走れ!走れ!走れ!「進撃の巨人・第48話」※ネタバレあります

○進撃の考察本を夏コミで出していました



進撃大考察


感想とか↓↓↓


ステマではありません(多分)
どうも先月から今月にかけてバタバタしていたせいで、あまり宣伝できませんでした。買い逃した方もいらっしゃるかと思います。とりあえず、COMIC ZINさんで取り扱ってもらうことが決定しています。他は不明です。
アニメから漫画に入ってきた方、途中で読むのを止めていた方、ガチ読みしていない方、そんな方々にとって楽しめる本だと思っています。ええ、自画自賛しておきます。そこらの考察本には負けてない・・・かも。まぁ、なにはともあれよろしくお願いしまっす。一家に一冊、ついでに友人へのプレゼント等々。オススメでござんす。
ちなみに漫画ページも充実してますよー。


・・・まぁ、もっと早くから宣伝すべきだよね。
あ、COMIC ZINさんで取り扱いが始まってました。http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=17462 よろしくお願いしまっす。一家に四冊、進撃大考察!!


追記:とらのあなさんでも取り扱い始まってます。http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/14/54/040030145460.html




○今月は進撃号でしたね



表紙は進撃

今月号は分厚い!!!!
ビックリしましたね。連載作品が全て載っていたこと、その上で進撃が2話掲載だったこと、そんなこともあって鈍器と化していました。1000ページ近くあったことに驚きですよ、ホント。そして、今月号の表紙は進撃でした。敵である3巨人、そしてエレンたち3人組という構図がとてもカッコいいじゃありませんか。それはそうと、この前の表紙争奪ジャンケン大会で諫山先生が優勝したらしいです。年末の表紙は進撃で確定(12巻は12月発売)なので、もしかすると今年中にあと2回は進撃の表紙を見かけることでしょう。
ちなみに、今月で今年3回目の表紙でした。仮にあと2回あるとすると・・・12回中5回が進撃ってことになりますかね。働きすぎが心配です。何で宮島先生とかジャンケン大会で優勝しなかったんや・・・。

あと、今月号には11巻の特別版表紙が付いていました。もちろん買いましたよね??ミカサがとてもカッコイイです。その他、DVD2巻の情報、ソシャゲ情報、グッズ情報、別マガ調査兵団なんてものまでありましたね。諫山先生が普通に質問に答えてて驚きです。応募してみると面白いかも??

そうそう。ちなみに12巻は12月発売なんですけど、イルゼの手帳を収録したアニメDVD付きは10月4日が予約締め切りになってます。確実に手に入れたい場合は予約したほうがいいと思いますよー。













・・・と、いうわけで今月の進撃の巨人。サブタイトルは「誰か」でした。さてさて、この「誰」は一体誰を指しているのでしょうね。





○やはり弱小か・・・



走れ!

ももクロの楽曲の中に「走れ!」という超名曲があります(オレンジノートという曲も超名曲)。先月から逃げ出し始めた鎧の巨人を見ていると、この「走れ!」という曲を思い出してしまうわけで。とにかく走れ!という言葉が似合うほどに走りまくってます。諫山先生もきっと「走れ!」とか聞いてたのかな〜なんて。


憲兵団はよくやってる・・・?

先月の感想でも書きましたし、考察本にもしっかりと書きました。憲兵団って磨けば強くなると思ってましたよ・・・。いや〜全くダメダメですね。現状では囮扱いでしかありません。昔は同期の中でもトップの成績だったんですけどね。やはり大きな権力が彼らを堕落させてしまったのでしょう。そういや、リヴァイに煽られた時も濁してたりしましたっけ。今月に至っては恐怖のあまり、エルヴィンを悪魔呼ばわりしてましたね。お前ら働けよwwww
ただまぁ、彼らにとってはエレンが連れ去られることなんて、わりとどうでもいいのかもしれませんけどね。命を懸けてまでやることだとは思っていないことでしょう。今後活躍することなんてあるのだろうか・・・。





○今月のギャグパート



ベチョベチョのヒストリア

うへえ、きったねえ・・・
通常の巨人たちもそうですが、知性のある巨人たちも口に含むのが好きですよねぇ。女型もエレンを捕まえた時は口に含んでましたっけ。その時もベチョベチョしてました。ユミルに至ってはヒストリアが好きすぎて、口の中で舐めまわしてたんじゃないかと思うくらいです。あ、超大型がユミルを口に含んだりもしてました。お口くちゅくちゅモンダミン必須だね(←このネタは何歳まで通じるのか
巨人の服とかあって、ポケットに入れてあげられたらいいのに。


