようが、言葉が構成する理屈は強力だからだ。

それは法律の徹底性を思わせる。法治国家というけれど、それは、行政府の誤謬のなさを、すなわち役所の行為や役人の地位と給与を、言葉の理屈(法)ですみずみまで裏打ちし、絶対に死守できるような存在であるにすぎないのかもしれない。

そんな言葉の理屈に勝てるのは、言葉の暴力(ヤジや怒号)だけなのかもしれない。バカヤロ〜!