現在のワークマシン
現在直接使っているマシンは、tyanのTigerMPXにAthlon MP 2400+を2個、メモリが768MB、ハードディスクは40GBを2個といったところ。これにCD-RドライブやDVD-RAM/Rドライブ、IEEE 1394ボード、GeForce FX 5200、YF724 PCM音源などを追加している。
OSにはWindows 2000を使っているのだが、MIDI再生でよくこけるし、Premiere Proが動かない。そろそろWindows XPへの移行を真剣に考えないといけないかもしれない。
このマシン、普通に使うには有り余るほどのパワーを持っているのだが、ビデオ編集をやろうとすると全然パワーがたりない。特に、コーデックを変換するときに顕著だ。かつてMPEG-1の再生に専用ハードウェアを使っていた時代があったが、MPEG-2を簡単にエンコードできるCPUが使えるようになるまで、あとどのくらいかかるのだろうか。
ちなみに、ネットワーク越しに使っているマシンは3台ほど。1台はメインのサーバーで、Webやらメールやらのサーバーになっている。メールやNetNewsの読み書きはこのマシンにログインして行っている。グローバルIPアドレスをもっているので、インターネットに繋がっているところからなら大抵アクセスできるので重宝する。で、バックアップ用にサーバーをもう1台、宇宙人検索用に1台。さらにWindows 98のノートPCが1台と、iBookにPowerBook G4が1台ずつ。
iBook
G3/500MHzのLate 2001モデル。元々はiPodの母艦として購入したもの。なので、当時としては一番安いノート型を買った。処理速度や機能は二の次である。したがって、光学式ドライブはCD-ROMのみ。CD-Rすら焼けない。
しかし、Macが買える身分になったんだ。というより、Macっていつの間にこんなに安くなったんだろう。初代Mac(どころかLisaも)は商売柄まっさきに触った口だが、あのころはやたらと高くて英語しか使えないパーソナルコンピュータ、という印象しかなかった。MS-DOSや4.2 BSDのコマンドライン環境に慣れきっていたので、あの革新的なGUIがあってもおもちゃにしか見えなかったのだ。ところが、iBookを購入した2001年12月時点で、iPod(初代の5GBタイプ)と会わせて20万円しないのである。ボーナスで買えちゃうんだもんなあ。
で、その後メモリを384MBに増やし、AirMacカードも入れてある。OSのバージョンが10.1から10.2、10.3へとあがるにつれて体感速度が上がってきたのは凄いと思うが、さすがに力不足である。iPhotoで1000枚を超える写真をハンドリングしようとすると、えらく待たされる。iPodの母艦としては全然問題ないので、どっかのショップでハードディスクを大容量な物に交換してもらってもう少し使おうかなあ、と思っていたのだが。
常用カメラ
2003年7月にソニーのDSC-U30を買ったら、これがメモやスナップには大変便利。セミプロとしての気合いの入った撮影はEOS-1Vでやるので、ニコンのCOOLPIX950は全然使わなくなってしまった。もはや中途半端な存在である。救いがあるとすれば、天体望遠鏡に付けて月の写真を撮るのに便利なくらいか。そういえば、M6もずいぶん使っていないなあ。
写りで言えば、EOS Kiss Digitalあたりはもう35mmのフィルムに匹敵するか、凌駕するくらいまでになっていると思う。やはり、大きな撮像素子は有利だよね。しかし、しょせんKissクラスのカメラに、10万円以上出す気にはなれない。ランニングコストまで勘案すれば十分安いのだろうけれど、銀塩カメラの価格ヒエラルキーに慣れちゃっていると、どうもダメなのだ。
まして古いメカニカルカメラの時代とは違って、来年にはもっと安くて性能のいいボディが出るのはわかりきっている。仕事でガリガリ使うなら元が取れるからいいんだけどね。