すごい勢いで食べようとしてくるじゃない
割といい奴らなんだよ

な、なんやこれ・・・
そうかー、巨人っていい奴らなんだなー(棒)。何でこんな緊迫した場面で、こんな面白いこと言ってるんだこいつら・・・。





○ヒストリアの想いは通じるか・・・



私はあなたの味方だから

さて、個人的には最悪の予想の方向である「ヒストリアがさらわれる」という状況に陥ったわけですけど、その中での唯一の光明が「ヒストリアによるユミル説得」というイベントです。少なからず、超大型、鎧、女型のように人類に仇なす行為をユミルは行っていません。つまり、まだユミルについては引き返す余地があるということ。それを、親友のヒストリアが説得すれば・・・と思っていました。
まぁ、逆に懐柔される可能性もありえるわけですけどね・・・。


ヒストリアは重要人物

でまぁ、結局のところ懐柔されたわけですよ。何と言うか、ヒストリアも優しすぎるのかなぁと思いますが・・・。
今までずっと、ユミルはヒストリアLOVE、ヒストリアのためなら何でもする〜と語ってきてましたが、実は全ては「自分のため」だったと語り始めます。仮に世界の状況が変化した時、ヒストリアという“切り札”がいれば自分は助かるという打算があった・・・、今のままでは殺されかねないからヒストリアは一緒にいてほしいと語りますが、どこまで本心なのやら。先月号の話を見るに、とりあえずどうなってもいいから「クリスタ(ヒストリア)に会いたい」から無理してでも連れ出すぞ!と言ってたんですけどね。ヒストリアに出会えた今、ヒストリアと“一緒に外へ”が重要になったというわけで、説得したようにも見えますが。まぁ、ユミルにとってヒストリアが“切り札”なのは変わりませんけどね。
そんなわけで、ようやくユミルの本心(?)を聞けたヒストリアは、彼女の言う事を聞くわけです。しかも「あなたの味方」とまで言ってのけましたね。この判断が吉と出るか凶と出るか。少なからず、ヒストリアも人類の敵に味方するというわけですからね〜。後追いしてくる調査兵団のミカナントカさんに殺されなきゃいいですが。
あと、やはりヒストリアは重要人物なんだなと改めて思わされます。それは壁の中に生きる人類だけではなく、壁の外側にとってもということになるわけで。前話の「座標」探しに関連するのかもしれませんが、そもそも壁を壊して人類を滅ぼそうとしている側が「壁の秘密」を知ることができるというだけで重要視するってのも不思議だなあ・・・と思ってみたり。いや、逆にそれだけ壁や壁の中の世界の成り立ちって重要なのかもしれませんが。巨人世界(?)と人間世界(?)を遮るだけのものかと思いきや、どちらの世界にとっても「壁」は重要なのか・・・。一体、壁って何なのよ!!





○巨人の力とは・・・



ベルトルトの大演説

最近、ベルトルトがよく喋るなあと思うわけですよ。後述しますが、今月号は色々と語ってくれてましたね。
そんな中、ヒストリアが「ライナーとベルトルトに脅されている」と勘違いしたことに対して、「逆だ」と言ってました。珍しく正当性を主張していて個人的には面白かった場面です。いや〜、そもそもヒストリアを攫う計画を立てたのはユミルですからね。先月号ではかなりの脅しをくらってましたし、「そもそも脅してきたのはユミルだぞ」というベルトルトの主張は真っ当なものです。まぁ、ヒストリアは信じないでしょうけどw
ただまぁ、そんなベルトルトがユミルを説得したというのも面白かったですね。ユミルの言うとおりに無茶をした。ただ、ユミルはヒストリアの説得に応じようとしていた。それを止めたのがベルトルトの大演説。そこから、ユミルはヒストリアを逆説得しはじめたわけです。ベルトルトもただ黙っている男じゃないってことですよ。
しかし、ヒストリアを壁の中に留めるというのはそんなに宜しくないのでしょうかねぇ。



巨人の力?

ヒストリア→ユミル、ベルトルト→ユミル、ユミル→ヒストリアの順に説得が行われた今月号。その中で気になったのはやはり「巨人の力」でしょうか。
そもそも「巨人の力」って通常、巨人化する能力だと捉えてしまうわけですよ。しかし、これまでの話を統合するに、ユミルはライベルの友人を食べて“人間に戻った”わけです。巨人の力って・・・何??人間が巨人になれる能力なの?巨人が人間になる能力なの?それとも、それらを自由に扱える能力のことなのでしょうか。
また、ユミルは“盗んだ”と言っています。やはり食べることで何かが起きるのでしょうな。仮に、仮にですが、エレンがユミルのような存在に食べられたら巨人の力を盗まれるということでしょうかね。ん?そういえば、エレンって1巻の時点で巨人に一度食べられてましたよね。あれも運が悪ければ力を奪い取られていた・・・?そもそもエレンが巨人化できたのもピンチになったからだと思ってましたが、食べられたという状況も関係してきたら面白そうですね。まぁ、尚更グリシャの注射って何なのだろうとなりますけど・・・。





○一方のミカサさん



殺す

こえーよ!
エレンを攫われてしまったどころか、ユミルの策略に嵌ったミカサさんが激おこプンプン丸です。今度こそ殺す、ユミルすらも殺すと意気込むミカサ。
なお、アルミンはそんなミカサをよそに、鎧の巨人に対しての考察なんかをしています。11巻でのエレンゲと鎧の戦いを見れば分かりますが、鎧の巨人は足の装甲を外して超速突進をしているのが分かります。アルミンが今月言っていたのはそれのことですが、あえてここで出すあたり、何かの展開に繋がるかもしれませんね。鎧の巨人にとって、逃走用の切り札の可能性もありますし、アルミンが言うように長い距離が走れなくなるからかもしれません(←アルミンの言葉の解釈ってこれであってる??





