2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

あこがれドンキホーテ

お金と時間の節約のため、今学期はソルボンヌへは通わず、自分で勉強を続けています。バカロレアの試験を受ける高校生のための読本を使った学習を思いついたので、数冊買ってきました。まずはギュスターヴくんです。

ためいきドンキホーテ

シネマテークのメールニュースにあった「ストローブ=ユイレのDVD5名様にプレゼント」というのにどきどきしながら応募したら、抽選にはずれましたというメッセージがかえってきた。 ポンピドゥーセンターにギュンター・グラスが講演に来るというので夕方行…

アッバス・キアロスタミ「FIVE」2003年/イラン・仏・日

小津安二郎に捧げられた作品。 長回しワンカットが5編、全74分。そのうち4つは大海の波の動きと音が途切れず続く。1つめは波打ちぎわの丸太編、これぞキアロスタミ。まさか木の切れ端をみていてにやけるとは思わなかった。2つめの柵編、歩き慣れた歩道を…

ジャン・ユスターシュ「僕の小さな恋人たち」1974年/仏

どんなかわいい恋人たちの物語かと思っていたら。他の映画でみるのと変わらぬ容貌のイングリット・カーフェンが母親として出てきてしまった。ああ。 毎度フェードアウトで切り替わる画面に、着ている服からなにからまるでかわりばえしない別の日の少年の姿に…

ガス・ヴァン・サント「グッド・ウィル・ハンティング」1997年/米

観た映画ばかりを観るのは悪いくせだと思いつつ、「サイコ」は見送りでマット君。でもこれは、わざわざ見返す価値はなかったな。。。これからしたら、マットはいい方向に進んでるようで、よかったけど。それにしてもアカデミー賞ってなんなんだろう。

ビクトル・エリセ「Los desafios」1969年/西

オムニバス映画の3つめにあたる部分。これは意外な作品。「月に到着!」とか言って画面がストップしたかと思いきや、無人の村で若者4人+チンパンジー1匹がなにやらはしゃいで、最後はダイナマイトで爆発。むむ。 どちらの作品も、言われないとエリセの作…

ビクトル・エリセ「Los dias perdidos」1963年/西

Escuela Oficial de Cinematografiというところの監督コースにいたときに撮ったもの、と書いてある。学生時代の作品と思ったらよいのか。としたら大変優秀。スペイン市民戦争後のマドリードを背景に、失われた青春と過ぎ去った日々への虚しい思いを描いた41…

父の誕生日なので家に電話。食卓に並ぶおいしそうな食べ物の話を聞いて、うらやましくなる。カニ食べたい。まあとにかく元気そうでよかった。

ガス・ヴァン・サント「マイ・プライベート・アイダホ」1991年/米

だいぶ寒くなってきたため夕飯くらい家で食べたいと思い、今日は一本だけ。「誘う女」と「カウガール…」は見送ってしまった。 まだ子どもみたいな顔に見えたキアヌ。それでも20代半ばだったのね。若い。リバーはまだはたちすぎくらいか。今生きていたらそう…

ガス・ヴァン・サントのレッチリPV2作(1992、2007)

ガスが作ったレッチリのPVと言えば「Under the bridge」ですが、 http://www.youtube.com/watch?v=cHcGmhvDlCY 2枚組からのシングルカット「Desecration Smile」でもまた一緒に作っていた。4分ワンショット。レッチリにたったこれだけしか空間与えないとは…

ジャン・ドゥーシェのシネクラブ ラジオ

JD先生のシネクラブがネットで配信されてます。ただいま第一回分が聴けます。お題はペドロ・コスタでした。私はこれで復習してます。 声でわかりますが、ジャン・ドゥーシェはかなり太っております。もう70代も後半ですが、あの体型で元気なのはなんかすごい…

シャワーのジェット機能で整体で覚えた足のつぼをマッサージしてたら、お湯の勢いに負けてシャワーヘッドが飛んでった。壊れたのはホースのつなぎ目だったので、新しいホースを買ってきて交換。家の部品はどれも簡単に取り替えられるかわりにとてもやわにで…

ガス・ヴァン・サント「ドラッグストア・カウボーイ」1989年/米

ああ。 すっかり忘れてたけど、バロウズが出てきた瞬間、泣いた。おじいさんであるバロウズの体がただそこにあるだけで、画面は大変なことになる。 それがなくとも大好きな映画、であるのだけど。 最後に窓から見下ろしてるし。思わずハローハロー、と話しか…

リュカ・ベルヴォー「男と女と男」1996年/仏

パウロ・ブランコ製作、ジャン=ピエール・レオー主演。原題は"pour rire!"。登場人物たちはみな真剣そのものだったと思うけど、みてる側にとってはほんとに笑いの絶えない映画だった。 「ペール・ギュント」を歌いながら掃除機をかけてる姿で登場のレオー。…

だいぶ寒くなってきた。あったかいジャケットがもう1枚はほしいです。

秋のパリ

あれこれ観たい映画の予定を抱えながらも、全然違う新たな計画に参加しようとしたらグレーヴ(スト)に阻まれ市内探検になだれる。いろいろありましたが、個人的な山場はマチュー・アマルリックとすれ違った瞬間。たぶん本人。その直後には、あこがれの「ナ…

それよりなにより、引き続きフローベールなのでありますが、その話はまた!

アッバス・キアロスタミ「Le concitoyen」1983年/イラン

これに至ってはもう言う事なし。 イランに生きるなかでもきっといろんな思いがあるだろうと思うけれど、キアロスタミの距離感は参考になります。あの優しい声とたたずまいも、忘れないよ。

アッバス・キアロスタミ「Le Choeur」1982年/イラン

これまた全ての画面と流れが素晴しく。

アッバス・キアロスタミ「Avec ou sans ordre」1981年/イラン

タイトルの通りなのだけど、これ大好き。

初めて会う人々とフェット。まだ小さな少女と一緒にKinksで踊ってしまった。音楽のつぼ、合うじゃない。楽しかった。

もびい

かつてはMobyなんてまるで聴かなかったのに、こんな時になって「ボーン」シリーズのおかげで局地的に流行っておりますMobyの「Extreme Ways」。この曲も好みではないのだけど、妙に震える声が気にいって、これがないとボーンじゃない!!!という事態に。 ht…

サッシャ・ギトリ「Quadrille」1937年/仏

気合いの入ったギトリ特集。せっかくなのでオープニングに。

フランク・ボーゼージ「戦場よさらば」1932年/米

ヘミングウェイの原作。「武器よさらば」、であったか。 状態の悪いビデオでかなり画面がぼやぼやだったのでよっぽどやめようかと思ったけど、時間の関係もあって最後まで観た。けどううむこれは凡作。残念。

新たに社会保険に入り直した後、シネマテークの図書館へ行って調べものなど。行くと読むのは英語文献だったりする。映画ばかり観てると本も読まにゃあと思うのに、図書館にいると映画が観たくなる。ので下に移動。

夜のクラス3回目。やっとペースが分ってきてやっとちょっとほっとしたところ。

フリッツ・ラング「大いなる神秘 第2部」1959年/独

既にほとんど人物も場面も出そろい済みで、今日はただ一本調子に事態をおさめていくのみだった。昨日の興奮のまま一気に観れたらもっとよかったな。踊り子の衣装が昨日に増して過激だった(かくすべきところだけに宝石が張り付いただけの衣装とも言えないよ…