主人公のもってるものが多すぎて羨ましすぎる件「ベイビーステップ」



もってる

最近、テレビを見ればやれ“もってる”だの“もってない”だの言う場面を見かけますね。自分は“もってない”側なので、“もってる”側がとても羨ましいです。そんな俺でも唯一“もってる”と言えるものがあるとすれば、ベイビーステップの最新刊を“もってる”ことくらいですかねー。えへへ(←
若いうちに将来を見据えることが出来てる人間がどれほどいるでしょう。近年の若い人が日本、世界で活躍するのはよく見ます。しかし、それもほんの一握り。小さい頃に言った、サッカー選手になる、パイロットになる・・・といった夢を叶えられる人間はそれほど多くはありません。そんな中、漫画の世界ではありますが、自分の将来を見ながらテニスに励む選手たちがゴロゴロいる作品。それが「ベイビーステップ」。将来・・・という意味で、主人公のエーちゃんと全国3位の岡田の熱戦は見ごたえがありました。


絶対に勝つ!

エーちゃんは、常に思考を止めず、全てをコントロールするスタイル。一方の岡田の武器はライジングフラットのみ。しかし、それがまた厄介でしたね・・・。
エーちゃんは常に進化し続ける。これはもう読者的にも当然なのですが、何故か相手まで成長させてしまうのもエーちゃんの不思議なところです。というわけで、岡田も成長しました。成長の安請け合いをしすぎじゃないかと心配しまうほどに成長しました。元々、“岡田バズーカ(笑)”という隠し玉を持っていたこともあったのですが、それ以上に「自分のテニスを信じる」ことに徹することができた岡田は強かった。本当に強かったです。


エーちゃんの勝利

それでもエーちゃんが勝利できたのは、エーちゃんの伸びシロがまだまだ見えないことも大きかったかもしれません。相手は全国3位。ノーシード、そして無名だったエーちゃんが一躍全国区へとステップアップした場面でした。
ただ、負けた岡田にとっても実りの多い試合でした。現に岡田の進路を確認すべくぞろぞろとテニス関係者が挨拶にやってきたようで。負けはしたけど、岡田の将来を考えると勝ち組に残れた試合でした。やはり岡田バズーカを引っさげてのテニスの進化が目を惹いたのでしょう。彼もまた“もってる”男なのです。


とはいえ、勝利したのはエーちゃん。勉強も出来る。そしてテニスも強い。地味に性格もよい。そして岡田との試合を制したことで注目度もアップ!!彼はもってます。そして、もっていると言えば彼女もいるというオマケ付き。しかも美少女。彼は持ってます。
そんなエーちゃんにとって、22巻では大イベントが発生してます。






親を紹介する



親を・・・紹介・・・・・・・する?



親を紹介するだって!!!!!!?おいおい、誰の許可を得てそんなイベント起こしてるんですか。ナッちゃんは許しても、一読者の俺が許しませんよ。






エーちゃん母、衝撃走る

まぁ、とにかく親を会わせるイベントが面白かったです。特にエーちゃんのお母さんが一番驚いていました。そりゃあ、自分の息子があんな可愛い子と付き合ってるとか急に言われたらビビるでしょうねw
一方のナッちゃんは、エーちゃんのことを事細かにご両親に伝えていたようです。こちらはイメージ通りだったみたいですね。これで完全に親公認のカップル、いやバカップルとなりました。ただ、そんなバカップルを脅かす存在が一人・・・。




急に現れたアキちゃんが泣き出して・・・






アキちゃんはいつから・・・


モテモテだな、おい!!!

エーちゃん、ナッちゃん、そして二人の親御さんが仲良く話しているところにやってきた、清水亜希(アキちゃん)親子。アキちゃん母とナッちゃん母が話し始めたな〜と思ったら、お話がエーちゃんに及んだ途端に泣いちゃいました。アキちゃん母は、アキちゃんがエーちゃんのことを気にかけていることを知っててやったんでしょうが・・・色々と逆効果でした。難しい年頃ですね、うふふ・・・。
問題はそこからのナッちゃんですよ。可愛いを通り越して、エーちゃんの首をしめたくなります。





エーちゃんは私の彼氏だもん






私の方が好きだもん






あ、アニキぃぃぃぃぃぃぃぃ


(最後以外)爆発しろ!!ちょっと諭吉からホモっぽさが漂ってきます・・・。


あーあ、ナッちゃんが彼女とかどんだけ勝ち組だよ。やっぱり努力って大切ですね。頭脳、体力、彼女、恋のライバルに彼氏(←new)とたくさん持ちすぎて憎い。でも、面白い。とんでもない作品になってしまったもんやで・・・。