・・・と、いうわけで








容赦の無いミカサ

ぎゃああああああΣ( ̄口 ̄*)
ミカサさん本当に容赦無いですなあ。





○仲間とは



巨人軍包囲網

ユミルが巨大樹の森で待っていたためにヒストリアは奪われました。しかし、逆にそれは追いつく時間をもらえたということ。ライナー、ベルトルト、ユミルという人類の敵側に対し、調査兵団の面々が取り囲むという構図ができあがりました。ライナーは立ち止まることができない、そして超大型たるベルトルトも変身はできないでしょう(邪魔だから)。そうなると、ユミルが攻守の要となります。もちろんそれはミカサも気付いており、ガッツリ攻撃・・・と思いきやヒストリアによって止められてしまいます。


心の余裕と時間が無い

言葉が足りないのは昔からですが、ハッキリとユミルはどうでもいいからエレンを助けたいことを告げています。
「心の余裕と時間が無い」
とてもミカサらしいと思います。




全部嘘だったのか?

ミカサとヒストリア&ユミルが対峙し、ライベルに対してはジャンたちが対応するという構図へ。というか、“いつもの”メンバーが勢ぞろいするという皮肉な構図になってます。足りないのはアニとマルコとサシャくらいでしょうか・・・。あれ、そういやサシャってどうしてるんでしょうね。さすがに壁外メンバーにはいないですけど、確かにこの展開を考えていたのなら、サシャ話で死んでいても問題なかったのかなと思ってみたり。
そして、昔のメンバーからライベルたちへ精神攻撃が始まります。ただでさえエレンからも散々言われてきたのに、過去の仲間たちが立て続けに思い出を語りかけます。まぁ、ライベルは人類の敵ですけど、この精神攻撃は辛いですよw ライナーが精神おかしくなったのを考えるに、良心の呵責に耐えられないライベルというのは予想できますからね・・・。
まぁでも、エレンをあやしつけるのが無理とか、ベルトルトのおねしょとか、お酒の話とか、過去の彼らの関係性はとても興味がありますね。ベルトルトのおねしょ(寝相?)については、精神的にキテたのかもなぁと思ってみたり。





○ベルトルトの叫び



僕らを見つけてくれ

先にも書きましたが、今月のベルトルトはいつにも増して饒舌ですな。いや、全然喋ってないですけど、いつものベルトから比べればかなり喋ってます。そんな中、やはり一番気になるのは「僕らをみつけてくれ」という言葉でしょう。
まず「誰が人を殺したいと思うんだ!」という悲痛なメッセージがあり、一緒に過ごした時間は全て嘘じゃない、本当に仲間だと思っていたことを語るわけです。そんな中、最後に「頼む・・・誰か・・・お願いだ・・・。誰か僕らを見つけてくれ・・・。」と皆に伝えます。さすがに“誰か”が外にいる仲間だなんて思いはしませんが、104期生の元仲間たちの誰でもいいから見つけてほしいと願うベルトルト。


人殺しなんてそもそもしたくない。


でも、誰かがやらなきゃいけない(壁破壊?エレン拉致?)。


それがベルトルトやライナーが請け負っている業。ふと、本当はライナーやベルトルトたちが正義なのでは?と思ってしまうわけで。誰にも言えない密命を持った彼らが、仕方がなくやっていたとしたら?本当は人類を救うためにやっていたとしたら?まぁ、どこまでも想像の話ですけどね。どちらにしろ、人類を滅ぼしかねない事態を引き起こしているので救いようがないですが。そもそもこんな状況で、どちらが正義とか言えないかもしれませんし。とりあえず、読者側でベルトルトを見つけてあげましょう。
あと、何気にベルトルトの言葉に反応するユミルがとても気になります。彼女は何を思ったのでしょうね。





○起死回生の自殺行為?



巨人を引き連れたエルヴィン

さてさて、最後の最後にとんでもないことをしだしたエルヴィン。女型の巨人の時(巨大樹戦)はすんでのところで逃したわけですけど、今回はそうではありません。相当の覚悟を持って巨人を引き連れてきました。エレンたち初の壁外調査では女型が巨人たちを引き連れてきました。今回はエルヴィンが巨人を連れてきてます。これ、かなりの自殺行為です。見る限り、かなりの数がいますし、戦闘を楽にするための障害物も少ない。もちろん鎧の巨人を止めることにはなる起死回生の一発ですけど、下手をすると死んでしまいますよ・・・。



来月号どうなるんや・・・。
あ、そうそう。とりあえず冬コミにも申し込みしました。