石原・鳥義にて

〆鯖・鳥義

 ここのところ、夕方になると雨が降りそうになったり、グズついていることが多いのでオチオチ安心して飲みに出掛けられません(苦)。ということで、昨夕も一旦買い物をしてから帰宅し、荷物を置いて出掛けた先は近所の鳥義さん。ちゃんこ屋さんですが屋号の鳥にあるように元々精肉店だとか聞いたことがあります。両国駅に程近いところにも焼き鳥屋さんで同じ鳥義さんがありますが、ご兄弟だとか。
 元坊さんとも一緒に訪れたことがありますが、あいにく煮込みはないのですけれど、ちゃんこ屋さんながら焼き鳥・一品料理もハイレベルなものが供される優良な居酒屋さんでもあります。この辺り、錦糸町に近いということもあり、酒場という点ではポツンポツンという感じでしかありませんが、一人気を吐くお店です。ちゃんこ屋さんなのにまだちゃんこを食べたことがないのは今まで一人で訪れることが多いせいです。
 この日のお通しは、煮貝、ホタテのヒモと茎ワカメ(?)の和え物、茄子の揚げたもの。いつも3品、煮貝は定番です。いやそれにしても家で少しグズグズしていてお店に着いたのが19時過ぎでしたが、もうほぼ満席。小さいテーブルに着きました。お店の奥には座敷があり40人ぐらいは座れるでしょうか。20人ほどの団体さんが入っていてそれはそれは賑やかでございました。飲み物はいつものようにレモンハイ¥320。『いいちこ』で作るレモンハイは一種独特の風味があり、すっきり爽やか。片言のオネーサンがサービスですと冷奴を運んで来てくれました。お通しの料金に入っているんじゃないかと思うんですけど、飲んでいるとそういう細かいことはどうでも良くなってしまいます。
 塩辛(イカ)をつまんでいるとやって来ました、〆鯖¥550。こういうのはレア気味なのが好きなワタクシ好みの締め具合。ワサビをチョイと付けて頂きます。程好い締め具合、そして酸っぱ過ぎず良いですね。こうなるとお酒が欲しくなるものですが、今日は我慢我慢。翌日に北極会(北千住を極めてみようとする会)を控えている身ですからネ。程ほどにしておきませんと。

 もう一つ、鳥わさ。こうした刺しモノが二つ続くのもどうかと思いましたが、これも好物なので仕方がありません。少しネットリとした食感がします。全く癖もなくさっぱりしていて、お酒が進みます。本当は焼き物も食べたかったのですけれども、一人で飲みに行けばこんなものでしょう。団体さんもますます盛り上がっているのでここら辺でお暇です。いつもながら満足のお店でした。