(株)東京資源 相場情報

弊社東京資源では、ほぼ毎日「相場情報」を発信しております。国内はもちろん、中国等海外のスクラップの動きも分かる相場情報です。

9月9日 相場情報

【9月9日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル=107円79銭【05:50現在】 ※N.Y.ダウ:21797(+13)
※N.Y.金:1351.20(+0.90)
※N.Y.原油:47.48(-1.61)
※LME銅($/t) 現物
午前:6780.0(-62.5)
午後:6697.5
※NYC銅(¢/lb)9月:302.15(-10.15)
※LME銅相場
9日に北朝鮮建国記念日を控え、北朝鮮が新たな挑発行動に出るとの警戒感をきっかけにした、投機筋の手仕舞い売りが出て急落した。

※本日時点予想計算値:ロンドン午前:780円、ロンドン午後:770、N.Y.:770円

【9月8日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:800円(9月7日より+10円)
※上海先物取引所 9月52270(-580)
※中国について、基本的な情報を整理しておきます。中華人民共和国、成立は1949年10月1日。
※毎年10月1日は国慶節として、いわゆる建国記念日の祝日です。今年2017年は中秋節(お月見)を含め10/1〜10/8が8連休となり大型の連休です。
※国としての方針や政策も10月1日を機に変わることが多いです。
※また、今年は、5年に一度の中国共産党全国代表大会(19回 中共党大会)が10/18より開かれます。
中共党大会は党の最高機関で、国の最高機関である全国人民代表大会(全人代)より格付けは上になります。
※さて非鉄金属スクラップの中国向け輸出、今年に入ってからの通関厳格化(一部天津地区での輸入禁止措置)は、中共党大会に向け、習近平の新たな体制構築と少なからず関係があると見ています。
※建前上は単に環境問題の為に、行っている通関厳格化ではありますが、
中国が今後、金属スクラップビジネスを通じ、
(1)金属資源を如何に獲得するか(逆に何を切り捨てるか)
(2)雇用を如何に守るか(逆にどの雇用を切り捨てるか)
この機に、大きな方針を出して行くのだと思います。
※雑線(湘南ヤード持込:【9月8日現在】
【1】 雑線エフケーブル:245-250円
【2】 雑線・一般:200-220円
【3】 雑線B  :100-150円
【4】 家電線 :価格付かず
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:歩留まりの呼称については、中国側の歩留まりを採用。】
【注意3:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意4:コンテナ単位の場合、買手の有無に因り大幅に価格が変わる為、別途ご相談下さい。】
以上